「さて、ログインは完了したな」
そう呟きながら、久しぶりにログインをすると共に自身のアバターの動作を確認する。すると背後から声を掛けられる。
「待ってたぞ、伊達」
振り向くとそこには赤い髪と青い瞳を持つ少女の姿があった。俺が良く知る人物だ。
「悪いな。少し遅くなった」
「問題ない」
彼女の名前は紅月カレン。ネフィリム・セクロスにおける俺のパートナー兼恋人的存在だ。
元々は、コードギアスという作品に出てくるキャラクターをモデルに作っていたらしく、このネフィリム·セクロスでもからなり人気のあるプレイヤーだ。
ただ、かなり勝ち気な性格と共に自身の技量に追い付かないプレイヤーはパートナーにしなかった。
そういう意味では、俺はパートナーになれるだけの力量を持っているし何よりお互いの連携について理解している為に相性もいい。
まあ、そもそも人気のアバターの見た目をしているので人気があったのもある。
そう思いながらも俺は、彼女に尋ねる。
「それで今回は何をするんだ?」
「簡単な事だ。お前とロボットを使った訓練をする」
「なるほど……」
そして今回はそこで行われる訓練について語ろうと思うわけだが……その前に少しだけ今回の話に関係する知識を紹介しようと思う。
まず最初に紹介したいのはこのネフィリム・セクロスというゲームについてだ。
このゲームは簡単に言えば巨大ロボット同士による戦いをメインコンテンツとしたゲームである。
基本的にこのゲームのプレイヤーは皆パイロットとなって巨大ロボットに乗って戦う事となるわけだが……このゲーム独自のシステムとして複座式という特殊なシステムがある。
これは簡単に言えば二人で一つの機体に乗って戦うというものなのだが……今回の話ではその二人組の片割れとして参加することとなる。
そして今回俺と一緒に戦うこととなったパートナーというのが現在隣に座っている人物なのだ。
「要……今日こそは私達が勝つぞ」
「はいはい。わかってますよ」
そうしながら、俺達は乗り込む。
「おい要、しっかりベルトを締めろ。でないとGで死ぬぞ」
カレンの声が頭上から降ってくる。俺は操縦桿を握りながらシートベルトを調整した。
「こういう設定はリアルだな……ってか暑い。このコクピット」
複座式の狭い空間は金属の匂いと蒸し暑さで満たされていた。前方に座るカレンの背中と俺の胸がわずかに触れる距離だ。ゲームとはいえ感覚は生々しい。
「パイロットスーツの素材は吸湿性抜群だ。でも体温は上がるな」
カレンがこちらを振り返る。青い瞳が照明でキラリと光る。
「要、右肩の接続チェック忘れてないか?」
「分かっている分かっている、さて、やるか」
もしシャンは連載版あり?
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あり
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なし
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タイトルでバンされる可能性あり