「いたたた…普通上空から落とすか?パラシュート開いてよかったぜ…」
とりあえず壊れたものがないか確認する。一通り終わると現在地を確認する。
「東西南北分かった所でこの世界が丸い球体なのかどうなのかわからん以上どうしょうもねえな…それに…日本じゃねーのは確かだ。」
周りの木々はどう考えても日本で生えてる木じゃなかった。
「とりあえず…道探すか…」
「お困りのようだね。」
頭の中に直接話しかけてきた。
「おう、神様。せめて街とかじゃだめなのかよ?」
「そうだね、間違えちゃった☆」
「左様で。」
考えることはやめたのである。
「所で言うの忘れてた。ステータスって言ってみて?」
「あ?まあいいや、ステータス」
すると空間になんか表示された。表示された表示は以下の通り。
名前 九条 一(くじょう はじめ)
種族 人間
LV 100
HP 30000
MP 30000000
敏捷 30000
体力 250000
筋力 200000
剣術適性 SSS
射撃適性 SSS
格闘性能 SSS
魔法適性 SSS
スキル
隠れる者
スキル発動時音を完全に遮断する。
大和魂
逆境になると全てのステータスが強制的に100倍となる。
勇敢なる者
スキル「大和魂」を発動中かつ、英雄的な行動を行った場合、問答無用で敵に対して行う全ての攻撃が即死攻撃となる。
軍神の加護
使用者が部隊を率いる場合全員のステータスが2倍となる。
仕舞う物
なんでも収納できるアイテムボックス。
現在の内容物 ハイポーション100本
「なんじゃこりゃ…ゲームみたいだがなんか化け物みたいなステータスだなぁ…」
「奮発しちゃった☆」
「そうかい…参考までに普通の人間だとどれくらいなんだ?」
「最大でも70くらいかなあ…?それでも君のステータスの5%以下だねぇ…」
「俺は災害か何かか?」
これには唖然とする。
「因みにだけどこの世界の住人は全てステータス見れるからね。」
「了解だ。とりあえず自力で街まで向かうよ。」
「うん、たま~に話しかけに行くからね?」
「分かった」
神様との会話を終わらせひたすらに歩いていく。
「ん?金属音?」
すぐに伏せて匍匐前進する。そして分からない程度にライフルスコープを覗き確認する。
(……絵に描いたような軽装備…盗賊か?30人くらいか?倒れてるのは…騎士だな?おっと…メイドや執事もいるのか…お…あの嬢ちゃんやるねぇ…)
見ればレイピアを持ち華麗な剣戟を見せる少女がいた。
(服もいいもん着てるな…貴族のお嬢様か?……)
観戦しているうちに少女のレイピアは、弾き飛ばされ、一の近くに落ちた。
(ピンチだねぇ…そして展開がベターだな)
そんな事考えながら20式小銃に消音器をつけ、安全装置を解除、連射に切り替える。
(さて…ダンスと洒落込もうか)
フルオートで連射しつつ5人を仕留め、驚いているうちに消音器を外し着剣、立って少女の足元めがけてレイピアを放り投げる。
「なんだおま…ギャッ!」
「いつの間に!?」
走りながらセレクターを単発に切り替えヘッドショットで仕留めていく。そして弾切れの為残りは銃剣突撃で首にぶっ刺したり首を跳ね飛ばしたりして殲滅する。そして少女の目の前に立つ。
「おい、嬢ちゃん、そこに突き立ってるレイピアは飾りか?」
「あ…」
「立て!お前の為に散った騎士が可哀想だろうが!」
「す…すみませんごめんなさい…」
「たく…ちょっと待ってろ…」
倒れた騎士の首に指を当てて生存確認する。すると虫の息ではあるが全員生きていた。
「おい、嬢ちゃんよかったな!全員まだ生きてるぞ!」
「本当ですか!?お願いします!助けて下さい!」
「……しょうがねえなぁ…」
めんどくさいなと思いつつハイポーションを全員に飲ませる。
「とりあえずいいだろ…俺は疲れたからとりあえず寝とく、嬢ちゃん後は任せる。あ、別に置いてってもいいぞ?」
「そんな事できません!」
「そうかい…じゃあ全員立ち上がれるようになったら教えてくれ。」
「分かりました」
「じゃあお休み…」
すぐに寝始めたそれを見た少女は…
「不思議な人…」
しばらくして…
「……おき…て…おきてください!」
「む?どうした?全員起きたか?」
「はい!貴方のお陰で死んだ人は居ません!ありがとうございます!」
「「「「ありがとうございました」」」」」
「そりゃよかった。…ほんとに。」
執事が話しかけてきた。
「旅の方」
「なんでっしゃろう?」
「今回の一件をわが主、ユーリ領領主ルドルフ・フォン・ユーリ公爵に報告し、貴殿を客人としてもてなしたいと思いますがいかがでしょう?」
さっきまでの会話を思い出して青ざめる。
「……あれ?これもしかして…俺やらかした?……一応君の名前も聞いておこうか…」
「私ですか?マリア・フォン・ユーリです!」
「うーんこれはやっちまったなぁ…」
「何がですかな?御客人…」
「色々と言葉を間違えた気がする…」
執事が破顔した。
「知らなかったのですから致し方ないのではありませんか?見た感じ貴方は旅をしてらっしゃるのですから。」
「…失礼した。では…厄介になる。」
「ありがとうございます!」
かくして運命やいかに…