※この作品はR-18です。

淫界人柱アラカ葬式エンドIF   作:名無し犬

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後日談、がっつりR18です。前話からしばらく経った二人の日常です。二人の性癖はおしまい。


後日談 お互いのことが大大大大大好き過ぎて夜も眠れない彼氏君とアラカちゃん

「あっ♡ひっ♡」

 

 私の指が、彼の体をなぞる。その度に、可愛らしい声が私の鼓膜を震わせた。裸でベッドに寝そべって、こちらを見上げる彼を見るだけで、背筋がゾクゾクする。女の子に、私の体になった彼に触れる。そんな倒錯的な状況に、どうしようもなく興奮していた。

 

「ふぅーっ♡ふぅー♡んっ♡んぅっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」

 

 恥ずかしいのか声を我慢しようとするけど、無駄だ。だって私の体だから、どこをどう触られれば駄目になってしまうのか、手に取る様に分かる。こうして、直接性感帯に触らず鳴かせる事だって、簡単に出来る。淫界での経験が、こんな形で役に立つとは思わなかった。

 

「あ、アラカっ♡まって♡これっ♡これやだっ♡」

 

 切羽詰まった声が、触れるのを拒んでいるわけではないとすぐに分かった。切なそうに擦り合わせた太もも、その奥の様子を見れば、むしろ真逆なのだと理解出来る。

 でも、そこをあえて無視して、私は胸へと手を伸ばした。胸の周りからじっくりと、期待を煽る様に指先を少しずつ頂点へと近づけていく。その指先を、彼は期待に濡れた目で見つめていて、「もうすっかり女の子ね」なんて言えば、恥ずかしそうに顔を逸らした。その隙に、頂点を優しく摘み上げる。

 

「ひんっ♡あひっ♡あーっ♡あーっ♡」

 

 ガクンッ、と体が大きく痙攣して、彼の瞳が上を向く。そのまま左右にこね繰り回したり、押し込んだり、弾いたりすると、気持ち良さそうに声を上げた。まるで楽器みたいで少し楽しい。

 

「アラカっ♡アラカっ♡アラカアラカアラカっ♡」

 

 彼が何度も私の名前を呼ぶ。絶頂が近い合図だ。このまま一度イカせてしまおう。私は胸に顔を近付けて、右の乳首を口に含むと思い切り吸い上げた。

 

「あっ♡すっちゃあっ♡あぁ♡あーっ♡♡♡」

 

 彼の体が一際大きく跳ね、その後脱力する。胸から口を離して顔を覗き込むと、うっとりとした顔で大きく荒い呼吸を繰り返していた。

 

「まだ、足りないでしょう?」

「…♡」

 

 返答は、言葉ではなく体で返って来た。足を大きく開いて、どうか触って下さいと懇願するように、女の子の大事な所を私に差し出してくる。濡れそぼったそこに指を添えるだけで、嬉しそうに彼の体は反応して。気を良くした私は、ゆっくりと中指を彼の腟内に淹れていった。

 すっかり発情しきったそこは準備万端で、きゅうきゅうと私の指を最奥へと誘ってくる。導かれるままに最奥へと到達すれば、一番の弱点に触れられた彼の体が、緊張で強張った。

 

「ほら、力、抜いて?」

「ん…♡ふぁ…♡」

 

 空いた手で頭を撫でながら、彼が落ち着くまで待つ。すると、彼の体が弛緩し始めて、頃合いと見た私は指先で子宮口を撫で上げた。

 

「あんっ♡ふぁ♡あう♡」

 

 私の記憶を追体験して、彼のそこは快楽を得る為の器官として完全に覚醒していた。指先で触るだけで面白いくらい体を跳ねさせて、顔は蕩けて口角が上がってしまっている。

 

「んぅ♡はっ♡あはっ♡はぁ♡」

 

 指を1本増やしてピストンを始めれば、恥じらいも無く歓喜に塗れた声を上げ、幸福と快楽に耽溺する。こうして私の手で乱れる彼を見るのが、堪らなく好きだった。

 彼は、私の淫界での記憶を体験している。でもそれはあくまでも記憶だけで、体がどうこうされたわけじゃない。触手に触れられたりはしたらしいけど、それも服の上からだけだ。今こうして彼と体を重ねて、彼の奥を暴いて、触れているのは私だけだ。私の初めては奪われてしまったけれど、彼の初めては、全部、私が独占している。それが、狂いそうになるくらい嬉しい。

 

「あら、かぁ♡あらか♡あ♡あ♡あーっ♡」

 

 彼がまた、私の名前を呼ぶ。ろれつが回っていないのがとても可愛くて、私はピストンのペースを上げた。空いた方の手で充血しきったクリも弄って、彼を絶頂へと押し上げる。

 

「…♡あ、かひゅっ♡はひっ♡んおぉ、ほぉ…♡」

 

 そうして、彼は再び絶頂へと至った。噛み締めるみたいに、体を何度も大きく痙攣させて、下品な喘ぎ声を上げて快楽に浸る。その姿をしっかり堪能して、余韻が収まったのを確認してから、私は指を引き抜いた。

 

「あひっ♡」

 

 小さく痙攣した後、溜まった熱を追い出すみたいに深呼吸を続ける。その間、彼の頭を優しく撫でて、瞳に理性が戻ったのを見届けてから、その上体を起こした。

 

「お疲れ様?その、大丈夫だった?」

「うん。段々慣れて来た」

 

 少し複雑そうにはにかむ彼に、申し訳なさを感じながら水を手渡す。ありがとう、と言って君が受け取った水を飲んでいる間に、私はベッド下に手を伸ばし、『ソレ』を取り出した。

 

「じゃあ、今度は、私にシテくれる…?」

 

◆

 

「はぁっ♡はぁっ♡はぁっ♡」

「んぐっ♡ぎぃっ♡ほぉっ♡」

 

 肉がぶつかり合う音が、部屋に響く。快感に耐えながら必死に腰を振れば、彼女の喘ぎ声が耳に入って、気が変になりそうだった。

 今自分は、正常位の姿勢で、双頭ディルドを使って彼女と繋がっていた。こうしていると、自分が元は男だったのだと実感出来る。という事は全く無く、むしろ、奥を突いた分だけこちらの奥も刺激されて、どうあがいても今の自分は女なのだ、と分からせられる様な気持ちだった。

 

「アラカっ♡アラカっ♡アラカっ♡」

「はっ♡いぃんっ♡おぉ♡そこぉ♡もっとぉ♡」

 

 腰が溶けてしまいそうなくらい気持ち良くて怖いのに、気持ち良いから止められない。矛盾した気持ちを抱えたまま、ただひたすら快楽を貪る。彼女なんてすっかり出来上がってしまっていて、さっきからずっとイキっぱなしだ。自分を優しく、容赦無く責め立てていた彼女の姿は、見る影も無い。本人がして欲しいと言うからしているけど、この乱れっぷりを見てると心配になってくる。もっとも、今更やめてと言われても止まれそうにないのだけれど。

 

「はぁっ♡はぁっ♡んっ♡も、もうっ♡」

「あはっ♡きてっ♡いっしょっ♡いっしょっ♡にっ♡いこっ?きてっ♡きてっ♡はや、くぅ♡」

 

 絶頂が近付いてくる。感覚が快楽だけに集中して、それ以外が曖昧になる。本当に溶けてしまったのかと錯覚するくらい、意識が混濁して。なのにやけに明瞭に聞こえる彼女の声が脳を震わして、恍惚としている隙に、上体を起こした彼女に、唇を奪われ、口内を蹂躙された。

 

「──────っ♡♡♡♡♡」

「──────っ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 口を塞がれたまま、二人で深く絶頂する。彼女の震えがこちらにまで伝わってきて、もう堪らない。視界が、意識が真っ白に染まったまま、戻ってこられない。全身が脱力して、そのまま、意識を手放そうとした、その時だった。

 

「おんっ♡」

 

 下腹部に鈍い快感が走って、意識が覚醒する。開けた視界には、自分に覆い被さるアラカが映っていて、あのまま押し倒されたのだと理解した。

 

「はっ♡はっ♡はっ♡はっ♡」

 

 浅く荒く呼吸をするアラカの瞳からは、理性なんて欠片も感じなくて。まるで獲物を見つけた肉食獣の様なギラついた瞳が、こちらを見下ろしていた。いつも通りの流れだ。

 女の子みたいに犯されて、男みたいに腰を振っても、女なのだと自覚させられて、最後は理性を飛ばして、牝としてアラカの気が済むまで貪られる。もう、男としての尊厳とか、そんなものは残っていなかった。今はそんな事、どうでも良かった。男とか女とか関係無い。アラカと交われる事が幸せで、全てだった。

 

「♡♡♡♡♡」

 

 アラカの腰に足を回して、媚びた笑みで情けを乞う。我慢の効かなくなったアラカが激しく腰を振り初めて、はしたない声が、喉から飛び出した。気持ち良い、幸せ、大好き。頭の中はそんな言葉でいっぱいで。今夜も自分は、牝として彼女にその身を捧げるのだった。

 

◆

 

「また、やっちゃった…」

 

 我慢の効かない自分に辟易としながら、私は低く呻いた。一応、最低限の後始末はしたようだけど、体はべとべとで気持ち悪いし、シーツはぐちゃぐちゃだ。

 

「もう何回目よ、これ…」

 

 あまりの惨状に頭痛がしてくる。このままカーラが手を叩いて喜びそうな、というか実際喜んでいる生活を続けていたら、二人共駄目になってしまう。

 まず、環境がよろしくない。ただでさえ外出を制限されて時間が有り余っているのに、愛しい人と一つ屋根の下。未だ思春期真っ盛りな私達にはあまりに不健全な環境だった。もっとも、今更部屋を変えたくも無いのだけれど。

 あと、彼の態度も良くない。私の倒錯した欲求を全て受け入れてくれるせいで、どんどんエスカレートしてしまう。何だかもう、女の私が立つ瀬が無いくらい蠱惑的に誘ってくるものだから、理性が仕事をしてくれない。無理させてないか、本当は嫌じゃないか、不安にもなるけれど、

 

「…ふぁ。あ、おはよう、アラカ」

「ええ、おはよう」

 

 こんな風に毎朝目覚める度に、幸せそうに微笑まれたら、そんな不安も吹き飛んでしまう。愛おしさが止まらなくて、もっともっと、甘えたくなってしまう。

 

「朝食はこっちで用意しとくから、先にシャワー浴びてて良いよ」

「あっ、その、その事なんだけどね」

 

 もう慣れたもので、すっぱり切り換えて支度を始めようとする彼を呼び止める。ああ、またカーラが調子に乗るだろうなと思いながら、私は欲望に任せて口を開いた。

 

「一緒に、入らない…?」

 

────この生活は、しばらく終わりそうに無かった。




これにて完結です。ここまでお付き合い頂きありがとうございました。本作はとんでもない捩れ方をしましたが、アラカ×主人公の純愛二次もっと流行れ。
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