翌日、少し緊張気味に登校した瑠斗は、生徒玄関でぬいとバッタリ出くわした。思わず声を出してしまいそうになった瑠斗だったが、すんでの所で声を抑え込んだ。それを見たぬいは、普段通りの口調で瑠斗に話しかけてきた。
「おはよう、明智君」
「お、おはようございますッ姫崎さん!」
思わず裏返った声で挨拶を返してしまった瑠斗に数人の視線が集まっていた。
(や、やば!周囲から視線が!)
慌てた様子の瑠斗に気づいたぬいは、ワザとらしい笑みを浮かべてみせた。
「どうしたの明智君?私に声を掛けられたことが、そんなに驚くこと?」
(ハッ!こ、これは周囲の視線を切るチャンスでは!?)
そう思った瑠斗は、瞬間で頭を回転させ、それなりの言い訳を取り繕った。
「あっ!…えっと、ふ、普段あまり声を掛けられないから…その、驚いちゃって…」
「…ふーん。まあ確かに、私から貴方に声を掛けることは余りないわね。驚かせちゃったのなら謝るわ」
そう言って手を振りながら、うち履きに履き替えたぬいは生徒玄関を後にした。瑠斗は内心で大きく息を吐いていた。
そして時間はあっという間に過ぎていき、放課後となった。その日の内に、再び瑠斗がぬいに声を掛けられることは無かった。唯一、無料通話アプリで時間指定の通知が来ただけだった。そして瑠斗は、その時間通りに件の空き教室に入った。
「ふふ、時間通りね」
「あ、うん」
教室内には既にぬいがいた。窓から差し込んでくる夕日が、ぬいの顔を照らし出していた。その顔には、楽しそうな笑みが浮かべられていた。まるでレストランで注文した料理が、テーブルに届いた時のような満面の笑顔にも見えなくはない。
「さて、早速お前の精液を食べさせてもらおうか」
(あ、喋り方変わった)
そう言いながら、ぬいは瑠斗の傍に近づいてきた。そして瑠斗の身体に密着すると、自分の胸を押し当て、瑠斗の股間を左手で擦りだした。瑠斗とぬいの顔は、お互いの吐息が感じられてしまう程に近い。
「うっ!」
「ほぉら、早くお前のチ●ポを出すのよ♡」
ズボンの上から竿の部分を上下に擦ったり、睾丸を揉まれたりされたうえ、ぬいの胸まで押し当てられている瑠斗の肉棒は、あっと言う間に大きくなった。ズボンがむくりと膨らむと、ぬいは嬉しそうに笑う。
「ふふ、勃起したわね♡じゃあ貴方のチ●ポ、拝見させてもらうわね♡」
ぬいはそう言ってしゃがみ込むと、瑠斗のズボンのチャックを下ろし、内側のパンツを横へずらした。そして開いたチャックから瑠斗の肉棒が姿を現した。ギンギンに膨れあがった瑠斗の肉棒は今にも射精をしてしまいそうだ。
「あぁ、おっきいぃ♡これなら、あの味も納得♡」
「そ、そうなんだ…」
淫靡に微笑むぬいを見下ろしながら、瑠斗はぬいに身を任せるしかなかった。下手の事をして彼女の気が変わってしまったら、それこそ本末転倒だ。瑠斗は半分諦めていた。
「では、私の口でイかせてやろう♡あぁーん♡」
「うおお!?」
ぬいは瑠斗の肉棒を大きく口を開いて頬張った。突然押し寄せてきたぬいの唾液でトロトロになった、温かい口内の感触に瑠斗は思わず声を上げた。ぬいはしゃがんだまま、上目遣いで瑠斗の肉棒を出し入れする。
「ンッ♡ングッ♡どうだ、私の口は?」
ぬいは一度口から肉棒を抜くと、右手で竿の部分をしごいた。ぬいの唾液を纏い、ぬちゃぬちゃと卑猥な水音を立てる瑠斗の肉棒。瑠斗は、上ずった声で感想を漏らす。
「き、気持ちいいです、姫崎さん♡」
「ふふ、そうだろうそうだろう♡」
ぬいは何処か嬉しそうに、もう一度瑠斗の肉棒を咥えこむ。先程よりも速い動きで、瑠斗の肉棒を舌で舐めまわし、口から出し入れする。ぬいの口からは、ンッ♡ンッ♡という声が漏れ、肉棒を吸い上げる、ジュルルル!という音も聞こえてくる。夕方の空き教室内は、瑠斗が小さく喘ぐ声と、ぬいが奏でる卑猥な水音で埋め尽くされていた。やがて―――
「ひ、姫崎さん…そろそろ、
瑠斗が上ずった声で宣言した。それを聞いたぬいの表情が、淫靡に歪んだ。
「ングッ♡ングッ♡はぁ…いいぞ♡私の口の中に、思い切り射精しろっ♡ングッ♡ングッ♡」
「うっ、うぐぅ……」
さらに激しくなったぬいのフェラが、瑠斗の肉棒を激しい快楽で包み込む。肉棒を吸い上げる音は長くなり、出し入れの速度は更に速くなる。瑠斗は喘ぎ声を抑えようと堪える。だが、ぬいの動きはそれを許さなかった。
「ヤ、ヤバ!これ、駄目だ!くうぅぅ!」
そしてぬいが瑠斗の肉棒を奥まで銜え込んだ瞬間、瑠斗の肉棒は精液を吐き出した。
「ンンンッ♡……ングゥ♡」
白濁した精液がぬいの口の中を汚していく。精巣に溜まった精液を、一滴も逃さないとばかりにぬいは肉棒を吸い上げる。ぬいの喉が大きな音を鳴らして、精液を飲み込む。瑠斗の肉棒が射精を止めた後も、ぬいはしばらく肉棒を咥え、舐めていた。
「はぁ…はぁ…こ、これ…姫崎さんのフェラ、すげぇ……はぁ…はぁ…」
荒い息を吐きながら、瑠斗は独り言ちた。するとぬいも、瑠斗の肉棒を口から抜き出した。そしてへたりとその場に座り込むと、瑠斗を見上げて話しかけた。
「はぁ♡やはり生で味わうと、味が全然違うなぁ♡ンッ♡美味しかったぞ、明智瑠斗♡」
「あ、ああ…そ、それは、どうも?」
瑠斗は返事に困った口調で告げたのだった。