〈催眠を掛ける魔法〉でヤリまくる 作:shiguma1124
第二次試験の前日。
原作エピソードでは昨日に比べて描写が多く、狙いどころの日である。
(描写のあるキャラで言えば。フリーレンとフェルン、そこにラヴィーネとカンネが一緒で。ヴィアベルとシャルフがシュタルクを連れ出して魔物討伐。あとメモでも曖昧なとこで言えば、確かエーデルは第一試験のパーティーメンバーと一緒に居たっぽいんだっけ)
出来れば一人で行動しているところに近付きたいから、標的となる人物は絞れて来る。
不確定枠としてはラオフェンだ、いつどこでデンケンと一緒に居てもおかしくない。
メトーデとレンゲちゃんはこの前手出したから今は後回しで、同じ理由でユーベルも除外。
ゼンゼも狙ってはいるけど多分試験中は準備とか忙しいだろうから無理そう。
となると残すところはあと一人……。
(もしメモを書いた時の記憶が正しければこんな感じの森で……発見!)
偉いねぇ偉いねぇ。
試験前日も鍛錬をしにこんな森の中まで、本当に偉い。
今回ターゲットに決めたのはエーレ。
作中では出番もあまり多くなかったし、比較的影は薄い方だろう。
だが、第一次試験でヴィアベルに言った例のおんぶをねだるシーンは一時の話題を掻っ攫った。
勿論瞬間風速でアウラを超えた訳じゃないけど、結構刺さって忘れてない人も多いんじゃないか?
気品を感じさせる立ち振る舞いと時折見せる子供っぽいところのギャップ。
やはりギャップに人は弱いのだろう、俺が彼女を覚えているのもそれが大きい要因だと思う。
(集中してるみたいだし、こっそり近付いてやるか)
今はじっと座っていて意識を集中させているみたいだ。
ちょっと脅かしてその反応を楽しむついでに催眠も掛けちゃおう。
普段発揮する事の少ない俺の潜伏センスはこういう時に光る。
魔力を消し、足音をなるべく立てないよう接近。
最早手を伸ばさずとも近付ける位置にまで来てから肩に手を置き一言。
「や」
「うわぁ!?」
敵襲や奇襲みたいな悪意のものじゃないから気付かれずに接近出来て、ちゃんと驚いたうえに体勢まで崩して反応してくれる辺り百二十点。
「な、何よあん……」
まぁ文句言われるより先に催眠で黙らせちゃうんだけど。
「さて……近くに予備の小屋があったか。『着いてこい』」
都市に戻るのも手間だし、本拠点にはアウラが居るからこういう時用の小屋へ向かう。
今からこの子とエッチするからどっか行っといて。なんて流石に可哀そうだし。
(エーレはどこまで楽しませてくれっかな)
‣‣‣‣‣
簡素な小屋の中。
必要最低限の物しか揃っていない中、唯一上等だと言える寝具。その上。
「ん♡っ♡っはぁ…っ♡」
体を密着させて行われる彼女の濃厚なキスと、止まる事のない下の動きに俺は身を委ねるだけ。
行為が始まってから一時間近く。
初物特有のキツさもなくなり、時間も気にせずゆっくりと行為に浸っていた。
今回はそういう事が出来る催眠なんだから。
「っ。もうずっと腰振っちゃって、品性はどうしたんだよ品性は」
やたらと唇を重ねたがるので、空いた隙に言葉を捻じ込まないと弄ったり出来ないのは難点かな。
「品性とか、今そういうの必要じゃないから」
「戦いの中にすら品性を求める奴のセリフとは思えんな……」
「な…もしかしてあの戦い見てたの!?」
フェルンと戦ってる時に言ってた言葉を持ち出せば、かなりの勢いで食いついて来た。
やっぱり負けたの悔しかったのかな。
「助けようとか思わなかったの?試験だからって」
(実際には見てないから無理なんすよねぇ。しかも仮に見てても殺されるとかじゃなきゃ助けんよ)
けど思っていた通り、面倒くさい風にはなってくれたかな。
「もう……久し振りに彼女に会えたのに、その扱いどうなのよ」
そうそう、今回の催眠は恋人設定。先日のユーベルが一瞬見せた面倒な彼女風の言い草が刺さったのがきっかけ。
エーレは可愛いけど付き合ったら絶対に面倒だって確信があったらからこうしたけど、大成功みたいだ。
普段真面目な子が甘えたり弱いとこ見せたりするの、イイよね。
「久し振りに彼女と会えて、エッチも出来て。俺は天にも昇るような気持ちですよ」
「そこまで言うとわざとらしい……もう、ほんとに」
ちょっと不満げなこの感じが最高なんだよなぁまったく。
(やっぱシチュとか人格とかガッツリ弄るのも催眠の醍醐味だよな)
最悪ヤる事だけを考えればどうにか出来るかもしれないが、こんないちゃらぶっぽい空気は持っていくまで中々面倒だ。
手っ取り早い催眠には感謝しかないね。
「嘘じゃあないんだけどな」
こんな可愛い子と出来て不満なんてある筈がない。
「…でしょうね、だって……」
態度で示せなんてよく言ったりするが、その点俺は既に示している。
「ほんとに嘘だったら、こんなに固くしてないでしょ?」
深い所で繋がっている俺の肉棒が全て証明してくれるのだ。
心配も手間も何もない。
「その通り」
「調子いいんだから……ほんと」
そんな熱っぽい目で見られても怒られている気がまるでしない。
発情してる雌という風にしか見えないし、いや実際そんな状態なんだけど。
弄ったのは性格そのものじゃなくて関係性だけだから、彼氏が出来たら実際こうなるんだと思うと尚更可愛い。
「今日はまだまだ付き合ってもらうからね」
「そりゃ望むところだけど、明日の事考えるとちょっとは手加減しないとな~」
「……そんな事言ってられる余裕がいつまで持つかしら」
(効いてる効いてる、雑に煽ったけど効果抜群で結構)
こんな分かりやすくて即興で作った雑な煽りに反応してくれて何より。
負けず嫌いの心に火がついたのか、どうやら搾り取る気満々らしい。
目にハートマークが薄っすら浮かんで見える気さえする……。
でも実際、ここからのエーレは想定を上回ってきた。
「っ♡はっ、ぁ♡」
別に性技はそこまで上手くはない。
だが求愛行動とも言えるような体全体の動きが絶妙な刺激を与えて来る。それは身体的だけでなく、精神的にも強く。
多いと思っていたキス以外にも、体の密着度が高いのか?寝転んでいる俺の上に重なる様にしているだけなのに。
全身で彼女の肢体を感じると言うか、いつも以上に人の熱を感じる。
好きという感情に発情が重なった結果なのかは分からないがそれでも珍しい体験。
やはり肉体的な快楽と同じ位精神的な快楽を重要視する俺にはこういった趣向のものが合っているのだろうか。
「んん♡っ。どう?ちょっとは余裕、なくなって来たんじゃない?」
やはり負けず嫌いか。でもこういう事聞いてくるのは嫌じゃないし、なんなら望むところ。
「俺からすれば、攻めてるそっちもあんまり余裕なさそうに見えるけど」
「素直じゃないんだから…やっぱりイかせてあげるのが一番みたいね」
そう言うと止めていた腰を再び動かし始めるが、その動きはさっきよりも速く。そしてより深いものに。
勝負を掛けるつもりでやったのなら大成功だ。段々上達してきた事もあって素直に気持ちいい。
さっきから感じている体の密着感がやはり良くて、今俺は彼女と繋がり重なり合っているのだと強調されているみたいに感じられるから。
だが俺に効くのと同時に、向こうも向こうで動きを速く深くした分刺激が強くなり。
さっきよりも反応が強くなってきている。
騎乗位特有の行き止まりの上へと押し上げている感覚が強いので、恐らく彼女の子宮口辺りとぶつかっているのだろう。
「あぁ♡は…♡ん゛♡♡」
自分で攻めておきながら自爆しているのは大変可愛らしくてイイ。
その反応含めてこみ上げてくるものを感じる。
「そろそろ、お望みの出そうだけど……そっちも限界っぽいね」
「げ、限界なのは、どっちが…ぁぅ♡」
反論の最中に感じちゃって言い切れないのも可愛くて好き。
(っ、締め付けキツくなってきた。ほんとにそろそろだな……)
とは言いつつ自分もかなり限界が近い。
軽い絶頂を繰り返していたのか、膣の締め付けが明らかに変わってきている。
今は我慢する時でもないしもう出しちゃっても問題ないだろう……。
「はぁ♡イっちゃう、のに……腰、止まんな…あ♡」
「……ほんとなんでそういう事言っちゃうかな」
本当にこの世界のキャラ達は何故こうも最後の最後でこちらに効く言葉を言ってくるのだろうか。
(お陰で最高の射精キメれそうでいいんだけどさ)
「イクよ…もう、出すからね」
「あ♡わ、私も……っく♡」
弱りきっているというのに一切止まらない動きに、俺もエーレも絶頂を迎える。
「あ゛♡イっっく…♡♡♡」
その絶頂と共に彼女が吹いた潮を体で受け、同じ様に俺も長い射精を彼女の中に流し込む。
絶頂の快感とそこから来る痙攣。
それらを分かち合うように抱き合うこの瞬間が好きだ。
お互いの体を強く抱きしめて離さないこの瞬間が。
「ごめん……体汚れちゃったよね」
そんな中、俺の体に顔を埋めるエーレが必要のない謝罪をする。
「気にしないからいいよ。光栄な位だしね、そんなに気持ちよくなってもらえて」
本当に必要のない言葉だ。
そもそもお互い舐め合ったりとかしてるのに今更では?と思うし。
「……ちゃんと気持ち良かったでしょ?」
「勿論」
「まぁあれだけ出した訳だし」
「分かるもんなの?出された量とか」
「何となくよ。他がどうかは分からないけど、少なくともあんたがいっぱい出してるのくらいは……」
(こうやって平和にいちゃこらすんのが一番なんすよ……)
てな感じで良い雰囲気の会話を楽しんでいたのだが、好事魔多いしとはこの事か。
原作での描写からエーレを狙った訳だったが描写があるのなら本編に関わるシーンがあった訳で……。
要は原作でもあったイベントがやって来たのだ。
カーテンを閉じているが音で分かる。鳥だな。
(試験の通達か……まぁさっきのタイミングじゃなかっただけマシか)
「何?この音」
「…俺が出る、どうせあれだろ。試験の」
名残惜しい気持ちを感じつつベッドから出て、窓の外にいる伝達用の鳥を確認。
すると同時に中へ投げ込まれる手紙。
体の反応が良かったから掴めたけどなかなかの速度で投げやがったなあいつ。結構速かったろ。
ま、突然投げられた物を片手でキャッチとか格好良くてやってみたかったから、それが出来た礼で許してやろう。
紙を纏めている紐を解きながらベッドに戻り、淵に座りながら中身を読む。
「本当に試験のだったの?」
持っている手紙を覗き込もうと後ろから顔を飛び出してくるエーレ。
なんか抱き着いて来てるし、背中に当たる柔らかい感触も相まって良いなこのシチュエーション。
とか考えてるのは全部心の内に秘めておいて真面目に話を続ける。
「次はゼンゼが担当するとか場所がどこだとかって中身」
「ゼンゼ、って。確か試験官になってから一度も合格者出した事ないって聞いたけど」
「らしいな。でも試験官程度で合格に差が出るような奴なら、仮に一級魔法使いになっても直ぐ死ぬんじゃねぇの?」
「それはそうかもしれないけど……厳しい、って情報位は知っておいて損はないでしょ」
正直後の合否結果を知っている俺からすればこの会話は若干胸が痛い。
俺としてはさっき言ったのが意見の全てだから、ここでエーレとか他のキャラが受かる様に働きかけたりはしないつもりだし。
(気まずいなんて思う様ならいっそ……)
だからこの会話は終わらせたい訳で。
そうするのに手っ取り早いのはやっぱセックスだよね!
体にめっちゃ触ってくるのやっぱ誘ってるのか?そうじゃなくてももう知らねぇよ、興奮させやがって。
持っていた手紙は適当に投げ捨てて、隣で密着してきてる彼女を押し倒す。
「わっ。もうちょっと、何……って」
突然の行動に驚いた風だったけど、下の方に視線が向いた途端納得した様に目を細める。
「さっきから誘ってるみたいに密着してきやがって、覚悟しろよ」
「ほんと……品性の欠片もない」
「今必要ないらしいから、手加減せずいくぞー」
「ちょっ、強引なんだか…っ♡」
返事は最後まで聞かずに再度挿入。
文句を言いながらもされるがままなのも可愛いが、他で気になった事が一つ……。
「ふっ♡あ♡…ぁ♡ん゛♡♡」
これまで色んな子達とエッチしてきたけど。
多分エーレが一番だ。
一番弱点が分かりやすい、面白い位そこだけ反応が違う。
(強気な人はお尻が弱くて、誘ってくる人は攻められるのが弱い。って通説聞いた事あったな、ならエーレはなんだ?後者に近いタイプか)
高潔で、プライドのある人物の体を支配し、心までおちょくってやるのは最高に楽しい。
身も心もボコボコにして快楽で徹底的に堕とすのが俺の趣味だからね。
これまでで一番の強さでその弱点を突く。
「っ…あ゛あ゛♡♡♡」
確信に至ると、快楽を逃がそうとくねる腰を腕で固定し弱い部分に当て続けたまま俺は煽りを入れ始める。
「やっぱエーレさぁ……奥が好きでしょ」
単純明快で何の変哲もないが、ここまで一部分が弱いというのも珍しい話だ。
「な、なに言ってんの。別に好きとかないから」
(分っかりやす、誤魔化すの下手過ぎでしょ)
最早隠す気があるのかどうか分からない位視線を逸らしてるし。
あと一瞬驚いてる顔出てたよ、引っ込めても遅い。
俺の胸元位に膝がある位置で足もずっと開かずにいてたけど、それも奥に行くのをなるべく防ぐ為だったのかもとか考えると尚更可愛い。
そういう些細な抵抗を剥がす瞬間ってなんでこんな楽しいんだろうね。
より近くへ、より深く繋がる為に体の前で閉じていた足をこじ開けて更に腰を押し付ける。
「っく♡♡も、ま…って♡」
「待たないよ。好きって分かってないなら教えてあげなきゃ」
ちょっと嫌がってももう遅い。
「こうやって奥にぐりぐり、って押し付けてみたり……」
「あ゛♡♡ん゛♡ん゛ん゛♡♡」
「出来るだけ下がってから思いっきり打ちつけてみたりとか……さ!」
「っっあ゛♡♡♡ぁ゛あ゛♡♡」
どう刺激しても絶対的な弱点がとても良い反応をしてくれる。
奥に押し付けた時の絶え間ない快感に身を震わせるのも、強く打ち付けた時のとびきり強い跳ねも。
とても比べるなんて出来ない程眼福な光景だし。
膣の締め付けも病みつきになる。
「ん゛ん゛♡♡♡♡う゛ぅ゛♡♡♡」
「やっぱ好きじゃん。そんな気持ちよさそうにしてさ」
連続で大好きなところを突きまくってみたが。
返事をする余裕すらなくなってきたのかただ喘いで俺を受け入れる事しかせず。
さっきは潮を浴びせた事に対して謝ったりしていたのに今は恐らく気付いてすらいない。
ぷしゅぷしゅ、とこれまで中々見ない程吹きまくっているのに。感度の設定は他と変えてないからそこは体質かな。
まぁそこもイイんだけど。
この期に及んでまだ腕だけはこちらを抱きしめてきているのも可愛らしさが溢れているし。
「あ゛ぁ゛ぁ゛♡♡♡あ♡っっぅ゛♡♡♡」
エーレの反応も一頻り堪能し、俺もそろそろ限界を感じ始めてきた頃。
恐らく無意識レベルの彼女の行為がそれを助長させてくる。
ずっと力なく倒れているだけだった足をこちらの体に巻き付けてきたのだ。
(はっ?何、これ……って考えるまでもなくあれだな)
こんなのどう考えても膣内で出してほしいという合図でしかない。
いや正確なところは知らんけど、こっちはそう受け取る以外に他ない仕草だ。それ位破壊力のある事だと分かってほしい。
ので分からせてやろう。
「エーレ、中に出すぞ」
「はぁ゛ぁ゛♡♡いい、いい…よ♡」
最後も変わらぬ動きで俺も彼女も果てる。
彼女の大好きなところに一番刺激が伝わるよう腰を強く掴んで、俺は自身の一番の快楽を目指して。
「イ゛く♡イクイク♡♡♡っっあ゛あ゛ぁ゛ぁ゛♡♡♡♡♡♡」
絶頂を迎え倒れ込むように脱力した俺は、再びエーレと密着状態となる。
お互い息を整えるのに必死で呼吸以外の音はせず。
何か仕草やアイコンタクトがあった訳でもない。
でもそれが当然の様に思えて、唇を合わせる。
多分向こうが先に求めて来てたと思うけど、絶頂後に一段落突いた時に求めてくるあたりも俺は好きだ。
どういう訳かは分からないがエーレとの行為は触っている感覚、触れられている感覚が強く。
催眠の設定的にも求められていると感じる場面が多かった。
だからこの毎度舌を絡める濃厚なキスもきっと彼女にとって何か意味がある。特別深いものじゃなくても、きっと本能的にくっ付いたりするのが好きなだけとかだと思うけど。
俺もそれらを快く受け入れる。
可愛い子に求められるのなんて最高でしかないし。
やたらと毎度長いこのキスだってご褒美と思っている。
(……また勃ってきた)
下も繋がった状態で上の方までこうも絡み合っていればこうなるのも自然の流れだろう。
その後も夜が来るまでほぼノンストップで交わり続けた。
結構気に入ったので催眠を変えたりはせず、ひたすら偽の甘々恋人セックスを楽しみ。
夜ご飯だけ二人で食べると都市内にある宿まで彼女を送り、催眠の後処理を行う。
ユーベルみたいな記憶の保持は無しとした。
今回の設定は気に入ったのでまた楽しみたいが、試験中だと都合が悪くなりそうなので一旦記憶は封印。
ただ仕掛けを施して条件を満たせばまた思い出してくれるようにしたので。
試験が終わって落ち着いてきた時に再び楽しませてもらおうと思う。
(エーレ良かったなぁ……正直思ってたよりずっと気に入ったかも)
俺は満足した気分でアウラの居る本拠点へと帰って行った。