同人アダルト動画撮影で、男共が好きな女とヤリまくる 作:音有五角
「きゅるるるん★ ゆいゆいチャンネル、ユイでーす♥ 今回はなんと! りーくんのチャンネルに出演する女性の皆様方に、集まってもらいました! いえ~~~い!!!」
リアルタイム公開の動画は、白で統一された、広々としたレンタルスペースを映し出していた。清潔感のある空間で、そこに亮太の餌食となった美女達がカーペットの上に座り、テーブル前にずらっと並んでいる。容姿端麗なのもそうだが、揃いも揃って爆乳or巨乳ばかりなので、絵面がものすごいことになっていた。
そんな中、大きくパチパチパチパチ!!! と司会進行のユイが一人で大きな拍手をする。すかさず隣に座る紗耶香が突っ込んだ。
「誰もついていってないのに、なに一人で盛り上がってんのよ」
「ほらほら、みんなも盛り上げる!!!」
一番右端に映る元アイドル・樹 七奈が「わかりましたっ!」と健気に大きく拍手したが、紗耶香が「真面目にやろうとしなくていいわよ」と止めたのであった。
「え~。なんでそんなノリ悪いんですか」
「ほぼ全員初対面の女子会なのよ。年齢もバラバラだし、そんなテンションにならないわよ。馴れ馴れしい」
「堅苦しいのはいやで~~~す」
「うっさい。あとアンタ、「皆様方」って言ったけど、ごく一部じゃない」
左から高身長の瑠奈、元ソープ嬢の瞳、未亡人の愛、元アナウンサーの咲、元AV女優紗耶香、配信者ユイ、アダルト配信者ティナ、金髪褐色肌のアネット、AV監督の麗、そして元アイドルの樹 七奈となっている。
コメント欄はいつも通り滑らかに流れていく。「改めて幅広いメンバーだよな」「みんなおっぱいでけぇ」「可愛い」「パチパチする七奈ちゃん可愛い」「紗耶香様ふつくしい」「鈴木 亮太の性癖を感じる」「大物混じっているよなぁ。本家顔負け」「なんか質問募集してたけど、この企画のためだったのか」「咲さん元気そうでよかった」。
「みんな面識がないからこそ、りーくんを通して、女子会を開いたんです。頑張りました! ちなみに全員じゃないのは、三つの理由です。チャンネルの急成長のきっかけとなった、今年の夏の新メンバーを対象にしていること。そして、シンプルに断られた&スケジュールの都合です! りーくんチャンネルの出演者には、正社員とか人気教室開いている先生もいるので、残念! お忙しい!!!」
紗耶香がテーブルの上に置いてある、注文で運ばれたピザを開けながら、口を挟んだ。
「あいつ、ちゃんとこの集まりを知っているのね」
「動画化するって許可もとりました。って、ピザ勝手に開けないでください」
「別に食べながらでいいでしょ、こういう動画は。ラフな方がウケるわよ」
「む。そういうものですか。ちなみにみんなは知っていますが、りーくんはスケジュールが合わなかったので欠席です☆」
「いたらハーレムセックスになるだけよ」
「それはそれで最高ですね~♥ その時は、みんなでりーくん喜ばせましょう♥」
ユイが言うと、美女達が顔を赤くする。ユイのように純粋に興奮したり、恥ずかしがったり、反応はそれぞれだ。
コメント欄はややヘイトを集める。「このメンツに中出しし放題か?」「楽園じゃねぇか」「咲さんを返して」「そういや学生組のハーレムセックス上がってたな」「夏の新メンバーってなると、ギャルグループがいないな。そいつらに断られたってことか?」「小鳥遊 京子さんもいない」「本業が忙しいんだろ。店員と先生いるやん」「儲けてるけど、本業続けている人もいるのね」「対立とかあんのかな。今のユイの話を真に受けるなら、女の子同士の横の繋がりは浅い感じか?」「コメント欄鈴木 亮太チャンネルに詳しいな」「もはやユイがそことズブズブだし、視聴者は必然的に被っている」。
「ピザうまそー♥ みんな行きわたりましたー? って、紗耶香さんなに食べているんですか」
「美味しいわね。ワインがほしくなるわ」
「んなもんありません。コーラかウーロン茶で我慢してください」
各々紙コップへ飲み物を入れたり、ピザを食べたりして女子会が進行していく。ユイが周りを見回しながら声をあげる。
「はい、みなさん! 再生数伸ばすために、出来るだけエロく食べてください!」
七奈がぎょっとして、目をぐるぐる回した。
「えええ、エロくですかっ!? え、えっとえっと、ど、どうすればぁ」
紗耶香がユイの頭を軽くチョップする。
「だから、真面目にやろうとしなくていいのよ。このアホの言うことなんて真に受けない」
ユイがいた~~~~と頭を抑えながら、「本気で言ってたんですけどぉ……」と唇を尖らせる。
と、ここで咲がペットボトルのウーロン茶を持って紗耶香に声をかけた。
「紗耶香さん、ウーロン茶でいい?」
「ええ、ありがとう」
紗耶香の持つ紙コップへウーロン茶を入れる。
「私達、同い年でね。亮太くんのチャンネルに連絡しようって思えたの、紗耶香さんの動画見てからなんだ」
「なら、紗耶香でいいわよ。そうなの。好きな女子アナウンサーランキング1位獲った人が出ていて、驚いたものだわ。元アナウンサーのAV出演は、あっても大抵は地方局だもの」
「そうなんだ。紗耶香、前の私と違って、自分を貫いて生きている感じがして……羨ましいなぁって、そう思ってたの」
「そうね、私はいつだって好き勝手しているわ」
「それに比べて私は、事務所の言われるがままだったから……」
「それを言うなら、あなたのように真面目に生きられるのは関心しちゃうわね。それで人気ナンバーワンという結果を残すなんて。私には絶対出来ない」
「えへへ、そうかな」
「けれど、今は真面目を辞めたのかしら」
「うん。不真面目な、いやらしい女になっちゃった」
「亮太の女は、それでいいのよ。あいつの好みは本能剥き出しのメスなんだから」
一方では、瑠奈と瞳が会話する。
「――娘さんがいるんだ~、仲いいのかな?」
「もう、生意気なのよぉ。いっちょ前に彼氏部屋へ連れ込んで、セックスしまくってるんだから」
「そういう年頃かぁ。ねぇ、愛さん、亮太様の学生時代ってどんな感じだったの?」
質問に愛が答えていく。
「そうですね。今よりは大分大人しいですが、似た感じでしたよ。下半身が不真面目な男の子でした」
「え~~~~! やだぁ、亮太様ったら♥」
ティナとアネットも同じアダルトチャンネル配信者として絡み出す。ティナは亮太の前では服従しているが、相変わらず大人をナメ気味であった。
「ティナ達は似たようなことして伸びて、同じように亮太様に堕とされた者同士ってわけか」
「あのチンポは本物だネ。視聴者チンポとは全然違う」
「ま、とーぜんっしょ。亮太様は最高のオスだし☆ ザコチンポどもなんて話になんないっ☆」
麗は七奈に才能を感じるのか、なにやら怪しげな教育を仕込もうとしていた。
「ど、どうしたら麗さんみたいに色気が出ますか……?」
「まだまだエロさが足りないみたいね」
「え、エロさ……勉強したいです! え、エッチになって、亮太さん喜ばせたいっ!」
「ヤル気があって素敵ね。エロというのは――」
と、ここでユイがパンパン、と手を叩く。
「じゃあ盛り上がってきたところで、視聴者さんの質問に答えていきましょう! 実は事前にいくつか質問を集めていまして。やっぱり、ほら。これだけ美しかったり、有名な女の子が集まっているから、気になること、あるみたいなんですよ。実際、りーくんのチャンネルにもいくつかコメントが来ています。なのでこの場を借りて、ミニホワイトボードを配るので、みなさん答えられる範囲で答えてください!」
ホワイトボードとマジックペンが配られる。七奈がおお、と声をあげた。
「なんだか動画配信っぽいですね!」
「ぽいじゃなくて、ユイはそれが本業なのよ」
すかさず隣の麗が突っ込む。七奈はアイドル時代から、やや天然である。今だにそれが抜けない。
ユイはノートパソコンを操作してコメントを読み上げた。
「質問1! ユイちゃんが好きすぎて、どうしたらいいかわかりません! なにもかもが可愛すぎます。ユイちゃんのことをいつも考えて、夜も眠れな――いたた、紗耶香さん、耳を引っ張らないでください!」
「しょっぱなから自演するんじゃないわよ」
「違いますよ! 本当に来たんです、決めつけないでください!」
「だとしても質問がしょうもなさすぎるわ。次」
「む~。じゃあ、質問2! 身長高い子多いけど、鈴木 亮太の性癖なんですか? あー、たしかに背高い人多いですよね……えーっと、でも、私の隣にいるメスガキが低いので、多分どっちもイケるっていうタイプだと思いまーす。はい、次」
すかさずティナが剣呑に反応した。
「誰がメスガキだ! このメンヘラ! ブス!」
「メンヘラじゃありませ~ん。地雷系ファッションですぅ。流行りなの、可愛いのっ! みんなこういうの好きなの! はい論破」
「三流配信者! 去年メンバーシップ開いて、だーれも入会されなかったくせに! ザーコザーコ!」
「んなっ!? こ、こっちはそっちと違って実力の世界だしー! 視聴者にマンコ開いて稼いだファンとは違うんですぅー! しかも今年だったらワンチャンあるしぃー!」
「だとしても今年は脱いで稼いだようなもんだし、ていうか、そもそも盛り返したの亮太様の力でしょー? プププー☆ テメーは無力ー☆」
「あーん?」
「やんのかぁ~?」
二人がバチバチする。瑠奈が「あらあら、争いは同じレベル同士でしか起きないって、こういうことかしら」と、さらっと毒を吐いていた。
ユイは仕切り直す。
「質問3! おっぱい大きい女の子ばかりですけど、これも鈴木 亮太の性癖ですか? ……紗耶香さん、どう思います?」
「性癖」
「質問4! アダルトチャンネルを個人で立ち上げることはありますか? ……アネットさんや、メスガキみたいな活動のことですかね~。お二人共チャンネルは閉鎖してしまったようですが、活動予定の人います?」
「「「……」」」
ふと、七奈はあることが気になり出した。
(ユイさん、これホワイトボードいらないのでは……)
「七奈ちゃんオナニー配信したら、爆売れしそうだけどね~」
「ええっ!? むむむ、むりむりっ、そんなの恥ずかしい!!!」
「もっと恥ずかしい動画出しておいて、今更そこに羞恥心感じるんだ……」(しかもこの子、あの映像見る限り、処女だったんじゃ……)
「あ! でも、ユイさんみたいな活動には興味あります!」
「配信者ってこと? なにやるの?」
「それはまだ決まってなくて……ユイさんはどうやって、テーマとか企画って決めてます?」
「やりたいことをやる!」
「なるほど!」
紗耶香が隣で「なんか天然同士の会話ね……」と言い、ティナがにひひ、と笑みを浮かべた。
「元人気アイドルが本気出したら、メンヘラなんかすぐ抜かされそ――いだだ、つねるなっての!」
「質問5! 安藤 京也が関係者って本当ですか? ……これ、ちょっと来てたんですけど。誰???」
ユイが首を傾げる。これには麗が答えた。
「「パートナー」の名前よ」
「あ、裏方業務をやっているっていう人?」
「そう。AV業界では伝説的な監督だった。当時、まだ下積みで新人の鈴木 亮太を男優として昇格したのは安藤 京也なの。当時界隈で亮太は嫉妬されたり、あの若手は何者なんだと少し騒がれたそうね」
「昇格……?」
「女優と絡めるAV男優って、実はトップ層なの。本当は数年かけてなれるものを、入ったばかりの子にやらせた。ようするに掟破り、ざわつくのも当然よね。大御所の監督らしい、めちゃくちゃな話だわ」
「へー。りーくんが元男優だっていうのは、情報出ているから知っていましたけど……じゃあ、活躍していたんですか?」
「逆なのよ。私達なら、想像つくんじゃないかしら? AV業界は恋愛禁止。彼のいやらしい才能は相性最悪よ」
「あ、なるほど」
「安藤 京也はAV業界ではなく、亮太で新しいエロを作りたいって考えて、彼の追放と共に業界を去り、今のチャンネルの創設をしたそうね」
「じゃあ安藤さんって人いなかったら、このチャンネルはなかったんですか?」
「その可能性はあるわねぇ」
「りーくんのチャンネル創設に、そんな経緯があったとは……」
「私が知っている時でもう70過ぎとかだったから。お元気よね。同じAV監督して尊敬するわ、もっとエロを好きにならないとって考えちゃう」
「む。でも、なんでそんな人の名前が、視聴者に出回っているんですかね? 今言った麗さんの話を知っていたのかな……?」
これには紗耶香が口を挟んだ。
「そういうことでしょう。元スタッフかなにかで、ネットに情報を流したってとこかしら」
「面白半分ってやつですか~。なんか嫌~」
「AV業界は人手不足が解消されないから、どんどん劣化しているのよ。さっき男優はトップ層って言っていたじゃない? でも、男優の数も少ないから、アマチュアが上へ上がったりするの。○○とかいつまで経っても○○〇になったり、○○○○は典型的に○○〇で使えないし」
「だから! 紗耶香さん、前の動画といい、AV業界の爆弾ポイポイするのは止めてください! 危ないです! 私のチャンネルが吹き飛びます!」
「あら、まだまだあるわよ。業界の引退後に○○〇〇だったり――」
「はい、紗耶香さんが当時のストレスを思い出して暴走しているので、次の質問にいきます!」
☆
椅子に深く腰かけ、パソコンでユイの動画を見ていた安藤 京也――もとい、パートナーは動画のGOODボタンをワンクリックした。
「ありがてー話だ。自分から交流持ってくれる子が出てきてくれるとは……姫達には、頭があがらねーな。これからのことを考えると、こういう女の子の存在は助かるだろーな」
レジェンドAV監督。
幼いころから性への関心が強く、周囲との違いを感じ……AV業界こそが自分の居場所だと考えて、エロを探求する日々にのめり込んだ。
今でもその志は衰えず。
究極のエロを求め、貪欲に仕事をしてきた。
そして新たなエロを作り出すと見込んだ、鈴木 亮太と出会い。彼を全力でプロデュースすることへ全力を注いだのである。究極のエロは、彼こそが作り出せるものだと、そう考えた。
期待通り、彼は大きなアダルトチャンネルの主、男優となる。特にここ最近の飛躍は大きく、AV業界にも衝撃を走らせるほどだ。
――げほげほ、とパートナーが咳き込む。
机の上にはいくつかの薬が置かれていた。
「おめーと違って、オレはそろそろご退場って感じだが、まぁ大暴れはできただろ」
彼は自身がもう長くないことを悟っていた。
しかしその顔に、不敵な笑みを浮かべる。
その活力は、病と加齢に侵された老人のものとは思えぬほど、生命力に満ちていた。
「けど、まだくたばるわけにはいかねぇ。あと一つ、見届けてぇことがある。この最後の巨大プロジェクトで、鈴木 亮太を究極の男優にするどスケベ計画が完了する。アイツだけの、AVハーレムを作ってやろうじゃねーか」
パートナーの机の上には、建設を完了した豪勢なタワーマンションに関する資料が積まれていた。
――即ち。鈴木 亮太がオーナーの、ハーレムマンションである。
ゆいゆいチャンネル 登録者数 570000人
動画タイトル「りーくん、見てますか?」
再生数 2000000
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