「それで、ルーカス、これはガチなんだろうな」
俺はそう言いながら、日本に来た友人に対して尋ねる。
「勿論さ、これを手に入れるのに、苦労したのだから」
眼前にいる人物、ルーカスに対して尋ねると共に笑みを浮かべる。
ルーカス・ガルシアは、俺のエロ本仲間の1人である。
普段は、海外で何やらゲームチームに所属しているらしいが、日本に滞在している時は、こうして俺と情報交換を行う事が多い。
主に、俺は日本でしか手に入らないエロ本やエロゲーを。
ルーカスは、海外でしか手に入れられないエロ本やエロゲーを。
互いの戦果を分かち合う友情を持つ。
「そぅ!このAdultCityをね」
そうして、俺はルーカスから、そのゲームを渡される。
AdultCity、日本ではエロシティと呼ばれているゲーム。
このゲームの内容は、レトロゲームでよく見られた広告ゲームに良く似た内容だが、主に会社経営を行う事。
街を経営するシムシティのオンライン版で、他のプレイヤーと取引する時に交渉次第でエロい要求もできる。
そうして、オンラインによる裏取引風のプレイを楽しむ事が出来る。
「ルーカス、やっぱり最高だぜ、俺からはこれだ」
「yes!やはり、君は最高だよ!にしても、勿体ないな」
そうしながら、話していると、ルーカスが心底疑問を持つように見つめる。
「なんだ?」
「君は、こうしたのには、興味があるのに、なぜ三次元には興味を持たないんだ?それが心底不思議でねぇ」
「あぁ、それか、まぁそんな面白くない話だけど良いか?」
そうして、俺は思い出す。
「あれは、まだ俺が現実に希望を持っていた頃の話だ。俺は当時は、お前のように結構ナンパとかしたんだ」
「ほぅほぅ」
「そんな時に、偶然知り合って、今はゲームショップの店長をやっている人の恋愛事情に巻き込まれてしまったんだ」
「その結果は」
「すっごい陰湿かつドロドロにギスっていて、危うく刃傷沙汰に発展しかけた。まぁ、その時はなんとかなったけど、マジで命の危機を感じた」
「ワァオ」
当時を思い出しても、未だに寒気がする。
「だから、現実の恋愛は本当に無理。だから、俺はゲームの中のエロを極める」
「そうか、そこまでの決意ならば、止めやしない。何よりも、君には危うくニューハーフの道に行こうとした所を助けてもらったからな」
そうして、互いの友情を確かめる。
「それと、もしも恋愛するならば、名前隠しのような奴は絶対にやめろ」
「いや、誰だよ、名前隠しって」
「この世の悪を詰め込んだような女だ」
「ふむ」
その言葉を聞いて、俺は。
「うん、心当たりはあるけど、別に良いか」
「それにしても、お前さんは別の意味でとんでもない奴じゃのぅ」
「いやぁ、それ程でも」
そう、俺に対して文句を言っているのは、俺のパートナーとなっているウォーパルバニーであるビィラック。
彼女がパートナーになった1件に関しては、俺のゴルドゥーニーへのウォーパル魂を気に入られた為、ヴァイスアッシュから俺の担当になるように言われた。
「けれど、お前さんの言うじゅう?ってのは何か、分からんが、弓とかでは駄目なのか?」
「弓も使えるっちゃ使えるが、両手を使うってのが、欠点なんだよな。近接された時には格闘に持ち込めた方が俺としては良いからな」
「まったく、奇妙な注文するなぁ、まぁ、お前さんの眼があれば、これまで採れなかった素材が取れて、良いが」
そう、ビィラックは笑みを浮かべる。
現状、俺の目を最も必要としている人物として、ビィラックが紹介された。
ゴルドゥーニーの呪いの影響もあり、本来だったら発見する事すらできないアイテムを見つける事が出来る。
「まぁ、利害が一致っていう事で、頼むぜ、相棒」
「まぁな」
そうしながらも、俺達は行動を続ける。
最も残念な所としては。
「エムルちゃんのような人間になる魔法とか使えないのか?」
「そんな器用な真似出来るか」
尚、ビィラックは、この魔法を習得しなかったおかげで、実は生き残れた事を、俺はこの時、知らない。
もしシャンは連載版あり?
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あり
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なし
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