ホシノが自分を卑下したりキスを意識すると先生が唇を奪ってくる話 作:古我辻占
夜中にベッドで横たわり、一息をつく。風呂上がりの火照った身体は程よいリラックス状態で思考も緩やかだ。
頭に浮かぶのはここのところ人外じみた挙動をする大人の顔である。あの大人に向ける恐怖の感情は決して無視できない割合ではあるものの、頼もしく思っているのも事実だ。
「…………」
思春期のそういう時期、少なからず良く思っている年上の異性を連想して致したくなるのはごく自然なことだ。仮に不自然なことがあるとするならば
「……あっ」
ただイメージをしただけで音もなく現れ、唇を奪う大人の存在だろう。
いつもは蹂躙するような舌使いなのに、こんな時は優しく蕩けさせるゆとりがある。
「んんっ……」
足を擦り合わせ、もどかしいながらも秘所を刺激する。
ただのキスだけでは足りない。優しい口づけでは物足りない。
「先生……触って……?」
先生の太い手を掴み、パジャマの下へ誘導する。
今までされるがままだったキスも、今度はホシノから先生の舌へ絡める。
そして……
下着越しに性感帯を撫でられる。布のざらつきが敏感な部位へ荒い刺激を与える。
少しずつ荒くなる息は、空気を欲する呼吸は先生の匂いで代替される。隙間なく唇を奪われ、唾液を流し込まれていく。
唇の端から唾液は溢れ、首を伝い、火照った身体を冷たい唾液が零れていく。決して強くはない刺激が積み重なり、秘所のとりわけ敏感な個所を弾かれてホシノの身体は跳ねた。
「…………ぷはっ……」
長い口づけから解放され、新鮮な空気が肺を満たす。体の熱を逃がすように服を脱いでいく。パジャマを脱ぎ、下着を脱ぎ、両の手を先生へと伸ばす。
熱に浮かされた少女のように、想い人を求める思春期の子供のように、初めてを想い人に受け取ってほしい一人の女性のように。
「……いいよ、来て」
幼い身体に不釣り合いなものがあてがわれる。いくら濡らされていたとしても無理なように思われる。
生徒を相手に行為に及ぶ意味や、見合わない体格の相性など、今更でも引き下がる理由はいくらでもある。それでも
「…………」
目の前の女性のふり絞った想いを無視はできない。だから、ゆっくりと押し込んでいく。
狭い入り口をかき分けて沈められていく。
「んっ……♡」
甘い吐息が無理をしていないと言っているようだ。形を覚えさせるように、血管の一本さえも馴染ませるように穿っていく。
強い締め付けに先生の息も荒くなっていく。狭い穴がホシノの意思でさらに締め付けられながら受け入れ、やがて子宮さえも押し上げられる。
「……う、へぇ……、こんなとこまで届いちゃったよ……」
お腹が先生のモノで不自然に浮き上がっている。ホシノの表情は苦しそうではあるものの、痛みはなさそうだ。
肩へ置かれていた手は先生の頬へ添えられ、今度は彼女から口づけをする。
それに促されるようにゆっくりと抽挿されていく。一突きごとにお腹の中を引きずり出され、あるいは押し上げられていく。繰り返される圧迫感と喪失感がその大きさを否が応でも理解らせてくる。
大きな手で丁寧な愛撫もされ、満たされていく感覚が、包み込んでくる快感が、容易く彼女を絶頂させる。
「……んっ!?」
それに気づいているのかいないのか、先生は動きを止めない。むしろ抽挿のペースを少しずつ上げていく。
ホシノは絶頂から降りられていない。だというのに責めはより激しくなっていく。
部屋に響く水音は大きくなっていく。蹂躙する口づけはむしろ貪るように深くなっていく。そのどれもが今の快楽を促進し、絶頂をより深くしていく。
「んんっ!んー……っ!!」
抗議の言葉は届かない。深くなる快感と比例するようにより締め付けを強くしてしまう。それに応えるようにペースは上がり、ホシノの中で膨らんでいく。
(待って今ゴムしてないっ、先生止まって!)
彼女の心中など届くはずもなく、自分の中の怒張したモノに言いようのない感覚を覚える。感覚の答えは、先生の腰を掴んで離さないようにしている脚が知っているのかもしれない。
程なくしてドクドクと注がれる。脈動がお腹越しに見え、結合部から溢れる。白濁液が注がれ、押し込まれ、溢れる。ゼリーのような固形物がうごめく感覚にホシノはまた達してしまう。
「…………ぁっ……」
ずるりと引きずり出され、無理やり押し込まれていた分がこぼれる。彼女の身体のどこにこれほど注がれていたのかと思うほどの量がベッドを白く汚していく。安全だの危険だのという心配は意味をなさないと分かる程度に。
「……先生、責任取ってよね おじさんを孕ませたせきに……あ」
ひくつき痙攣する秘所に興奮している先生は再び硬さを取り戻す。
彼女はまたキスをされる。これからは先生のモノで、自分のメスに。
「…………うへぇ♡」