【改訂版】異世界で淫魔師ハレム【コミカライズ作品】 作:ドン・ドナシアン
「ふふふ、愉しみだね……。お前がもう精を出せなくなる前に、一度でもわたしを満足させてくれたら、命は助けてあげるよ……」
「ありがとうございます」
一郎は素直にお礼を口にした。
「その代わり、不甲斐ない結果に終われば、森の死霊たちの餌にする。あの死霊たちを人里に逃がさず、森に繋ぎとめておくには、時々は生きた餌を与え続けることも必要なのさ」
ユグドラはくすくすと笑う。
「駆け引きはしません。あなたを愉しみたい。それだけです」
一郎はユグドラを仰向けに寝かせて、その横にしゃがみながら言った。
女を抱いた経験は逃亡の前にエルスラを抱いたのが初めてだというのに、性交になれば、自分でも驚くほどに落ち着いていられる。
それだけではなく、異界の美女に対する純粋な欲情が一郎を包んでもいる。
この精霊の美女と愉しみ、そして、愉しませたい。
そんな感情だけが一郎を支配している。
覚醒した淫魔の力がそうさせるのだろうか……。
「まあ、ぞくぞくさせるような殺し文句を言うね……。それも淫魔師としての技のひとつかい?」
ユグドラが満更でもないように微笑んだ。
「そう思っただけです……」
一郎は横たわるユグドラの美しい女体を感心したように見ていた。
両脚を軽く開いて横になるすらりとした下肢はもちろん、全身に優美な伸びやかさは完璧な美しさだった。
その中でふたつの乳房がつんと突き出し、その先端は光沢さえも感じさせるようなかたちのいい乳首が乗っている。
本当に綺麗な身体だった。
だが、一郎の眼には、その身体にどこにも桃色のもやを見つけることはできなかった。
“ユグドラ
淫乱レベル:C
性経験:男**、女**
快感値:1000(正常)”
その文字がずっと一郎の頭の片隅に浮かんでいる。
ユグドラの性経験は、男でも女でも経験に溢れている。それだけ性に関してはそれだけ百戦錬磨ということだろう。
その女精をどうやったら満足させることができるだろうか……。
それを考えていた。
そのとき、ユグドラの脇の下に薄っすらとした桃色のもやを発見した。
一郎はほとんど無意識にユグドラの腕を頭側に伸ばすと、顔を屈めてその脇に舌を這わせた。
「うっ」
ユグドラの身体がぴくりと緊張した。
その瞬間、全身に桃色の筋のようなものがさっと流れて、ユグドラの身体のあちこちが桃色に光りだす。
そして、桃色の斑点のようなものが全身に浮かび始めた。
さらに一郎が舌を片側の脇腹から脇にかけて這わせ続けると、ユグドラの身体から力が抜けたようになり、全身にある桃色のひとつひとつの斑点が大きくなって繋がり始める。
一郎は胸をユグドラに乳房に押しつけるようにしながら、その桃色のもやの中でも一番赤い色に近かったうなじの部分に舌を這わせた。
次に耳の後ろ……。
こんなところに性感帯が……?
それは女体の経験がほとんどない一郎には少し当惑することだったが、いまの一郎には、その桃色のもやの道しるべでしか、ユグドラを満足させることはできないだろう。
「ふううっ……す、すごいね……さ、さすがは淫魔師……わ、わたしの弱い場所を……て、的確に……つ、突いてくるじゃ……ないか……。くっ……こ、こんな少女のように当惑させられる気持ちになるのは……ひ、久しぶりだよ……」
いま、一郎の舌はユグドラの耳たぶをしゃぶり、耳の縁をくすぐるように動いていた。ユグドラの声はすっかりと上ずっている感じだ。
気がつくと、ユグドラの性的耐久度の数字は、〈900〉を下回って〈800〉台になっている。
透明感のあるユグドラの皮膚はすっかりと薄桃色に包まれ、全身には汗のようなものでじっとり濡れていた。
乳房や股間の当たり前の性感帯はすっかりともやが赤くなっている。
だが、一郎はそこを直接愛撫することなしに、まったく別の場所を刺激することでユグドラが欲情していくことに興味を抱いていた。
もやが赤い色に近くなっているユグドラのほかの性感帯を探すために、一郎は顔を一度あげた。
あった……。
腕をとり、身体を横倒しにするように背中をこちらに向けると、背の窪みに舌をつっと動かした。
その線に沿って、濃い赤い線があったのだ。
「ひいっ」
ユグドラが大きな声をあげた。
しばらく舐めていると赤色が少し薄くなるような感じになる。
これは刺激に慣れてしまうからだろうと考えた。
ふと、見ると、足の指とお尻の部分に濃い赤いもやを見つけた。
どちらにしようか迷ったが、一郎はユグドラの身体を仰向けに戻すと、身体をユグドラの足側に移動させた。
そして、細くて長いユグドラの足の指を一本一本と吸いあげる。
赤いもやを舐めとるようにして、丹念に付け根まで舌を動かしていった。
「こ、こんなに丁寧な愛撫は……は、初めてかもね……。も、もういいよ。来ておくれ」
ユグドラが少し荒くなった息で言った。
「いいえ、まだこれからです。まだ、反対の足が残っていますよ」
一郎は言った。
ユグドラが乱れた部分を示し始めるのに反比例して、一郎自身はずっと落ち着いた気持ちになっていた。
もっとじっくりとユグドラを堪能するのだ。
そんな感情で満ち溢れている。
本格的に抱き合えば、これだけの美貌の女霊を前に、一郎はあっという間に達してしまいそうな気がする。
それはあまりにも勿体ない。
それよりも、もっとユグドラを満足させたい。
乳房や局部への直接的な愛撫よりも、それ以外の場所からじっくり責めることが性交には有効であることもわかってきた。
ユグドラの性的耐久度の数字は、500台にまで一気に下がっている。
一郎は反対側の足の指にも同じ愛撫を加えてから、ユグドラの肢体に十字になるかたちに被さり、再び腕をあげさせて、脇を指で擦りながら舌を這わせた。
「はあっ」
ユグドラが大きな息を吐いた。
一郎は舌や指で刺激をする場所だけでなく、その強さにも気を配るようにしていた。
赤い色のもやで示された場所を刺激するだけではなく、それをどんな強さで愛撫するかによってユグドラから浮かびあがる数字の下がり方が違ってくる。基本的には、最初は触れるか触れないかの強さで繊細に触るのがいいようだ。
それでユグドラの反応をしっかりと確かめながら、くすぐったそうにしたら少し舌や指先に力を加える。
それが一番効果がある。
くすぐったいままにしてしまうと、かえって数値が戻ってしまう。
一郎は刺激の加え方と数字の変化をひとつひとつ確かめながら、愛撫のやり方を模索していった。
また、指を這わせた場所を同じように舌でくすぐるという動きも使える。
それをやるとユグドラは激しく反応を示した。
「こ、これは……想像とは違う……。い、いい意味でね……。お、女扱いを……十分に心得ている……ようだね……。はあ、あっ、ああっ───」
ユグドラが背をのけ反らせた。
一郎はユグドラの脇を責める舌を一転して、乳首に吸いつかせたのだ。
そこのもやがぼんやりと赤みを増したからだ。
ユグドラの両手が一郎の顔を抱くように締めつけた。
「女扱いなんて……。女は今日初めて覚えたばかりです……」
一郎は一瞬舌をユグドラの胸から離して言った。
そして、また、舌を乳房に戻す。
舌先で乳首を転がしながら、指でも弾くように動かすということをすると、ユグドラの身体は、面白いように赤いもやでいっぱいになっていった。
“ユグドラ
快感値:211/1000↓”
「じょ、冗談だろう。きょ、今日、初めて女を覚えた坊やに、このユグドラが追い詰められているというのかい……? お、お前がクロノスが持っていた伝承の技を持つ本物の淫魔師としてもね」
ユグドラが息も絶え絶えに言った。
一郎は刺激を加えている胸から放射的に伸びる赤い線を指でゆっくりと辿って、乳房の谷間から臍、そして、臍から下腹部の亀裂に指と舌を動かして言った。
「はうっ、はっ、はっ……」
ユグドラが一郎の頭を掴む手の力が強くなった。
一郎はユグドラの下腹部に顔を押しつけられるかたちになりながらも、舌を動かし続けた。
そのとき、一郎はすでに真っ赤なもやで包まれているユグドラの下腹部そのものよりも、さらに下側のお尻の部分の方が、より色が濃いことに気がついた。
そういえば、さっき背中を刺激したときにも、お尻の部分は強く反応していたことを思い出した。
「膝を立てて、うつ伏せになってください」
一郎はそう言うとともに、ほんの少し抗いの態度を示したユグドラの身体を強引にひっくり返した。
ユグドラの身体は驚くほどに軽かった。
魔道で抵抗されない限り、力で強引にねじ伏せるのはそれほど難しいことはない。
「な、なによ?」
ユグドラが見た目にもわかるほどに狼狽を示した。
一郎は真っ赤なもやが集まっている尻たぶを両手で掴むと、尻の谷間に添って舌を動かし、尻の穴そのものに舌先をねじ入れるように押した。
「うああっ」
ユグドラは身体を跳ねあげるように動かす。
一郎はそれを全力で抑え込み、今度は股間に溢れていた蜜を指にまぶすと、それを潤滑油にして菊の蕾にじっくりと挿入していった。
女体に触れたのはエルスラに次いで二人目だが、女扱いは知らなくても知識だけはある。尻責めというのを現実にやってみたかった。
「そ、そんなとこ……」
ユグドラがはっきりとした拒否の態度を示した。
しかし、伸びてきたユグドラの手を膝で押さえるようにして抵抗を防ぎ、一郎はさらに指を深く挿入していった。
どのくらいの力を挿入する指に加えていいのかは、ユグドラの身体を染めている赤いもやの色に従えばいい。
勢いが強すぎれば赤みや数字が戻っていく感じになる。
それで調整するのだ。
いずれにしても、ユグドラのお尻はしっかりと一郎の指を受け入れている。
やがて、ユグドラのお尻は一郎の人差し指を根元まで飲み込んでしまった。
「すっかりと呑み込みましたね……。じゃあ、次はこれを抜きます……。ユグドラさんがここが一番弱いのはもうわかりましたから……」
一郎はそう言って、今度はゆっくりと指を抜き始める。
「ああっ、そ、そんなところを……」
ユグドラが羞恥で顔を染めるような表情になった。
“快感値:109……98……87……↓”
ユグドラの快感値の減少速度が怖ろしいほど速くなった。
この数値が〈0〉になると、女が絶頂するのはわかっている。
下降しているのも、女が感じてくれている証拠だ。
ユグドラはしっかりと快感を得てくれているみたいだ。
ただ指を抜き挿ししているだけなのに、一瞬ごとに数字が加速度的に下がっていく。
そして、指の抜き挿しを十回ほど続けると、ユグドラの身体の震えが止まらなくなっていた。
そのあいだも一郎は肛門を責めている指に加えて、ほかの部分の赤い場所を責めている。
数字が50を下回ったところで、一郎は肛門を責めている右手に対して、左手の指をユグドラのヴァギナに挿入した。
そして、両側から左右の手の指を肉襞を挟んで押すようにしてみた。
どんな反応をするかやってみたかったのだ。
「ひいいいっ」
ユグドラの狂乱が大きくなる。
さらに空いている指でクリトリスも刺激した。
「あ、あああっ、き、気持ちいい──。気持ちいいっ、ああああっ」
ユグドラがうなじを反り返らせて、絹を裂くような悲鳴をあげる。
数字はすでに30になった。
もう少し……。
ユグドラがはっきりとした欲情を昂ぶりを示しだす。
激しくなるユグドラの興奮に対して、一郎はまだ冷静さを保っていた。
ユグドラの身体の反応……。
赤いもやの示す性感帯の道しるべ……。
性の耐久度の数値の変化でわかるユグドラの欲情の度合い……。
それらをすべて観察しながら、ユグドラを確実に追い詰めていく。
数字が一桁になると、ユグドラは尻と股間を指で責められながら、がくがくと止まらない痙攣を始めた。
一郎はエルスラを責めたとき、すぐに〈0〉にするよりも、1か2のところで長く保持するようにした方が気持ちよさそうにしていたことを覚えていた。
だから、数字が〈0〉になりかけてユグドラの身体の震えが大きくなると、責め手を休めてじっとし、少し回復すればまた責めるということをやろうと思った。
「まだ早いですよ、ユグドラさん」
快感値が〈0〉になりかける刹那を狙って、いったん責めを中断する。
だが、すぐに再開して、また、〈0〉になりかけるとやめる。
それを数回繰り返しただけで、ユグドラは狂乱を示した。
「も、もう許して、もういいよ──。ああああっ」
ユグドラが悲鳴のような声をあげた。
身悶えが大きくなり、股間から滴らせる樹液の量もどんどんと増えていく。
「く、狂ってしまう。も、もう───。はあああ───」
ユグドラが吠えるように叫んだ。
そのとき、一郎は勃起している自分の怒張が膜のような油剤で覆われていることに気がついた。
まるで潤滑油でも塗ったように粘り気のある汗で覆われていたのだ。
少し驚いた。
これは淫魔師としての一郎の本能がもたらしたものなのか……。
尻責めでこれだけの反応を見せるユグドラは、まずは肛門に怒張を貫かせたいと考えたのだ。
そう思っていたから、それが可能となるような処置が自然に自分の身体になされたことにびっくりした。
あとは考えなかった。
やりたいと思うことをするだけだ。
一郎は前後の穴から指を抜き、指責めで開き気味になっているユグドラの肛門に怒張の先端を押し当てた。
「ま、待って。い、いきなり、そこを───」
ユグドラは叫んだが、抵抗の力は弱かった。
身体に至っては、言葉とは正反対に一郎の怒張を受け入れるように尻の角度と呼吸をしはじめる。
一郎は静かにユグドラのお尻の穴に怒張を挿入していった。
ほとんど本能のままだった。
なにも考えていない。
ただ、このユグドラの尻を責めたい。
そう思っただけだ。
「う、うはあっ、あああああっ」
半分ほど埋まったところでユグドラの性的耐久度の数字がついに〈0〉になった。
ユグドラが絶頂してしまったのだ。
細いユグドラの透明の身体が限界まで弓なりになる。
「まだまだ……ですよ、ユグドラさん……」
身体を大きくのけ反らせて震えるユグドラの身体を一郎は強く押さえた。
そして、さらに根元まで挿入する。
ユグドラの声は断末魔のような悲鳴になっている。
数字は〈0〉になったまましばらく保ち、さらに数字がさがりだした。
さっきエルスラにも同じことがあったから、この意味はわかる。
これは女体がこれまでの経験を遥かに越える快感を覚えたときに引き起こる現象だ。
ユグドラのステータスの数字が、マイナスをどんどんと駆けさがる。
「これからが本物の快感ですよ、ユグドラさん……」
一郎は今度はゆっくりと抜いていく。
そして、先端近くを抜きそうになったところで、逆に押し込んでいく。
一方で一郎は、自分でも驚いていた。
今日の今日まで、三十五歳にもなって童貞だった男だ。それなのに、なんの不安もなく、会ったばかりの女精に尻責めをしている。
まるで、女体のことを知り尽くしているかのように、次々に女の扱いが頭に浮かぶ。
また、尻の穴の中だって、どこに赤いもやがあるかを怒張の先に目があるかのように感じることができる。
そこを亀頭で抉るだけだ。
ユグドラはがくがくと痙攣を続けて激しく悶えている。
すごい反応だ。
一郎は美しい女精の痴態に息をのんでしまった。
いずれにしても、これが淫魔師の実力……。
とにかく、ゆっくりと律動を繰り返す。
ユグドラの声はほとんど奇声になっていた。
数字はマイナスのまま動き続け、しばらくするとそれが〈0〉になり、また、さがっていく。
そんな感じだ。
ユグドラは、かなりの長いあいだ絶頂を継続している感じだ。
大丈夫か……?
そうも思ったが、どうしてもユグドラをもっともっと愉しませたいという気持ちが消えない。
この女精にもっと尽くしてあげたい……。
一郎はユグドラがさらに気持ちよくなるように、どんどんと抽送の速度や角度を変化させた。
ユグドラの興奮状態が常軌を逸したものになっていく。
それとともに、強い力で肉棒全体が圧迫もされる。
「ううっ、も、もうだめだ……」
さすがに一郎は呻いた。
一郎は、根元まで深々とユグドラの肛門に怒張を貫かせたまま、精を先端から放出した。
「はううう」
ユグドラの身体が一番激しく揺れた。
腰を抱えていたユグドラの身体から完全に力が抜けて、ユグドラは絶息するような息を吐いて動かなくなった。
一郎はユグドラの尻から男根を抜いた。
「はあ、はあ、はあ……。す、すごい……。こ、これがあらゆる女神が平伏した伝説の技……。あ、ありがとう……。気持ちよかったよ。本当にありがとう……」
ユグドラがうつ伏せに突っ伏したまま、息も絶え絶えに言った。
一郎は声をあげて笑った。
「なにを言ってるんですか。いまのは前戯ですよ。これからが本物です。ほら起きて」
一郎はユグドラの透明の裸体をひっくり返して、その上に覆いかぶさる体勢になる。
瘴気の森の主の顔が引きつったのがわかった。
「あっ、はっ、はっ」
一郎の身体の下にあるユグドラは、大きく胸を喘がせながら一郎の腰の動きに合せるように腰をくねらせている。
「も、もう……い、いい……。た、頼む……。も、もう許して……。た、助けて──」
ユグドラはもう白目を剥きかけていた。
すでにユグドラが意識を失ったように脱力するのは二度に及んでいた。
また、ユグドラが絶頂に達した回数は、もう一郎にも数えられない。
ユグドラの快感値は一桁を上回ることはないし、いまもなお、絶頂とともに〈0〉よりもさがったりしている。
一方で一郎がユグドラに精を放ったのは、最初に肛門に放った一度きりだ。
ユグドラを長く抱くことでわかったのだが、一郎は精を放つのを自制しようと思えばいくらでも自制することができそうだった。
実際にそうしたし、だから、いつまでもユグドラの膣に怒張を埋めたまま抽送を続けることができた。
おそらく、これも淫魔師の力だろう。
今日性交を覚えたばかりの一郎に、そんなことができるわけがない。
だが、一度精を放つことで、かなり一郎も落ち着くことができたのも事実だ。
そして、冷静にユグドラの身体の赤いもやを観察しながら責めたてていっている。
ユグドラは狂乱した。
一郎は自分の責めにより、ユグドラの数字ともやの色と場所が刻々と変化するのを愉しみながら、挿入の速度に緩急をつけたり、あるいは、深さを変えたりしている。
また、忘れた頃にお尻の穴を指で刺激をしたりする。
そのたびに、ユグドラが大きな反応を示すのが愉しかったし、自分の手管でこんなにも美貌の女精霊が快感をいっぱいにしてくれるのが嬉しかった。
また、新鮮だった。
一郎は飽きることなく、いつまでもユグドラを愉しめそうな気がした。
「はっ、はっ、はっ、はあっ」
ユグドラの腰がまたもや大きく揺れて、数字が0を下回った。
身体は大きくのけ反り、怒張を埋めている膣の隙間から大量の尿のようなものが噴き出た。
一郎は身体を支える代わりに、両手を伸ばして胸から張りだしている乳房を握りしめた。
「はあああ」
ユグドラは断続的な悲鳴をあげながら身体を弾ませた。
すでに、どんな揉み方をすればユグドラが反応するかはわかっている。
一郎は下側から捏ねあげるようにしながら、先端に近づくにつれて力を込めていく。
ユグドラの乳房全体が真っ赤に熟れた果実のように染まるのがわかった。
股間に抽送を受けながらの乳房の愛撫に、ユグドラは感じすぎるくらいに感じているのだ。
しばらく、乳房を揉みながら、蜜に溢れている女陰を肉棒で責めたてるということを続けた。
一郎にはユグドラの局部の内側のどこが感じる場所なのかということがはっきりとわかる。
入口部に近い上の部分と最奥の部分だ。
いずれもそこに小さな丘のような膨らみがあり、そこを亀頭の先端で押すように刺激すると、面白いようにユグドラは反応する。
一郎は両者を繰り返し交互に責めた。
入口部……。
次は奥───。
また、抜いて入口部───。
今度は深く挿して最奥……。
そのあいだも乳房はじっとりと揉み続けている。
あまり何度も絶頂させてしまえば、また気を失ったようになるために、一時的に中断しなければならなくなる。
そうならないように、責めながら緩やかにすることも覚えた。
「も、もう、許して……許して……」
ユグドラは何度も同じことを言いながら、ついには泣きじゃくった感じになった。身体に起こっている大きな痙攣はもうかなりの長い時間止まっていない。
そして、奇声のようなものをあげだした。
これ以上は無理か……?
そんな気もした。
いずれにしても、一郎もそろそろ二度目の限界が迫っていた。
ユグドラの膣は一郎の怒張全体に絡みつくように密着するし、柔らかくて温かい粘膜の感覚も心地いい。
一郎は自制するのをやめた。
「ユ、ユグドラさん……、いきます……出しますね……」
噴きあがる欲情と興奮のうねりのまま、一郎は乳房を離してユグドラの裸身を強く抱きしめた。
自然と怒張がもっとも深く挿入された感じになる。
「お、おお……きて、来て───。おっ、おっ、おおおおっ……」
ユグドラが大きな声を張りあげて、身体の震えを大きくした。
一郎を包み込んでいるユグドラの腰が大きく動く。
ユグドラの「快感値」がまたもや0になり、その状態で保持される。
「あううっ、あああ、あいいいっ」
甘美の感覚に全身を痺れさせたようなユグドラがしゃくりあげるような泣き声をあげた。
そのユグドラに今度はしっかりと精を放っていく。
「ひ、ひいっ、引き込まれる……。ああ、あはあああっ。引き込まれる──。ああああっ」
一郎の精を受けながらユグドラが絶叫した。