同人アダルト動画撮影で、男共が好きな女とヤリまくる 作:音有五角
「OKです、ありがとうございます!」
「はい、おつかれさまです」
撮影スタッフの声と共に、スタジオで行われた、水着でのグラビア撮影が終了する。今売れ出しているグラビアアイドル、カルラはスタッフへ慇懃に挨拶をしていく。幻想的なセミロングの銀髪に、雪のように白い肌。人形のように精緻な顔立ちに、クールな声音と表情は彼女を妖精のような、浮世離れした美しさを醸し出していた。
しかし……白いビキニの水着に包まれたその体つきは、ものすごいドスケベボディだ。
身長は173センチ、25歳。バスト103センチのJカップ。とりわけ目を引くのが、引き締まったお腹周りから現れる、顔よりも遥かに大きいデカケツだ。そのヒップは108センチとかなり大きく、それでいて縦にも長く綺麗な丸を描き、形が美しい。しかしそれでいて、サイズ感がデカいためいやらしさもきちんとあり、ビキニからはみ出る、プルプル揺れる尻肉が煽情的である。そこから伸びる太腿もまた太く、男達を本能的に「赤ちゃんをしっかり産める体」として印象付けていた。
実際、彼女は今売れに売れていた。某雑誌が不定期で開催するグラビアアイドルなどを対象に開催する「美尻コンテスト」に参加し、あらゆる売れっ子グラビアを抑え、優勝した。「今、日本一美しい尻を持つグラビアアイドル」。そんな触れ込みと共に売り出し、SNSのフォロワーは200万人を超え、多忙の日々を送っている。
SNSで「おはよ~」と呟けば、毎回のようにファンが700以上のいいねをつけ、100以上のコメントをつく。お尻を強調した写真を投稿すれば「最高」「孕ませたい」「デカケツしか勝たん」「エロいし可愛い」「銀髪清楚と見せかけて、けしからんボディ」「パンパン叩きてぇ」「デカすぎエロすぎ」「このケツに俺の精子ぶっかけたい」「ケツ出してダンス踊ってほしい」などと、ファンから大量の反響が届く。お尻フェチにはたまらないグラビアアイドル、それがカルラだ。
(はぁ。疲れた……)
しかし売れると休日すら無くなるというのが、世の中の常。ここ二年間で一日休めたのは、合計で10日程度であった。撮影の仕事があったり、テレビやラジオ番組の収録があったり、なにかしらの仕事があったりする。容姿を売るプロとして顔と体と声には出さないものの、その精神は25歳の若い女性。すっかり疲弊していたし、遊びたいというのが正直なところであった。
スタッフに渡されたバスローブを受け取り、着る。通路を歩き控室へ向かう。
「でも、今日乗りきったから」
控室へ入るなり、独り言をこぼす。
好きな仕事とはいえ、一区切りをつけようと考えていた。売上は落ちていないものの、グラビアアイドル市場において、一部例外を除き20代後半はピークを過ぎる時期である。もっと結果を残したいという、そういった未練がないといえば嘘になるが、もうそろそろいいかな、という思いがあるのも事実。25歳になったのをきっかけに、カルラは一気に仕事を減らしたのであった。
そして明日からは、しばらく休日が続く。
羽根を休め、そして……環境を変えるため、新たな仕事始めようと、考えていた。
「よし。帰ろう」
☆
夜。とある住宅街の一軒家へ、カルラは帰った。
「ママ、ただいま」
「あら、おかえり~カルラ♥」
ぎゅ~、とスキンシップ強めな母、ダニエラはカルラを玄関で抱きしめた。二人の爆乳が潰れ合い、横乳がものすごいことになる。
ダニエラもまた幻想的な美女にして、エロティックなボディの持ち主であった。そしてその美魔女っぷりは、カルラのファンすらも魅了していることで有名だ。むしろダニエラのファンなんてものが存在するほどである。
きっかけは一度、カルラとダニエラの水着ツーショット写真をSNSに投稿した時。お尻を強調とした構図の画像で「親子揃って美尻♥」と投稿したところ、それが1万いいねを超えたのだ。インターネット記事には「日本一美しい尻を持つ親子」なんて書かれたりもして、大きな話題になった。ダニエラには以降、グラビアからAVの仕事まで様々なものが舞い込み、またカルラとダニエラのセットでの仕事なんてものもやってきた。ダニエラは在宅ワークをする生活をしており、時間に縛られるのを嫌ってほとんどの仕事を断ったが、まともに受けていたら今頃カルラと同じ売れっ子タレントとなっていただろう。
実際、今年46歳のバツイチ女性とは思えぬほどダニエラは美しく、エロい。腰の辺りまで伸びたロングの銀髪。カルラの美人さに熟成された色っぽさを足した顔立ち。身長は176。バストは109センチのKカップ。ヒップは111センチで、カルラ同様エロティックなシルエットを描いている。
「彼からの返信、来ていたわよ」
「本当? どうだった?」
ダニエラの言葉に、カルラが反応する。
カルラはここでの休養から、新たな仕事……転身を描いていた。
同人AV。鈴木 亮太の動画に参加することだ。
マンションの一棟買いなど、話題の人。そしてその注目は、今やあらゆる女性タレントからも集まっていた。鈴木 亮太の知名度もそうだが、その市場規模は大きなものとなりつつある。また動画配信者のユイが比較的プライベートなことや、他の女性にまで絡んで動画にしているため、彼女達の収入も大きなものとなっているのは、なんとなく察せられていた。金においても、そして時間においても、どの女性も生活が豊かで余裕がある。
故に、実は今、女性タレント全体が鈴木 亮太に注目し始めているのだ。カルラのような選択をする女性が多くなっている。元々、AV転身が多い世界であるため、そういったことが脳裏をよぎる女性はいる。そんな中で、チャンネルの女性が楽しそうにセックスをして、豊かに暮らしている世界、仕事があるというのは、魅力的な選択肢の一つとして浮かぶのだ。
鈴木 亮太の女優ファーストは、こういった形で実を結び始めていた。
「ぜひ撮影させてほしいって。よかったわね~」
「やった。でも、私のあの「条件」は?」
「いいよって。それもOKが出ていたわ。けど……」
「けど?」
「私から、一つお願いがあるのよ~」
「なに?」
「鈴木 亮太くん。私も興味があるわ~♥」
☆
こうして親子で、鈴木 亮太のチャンネルへ参加することとなった。
しかし、カルラとしてはただ普通にデビューするだけでは、物足りないと思った。
クールで大人しい性格に、雰囲気。
だが、その内面は狡猾で、野心的なところもあった。
美尻コンテスト1位。グラビアアイドルとしてもトップレベル。SNSのフォロワーは200万人。
これらの結果を残すために、様々な努力をしてきた。
そして今回も、結果を残したいと考えている。鈴木 亮太のチャンネルは、今や群雄割拠。トップAV女優、売れっ子アイドル、人気女子アナウンサーなどなど……あらゆる元「○○」のトップ層が押し寄せている。今更「美尻コンテスト1位の人気グラビアアイドル」が来ても、それなりにざわめくだろうが、大きな話題にはならないだろうと踏んでいた。「あ、AV転身したのね。それも流行りの鈴木 亮太」みたいなレベルじゃないかと考えている。
そうではなく。タレントということもあり、カルラは注目されたい……いや、いかに「注目させるか」ということに貪欲であった。そうではないと、競争の激しいグラビアアイドルの世界で生き残れなかったから。
今、鈴木 亮太のチャンネルで話題を呼ぶのには、なにが必要か。考えた末、カルラはある作戦を立てた。その一手として、彼女はベッドの上で寝転がりながら、携帯を操作する。そして200万人のいるSNSアカウントで、とある発信をした。
「重大報告! 〇月〇日 午後8時の鈴木 亮太様のライブ配信に参加します。新しいカルラの姿を見せられたらなと思います。みんな、見にきてね♥ 色々と……生です♥ あと、お母さんも参加するらしいです♥」
当然、ファンは混乱した。前触れなしの、突然すぎる発表である。「え?」「どういうこと?」「は? AVデビュー?」「マジかよ」「なにがあった」「カルラちゃん脱ぐの?」「最高かよ」「しかもダニエラさんもか、見よ」「むしろダニエラさんにずっと興味あった」「また鈴木 亮太か」「なにかの間違いじゃないのか?」「金だろ……」。
カルラの狙い通り、いきなりのAVデビュー……それも、日時をしっかり指定したライブ放送ということもあり、大きな話題を呼んだ。SNSはたった2日でさらに20万人ものフォロワーを増やす。
うまい具合に初生配信、生ハメ撮りに注目が集まった。これで運営会社の同時接続ランキングにでも入れば、さらに注目が集まる。カルラはそこまで、計算していた。鈴木 亮太のチャンネルで、のし上がるために。
☆
セックスをするのは、たった一か月ぶりになる。
前にしたのは、権力を持った男に抱かれた時……即ち、枕営業だ。
相手は、自分のタレント事務所の社長であった。50前半の男で、それなりに身なりの整った男であったが、性欲の強さは高く、こういったことは他のグラビアアイドルにもしていることだった。
あの日も高級ラブホテルで、裸のカルラにのしかかり、腰を振っていた。コンドームチンポで、ズンズンズン、とおマンコを突き上げる。だが、体もろくに鍛えていない50歳はすっかり体力が衰え、腰使いが弱く、1分ほどでバテてしまう。「俺の上に乗って腰を振れ」と言って、カルラにフィニッシュまで導いてもらうのが、いつもの流れであった。
「ああっ♥ ああああっ♥ きもちいいっ♥」
物足りなさを感じながらも、そもそもこれは枕営業だと思い、カルラは義務的に騎乗位セックスをする。大きなおっぱいを揺らし、108センチのデカケツを揉まれながら、激しい腰振りをした。健康的な太腿にぐっと力入り、より太くなる。いやらしいムチムチボディで奉仕する光景に社長は興奮し、射精した。
「おっ、おおおっ……良かったぞ、カルラ」
「え? あ、はい」(いつのまにイってたの……?)
ずぷ、とペニスを抜く。コンドームの中には、薄い精子がうっすらと入っていた。体と心が追いついていないのかもしれない。性欲に対して、オスとしての機能が弱すぎる。
カルラが経験した性体験は、そんなものであった。