【R18】ハーレムで毎日エッチする倫也の夏休み【イラスト付き】 作:きりぼー
今年の作品は英梨々にプレッシャーがかかっていない分、本人的には気楽らしい。
評価や感想をもらえると励みになるようだ。
出海ちゃんがぐったりと疲れている俺の上にまたがった。エロいはずの光景も今はそうでもない。不思議なものだ。水着から漂う塩素の匂いだけが気になる。
「倫也先輩。次は私だと思いましたね?」
「ちがうのか・・・?」
「残念ですが、私と美智留さんはすでに水着は披露してますからね」
「・・・ふむ」
「作画上の都合ってやつです」
「・・・ふむ?」
一体なんのことかなー。
「澤村先輩はウブを気取ってフェラはしませんし」
「そういう言い方は良くないんじゃないか・・・」
「倫也先輩がそうやって澤村先輩だけ甘やかすからいけないんですよ」
「そんなことないって」
「とにかく、午前はこれで終わりです」
「ふむ・・・」
ザパーンと美智留も上がってきた。俺も上半身だけ起き上がった。
「トモ~、あたしはどっちでもいいんどー。一本ヌいてく?」
「いや、大丈夫だ」
そんな気軽に俺の射精を扱わないでくれ・・・美智留は気の置けない仲間であるが、やっぱり少しおかしいところがある気がする。
「そう?なら、そろそろ戻るよ~」
「OK」
最期に英梨々が来るかと思ったら、みんなと一緒に更衣室の方へ向かっていった。
「詩羽先輩、お開きみたいですよ」
「そうね・・・」
ぐったりしていた詩羽先輩も起き上がった。顎のあたりを手で確認している。申し訳ない気持ちになる。
俺も一緒に更衣室に入って、壁際で着替えを見学さえてもらおうとしたのだが・・・
「でてけ~、この全裸変態~~!!」
と、約一名の反対にあって追い出されてしまった。無念。
※ ※ ※
お昼ご飯はさっぱりとザルソバだった。恵が天ぷらをあげてくれたのでボリュームはけっこうある。
俺はとにかくタンパク質を重点的に補充する。
「倫也くん。午後と夜の予定だけ教えて」
「そうだなー」
「悪いけどあたしが倫也を借りるわ」
「どうしたんですか澤村先輩・・・もしかしてついに処女卒業する気になりました?」
「あんた、ぶっ飛ばすわよ」
英梨々がアプリをいじっているので、俺もアプリを立ち上げて確認した。英梨々にハートマークが出ている。
ちなみにみんな夏用の簡単な白いワンピースを着ている。衣装縛りがなくなった方が自然体でいい。
俺は英梨々のアイコンを選択しておく。2人が並んで大きなハートマークになる。
英梨々がそれを見てニヤニヤしている。カワイイやつだな、ほんと。
「そういうわけで、午後は英梨々らしい」
「倫也先輩の主体性ってどこにあるんですかね?」
「そりゃ下半身じゃないかしら」
聞いてないようで、すかさず応えるのが流石詩羽先輩だ。
「夜はバーベキューとキャンプファイヤーでもやるか。酒飲んで踊ろうぜ」
「夜の乱交パーティーね」
「そういうつもりじゃないからね!?」
詩羽先輩が鋭い意見をいった。確かにみんなの前でエロいことを行ってしまった以上、エスカレートは避けられない。だとすると乱交もありだろうか・・・
「でも倫也くん。肉がないよ?」
「なら、午後に買い出しも行ってくる」
「あたしのついでに買物も行ってあげるわよ」
「頼む」
「じゃあ、私と美智留先輩でキャンプファイアーの準備しますね」
「うん」
とりあえず役割が決まって良かった。朝はゴタゴタともめてしまったが、なんとか円満に今日も進んでいる。
肉はできるだけいいものを買い出しに行こうと思う。
※ ※ ※
食後に少し仮眠をとった。それから3階の美術室へ向かう。中へ入ると英梨々がすでにコスプレしていた。
「魔装少女か」
「あら倫也、遅かったわね」
「ちと寝てた」
「朝からあんなにはっちゃけるからでしょ」
「まったくだな」
「あのまま出海と美智留に襲われてたら、あんたどうするのよ?」
「4発出すだけだよ」
「呆れた・・・とんだ性豪ね・・・」
英梨々がコスプレしているのは、この夏のコミュケのためだろう。コミュケには我々ブレッシングソフトとしても参加するが、両親の創設した老舗同人サークルの『エゴスティック・リリィ』としても参加している。その際にコスプレをしながら売り子をするのが恒例になっている。
コスプレ会場へ行ったり、SNSでコスプレ活動したりはしないので、知名度は高くない。しかし、コミュケにいるコスプレのカワイイ売り子といえば英梨々の事でだいたい合っている。
「撮影を手伝えばいいのか?」
「今回はポストカード作ろうと思って」
「ほう?」
「あたしは写真撮影お断りしているでしょ。でも盗んで撮る人は絶えないし、それならいっそブロマイドでも売ろうかと思って」
「ふむ・・・商魂たくましいのはいいことだ」
「そうじゃないけど、ファンサービスも兼ねているのよ」
「わかった。まずは作ってみよう」
撮影機材が持ち込まれている。どの道、画像加工するのでそこまで高度な撮影機材ではない。
「おかしくないわよね?」
「コスプレ?」
「・・・うん」
「もちろん、カワイイと思うぞ?」
「なんか反応薄いわね・・・」
「賢者タイムなんだろ・・・それに露出もほとんどないコスプレだし」
「・・・そうよね」
「いや、カワイイからな?自信もてよ」
「その反応で自信もてと言われてもね」
「まぁ、撮影しようぜ」
ライトを点灯する。かなり眩しいし熱い。英梨々はシンプルな黒い背景の前でポーズをとった。
俺は一眼レフのデジカメで手際よく撮影していく。プロカメラマンとは言えないが、カメラの取り扱いや基礎知識は入っている。地元商店街の写真展で金賞を受賞したことがある腕前なのだが、被写体のおかげという説を俺も推したい。
英梨々とも付き合いが長いのでどんな写真が欲しいかもわかる。
最初は静止画ポーズだったが、英梨々が興にのってきたら動き始める。根っこがオタクなので魔装少女の変身シーンの再現が当然できる。
英梨々に合わせてシャッタースピードを調整して、動きのある写真を撮影する。
一通り撮影が終わったら、英梨々がカメラの小さい液晶で確認する。
「まぁまぁね」
「いい感じだろ」
「他に必要なポーズはあるかしら?」
「脱ぐぐらいだな」
「脱がないわよ!」
「スカートたくしあげるぐらいのサービスショットを俺にくれてもいいんじゃないか?」
「別にいいけど、この通りモフモフでいっぱいよ?」
英梨々がスカートを大きくめくったが、確かに何も見えない。
「セクシーさがないな・・・」
「そりゃそうでしょうよ。じゃあPCに移してくれる、まずは加工するものを選ぶわ」
「あいよ・・・」
「なによ不満そうに」
「不満はねぇよ・・・」
「他のヒロインだったらエッチなことができるのにって思っているでしょ」
「・・・ちょっと違うな」
「何よ」
「英梨々とエッチしたいって思っているんだが?」
「ふん。せいぜい生まれ変わって清く正しく生きることね」
英梨々がPCに移した画像を一枚ずつチェックしていく。俺も隣で意見を交換する。
まずはざっくりとボツと及第点以上の作品で分けて数を減らす。次に同じ構図で良いものを残す。そうやって選別することで、20枚程度まで絞った。
「まぁ・・・これかしらね」
「奇跡の一枚だな」
「あたしはいつも可愛いわよ?」
「動きの捉え方とピントがだよ・・・」
「そうね、倫也にしてはよくやったわ」
まったくどうして上目線なんだか。
「じゃあ倫也、これにエフェクトつけてみてくれる」
「あいよ」
場所を交替して画像をPCアプリで加工していく。魔装少女らしいエフェクトで迫力と躍動感を演出する。3次元なのでやりすぎても良さがでない。チープさとコスプレ愛の間で葛藤しながら作るのがコツだ。
【画像17 英梨々魔装少女】
「こんなもんじゃねーかな」
「いい感じじゃないの。さすが倫也ね」
「お礼のエッチがしたくなったか?」
「そめてキスぐらいにしておきなさいよ。バカ」
キスならしてくれるんだろうか?恩や貢献度でいったら英梨々のほうが多大なのであんまり強いリターンは求めにくい。
「あとはこっちで細かく画像修正するからいいわ。ありがとうね」
「仕事が早く終わって良かったよ」
「仕事じゃなくて趣味でしょ」
「そうだな」
英梨々がご機嫌でニコニコしているので、長いツインテールをくるくると指に絡めて触っても怒らない。ある意味では手をつなぐよりも友好レベルが高い行為かもしれない。
「英梨々の髪はいつも滑らかで綺麗だよな」
「コストかかってるからね」
「そういう問題なのか」
「そういう問題なのよ。残念だけど100%金の力がなければ無理ね」
「夢も希望もねぇな・・・」
とはいえ、うちのヒロインはみんな髪が綺麗だ。まぁ若いから当然かもしれないが。
椅子に座って作業を始めた英梨々に俺が後ろから優しく抱き着いた。首の当たりでハグをする。
「なによ~」
「英梨々」
「そうやって女をたらしこむのもいい加減にしさないよね」
「今日のおっぱいは良かった」
「バカ!忘れなさいっていったでしょ!あれは完全にセクハラなんだからねっ!」
「わかってる。英梨々に訴えられた俺は黙って罪を認めて罰を受けるよ」
「じゃあ死刑ね」
「重過ぎね!?」
「ふんっ」
そのまま手を下にして胸をさわろうとしたら、ペチンと叩かれた。
「ふぅ・・・じゃあ、俺は肉の買い出しにでも行ってくるよ」
「ああそうだったわね・・・」
英梨々も立ち上がった。
「あたしも一緒に行くわ。ちょっと着替えるから待ってなさいよ」
「着替え見てていい?」
「廊下で聞き耳でも立ててなさいよ・・・」
俺は廊下に追放され、しばらくして黄色いワンピースに着替えた英梨々が出てきた。白い大きな帽子がよくにあっていた。仕立てがいいのは刺繍の細かさで俺でもわかる。
階段を降りて下駄箱で靴を履く。校庭に出るとむわりとした空気が歪んでいるのが見える。
校門を出た時から自然と手をつないで、山道を降りながら駐車場へと向かった。
木陰の心地いい道で、蝉がやかましいほど鳴いている。
木漏れ日の光は強くて、時々英梨々の金色を髪を煌めかせていた。
英梨々は朱音さんから依頼された大きな仕事の構想を話している。締め切りは迫っているが、絵の着手はまだできていない。焦る気持ちもあるだろうが、本人はそれほど慌てていないのはいつものことだ。追い込まれて開き直ってから仕事をする。
俺は英梨々のあちこちに飛ぶ話を、「うん、うん」と相槌をうって話を促した。機嫌がいいようで足取りは軽い。
「ふむ・・・それはいいアイデアだな」
俺が英梨々を褒めると、嬉しそうにトントントンとかけ降りてから振り返った。
「でしょ?」
【画像17 英梨々ワンピース 笑顔バージョン』
笑うと八重歯がチラリと見えてカワイイ。
(了)