※この作品はR-18です。

ヘキュバとの学園性活   作:黒瀬夜明 リベイク

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第一話 姫崎ぬいの秘密

太陽が西の空に沈み始めていた。辺りは少しずつ橙色に染まっていくこの時間、日本の内陸県某所にある「稲葉山高校」の廊下を、黒のジャケットに白のカッターシャツ、首には赤地に白い二本のラインが入ったネクタイを締め、黒のズボンを穿いた一人の男子生徒が歩いていた。

(さて、今日も宿題と自習だな)

 

明智瑠斗(あけちりゅうと)

 

この高校に通う2年生の男子生徒だ。黒髪の短髪と少しだけ垂れ下がった目に青い瞳の、ハッキリ言って「イケてる顔」とは言いにくい少年だ。身長は170㎝と割と高いが、体の肉付きはあまり良くない。「ヒョロガリ」という程ではないにしても、全国大会常連と言われている稲葉山高校野球部の強打者や、同ラグビー部員全般の様な体格でもない。ついでに言えば、瑠斗は運動が少し苦手だ。勉強は出来るが、体育の成績は良くない。故に運動部にも所属しておらず、瑠斗は帰宅部だ。だが家に帰ると「ゲーム」や「漫画」と言った誘惑が現れてしまう。瑠斗はその誘惑を断ち切る為、あえて学校の空き教室でその日の宿題と自習をしているのだ*1。そして今日も今日とて、いつもの空き教室へと向かっていたのだ。瑠斗がふと廊下から見えるグランドを見ると、ラグビー部の部員たちが部活に精を出している。

(……俺ももう少し、運動が出来たらなぁ)

そんな愚痴を口内で独り言ちる瑠斗。そしてしばらく廊下を歩いていると、件の空き教室が見えてきた。が、今日は1つだけ違う出来事が起こっていた。黒いジャケットに白いカッターシャツ、赤地に白い二本ラインが入ったネクタイを締め、黒地に無数の白いラインで入ったスカートを穿いた女子生徒が、長い黒髪をなびかせながら空き教室に入って行ったのだ。そしてその女子生徒の横顔は、瑠斗が良く知る人物のものだった。

(え?あれって、姫崎(ひめさき)さん?)

 

姫崎(ひめさき)ぬい

 

瑠斗のクラスで学級委員をしている少女だ。ラウンドヘアーの前髪に黒髪ロングヘアー、つり上がった目とオレンジ色の瞳を持った、端正な顔立ちをしている。学校内では「美人だ」という噂があるとか、ないとか。そんな話があるが、勉強も運動もそれとなくこなせるようで、学級内のテスト成績も上の下くらいだ。ちなみに瑠斗は上の中くらいである。

「姫崎さんも自習の為にここ使ってるのか?」

瑠斗の頭にそんな疑問が浮かび、ふと口をついて零れ出た。ならば自分も一緒に自習すれば、今日の宿題は早く終わるかもしれない。と瑠斗は思い、そのまま空き教室の方へと足を運んだ。そして空き教室の扉の前まで着た時、瑠斗の身体が動きを止めた。

「ンッ♡ンッ♡はぁぁ♡」

(ん?何だこの声)

瑠斗が耳を澄ませると、その声はどうやら空き教室から聞こえてくるようだった。だが、よく耳を澄ませて聞いていると、その声は喘ぎ声のようだった。

(姫崎さん?)

瑠斗は空き教室の扉を静かに、少しだけ開いてみた。姿勢が勝手に片膝立ちになっていたことに、瑠斗は気づかなかった。そして瑠斗が室内に目を向けると、そこには―――

「はぁ♡はぁ♡指オナ、気持ちいぃ♡」

(え!?)

スカートをたくし上げ、パンツを下ろして立ち自慰をしている、ぬいの姿があった。瑠斗がいる教室の黒板側を向いて自慰をしている為、その姿がハッキリと見えた。ぬいは自分の右手で、自らの秘所を犯している。教室が静かなせいか、彼女が奏でる卑猥な水音までが瑠斗の耳に届いてくる。瑠斗はしばらく、ぬいの自慰を見入ってしまっていた。瑠斗の肉棒は自然と膨らんでいっていた。

(ひ、姫崎さんが、め、目の前で、お、オナニーしてる!?)

そして気が付けば、瑠斗の左手は自分のズボンのチャックを下ろしていた。

「アッ♡アッ♡もっと、深く…ンンッ♡」

目の前で女の子が生で自慰をしている。まして瑠斗は、性欲に疎いわけではない。こんな「おかず」は滅多に無い。チャックを下ろした左手はパンツをずらし、大きく膨れ上がった肉棒を曝け出した。瑠斗はそのまま、自分の肉棒を擦り始めた。

「アンッ♡も、もう、き、来ちゃうぅ♡アッ♡」

(姫崎さん、もうフィニッシュなのか!?)

瑠斗が肉棒を擦り始めてしばらくして、ぬいが絶頂を迎える様な事を口走った。それを聞いた瑠斗は、ぬいが絶頂しようとしていると思い、肉棒を擦るスピードを上げた。するとぬいは、徐にその場にM字開脚をして座り込んだ。瑠斗の手は止まらない。自分ももうすぐ射精をしてしまう。と瑠斗は感じていた。

「はぁ♡はぁ♡来るっ♡」

(で、出来れば、姫崎さんと一緒にッ)

瑠斗とぬい。2人が同時に絶頂を迎えようとした時、それは起こった。

「んんッ…はぁ……ふぅあぁぁぁ!!」

(えっ!!)

バシュッ!という音が教室内に響き渡った瞬間、ぬいの秘所から巨大な蜂の腹部が飛び出してきたのだ。それに合わせるようにして、瑠斗の肉棒も精液を吐き出した。

「はぁ♡はぁ♡やっぱり変身するのって、気持ちいいわぁ♡」

ぬいの秘所から飛び出してきた巨大な蜂の腹部は、「昆虫としての蜂」とは似ても似つかなかった。背中側は昆虫の蜂のような黄色と黒色のだんだら模様だが、腹の内側はまるで人間の肌の様な見た目をしている。ましてや、蜂の腹部の先端には赤く毒々しい大きな針が付いている。今のぬいの姿を見れば、彼女が「人間ではない」という事は誰の目で見ても明らかだ。途端に瑠斗は恐怖を感じた。身体は勝手に動いていた。自分の肉棒をすぐにパンツの内側にしまうと、瑠斗はチャックを上げながら、その場から走り去っていった。

「………ンンッ♡」

教室内で蜂の腹部を秘所から出していたぬいは、小さな喘ぎ声と共に蜂の腹部を秘所の内側へと戻した。そして蜂の腹部が、完全に秘所の内側へと戻り切ると、ぬいはゆっくりと立ち上がり、少しだけ開いた扉から飛び出していた瑠斗の精液を見つめていた。ぬいの口元が大きく歪んだ。

「見られちゃったか」

ぬいは律義に、瑠斗の精液をハンカチで拭き取り、空き教室を出ていった。

 

*1:
瑠斗の謎のこだわりである

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