※この作品はR-18です。

BLACK ROOM   作:三毛子猫

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本作は、自分への挑戦として始めたリレー形式の小説です。
前半はAIによって生成され、後半は私自身が続きを執筆しています。


【BLACK ROOM 06|自殺への誘導】

【内容警告】

本章には心理的圧迫、自殺傾向の描写が含まれています。

15歳以上の読者の閲覧を推奨します。

 

 

本作は二次創作であり、キャラクター設定の一部は以下の作品を参考にしています:

『漫画・矢吹健太朗「BLACK CAT」』、

『ゲーム・Quantic Dream「Detroit: Become Human」』など。

また、主要な事件の構成は『ゲーム・極限脱出』に着想を得ています。

 

【BLACK ROOM 06|自殺への誘導】

 

(AI執筆)

 

重い扉がゆっくりと開く。

 

腐敗と消毒液が混ざった匂いが鼻を突き、

空気には、時の腐食で錆びた鉄のような、説明できない甘い匂いが漂っていた。

 

コナーがトーレを支え、二人は新たな空間へと足を踏み入れる。

 

足元は濡れて傷んだ床板。

踏むたびに、ぎしりと不吉な音を立てた。

 

周囲の壁は剥がれ落ち、

明かりは弱く点滅し、まるで息絶えそうな蝋燭のように今にも消えそうだった。

 

部屋の中央には、天井から太い麻縄が垂れ下がっていた。

その輪は標準的な絞首結びで、空気の流れに合わせてかすかに揺れている。

まるで誰かを静かに呼び寄せているかのように。

 

片側には、濁った水で満たされた古びたバスタブ。

水面には埃と正体不明の暗色の斑点が浮かんでいる。

 

壁際には、錆びた刃物が整然と並んでいた。

鋭く尖ったその刃は、誰かの決断を待っているかのよう。

 

床には割れた薬瓶が散らばり、

こぼれた黒い液体が、歪んだまま乾ききった痕を残していた。

 

システムの無機質な音声が響く。

 

【制限時間内に出口の鍵を探してください】

【警告:環境が心理状態に影響します。落ち着いて行動してください】

 

それ以外に指示はない。

 

コナーは空間全体を見渡し、強い不安を覚える。

 

視線を横に向けると──トーレ。

 

彼は異様なほど静かだった。

金色の瞳はかすかに焦点を失い、呼吸は乱れているが、かろうじて歩みを保っていた。

 

「ハートネットさん。」

 

コナーが低く呼びかける。

 

トーレはわずかに間を置き、薄く笑った。

 

「平気だ。ただ、このクソみたいな匂いに酔っただけだ。」

 

かすれた声でそう言い、手を振ってまだ動けると示す。

 

コナーは警戒を解かない。

 

──本当の危険は、これからだ。

 

トーレは額の汗を拭った、その時。

 

耳元で、不意に懐かしくも聞き覚えのない声が囁いた。

 

「……早く終わらせろ。」

 

彼は無意識に足を止め、振り返る。

だが、そこには誰もいない。

いるのは、警戒の色を浮かべたコナーだけ。

 

違う──これはコナーの声じゃない。

 

「……もう、とっくに死にたかったんだろ?」

 

心臓が一瞬止まったような感覚。

 

その声は、彼自身の内側から滲み出てくるようだった。

低く、ゆっくりと、一語一語、残された理性を引き裂くように。

 

トーレは拳を握り、指の関節が白くなる。

胸の奥が重く、息が詰まる。

 

「……クソッたれが。」

 

低く呟き、頭の中のノイズを振り払うように前へ進む。

 

コナーは出口の手がかりを探し、周囲を素早くスキャンする。

 

破れた机の上、汚れに染みた紙片が目に留まった。

 

コナーは慎重に拾い上げ、広げる。

滲んだ文字が、かろうじて読めた。

 

【ヒント】

人間は極限状態において、多量のドーパミン分泌により、短時間だけ自殺衝動を抑制できる。

方法:感情の高揚、強烈な幸福刺激、生理的快感。

※結果は自己責任。

 

コナーの指先に力がこもる。

 

その背後で、何かが倒れる音がした。

 

振り返った瞬間──

 

トーレが、部屋の中央に垂れ下がる縄へ歩み寄っていた。

 

その瞳は空っぽで、どこか優しげで。

見えない糸に引かれるように、無防備に死へ向かっていく。

 

(自作)

 

その縄は、解放への扉に見えた。

 

崩れた床も、剥がれた壁も消え失せ、

 

足元には赤いカーペットが敷かれていた。

まるで表彰式のように。

 

周囲には楽団、歓声を上げる群衆。

 

幸福そのものの光景。

 

トーレは赤い絨毯を進む。

 

高台の上には上官──Boss。

金色の長い髪、手には肩章。

 

一歩進むごとに、歓声が大きくなる。

 

陽光は暖かく、優しい。

 

階段を上り、肩章を受け取る。

 

震える手で、それを身に着けた──

 

 

【挿絵表示】

 

 

首に縄が食い込み、本能的に手を伸ばすも、

 

隙間はなく、足元の椅子は倒れていた。

 

いくらもがいても、状況は変わらない。

 

コナーが駆け寄る。

 

トーレの腰を抱え、持ち上げ、

首への圧迫をわずかでも軽くする。

 

片足で椅子を引き寄せ、もう片手で支え、

その上にトーレの足を乗せた。

 

それでも彼は意識が朦朧とし、

必死に縄を掴んで抗っていた。

 

コナーは椅子に片足をかけ、慎重に体勢を取り、

縄の輪を逆に引いて解き、トーレを解放する。

 

彼の首には、紫紅色の痕がくっきりと残っていた。

 

トーレを床に横たえ、コナーは生命反応を確認する。

 

脈は速いが、呼吸はある──

しかし、その呼吸は今にも途切れそうに弱い。

 

傍らで見守るコナーの手が、かすかに震えていることに気づく。

 

「……っ、けほっ……!」

 

トーレが激しく咳き込む。

胸を打たれたような痛みに顔を歪め、涙が滲む。

 

 

【挿絵表示】

 

 

やがて彼は横向きに倒れ込み、

少ししてから腕で上半身を支え、座り込んだ。

 

焦点の定まらない瞳。

茫然としたまま、ただそこにいる。

 

コナーは先ほどの紙の内容を思い出し、次の行動を考える。

 

視線を落とし、手のひらに深く爪を立てる。

 

内心の恐怖を、力で押し殺しながら。

 

──彼は崩れない。

トーレには、まだ自分が必要だから。




【相互好感レベル】

【挿絵表示】
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