爆乳ハーレムパラダイス~あなたに全てを捧げたい~ 作:投稿用
ここは嶺南高校。悠真のハーレムの一員となっている桜木唯と妹の咲に、神宮司茜、かつては伊藤詩織も通っていた学び舎である。夏休みが明け、教室内は彼女たちとの再会を喜ぶ男子の熱気に包まれていた。みな非常に人気があり、嶺南の4女神とあだ名されいる。なお詩織は卒業済みなので、現在は3女神だ。
長い休みが明け、あの揺れに揺れる爆乳美少女たちと再開できると、心躍らせる男子たち。だが……彼らは動揺していた。何故なら、教室に彼女たちの姿がなく、いつもの座席には彼女達の姿がない。彼らの疑問は、担任の一言で吹き飛ばされた。
「――えー、まず連絡だ。お前らが気にしている神宮司と桜木姉妹は夏休み中に引っ越した。転校手続きも完了し、荷物も既に整理されている。以上」
瞬間、教室内には凄まじい阿鼻叫喚が沸き起こった!!
「う、嘘だろ!? 唯ちゃんと咲ちゃんがいなきゃ、このクラスに何の価値があるんだよ!」
「神宮司さんまで!?詩織先輩が卒業して、あの三人が唯一の希望だったのに!」
男子生徒たちは机を叩き、頭を抱えて絶叫する。クラスのアイドルだった爆乳双子と、高嶺の花だった爆乳巫女。彼女たちが同時に、理由も告げず消えた事実は、彼らにとって死刑宣告も同然だった。
「ちょっと男子~?そんなんだからいなくなったんじゃないの?」
女子生徒たちの冷ややかな視線や声さえ、絶望の底にいる彼らには届かない。自分たちが「女神」と崇めていた少女たちがいない。彼らの脳内は、それで埋め尽くされていた
さて、そんな男子の嘆きはさておき、彼女らに何があったのかを説明しよう。話は、夏休み終盤に遡る……
夏休み中、ずっと家でエッチばかりしてるだなんて、いくらなんでも不健全すぎると思い、気分転換に少し遠方の自然豊かな公園へ行こうと、ハーレムのみんなを連れ出した。のだが、行かなきゃよかったと後悔する。
「わあ、お兄ちゃん見て! 緑がいっぱい!」
「悠真さん、風が気持ちいいですね……っ♪」
はしゃぐ唯ちゃんと咲ちゃんに茜ちゃん。何故なら、彼女たちはどこにいても「異常」なほど人目を引いたからだ。彼女達の爆裂せんばかりの胸の質量は、薄手の夏服で隠し通せるはずがない。
公園にいた男たちの視線が、一斉に彼女たちに突き刺さる。散歩中の若者から、ベンチに座る中年、果ては子供連れの父親……コイツは隣の奥さんに怒られてたけど、品性の欠片もない卑猥な好奇心で、みんなを舐め回すように見ている。
その視線が茜の112cmの膨らみや、双子のしなやかな腰つきや109cmのMカップに絡みつき、詩織ちゃんの106cmのLカップや優花さんの105cmのLカップにも絡みつく。そのたびに、俺の腹の底には、どす黒い不快感がせり上がった。
ヘタをすると、ナンパを仕掛けようとする男がいる始末である。そんな不快感あふれるデートを終え、車で帰宅している、というのが現在だ。
「……悠真さん?どうかしましたか?」
俺の表情が険しいことに気づき、茜ちゃんが心配そうに顔を覗き込んできた。その無防備な優しさが、かえって俺の独占欲を激しく煽った。
「……いや。少し、落ち着かないだけだよ」
「ふふ、お兄ちゃん、またヤキモチ?こんなのいつものことだから、気にしなくていいのに♪私たちが愛してるのは、お兄ちゃんだけだよ❤」
唯ちゃんが苦笑いしながら後部座席から声をかけてくれるが、気分は全く晴れない。しかし、俺が心血を注いで、ようやく手に入れたこの至宝たちが、どこの馬の骨とも知れぬ男どもの「オカズ」にされている。そう思うだけで、吐き気がするほど気分が悪かった。
よくよく考えてみれば、彼女達は学生だ。今は俺の家にいる時間が多いが……夏休みが終われば、俺以外の男たちの視線に入りナンパもされるだろう。それに、こんな爆乳美少女達が同じ家に住んで目立たない訳がない。絶対話題になって、家に居づらくなる。うう、どうしたらいいのだろう……
「ねえみんな、あれ見て!凄いお屋敷!!」
そんな風に思い悩んでいた時、唯ちゃんが車窓から見える屋敷を指さしていた。
「えっ?ああ……本当だ。確かに凄い家だね」
でも、ちょっと古ぼけてるし、周りに人の気配がない。よく見れば、周りにこの手の屋敷が多い。豪邸とも言える屋敷が大量にあるが……妙だ。手入れがされてないような屋敷が大量にある。
人の気配がある屋敷もあるが……半々と言ったところだろうか?しかし変だな……自然は豊かだが、街が近くにないんだ。別荘としてはいいかもしれないが、こんな場所に立派な屋敷がなんであるんだ??ここ、山地に近いんだぞ?
不思議に思いながら、そのまま帰宅する事となった……。
「すうすう……」
「おにいちゃん、大好き……❤」
そして夜、みんなとのエッチを終え、女の子達は俺の隣で安らかに眠っていた。だが、俺はあの妙に立派な古ぼけた屋敷が気になっていた。だから、なんであんなものがあるんだろうかと、本当に気まぐれであの屋敷の事を調べてみた。
だが、不動産サイトを調べても、何ひとつとして引っかからない。興味が湧いて、夏休み中で調べ物がしやすい事もあり、不動産屋さんの元へ行って、尋ねてみたんだ。何かいい家がないかと尋ねるフリをして、例の高台というか山地というか……あの辺一帯の屋敷についてだ。
そうしたら……
「1円です」
「はい?」
「お客様の指摘されたあのお屋敷のお値段ですが……1円です」
1円!?ちょっと古ぼけてたけど、滅茶苦茶立派な屋敷だったぞ!?アレが1円!?そんな馬鹿な!!
「詳しく説明しますね」
俺の反応を見て苦笑した不動産屋さんが、慣れた様子で席を立った。奥から分厚いファイルを抱えて戻って来て、開いて俺に見せる。
「順を追って説明します。まず――あの物件ですが、築年数は三十年以上。いわゆるバブル期に建てられたものです」
ファイルの写真には、記憶の中のあのお屋敷が映っていた。広い敷地、無駄に高い塀、やたら立派な門、中には地下プールもあるというとんでもない代物だった。
「当時は別荘として使われる予定だったそうです。ただ、バブル崩壊後に所有者の会社が傾きまして……」
そこで、不動産屋さんは言葉を選ぶように一拍置いた。
「現在は、相続人の方が所有しています。ですが、誰も住んでいません」
「えっ、誰もいないんですか?」
「はい、誰も住んでいません。その間、税金含めて維持費として毎年何十万もかかります」
「!?」
淡々とした口調なのに、やけに重く感じた。驚きで俺の口が半開きになっているのがわかる。
「勿論、所有者の方も売却を何度か試みましたし、価格も下げました。ただ……立地と建物の規模がネックで、買い手が全くつかないんです」
不動産屋さんは、ファイルを閉じて言った。
「結果、親族が押し付け合いをしています。正直に申し上げますと、持っているだけで赤字になる物件です」
「だから、1円?」
「ええ……建物の価値は、もう評価されていません。重要なのは、誰が今後この物件を所有するかだけです」
俺は、息を飲んだ。
「つまり……値段なんてどうでもいいから、なんとしても手放したい?」
「そういうことになります。似た例は、日本において全然珍しくないんですよ」
そう言って、別の資料を一枚だけ見せてくる。
「千葉に、通称、チバリーヒルズと呼ばれてる住宅地があるのはご存じですか?」
聞いたことはあった。バブルの頃に建てられた、無駄に立派な豪邸群。コクコクと頷く。
「建物の豪華さとは見合わぬ100万円近くのお値段でも買い手がつきません。取得した瞬間のしかかる固定資産税を恐れ、誰も手を付けようとしないんです。構造的には、新潟の湯沢のリゾートマンションも同じです」
「……あ、新幹線沿いから見えるアレですか?」
「その通りです。管理費、修繕積立金等様々な要素の合計で、住まないのに毎月4万~5万とられる。しかも、絶対手放せないとしたら……どうです?」
地獄じゃないか!!え、こんなのが日本のあっちこっちで起きてるの!?俺はその場で身震いして首を振った。不動産屋さんの声は淡々としていた。その言葉は、非常に現実的で重かった。
「あ、じゃあ?」
「はい。豪邸ですから、負担額はマンションどころでは……」
「うわあ……」
そりゃ手放したいわ……仮に毎年80万円なら、10年で800万じゃないか。あれ?待てよ……バブルは30年前だよな?え、じゃあ、あのクラスの屋敷管理してる人、ロクに住みもしないのに2000万円は既に取られてるって事!?
「正直、もう商品というより管理対象でして……何とかならないか、というのが実情です。もしかして、ご興味がありますか?本日、鍵を返していただけるなら、お渡ししますが……いかがいたしましょう?」
「ちょっと興味があるので……って、そんな事していいんですか?管理対象なら、何かあったらまずいんじゃ?」
「その点は確かにリスクがありますが、本日返却いただけるなら……」
かなり投げやりな対応だった。これ、不動産屋さんもマジで困ってるんだな……。そう言うと、不動産屋さんは再び席を立ち、奥へと消えた。戻ってきたとき、その手には一本の鍵があった。
そして、興味が湧いていた俺は現地へ向かい、屋敷へ向かって門の鍵を開けようとしたんだけど……背後から声をかけられた。
「あら、あんた。その屋敷、見にきたのかい?」
振り返ると、犬を連れた近所の主婦風のおばさんが、心配そうな、あるいは怪訝そうな顔で立っていた。
「ええ、ちょっと興味が湧きまして。不動産屋さんに昔の豪邸がどんなものか聞いて、中を見せてもらうことにしたんです」
俺がそう答えると、おばさんは「ああ……」と何かに納得したような声を漏らした。その表情には、よくあるパターンなのだと納得したのか、安心したようだ。ほっとした表情を見せている。
「ああ、あんたみたいなのが時々来るのよねぇ。1円だって聞いて、面白半分でしょ?悪いことは言わないから、中を見るだけにしておきなさいよ。こんなの維持できるわけないんだから。たまに買う人もいるけどねぇ……」
「買う!?嘘でしょう!?そんな馬鹿な事あるんですか!?おかしいじゃないですか!ここら辺にあるお屋敷、持ってるだけで毎年70万とか80万飛ぶんですよね?そんなのできるわけが……こんなの買うなら、新興住宅地とかに新築作った方がいいじゃないですか!!」
俺は思わずそう叫んだ。こんなの買うなんてどうかしてる!!立地的に、もっと良い場所なんていくらでもあるぞ?そう困惑していたら、おばさんは辺りをきょろきょろとした。その後、彼女は俺に近づき、声を潜めて話しかけてくる。
「アンタの言う通りだよ。だけど、あたしらも全然わかんないんだけど、本当に住む人がいるんだよ。一度住み着くと、もうほとんど外に出てこなくなるの。高い塀の中で、何をしてるんだか……」
「マジですか……」
いや、信じられん。なんでこんな不便なとこに住むんだ?
「時々ね、その屋敷住人が入って行く姿を見たりするんだよ。でも、チラッと見える女の人たちが、みんな不自然なほど綺麗で……でも、どこか世間離れした顔をしてるっていうか……」
「えっ?」
何かが頭に引っかかった。目をパチパチとさせていると、おばさんは身震いするように肩をすくめ、さらに声を潜め話を続ける。
「あっちの角の屋敷も、その先の屋敷もそう。あんなに広いのに、男の人が一人と、あとは若い女が何人もいるんだ。この辺、なんだか変な人たちが集まってきてるのよ。何か、胡散臭い事でもしてるんじゃないかって、みんな気味悪がってんのさ。危険かもしれないから、みんな関わり合おうともしないのさ」
え、え、え?ま、まさか……まさか!?
「とりあえず、危険かもしれないし、あんまり長居はおすすめしないよ」
おばさんはそれだけ言うと、逃げるように立ち去っていった。一人残された俺は、預かった鍵を見つめ――まさかの可能性にたどり着く。俺は、かつてネットの片隅で見た話を思い出していた。
俺は、優花さん達と都の時、その意見を参考にしていた。今も話半分だと思ったりしていたけど……あの胡散臭い体験談の数々――あれは……全部、本当だったんだ!!
「は、はは……そうか、そういうことだったんだ!!いける、いけるぞ!!ここは、俺が辿り着くべきゴールだったんだ!」
一人残された俺は、預かった鍵を見つめ――頬が緩むのを抑えられなかった。膝を打ちそうになるほどの衝撃と、それ以上の歓喜が胸を突き上げる。荒ぶる感情を抑えきれず、俺は誰もいない門の前で声を上げた。この地域にあるバブル遺産は、一般人にはゴミ同然だが、俺にとっては何よりの宝だったんだ!!
俺は。震える手で、ずっしりと重い金属の鍵を握りしめる!
「……よし、開けるぞ」
カチリ、と硬質な音が響き、重厚な扉がゆっくりと内側へ向かって開いていく。目の前に広がったのは、時が止まったままの大空間だった。埃を被ってはいるが、吹き抜けのロビー、見上げるようなシャンデリア、そして奥へと続く磨き抜かれた廊下……。
「うわ、すご……誰も使ってないから、滅茶苦茶綺麗だ!!」
たしか、地下にプールもあるんだよな!?と、という事は、みんなにマイクロビキニとか……。いや、それより、調べるんだ!!俺は、屋敷の中を駆け巡る。どの部屋も、余りにも美麗だった。磨き上げれば、全盛期の力を取り戻すことは間違いない。バブルで作り上げられた一級品の新古品の中で、喝采をあげた!!
「これだああああああああっ!!」
本気でやるなら……俺の財力なら、この屋敷は維持できる!!脳が高速計算し、脳内でくみ上げた計画は実現可能であると結論づけていた。俺は急いで屋敷を飛び出し、絶対にこの空間を守ろうと、急いで屋敷のカギを閉め、大急ぎで車に乗り帰宅した!!
「ただいま!! みんな、聞いてくれ!!聞いて欲しい話があるんだ!!」
家に帰るなり、玄関の扉を勢いよく開け、弾んだ声で叫んだ。リビングで思い思いの格好でくつろいでいた五人の女神たちが、驚いたように一斉に俺を見る。
「あら、悠真くん。おかえりなさい。そんなに息を切らせて、どうしたの?」
優花さんが、少しはだけた胸元を直しながら、不思議そうに微笑みかけてくる。あの時、公園で男たちの視線に晒され、ピリピリしていた俺の心は、今や「最高の解決策」を見つけた歓喜で満たされていた。
「みんな!引っ越そう!!」
「ええっ?」
茜ちゃんが突然の提案に、目をパチパチとさせていた。
「悠真さん、それじゃわからないわ。落ち着いて、詳しく説明してくれる?」
「えっ?ああ、そうだね……うん」
いかんいかん……確かにその通りだ。俺は深呼吸をして落ち着こうとしたが……興奮のあまり、胸がバクバクと鼓動しているのがわかる。
「詩織ちゃん、昨日の公園の帰り道、やたら立派な屋敷が沢山あったの覚えてる?」
「えっ?ええ、覚えてるわよ?立派な割には放置されてるっぽいお屋敷があって、不思議だったわね」
「あれ、バブルの遺産なんだよ。当時、1億とかそれ以上するようなのが大量に建てられたんだけど、バブルがはじけて放置されちゃったんだよ」
「ふうん……でも、おにいちゃん、それがどうしたの?まさか、ここを引き払ってあそこに行くって事?」
「その通り!!」
「ええっ!?でも、あそこって、場所が不便そうで、ここの方が……」
「そうじゃないんだよ、唯ちゃん!!続きがあるから、聞いてくれ!!」
絶対に説得に失敗したくない。ここは落ち着くんだ……よし、やるぞ。
「実は、気になって不動産屋さんに行ったんだ。そしたら、あのお屋敷、1円なんだって!!」
「「「「「1円!?」」」」」
お、みんな食いついた!!
「それで、興味が湧いて見に行ったんだよ。そしたら、一度も使われず放置された豪邸なんだ」
「うわあ……そんなのがあるのね」
唯ちゃんがちょっと興味が沸いたのか。俺の話に食いついてきた!!
「それで、問題はそこじゃないんだ。実は、屋敷に行こうとした時、住民の人と出会って、興味深い事を教えてくれたんだ」
「興味深い事?」
「ああ。なんでも『やたら綺麗な女の人が沢山住んでる』屋敷があるんだって。『屋敷に見える男の人は一人ぐらいしか見えない』らしいのにね」
みんな目をパチパチさせていたけど、俺の意図に一番早く気づいたのは年上の優花さんだった。
「あ!まさか、そこは……お父様みたいな人が!!」
え、優花さんのお父さんって、そういう事してたの!?
「お母さん、わかるの?」
「ええ……わかるわ。私の父は女にだらしない人で……沢山の女の人を囲っていたのよ」
「「「「あっ!!!!」」」」
今の台詞で、俺の計画にみんな気づいたらしい。
「その、優花さんたち、覚えてる?みんなでハーレムを作ろうってなった時だけど……その、俺どうしたらいいかネットとか意見を探してたんだ。そしたら、ハーレムを作ってる人たちが本当にいるらしくて、その人達の意見を参考にしてたんだよ」
俺がそう切り出すと、リビングの空気が少しだけ真剣なものに変わった。
「私も、あの時、浮気者には気をつけろ!!って、男の人がハーレム作ってたりするって、見たことある……」
唯が、少し気恥ずかしそうに、でも思い当たる節があるといった表情で言葉を添えた。
「でも、彼らが何処にいるかわからなかった。それが、あそこなんだよ。日本全国、ああいうちょっと離れた所にいたんだ!!あそこなら、セキュリテイもしっかりしてるし、誰も変な奴が寄り付かない。それに、俺みたいにああいう屋敷を維持できる財力は普通みんな持って無いから、身近な例が無さ過ぎて、誰も気づけないんだ!!」
「「「「「ああっ!!」」」」」
みんな、その手があったと得心したらしい。そして――誰一人、否定の言葉を口にしなかった。みんな、モジモジと体をよじらせたりしていて、頬は桜色になり――少し迷いを含んだ期待の仕草を見せるようになる。
「悔しいけど、ああいう立派な屋敷を人気のある土地に作ってみんなを守るのは、無理だ!!正直、それができるのは億万長者だよ……だけど、そんな俺でも、ああいうバブル遺産をかすめ取るなら、今はネットでお買い物もできる。それに、この家は新興住宅地の人気エリアだから、売れば5000万とか6000万だって行ける!!それで、この家を売っ」
「おにいちゃん!引っ越そう!!」
咲ちゃんの弾んだ声が、静まり返っていたリビングにぱんっと弾けた。次の瞬間、彼女は迷いもためらいもなく、まっすぐこちらへ飛び込んでくる。
「うおっ!?」
思わず声が漏れたが、反射的に両腕で受け止めていた。腕の中の体温と、胸元に伝わる確かな重み。咲ちゃんは顔を埋めるようにして、ぎゅっとしがみついてくる。
「だってぇ、それで、おにいちゃんとずっと一緒なんでしょ❤」
小さくそう言われただけで、胸の奥がじんと熱くなった。視線を上げると、他のみんなの反応が一斉に飛び込んでくる。
茜ちゃんは、両手で頬を押さえたまま、視線を泳がせている。耳まで赤くなっていて、さっきまでの慎重さはどこかへ消えていた。
優花さんは口元に指を添え、困ったように、それでいてどこか楽しげに微笑んでいる。その視線は、俺と咲ちゃんを交互に見ていた。
「もう……ほんと、ずるいわね♪」
詩織ちゃんが小さく息をつきながら、俺の隣に来る。軽く肩に触れられ、そっと視線が重なったかと思うと、柔らかな声で囁かれた。
「でも……嫌じゃないわ❤」
その言葉が合図だったみたいに、空気が変わる。
「うん……いいよ、私も、お兄ちゃんと一緒がいい❤」
唯ちゃんがそう言って、ためらいがちに、でも確かな一歩で近づいてくる。軽く腕に触れられただけなのに、胸が跳ねた。
誰も反対しなかった。誰も、引き下がろうともしなかった。代わりにそこにあったのは、照れと期待と、少しの不安が混じった沈黙。咲ちゃんの行動をきっかけに、部屋の空気はゆっくりと「大賛成」へ塗り替えられていった。
「じゃあ、みんな……いいかい?」
俺の問いかけに、みんな少し照れたように笑い、頬を桜色に染め、揃って頷いた。
「夜が、楽しみだね❤」
唯ちゃんの意見を否定する女の子は――誰もいなかった。
そして――これが、あの冒頭の高校の男子達の「悲劇」へと繋がっていくのである。彼女たちの姿が消え、ざわつく男たち。だが、彼らが彼女たちの爆乳を、その美しい微笑みを目にすることは二度となかった。
なぜなら、彼女たちは悠真の提案を受け、迷うことなく通信制高校へと完全移行(転校)してしまっていたからだ。更に、高い塀に囲まれた甘い要塞。そこは、物理的にも、社会的にも、外界の男がどうあがこうが決して接触できない「不介入の聖域」だ。そもそも、女神たちが何処へ行ったか、彼らは知る由もないのだ。
こうして、外界の喧騒など届かない、甘く輝くハーレムが完成し……悠真たちは、楽園に溺れていた。
目を覚ますと、誰かが俺の腕を抱きしめていた。ここは、ハーレムのベッドルームで、昨夜はみんなと存分に愛し合ったんだ。
「ん……悠真さん。おはようございます❤」
最初に目を覚ましたのは、茜ちゃんだった。Nカップの圧倒的な果実が、俺の顔に押し付けられる。その重みと体温だけで、ここが現実であることを叩きつけられる。彼女は、俺の口を乳首で塞いできた。
その光景を見たのか瞬間、別の誰かがくすっと笑ったようだ。
「ね……まだ時間、あるよね❤」
「お兄ちゃん、昨夜の続き……していい?」
それは、双子の姉妹たちだった。俺は苦笑して、目を閉じ、「ああ」と告げ、茜ちゃんの乳首を舌で愛撫する。窓の外から、鳥の声が聞こえ始めている。その二人は子猫のようにシーツの中から這い出し、俺の下半身に移動した。ペニスが柔らかい塊に挟まり……MカップのWパイズリが始まった。
さらに、両側から詩織さんと優花さんが、大人の余裕と熱を孕んだ声が響く。
「悠真さん、今日はどこにも行かないわよね?……ずっと、私たちが独占したいの❤」
「悠真君、私は……貴方の女になれて、幸せよ❤」
両腕がLカップの爆乳で挟まれ、体がキスマークだらけになった。それぞれに個性的で、かつ暴力的なまでに豊かな曲線が、朝の柔らかな光の中で乱舞していた。
「ああ、もちろん。今日は一日、ここで過ごそうか」
俺の台詞を聞いて、ベッドルームにみんなの嬌声が寝室に響き渡る。そして、何度も、可愛らしい絶頂が寝室を震わせる。俺の中から解き放たれた膨大な熱量は、五人の女神たちの柔肌を余すことなく塗り潰した。
茜ちゃんのたわわな双丘から溢れ、詩織さんと優花さんの絡み合う肢体を伝い、双子の純白の肌を汚していく。ふと、窓から差し込んだ太陽の光が、その「神聖な白濁」を捉えた瞬間だった。
体に付着した大量の白濁液は、太陽の光の反射を受け、真珠のような光沢を放っていた。それはもはや卑猥な汚れなどではなく、俺が彼女たちを「祝福」し、この城に「繋ぎ止めた」ことを証明する、何より美しい宝石のようだった。
俺の愛にまみれ、精液の膜でコーティングされた五人の爆乳女神たち。乱れた髪、紅潮した頬、そして太陽を反射して神々しく輝くその肢体は、外界から隔絶された楽園の至宝だった。
「「「「「愛してるわ、悠真(お兄ちゃん・君・さん)❤」」」」」
光り輝く愛の中……俺は、爆乳女神たちと天国に昇り……再び、彼女たちを「祝福」した。
※ハーレムで女の子は幸せ一杯❤
【挿絵表示】
これにて、本作のメインストーリーは終了となります。
ですが、別にこの物語が終わりではありません。第4章は「日曜6時頃に発生する例の時間がループするアニメ時空」です。つまり、短編集的な構成です。
※だって、これやらんとJKヒロインがJDヒロインに成長よ?
外界を断絶した『ハーレム』で、新ヒロインが次々と登場し、既存のヒロインたちともさらに濃密に、ただひたすらにラブラブなエッチを積み重ねる……そんなストーリーを書こうかな、と考えてます。
ゲーム的に言うなら、3章まではメインストーリーでEDで終了。4章以降はDLCな世界です。メインが終わらずダレるより、こっちの方がいいかな、という判断でもあります。
さて……それはさておき、活動報告を作りました。という訳で……そこで、『こんなヒロインが欲しい!!』という意見があったら、どうぞ。バブル遺産の空室は無限だぞ?エッチのシチュエーションも受付。
ラブラブハーレム物ですから、方針次第では遮断ですが……では、ご意見があれば、活動報告へどうぞ。
さて、4章はどうするかな……。