※この作品はR-18です。

しがない強面中堅冒険者、新進気鋭の美女パーティの全員に「私のことは好きにしていいから仲間だけは助けてください」と体を差し出された。   作:ユリイカ

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第6話「獣人戦士の紊乱」♡

 シエラたちがキャンプ地で火を起こし、昼食の準備を始めた頃。バルクはネルヴァと共に少し離れた小川の側へとやって来た。少女たちが汗を流すのにも使えるような、そこそこ水量も豊富な清水である。サラサラと耳に心地よい清涼な音が、午前の訓練で疲弊した体を弛緩させる。

 しかし、バルクの目の前に立つ獣人族の戦士はそんなリラクゼーション効果もさらさら感じていないようで、使い込んだ愛用の槍を携えたままジッとしている。

 

「何か話があるんじゃないのか」

 

 ずっと押し黙ったままのネルヴァにバルクの方が根を切らした。そもそも、ネルヴァは今日も朝からずっと何やら思い詰めた様子で、動きも固かったのだ。

 やはり昨日の怪我が響いているのだろうか。バルクはそっと彼女の様子を窺う。

 ネルヴァはシエラとも付き合いの長い、姉のような存在である。それはバルクから見てもよく分かる。シエラは彼女にかなり気を許しているようだったし、ネルヴァもそれを悪くは思っていない。

 シエラは人間族で、ネルヴァは獣人族である。赤みのある茶髪は荒々しく、その上から三角形の耳がぴんと飛び出している。尻尾が忙しなく揺れて、彼女が緊張状態にあることは明らかだった。

 

「昨日の怪我のことか」

 

 バルクが踏み込む。

 〈極光の剣(オラリア)〉の年長者でもある彼女は、パーティの支柱であることも自負していたはずだ。それが、昨日の洞窟内では足を挫き動けなくなってしまった。そのことが、精神的な軛になってしまっているのではないか。

 獣人族は身体能力の高い種族だ。多少の怪我も少し休めば治るという。実際、足自体が痛みを発している様子はなかった。だが、その表情は苦しげだ。

 

「――昨日、シエラに何をした」

「えっ」

 

 ようやく口を開いたネルヴァが発した言葉は、バルクの予想を超えるものだった。突然の追及に、彼は分かりやすく狼狽える。

 何もなかったといえば嘘になる。シエラは突然テントに入ってきたかと思えば土下座をし、そのままバルクのズボンを剥いで、一物をしゃぶったのだ。バルクも吐精し、彼女のあどけない顔を汚している。

 しかし、そのことを赤裸々に語って良いものか。少なくとも、シエラは昨夜のことを仲間たちに告げている様子はなかった。

 

「えっと、それはだな……」

「やっぱり……シエラを……ッ!」

 

 口ごもるバルクを見て何を察したのか、ネルヴァは奥歯を噛み締める。今にも殴りかかりそうな殺気を感じて、バルクが思わず身構える。

 だが、ネルヴァは彼に突き出せたはずの槍を河原の上に置く。そして、おもむろに鎧の留め金を外し始めた。

 

「お、おい。何をやってるんだ!」

 

 どこか既視感のある光景にバルクは狼狽える。昨日は夜のテントの中だったが、今回は白昼堂々、しかもいつ誰が来てもおかしくない野外である。

 しかしバルクが止める間もなく、ネルヴァはその艶かしい肢体を露わにした。

 薄く日に焼け、引き締まった体つきはまさしく戦士のそれだ。勇猛さすら感じさせる肉体にも関わらず、その乳房は女性的な美しさを誇示している。シエラの年相応な慎ましさすら感じさせるものと比べれば、驚くほどの存在感だ。柔らかな双丘の頂点には、ぷっくりと膨らむ蕾。

 さらに彼女は下半身も露わにした。たくましい大腿に繋がる三角の中央は、あまり手入れのされていない茂みがある。

 

「――あたしはどうなってもいい! だから――だから、あの子には手を出さないでくれ!」

「ちょっ、まっ」

 

 瞬く間に一糸纏わぬ姿へと変わったネルヴァが、そのまま膝を突き、土下座する。恥も誇りもかなぐり捨てた謝罪と懇願の極地であった。

 目の前で行われている光景に、バルクは理解が追いつかない。突然ワイルド系の美女が全裸になり、土下座したのだ。〈極光の剣〉にはそういう文化でもあるのか、などと益体もない考えが脳裏を過ぎる。現実逃避だった。

 

「あの子は、シエラは優しい子なんだ。あたしが剣の才能を誉めたばっかりに、家を飛び出して冒険者になんてなっちまった。あたしの責任なんだ。――だから、あの子には手を出さないでくれ」

「そう言われてもな……」

 

 もとより、バルクにそんなつもりは毛頭ないのだ。むしろ彼からしてみれば、向こうに襲われたような気持ちでさえある。あんな年端も行かない少女がなぜあんな行為に走ったのか、いまだに理解できていない。

 これは何か大きな誤解があるのではないか、そう考え至ったバルクが一度話し合おうと提案しかけたその時。

 

「も、元々はあたしが狙いだったんだろ!」

「何がだ?」

「しらばっくれるな! あたしの方がむ、胸もデカいから、あたしを狙ってたんだろ。シエラじゃなくて、あたしを使え!」

「ええ……?」

 

 確かにネルヴァの体は魅力的だ。たくましい身体とは対照的な巨乳が、余計にその魅力を掻き立てている。実際、バルクもシエラのような若いというより幼いという方が似合う少女より、ネルヴァの方が好みではある。

 とはいえ、彼女たちはあくまで仕事仲間である。自分の役目は彼女たちにトラガの森の歩き方を教え、ペインサーペントを討伐できるまで技術を高めることにある。そのため、そんな発想にすら至っていなかった。

 そのことをどう説明したものか、とバルクが考えあぐねていると、それをどう解釈したのかネルヴァが立ち上がる。もはや後には引けないと、勢いよく彼に迫った。

 

「ほら、お、犯せよ! あ、あたしも処女だぞ。男と遊んだ経験はない!」

「ええっ!? 自分のことは大事に――」

「テメェが言うな、下衆野郎!」

「えええ……。うわ、ちょっ!?」

 

 ネルヴァがバルクの肩を押す。体格差はあるものの、彼女は強靭な肉体を持つ獣人族の戦士だ。多少の体重はものともせず、彼を河原に押し倒し、瞬く間に馬乗りになった。

 

「へ、へへ。上の口では色々誤魔化しても、下は正直じゃねぇか」

「ま、待て! まずい!」

 

 バルクの腰に跨ったネルヴァは、股間を押し上げる硬い感触に思わず勝ち誇った笑みをこぼす。武術の修練に明け暮れ、シエラの護衛兼指導者として専念する日々だった。女としての喜びを感じたことはなく、日に日に肥大化する胸も煩わしいおもりとしか思っていなかった。

 しかし、彼女の肢体は、鍛え上げた肉体は、間違いなく男の情欲を煽っていた。自分も通用するのだと知った。

 

「やめろ!」

「うるさい!」

「ひぃっ」

 

 問答無用。ネルヴァは勢いよくバルクのズボンを剥ぐ。直後、弾けるように巨大な肉棒が立ち上がった。

 

「なっ、でっ……!?」

 

 鬼の棍棒のような威容にネルヴァは気圧される。触れずとも熱を感じるほど、強く脈打つ凶器である。予想通りといえば、予想通り。予想外といえば、予想外。

 男を知らぬ戦士は恐怖を覚える。そして、それ以上に、獣人の強い本能がそれに囚われていた。

 

「こんなものを、シエラに……」

「い、入れてない! やってない!」

 

 バルクが必死に否定する。それはネルヴァもすぐに納得できた。

 こんな巨塊を差し込まれたら、少女の秘裂はひとたまりもない。足腰も立たなくなってしまうだろう。しかし今日のシエラは変わらず元気に動いていたし、むしろいつもより気合いが入っているようにも見えた。

 シエラの処女は保たれている。そのことに安堵したネルヴァの胸に、別の感情が湧き上がってきた。

 

「やっぱり、こうして正解だった。シエラにこんな危ないことをさせるわけにはいかない」

「ネルヴァ、待て。何か勘違いを――」

 

 バルクが言い終わる前に、ネルヴァはその熱い亀頭を自らの秘部に当てがっていた。濡れそぼった茂みを掻き分ける。粘膜の赤い花びらが開き、奥へ奥へと迎え入れる。

 男が何かを叫ぶが、もはや聞こえていなかった。

 

「〜〜〜〜〜っ! くっ、ぁ、あっ!」

 

 すとん、と腰を落とす。重力に従い、彼女の張りのある尻が男の腰に触れた。熱した鉄のような肉棒が、彼女の膣内を押し広げた。

 破瓜の痛み。それを上書きする圧迫感。それすらも感じないほどの強い快感。

 いまだ誰も触れたことのない彼女の最も柔らかな部分を、大雄が蹂躙した。

 

「だ、大丈夫か、ネルヴァ!? 今すぐ抜いて――」

「うるしゃいっ!」

 

 狼狽える男を一蹴し、ネルヴァは彼の厚い胸板に手を突く。そして、本能の赴くままに腰を振り始めた。

 

「うおおおっ!?」

 

 引き締まった肉体のキツい締め付けが男を刺激する。思わず声を上げた彼を見て、戦士は喜びを覚える。己の肉体で男を打ち負かすことができている。

 

「はぁ、あっ、んっ!」

 

 肌と肌が叩き合う音に湿ったものが混ざり合う。ゴリゴリと容赦なく内壁を削るような刺激が、ネルヴァの脳を痺れさせた。

 これは凶悪だ。女にとって致命的な毒だ。こんなものを、いたいけな少女に覚えさせるわけにはいかない。だから、あたしが守ってやらねば。

 そんな思いを言い訳に、腰を振る。

 午前の行軍で男も女も汗をかいていた。じんわりと濡れた肌から強い匂いが立ち上がる。獣人族の鋭い嗅覚に、それが直撃した。

 

「だ、だめだ、ネルヴァ。離れろ――!」

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、んっ!」

 

 男の存在が、腹の中で大きくなる。終わりが近いことを感じ取った。

 バルクは彼女を突き放そうと手を伸ばすが、触れたのは淫らに揺れる二つの果実だ。それを揉みしだくと、女は更なる快感に喜んだ。彼女は上体を押し付けるように前へ倒れ込み、腰だけを複雑に動かす。

 危険なものは取り除かなければならない。それが自分の使命だ。だから、早く出せ。早く内側に射精せ、と。

 両手と両足を使い、男に絡みつく。獣人族が本気で力をこめれば、いくら体格が良くとも人間族でしかないバルクにはどうすることもできない。せめてそれだけは、と腰に力を込めて快感に耐えるが、彼女の強く締め付ける膣の刺激は強すぎた。

 

「く、だめだ――」

「はぁ! はぁっ! はぁっ!」

 

 荒れた吐息が混ざり合う。粘膜と粘膜が触れ合い、お互いを刺激する。

 そして――。

 

「〜〜〜〜っ!」

 

 電流が流れたように、ネルヴァは激しく痙攣する。彼女の下腹部に熱を帯びた白濁液が流し込まれる。明らかな異物にも関わらず、ネルヴァは愛おしげに目を細め、下腹部をそっと撫でる。そして、力尽きたように男の胸元へと倒れ込むのだ。

 

 

「ネルヴァ、ごはん……っ!」

 

 ちょうどその時、昼食の用意ができたことを知らせにやってきた神官の少女がいた。彼女はせせらぎが響く川の方へと向かい、木陰からその男女の姿を見ていた。

 

「な、なんで」

 

 いつも飄々としていて、しかし頼りになる姉貴分。そんな仲間が、あの熊のような威圧のある大男の腰にまたがり、乱れている。神職として長く修道院で質素な生活を送っていた彼女には、その姿はあまりにも刺激的だった。

 崩れ落ちるように、内股を擦り合わせながらしゃがみ込む少女。彼女の視線は釘付けだった。白昼堂々、嬌声を上げる仲間の姿。それは鮮烈に彼女の目に刻まれた。

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