「ぐっ。強いッ・・・」
私たち機動六課は窮地に陥っていた。
突然世界を襲った魔族たち。そして魔王を名乗る軍の長。
魔法を巧みに操る彼らは私たち魔導師よりも戦闘に長け、個々の能力も高かった。
多くの世界が同時に侵攻を受けたことで時空管理局は混乱、私たちは明らかに後手に回っていた。
「きゃあああああっ」
そして。
「なのは、はやて、うそ・・・みんな」
私たち機動六課は魔王の奇襲に遭い、その全員が地に伏していた。
「わたし、たちは、負けない」
その中で私、フェイト・テスタロッサは立ち上がる。すでに装備はボロボロで、もはやあと一撃を耐えることはできないだろう。
それでも魔王に一矢報いることができるならば。
仲間たちを逃すことができるなら。
『私はどうなったっていい』
「ほう。俺の攻撃を受けてなお立ち上がるか。その威勢のよさは認めよう」
目の前に立つ魔王。三メートルはあろうかという巨躯で、その身体中に大量の魔力を纏い、魔獣の骨のような鎧が体から生えている。その禍々しい魔力と圧倒的な肉体によって私たちは敗北したのだ。
それでも、まだ。
まだ、一撃を与えてやる。
「はああああああああああああ」
「だが、所詮は人間だ」
決死の攻撃は魔王の腕に握りつぶされ、儚い魔力の粒子となって消える。
「そ、んな」
消えゆく意識の中で魔王はいう。
「だが気に入ったぞ。フェイト、お前を俺のメスにしてやる」
そこで視界は闇に溶けて消えた。
「はっ」
次に目を覚ましたとき、私は暗い部屋にいた。
両手を頭の上に拘束されている。
動かそうとすれば鎖がじゃらじゃらと音を鳴らした。
どうやら特殊な魔法がかけられているのか、魔力を込めてもびくともしない。
ただ今の現状では私が弱っているだけということもある。機会を待ち、仲間のみんながどうなったのか調べなくては。
「おう。目が覚めたようだな」
「っ! 魔王!」
目の前に現れた魔王を見ただけで頭の中が怒りで満ちる。仲間たちを戦闘不能にしたのは紛れもなく、この男なのだから。
「みんなは、どこっ!」
「自分の安全よりも皆のことか、仲間想いなやつだ。安心しろ、他のやつらは無事だ」
「それを信じろと?」
「ふんっ、元気が有り余っているようだ。少し静かにさせてやるか」
そう言った魔王の背中から二本の触腕が生えてくる。それは私の体を這いずりながらべっとりと粘ついた液体を私に擦り付ける。
「なに、を」
「最初が一番刺激的だぞ。楽しめ」
「んっ!!1」
触腕の先端が四つに割れて開き、私の乳房に覆いかぶさる。私の乳房を覆い、乳首に張り付いたそれは、ビリビリと電流が走ったかのような感覚を私に伝えてくる。
「なに、これ。服越しなのに直接触れられてるみたい、な」
「この触腕は相手の肌と一体になり、相手から魔力を吸い上げる」
「吸い上げーーうっ、あっ、あああああああ!」
私が疑問を口にする前に、体の中を大きな電流が駆け抜けて、私は上体を大きく逸らす。
「ああ、ああっ、ああああああっ」
私の中から力が抜けていく。見れば黄色く色がついた私の魔力が触腕に流れ、魔王の体に吸収されていた。
この触腕、私の魔力を吸い上げてる!
「フェイト、お前の魔力はうまいぞ。どんどん吸い上げてやる」
「やめっ、や、やあ、ああああっ」
自分の意思とは関係なく魔力が体の外に出ていく。
それを効率的に行うため触腕は私の乳房をこねくり回し、乳首を弄んでいる。
「さあ、一気にいくぞ」
「やめっ、ああっ、あああああっ、あああああああああああっ!!!」
大量の魔力が魔王の体に流れていく。
私は為す術もなく乳房から魔力を吸われてしまうのだった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「どうだ。魔力を抜かれて少しは大人しくなったか」
「私を、どうする、つもり」
私は魔力を抜かれた体で、なんとか体力だけでもと息を貪りながら、魔王に尋ねた。
「フェイトよ。お前を他の人間と別にしたのには理由がある。お前は俺の子を産むのだ」
「・・・は?」
多少は酸素が行き届いて思考が可能になった脳が混乱する。
この男はなにを言っているのだ? 意味がわからない。
「そもそもこの人間世界への侵攻自体が、俺の子を産ませる存在を探すためでもあった。魔導師には優秀な個体がいるときいたからな」
「そんなこと、私が受け入れるとでも?」
私は精一杯魔王を睨みつける。
「その強さは俺の好みだ。だが、お前の仲間がどうなってもいいのか?」
「うそ・・・」
魔王が手をかざすと、映像が宙空に浮かんだ。そこには捉えられた皆の姿があって。
いや待て。
これはなに。
皆が捕まっているのは怪物の体内のような、ピンク色の管が入り乱れたような場所で、ひどく粘液に塗れていた。皆は手足を拘束されていて、先ほどの私が受けた恥辱とは比べ物にならない辱めを受けていた。
「やつらは間も無く魔獣の栄養になるか、新たな個体を産む機械となるだろう。どうだ助けて欲しいか」
「く・・・卑怯な」
「仲間を見捨てるか?」
「わ、わかり、ました・・・」
悩んでいる暇などなかった。
私が魔王の言うことを聞けばみんなが助かる。
それでいい。
私一人の犠牲でみんなが助かるのだ。
「あなたの、言うことを、ききます」
「よし。ではお前と契約魔法を結ぶ。構わないな」
「はい・・・」
こうして私は皆を救うべく、魔王の奴隷になったのだった。
私が魔王の奴隷になってからというもの、その待遇は一新された。
私は魔王の居城ともいえるべき場所に大きな部屋を与えられた。
そしてーー毎日のように魔王から躾けられている。
「はっ、はっ、ああっ」
大きなベッドの上で魔王に乳を吸われている。前回のように触腕ではなく、魔王が自らの口で私の乳房を弄んでいた。
「ああっ、そんな。乳首ばかりっ」
「まずは体を俺好みに仕上げる。嫌とはいうまい」
私は仲間を助けるという名目で魔王の奴隷となった。
心は許さずとも、建前として従うしか選択肢はなかった。
「は、はいっ、んんっ!!」
「言葉にしてみろ」
「わ、私の体は。魔王、様のもの、ですっ!」
「よし、よく言った。褒美に快楽を与える」
魔王が私を強く抱き寄せたかと思えば、乳首から魔力を一気に吸い上げられた。魔力を吸い上げられる感覚に私は意識が飛びそうになる。
「んんんっっっ!!!」
「快楽に身を委ねろ」
「はいっ、ああっ、あああああああああ!!!」
私は盛大にイクのと同時、体内の魔力を魔王に全て吸い尽くされる。異様な快楽が身体中を駆け巡り、まだ知らない領域に足を踏み入れたのか、体がビクビクと痙攣する。両足が足先まで綺麗にピンと伸びて、いまだ体の中に残る快楽の余韻に浸る。
「はあー。はっ、ああっ。ふぅ、ふぅ」
「盛大にイッたようだな。人間の世界ではご無沙汰だったか?」
私は世界を守るために身を粉にして生きてきた。世界を、仲間を守れればそれ以外は必要ないからだ。
ゆえに、この感覚は、知らない。
この気持ちの良さを、快楽を私は知らない。
でも、どれだけ気持ちがよくても、私の心が魔王のものになることはない。
どれだけ辱められても、心は機動六課のみんなの元にあるのだから。
「ああっ、は、はい。知りません、でした」
「そうか。なら存分に感じるといい。お前には性を司る役目を与えるのだからな」
「え?」
言われたことの意味が理解できずにいると、魔王が配下を呼び寄せた。蜥蜴のような見た目の魔族が二人部屋に入ってきて、恭しく魔王に対して傅く。
この屈強な魔族になにかさせるのだろうか。
私はその未来に震えながらも、自分の体を抱くようにして、震えを堪える。
「例のものは手に入ったのだろうな」
「はい。ここに」
魔族が運んできた布袋を開くと、そこには魔族の女性が一人裸で入っていた。眠らされているのか床に転がされても反応がない。その見た目は人間に翼と尻尾が生えたような見た目で、その大きさもひと回り大きい。腹部には奇妙な紋様が刻まれている。
「よくやった。お前たちは下がっていいぞ」
魔族は女性を置いてすぐに部屋を後にした。
私はひとまず一難が去ったことに安堵する。
「魔族は他の種族を食らって己の肉体に取り込むことができる。そうして俺たちは強くなり、繁栄してきた。かつては魔法を得るために人間を喰らったことが文明の始まりとも言われているくらいだ」
「他の種族を喰らう・・・」
彼らの歴史に驚く。
そのような弱肉強食が彼らを強くしたのだ。
「じゃあ、私を喰らう、そういうこと?」
私はその捕食される行為に怯えた。食われてしまえばそこで終わりだ。
みんなのため、最後に魔王へ一矢報いることはできない。
「くははははっ。早とちりするな。まあ見ていろ」
魔王は眠っている女性の魔族に自らの尻尾を纏わせる。
そして尻尾の先端が開いたかと思えば、尻尾は丸ごと女性の体を呑み込んでしまう。
「え」
目の前で起きたことに唖然とする私を前で、魔王の尻尾に呑み込まれた女性はその中を通り、魔王の体内に取り込まれた。丸呑みしたせいで膨らんだ尻尾が魔王の中に引き摺り込まれ、やがて腹の中に収まった。
「ふむ。サキュバスの女は初めて食べたが、中々に美味いな。数が少ないのが残念だ」
「あの人を食べた、の?」
「ん、ああ。こいつのことか」
魔王は自分の腹を撫でながら私の言葉に答える。
「こいつはサキュバス種でな。お前を改造のするのに使う」
「何を、言って」
女性を丸呑みにして食ったかと思えば、次は私を改造するという。魔族のいうことはわからないが、次は私の番ということは間違いない。
「さあ、今日はこいつに奉仕してもらうぞ」
そう言って魔王は自らの股間部分にあるモノを覗かせる。
「んっ、んん」
それは禍々しく凶悪な見た目をしていた。人間の男性器がどのようなものかは知識として知ってはいたが、魔族のものはまるでサイズが違う。こんな凶器を挿れられたら、なんてことは想像したくもない。
なのに。
それを見ただけで私のお腹、正確には下腹部のあたりが切なく疼いた。
え?
なんで、どうして。
今まで他の男にこのような反応を示したことはない。
私はクローンとはいえ体は人間だ。
発情することもあるだろうし、その感覚も備わっている。
だとしても最初に反応を示すのが魔王に対してだなんて。
なんてことだ。
「この程度で驚くな。まだ勃起すらしていないぞ」
「うそ、これで勃起していないなんて」
「ああ、すぐにわかるさ。今からお前が勃起させるんだからな。さあ俺の性器に奉仕しろ」
「は、はい・・・」
私は戸惑いつつも魔王には逆らえない。
自ら魔王の性器に顔を近づけて、舌を出し、触れる。
「う」
まずその臭いを嗅いだだけで頭がクラクラしていた。以前麻薬の一斉摘発をした際、大麻がぎっしり詰まっていた現場の倉庫でも、ここまで頭がぼーっとすることはなかった。
臭いだけで相手を狂わせる力がある。
そう思わせるほどのオスの臭い。
そして舌が感じとる味。苦くてまずいはずなのに、舌は次へ次へと、舐めるという行為を勝手に繰り返した。
なんで。
なんで私はこんなことを。
最初は嫌々ながら舐めていたはずが、いつの間にか亀頭だけではなく積極的に竿の全体を舐め上げていた。
私はどうしてしまったんだ。
「いいぞ。調子がでてきたな。次は口に含んでみろ」
「はい。んむっ、れろっ、れろっ」
口に含んだ男性器から魔王の魔力を感じる。
その魔力の猛々しさを、舐めるたびに私は感じていた。
この禍々しい凶器を口に含んで舐める。
その行為に夢中になっていく。
まずい。
私の生物としての本能が、この性器に服従しようとしているのだ。
私が舐めることによって段々と硬度を増す性器、その変化に私の体は発情して、さらなる刺激を与えるために動きを激しくする。
「はむっ、はむっ、じゅる、ぺろ、はむっ」
「いいぞ。気持ちいい。続けろ」
魔王に心は渡さないつもりだ。
だが、すでに体は魔王の圧倒的な力の前に屈服しつつある。
ダメだ、
負けてはいけない。
私は負けないっ。
自分の意思を強く持ち、魔王の言いつけ通りに奉仕する。
「よくやった。そろそろ頃合いだ」
ようやく終わるのかと安堵も束の間。
「俺が与える精液を全て飲み干せ」
魔王は私の顔を掴み、ぐっと引き寄せる。
それによって男性器は喉の奥まで一気に達した。
「ぬむっ、ぐむっ、ぐっ」
私が焦って抵抗するも魔王の体は微動だにしない。
だめ、出されちゃう。
全部、飲まされる。
もはや抵抗も叶わず、私は目を瞑った。
そして。
魔王の男性器から粘度の高い液体が放たれる。
濃い。
圧倒的な魔力と粘度、その両方で魔力酔いを起こしてしまいそうだ。
「全部、体に取り込め」
ごくり、ごくりと飲んでも飲んでも終わらない。
粘度の高い精液には大量の精子が含まれているだろう。
魔王の中で作られた、女性の体を支配する液体が私の中に広がっていく。
「む、むぅ、むぐぅ、むぐっ」
そして私のささやかな抵抗など全く意に介すことはなく、大量の精液が私の中に放たれ続けた。
魔王の魔力を持つ精子の一匹一匹が私の中を犯して、ひたすらに身体中を駆け巡った。
「はっ、はあっ、げほ、げほっ」
やがて自分の体の細胞全てが魔王に犯されたのではと、錯覚するくらいの時間の後。
魔王はようやく私を解放した。
「どうだ。オスの味は。お前のために作ってやったのだぞ」
「は、い・・・」
大量の精液を飲まされ続けた私は返事をするのもおぼつかない。
そんな私に魔王は続けた。
「そろそろ体に変化が起きる。楽しみしているぞ」
「な、んの、こ、と・・・っ!」
そんな疑問を口にしようとした時、体全体が焼けるような熱を持った。
「あ、あああああ、なに、これ。私の体が、ああっ!」
全身が燃え盛る炎に包まれたかのごとく熱を発していた。
私の内側から異様な熱が生まれて、それは行き場なく私の中をぐるぐると駆け巡った。
「う、ううっ、なにを」
「お前の体に先ほど食ったサキュバスの因子を大量に送りつけた。今からお前はサキュバスになる」
うそ。
わたしがサキュバスに。
人間から魔族になる。
そんな。
いやだ。
人間じゃなくなる、なんて。
「がああ、ぐううう」
「お前の中に吐き出した精子は特別製でな。喰らったサキュバスの因子を俺の持つ他の生物の特徴を喰らう力とともに吐き出している」
「そんな、もの、体が拒否反応で、壊れる、だけ」
「普通はそうだ。だがこの精子はお前から吸い取った魔力を合わせることで、お前の体が自分のものだと誤解して取り込むようにできている」
う、うそ。
魔王が私の乳から吸い取った魔力を。
こんなことに使うなんて。
じゃあまさか。
「お前の体が熱で溢れているのは、拒否反応、免疫反応によるものではない。新たな生物として生まれ変わる、変化の熱だ」
「そん、なーーうっ。ぐっうう」
だめ、抵抗しないと。
私が私でなくなる。
「変化を受け入れろ。新しいフェイトに生まれ変わるのだ」
「ぐぎっ、ぐう、あぐっ」
私の中で魔王の力が暴れている。私という枠組みにサキュバスを突っ込んで、魔族の力で内側から無理矢理に私を変えようとしている。
「ああ、ああっ、うう」
体が変わりたいと叫ぶ。魔王に調教された体が変化を受け入れようとしている。
ダメだ。
そうしたら私は人間でなくなる。
抗え。
負けるな。
「お前は俺が見込んだメスだ。この変化にここまで耐えれたやつは魔族でさえいない。だからお前には追加で褒美をやろう」
必死に耐える私を片手で抑え込んだ魔王は、男性器を私の膣にあてがった。
体の変化によって熱を持つ体は体液で濡れていて、そこは十分な状態に仕上がっていた。
魔王が何をしようとしているのかなんて一目瞭然だ。
でも抵抗できない。
「あ、あ、あ」
必死に変化を耐える私がその行為に抗えるはずもなく、それはすぐに完遂された。
「挿れるぞ」
ズン、と熱を持つ体に新たな熱の塊が突き込まれる。
それは一突きで子宮まで届き、なおも全てが収まりきっていない。
膣に大きすぎるモノが挿れられて、身を裂くような痛みが駆け抜ける。
「おぉっ、おぉ、おっ、おっ」
あまりに大きすぎる魔王の性器が私の中に挿れられている。
私にその形を覚えさせるように、膣の中は魔王を受け入れるためにきゅうきゅうと性器に張り付いていた。
「い、いや。あっ、ああっ」
逃げようとする私はがっちりとホールドされて、逃げ場はどこにもない。体の変化を耐えながら、魔王の性器に突かれ続けた。
私の体は魔王の求める姿に変わっていく。
正確には魔王を喜ばせるための体に変わっていくのだ。
「あっ、あっ、あああ」
私は圧倒的な快楽を与えられ、オスの別種の熱によって支配され、魔王の魔力によってコントロールされていく。
「さあ、俺に新たな姿を見せろ」
地鳴りのような突きが私という存在の根底を揺さぶる。
快楽が全ての決意と覚悟を押し流して、新たな変化への呼水となった。
「あああああああああああああああ」
なのは、はやて。
みんな、ごめん。
私はもう。
「受け取れ、フェイト!」
「うごっ、ぐうっ、ああああああああああ」
私の中を引き裂くように膨らんだ魔王の性器が、さらに一層膨らんだ気がした。
それを脳が知覚する頃には、さらなる大波のような刺激が怒涛の如く押し寄せ、思考を埋め尽くしていた。
ズン、と奥を突き上げられる。
まるで私の奥底へ、一番感じる部分に狙いを定めるようにしてそれは放たれた。
ビュル、ビュルル、ビュルルルル!
ドクン、ドクン。ドクッ、ドクッ。
私の中に魔王そのものが割り込み、溶け込んで支配する。
性器から放たれた大量の精液が私の中をドロドロに溶かして埋め尽くした。
すでに口から摂取した分と合わせて、私の体は、その細胞の一つ一つに至るまでを魔王の精子に食い尽くされていた。
フェイトという人間の中を魔王という魔族の頂点たる存在が貪り喰らう。
さらにサキュバスの因子を強制的に与えられ、体は魔族のモノへと変化していく。
これを快楽とともに与えられた私は、もはや耐えることができずに全てに身を委ねるしかない。
「はぁ、は、ふぅ、ふぅ」
「始まるぞ」
私の膣から性器を抜き取った私はベッドに転がされていた。
無様に膣から愛液と精子の混合液を吐き出す。
私が痛みと快楽の間で痙攣するたびに、それはごぽっごぽっという音を立てながら卑猥にベッドを濡らした。
「んんんんん、んあ、あああああああ!!!」
もはや叩きつけられた感覚のせいで意識が混濁していた私は、自分の体内で始まっていた変化に気づくのが遅れていた。
「んぐ!?ぐうううう!」
自分の体が内側から盛り上がる異様な感覚、そhして痛みが私を襲った。
身体中が痛い。全てが熱くてどうにかなってしまいそう。
一度は魔王の性器が与える刺激で上塗りされて知覚できていなかった、麻痺していたものが一斉に押し寄せてきた。
「いいぞ、その調子だ」
自分の体に何が起きているのか、自分ではわからない。背中から尾てい骨にかけて自分の体が、その肉が盛り上がり広がる感触と、特に下腹部は焼け付くような熱があった。
「うう、があああ、ぐがあああああああああ」
野生の咆哮を上げる。もはや理性を忘れた私は進化していた。
盛り上がる肉からは漆黒の翼と尻尾が生えて、下腹部にはサキュバスの証である淫紋が刻まれる。
体は魔王ほどではないが一回り大きくなって、より生物を捕食しやすい形態となった。どうやら金色の髪と赤い瞳、白い肌は残ってくれたようだが、もはや私は人間ではない。
魔族のサキュバス。
目の前の生き物を捕食対象としかみない、魔族の一員なのだ。
「よくサキュバスになった。しかも人間の特徴を残したまま変化するとはな。さすがは俺が認めたメスだ。お前ならば最強の子を産むことができるだろう。これからはーーむっ」
私は目の前で私の変化を鑑賞して喜ぶ魔王に襲いかかっていた。
理性からの行動ではなく、本能からの行動だった。
「ぐううう、ぐるるるるる」
どうやら体の変化に栄養を使いすぎたのか、体は本能的に栄養を求めていた。
私はもはや自分を制御できず、ただただ肉欲のまま動いている。
そして目の前には魔王の性器がある。
先ほど射精した魔王の性器には魔力の込められた精液がべっとりとついたままであり、それは今の私にとって、甘い蜂蜜が塗ってあるのと同義だった。
「あむっ、れろっ、ちゃぱ、れろ、がふ、んぐ」
「腹をすかしているか。くくく、いいぞくれてやる」
魔王は私を力づくでベッドに押し付けると、その抵抗する体に、その膣に無理矢理性器を押し込んだ。
「ぐうっ、ぐるううううっ!!!」
「おお、体の変化で膣の中も変わったようだな。膣壁の感触、精を搾り取る最適なカタチになったようだな。それに大きくなったことで、おお、うおおおお」
私は性器を押し込まれたことで一時的に動きを封じられるが、その膣は先ほどとは違って凶悪な魔王の性器をぱっくりと根元まで呑み込んでいた。
「ぐるうううううううううう!!!」
サキュバスとなった私は性器を押し込まれただけでは屈することはない。膣の動きを自在に操ることができたし、大きくなった私の下半身はカニバサミのように魔王をホールドして逃さないようにしていた。
このように私は相手から精を搾り取るために最適な行動をとる。
これはサキュバスとしての行動だった。
私はそれを当たり前に本能として行う。
そのため
「ちゅむ。あむっ、んんっ。ちゅっ」
魔王に口づけして相手の口内を犯して、砂糖水よりも甘くなった自分の唾液を媚薬として相手の体内に送り込んだ。また母乳を生成できるようにもなり、魔王の口内に押し込むようにして飲ませた。
「これは、精を増強する力か。教えられずとも自ら獲得したか。いいぞ、なら俺も応えてやらんとな」
自分の中にあるサキュバス因子から体の使い方を獲得した私に、魔王は応えた。
性器に込める魔力を増大させて、さらに硬質になった性器が私の奥を突く。
その猛々しい力はサキュバスになった私にとっても大変心地よく、下腹部の淫紋は歓喜するように発光してその精をいただく瞬間を待ち侘びていた。
「お前の全てが俺のものだということを教え込んでやる」
魔王の動きに合わせて私の尻尾が魔王の性器と睾丸に絡みつく。
「ぐぅ、ぐるっ、ぐるうううっ」
「お前の一番深いところに出してやるからな」
私が本能的に与えた刺激も相まって魔王の射精量が増大する。
それは全力で私の中に打ち付けられた。
「ぐるるるうううう!!! ああ、ああーー、うっ、うぅん」
長い射精が私の膣を通して体全体へと快楽を伝播させる。
圧倒的に満たされた心地となり、少しずつ理性が戻ってきていた。
「俺も気持ちがよかったぞ。お前にはサキュバスの才能がある」
夢見ごちの中で魔王の言葉を聞く。
本能だけで動く私は快楽の虜囚であり、それを与えてくれる存在だけを主人と認める。
「さて続きだ」
「んん?」
そしてこの魔王との交わりは1週間も続いた。
魔族の無尽蔵かと思える体力によって休まず行われた交尾は、私の体が主人を認めるには十分な時間だった。
そして。
「ここだ、ここでお前は俺の器を作るのだ」
最後にはバックでホールドされ、お腹に子を孕ませると教え込まされながら、射精された。後ろから突かれることを許すのは、生物として相手に屈服した証。
射精後の性器をフェラで掃除しながら私は、魔王の所有物になったことを自ら認めるのだった。