天音の喘ぎ声が消え、代わりに室内に充満したのは重苦しい沈黙だった。俺はベッドの上で完全に放心状態だった。まだ脳髄が痺れている感覚があり、息をするのも億劫だ。
(なんだ今の……地獄か天国か分からん領域に連れて行かれた気がする……)
視界の端で天音が優雅に身体を起こすのが見えた。汗で光る白い肌。その中央の深い谷間に透明な体液が零れ落ちるのが見えてしまい、思わず目を逸らす。
「ふふ……要ったら初めてなのに素晴らしい才能の持ち主だったわね♪」
濡れた唇を拭いながら満足げな笑み。その瞳はまだ熱を孕んでいる。
(次は……まさか……)
恐怖を感じるより前に、背後で小さな唸り声がした。
「ううっ……頭いた……昨日の記憶が飛んでるんですけど……私、何してたんだろう……」
百がようやく覚醒したらしい。けれど状況を把握するどころではないようで、頭を抱えてベッドの端に座り込んでいる。
その背中越しに巨大な膨らみが二つ。寝具の隙間から覗くブラホックに俺は目眩を覚える。
(規格外サイズだろ!あれがJカップかよ!)
以前「某高校文化祭でブラを破壊した」武勇伝を聞いたことがあったが、今まさに目の当たりにする圧倒的存在感だった。
天音が突然百の肩に手を置く。
「おはよう百ちゃん。素敵な朝ね♪」
「永遠って、そうだった!呆けていたがっこれって?」
パニックに拍車が掛かる。しかしそれも束の間。
「ねぇ要と楽しい時間を過ごした後なんですけど……百ちゃんも一緒に愉しまない?」
「はぁ!?」
俺の心臓が跳ね上がる。
(おいおい天音お前ふざけんな!これ以上は洒落にならねェ!)
天音の指が百の肩を掴み、ゆっくりとこちらを向かせる。
「要が寂しがってるわ。ほら、あなたの大好きなあの表情」
百の視線が彷徨い、そして──俺とぶつかる。その瞬間、彼女の顔が真っ赤になった。
「……えっ?いや、その……?」
(目が泳いでる。酔った勢いで何かした自覚はあるらしいが思い出せてない感じか……)
天音はニヤリと笑う。
「思い出せないならもう一度刻めばいいだけよ♪」
そう言って彼女は俺の背後に回り込み、首筋を舌先で撫でる。ゾクリと鳥肌が立つ。
「要君にはね、百ちゃんの武器が一番効果あるのよ。ねえ要?」
「武器ってなんだよ……」
思わず呟いた言葉に天音は妖艶に笑む。
「あれよ。あの『百式ミサイルランチャー』☆」
(超弩級の兵器名を付けんなァァ!!)
確かに眼前の質量は要の脳をグラつきさせるのに充分すぎるパワーを持っていた。
百は未だに戸惑いながらも。
「武器って……胸のこと……? ま、まさか昨夜もそれで……?」
顔を覆う。
天音が要の背中を押して促した。
「さあさあ遠慮なくいっちゃいましょう要!」
(遠慮じゃなくて嫌悪感なんだってば!)
しかし肉体の方は正直だった。先ほどまでの疲弊感が嘘のように血流が集まり始める。男という哀れな生物の本能。
「ううっ……なんか胸が……むず痒いかも……」
百が頬を染めて呟いた。恐らく無意識に出た言葉だろう。それなのに──俺の手が勝手に動いてしまう。
「おわっ!」
気づけば指先が柔らかい山稜に沈んでいた。あまりにも深い。まるで沼に沈むような吸着力と重量感。指関節の全てを呑み込む柔肉の海原だ。
「ひゃんっ!」
百の短い悲鳴。
「もっ百っ」
「かっ要っそんなに触れるっひゃぁ」
慌てて手を離そうとするも、天音の手が俺の肘を抑える。
「もっと触れて♪興奮してるでしょ?」
否定できなかった。掌を通して伝わる体温が熱い。人肌特有の湿り気と躍動感。極限まで薄い寝具越しにダイレクトな弾力が俺を魅了していた。
(ダメだ……三次元無理なのに……手が離れてくれない……)
指の間で蕩けそうな脂肪組織。それはどんなVRゲームでも表現できないリアルな質量だった。重力に従って垂れ下がりつつも芯を持つ張り。掌全体に広がる温もり。生命の証明として脈打つ鼓動までも感じる。
「やっ……だめ……要が……すごく見てる……」
百の潤んだ瞳と目が合った。羞恥に震える睫毛が細かく揺れる。その頬は熟れた林檎のように火照っていた。
(ああ畜生!俺の意志と反比例して好奇心が暴走してやがる!)
天音の誘導は天才的だった。俺の本能を唆しながらも理性を縛る。まるで麻薬製造装置のようだ。
「ふふっ♪ 彼女の心音も早くなってきてるわね」
要の掌が柔らかい脂肪層を揉みしだく。指先が乳首を探り当てそうになると百は腰を捩って逃れる。
「そこっ……バレちゃう……要にバレたら恥ずかしくて死ぬ……!」
その囁きすら毒だった。要は理性を振り切ってさらに掌を押し付ける。
「……っあっ」
百の小さな悲鳴が響いた瞬間、要の視界が再び暗転しかけた。銀河系レベルの重力波に引き込まれる感覚──これがJカップの魅力か。
天音の低い囁きが耳を撫でる。
「あと少しで堕ちるわね。要。あなたは私だけじゃ満足できないはず。だってこれはゲームではなく現実なのだから」
(やばい……負けそう……)
百の乳頭が布越しに自己主張を始めていた。まるで未知の宇宙船の着陸灯のようにピンと屹立しているのが掌に伝わる。
「……硬くなってる」
思わず呟くと、百は耳まで赤くして俯いた。
「そんなの……当然じゃない……だって……」
言葉尻が宙に溶ける。天音が悪魔のような笑みを浮かべて要の肩に顎を載せた。
「ほら♪ 身体は正直よね?」
そして小指の先で要の喉仏をそっと弾く。
(この女……本当に厄介だ)
天音が指先をゆっくり下降させると同時に俺の手首も一緒に連れていかれる。まるで磁石で操作されるように俺の指は百の谷間を深く割ろうとしていた。
「待っ……!そんな触り方っ……要が覚えてるかも……!」
百の懇願は火に油を注いだ。昨夜の記憶など無い筈なのに指先が勝手に動く。まるで何度も練習したかのように乳房の下辺をなぞり上げた。
「ひゃぁっ……!や……やめて……要ぉ……!」
彼女の甲高い声が室内にこだまする。天音の囁きが悪魔の福音となって俺の鼓膜を震わせた。
「やめたい?ホントに?指が言う事を聞いてないんじゃない?」
(嘘だろ……こんなの俺じゃない)
確かに掌は彼女を離そうとしているのに神経系統が裏切った。重力と引力に逆らうように肉塊を支えながら揉みしだく。
「すごっ……重い……」
思わず零れた言葉に百は身悶えする。
「当たり前よ♪ 推定Jカップ。片方で5キロ弱はあるわ」
天音が補足すればするほど俺の掌に伝わる圧倒的重量感が増幅される。それは単なる脂肪の塊ではなく生命活動そのものの重みだった。血液が巡る速度までも感じられるほどの生命力。
「ぐっ……こいつの重みで肩が抜けそうだ……!」
比喩でなく物理的に腱が悲鳴をあげそうになる。同時に脳内で火花が散った。これが"女体"というものなのか。ゲーム機のコントローラーを握る日常とは全く別次元の感覚だ。
「も……もういいからぁ……!要の掌で……わたし……おかしくなっちゃう……!」
百の声色が崩れていく。先ほどまでの羞恥から悦楽へと塗り替えられていく過程を俺は掌で読んだ。彼女の瞳は潤み、呼吸は浅くなり、全身から甘い香りが立ち昇る。
「お姉さんが教えてあげましょう♪」
天音が耳元で囁く。彼女の細い指が要の太腿に沿って這い上がってきた。
「どう触れば女の子が喜ぶか……知っておくべきよ。将来のために」
「未来ねぇ」
皮肉混じりに呟いたが、それ以上の思考を遮断されてしまった。天音の指先が俺の鼠径部に到達したからだ。昨日の残滓が甦りそうになる。
「ほらね。もう準備完了じゃない」
(畜生……なんでこうなっちまったんだ)
自分の身体が命令を無視している事実に苛立つ。しかし天音は嘲笑を浮かべるだけで止まらない。
「百ちゃん、どう? 要の手ってとってもエッチよね?」
問いかければ百は曖昧に頷くしかなかった。理性と本能がせめぎ合い過ぎて言葉にならないのだ。
「よし♪ 決定」
天音が指を鳴らすと要の手首を掴み直した。その力には一切の躊躇がない。
「あとは順番に進むだけよ!」
(あーもう終わったな今日……)
諦め半分で眼下の光景を眺めると、百の乳房が照明を浴びて輝いていた。寝具の薄絹が波紋のように広がり、その下で蠕動する筋肉と脂肪の協奏曲。
「うっ……あっ……やだ……なんでこんなに……気持ちいいのぉ……!」
百の背中が震える。もう声帯が抑止機能を失いかけている証拠だ。
(百っていつもサバサバしてる癖に……こういう時は乙女なんだな)
内心の冷めた分析とは裏腹に掌の動きは速まるばかりだった。脳裏に直接流し込まれる触感情報量が飽和状態に達しているせいだ。生暖かい汗の塩味。乳首の尖り具合が布地を押し上げる感触。谷間に溜まる湿気。
「っ……やっ……ダメっ……要にバレたらっ……死んじゃう……!」
「何がダメなのかな?要も夢中。安心して♪」
天音が要の耳朶を噛みながら言う。
(天音……助けてやる気あるのかな……)
疑念を抱きつつも指先が止まらない。というより止められない。百の反応が予測不可能な迷宮のように俺を引き込んでいた。
「うぅっ……もぉ……要の手ぇ……嫌いじゃないけどぉ……!」
彼女の呟きが理性の鎧を溶かす魔法の言葉だった。要の中の何かがぷつりと切れる音が聞こえた気がする。
(クソッ……どうせ地獄行きなら最後まで付き合うか!)
覚悟が決まれば行動は早い。要は自らの意思で掌の位置を変えた。谷間から頂きへと旋回するコース取り。
「あっ!? ダメダメそこはぁっ!!」
百の制止など無意味だった。掌の中心で弾ける乳首の硬度。まるで幼虫が蛹から羽化する瞬間を見るかのような生命力。
「要ぉ……お願い……もう…!」
涙声と歓喜が混ざった絶叫。それを耳にしても要は止めなかった。むしろ加速させる。
天音の計略通りになった悔しさすら忘却の彼方に押しやられる快感。
「ほらほら♪ 要が燃えてるわ。百ちゃんもノってくれないと不公平でしょ?」
俺の背中に乗る天音の重みさえ忘れてしまうほどの没入感。五感全てが目の前のJカップに集中していた。
そして─────
「ひっ……や…イクっ……」
百の小さな喘ぎ声と共に全身が大きく震えた。掌の中で膨張と収縮を繰り返す乳房。それが絶頂の証だと知った途端。
「あぁ……もうだめぇ……要のばかぁ……!」
糸の切れた人形のように崩れ落ちる百の肢体。要は咄嗟に受け止めるも胸元が爆発的に押し返してきた。
「……マジかよ」
あまりの重量と柔らかさに思わず声が出る。しかし天音の冷たい笑声が追ってくる。
「まだまだ序章よ。要♪」
耳元で響く宣告に背筋が寒くなった。これは本当に終わった後の話なのだろうか──それとも始まりの合図なのだろうか。
いずれにせよ現実はゲーム画面よりも遥かに非情であり、かつ美麗であった。
百の顔を正面から見ることができない。
(三次元の女とか論外だろ。ましてや親友の幼馴染と……こんな……)
「……っく」
思わず俯いてしまう。すると視界に入るのは爆乳だけ。それも天音のように攻撃的ではなく、どこか恥じらいを滲ませて震えている。まるで未使用の楽器みたいだ。
「要?」
不安げな声にハッと顔を上げれば——目が合った。潤んだ瞳が真っ直ぐに俺を見つめている。すぐに逸らしてしまうが。
「ごめんなさい……嫌なら……やめても……」
弱々しい声に心臓が締め付けられる。違うんだ。お前が悪いわけじゃない。問題は俺の中に渦巻く羞恥心だ。
(ゲームならクリック一発なのに現実はどうしてこう面倒くさい!)
俺が口ごもっていると、突如柔らかいものが押し付けられた。
むにゅっ……
「!?」
反射的に目を開けると——百の顔がすぐ近くにある。しかも頬っぺたで俺の頬を挟んできたのだ。餅のような感触と甘い吐息が鼻腔をくすぐる。
「えへへ……お餅みたいって言われたことあるんだぁ」
照れ隠しの苦笑い。その無防備な笑顔が俺の防御壁を易々と打ち砕いた。
「……お前なぁ」
「だって要が全然こっち見てくれないんだもん」
拗ねた口調には確かに少年っぽさが残っているのに、触れているのは紛れもなく女性そのもの。矛盾した存在感が俺を混乱させる。
「あっ……」
百の手が俺の背中に回った。まるで溺れる者が藁を掴むように。
「ねえ……ちゃんとこっち見てよ」
(無茶言うなよ)
そう思いつつも視線が吸い寄せられる。至近距離で見る百の顔は驚くほど整っていた。伏せた睫の影が長く伸びていて——ああもう参った。
「……わかったよ」
観念して目を合わせる。すると百は心底嬉しそうに微笑んだ。
「嬉しい」
囁きと共に唇が重なる。最初は啄むようなバードキスだったが次第に深くなる。
ちゅ……くちゅっ……
水音が耳元で反響する。それだけで全身が火照ってくる。
(まずい……口の中が甘い……飴玉でも舐めてたのか?)
百の舌が遠慮がちに俺の歯列をなぞる。その拙さがかえって危険だった。保護欲と嗜虐心が同時に湧き上がる感覚。
(これがゲームだったら“HP回復99%”ぐらい表示されるな)
冷静なつもりで馬鹿みたいなことを考える。その間にも彼女の腕がギュッと締め付けてくる。
「はぁ……要ぉ……」
悩ましげなため息に脳が焼き切れそうになる。百の息遣いが俺の首筋を焦がす。
(天音さんはSで能動的だが……こっちはM属性高めで受け身なのに妙に積極的だ)
対照的な二人の違いを考えながらも本能は正直だった。俺の手が勝手に動く。
「あっ……!」
掌が百の右胸を包み込む。思った通り柔らかいのに弾力があって——まるで無限に沈み込む温泉だ。
「……デカすぎ」
本音が漏れた瞬間、百の頬が朱に染まる。
「そんなこと言わないでよぉ……」
恥ずかしそうに身をよじる。その動きが更に乳房を揺らすのだから救いようがない。
(だめだ……脳内でCPUオーバーヒート警告音が鳴りっぱなしだ)
片手で揉むだけでは収まりきらない質量。ならば——両手で。
ぐにゅん……
左右同時に捉えた時、俺は敗北を悟った。両腕の中が温泉になった気分だ。
「あぅ……そんな……両方同時なんてぇ……!」
百の声が裏返る。恥ずかしさと悦びが拮抗しているようだ。
(スローセックスだろ……理性で抑えろ)
自分に言い聞かせるが指先が勝手に動く。谷間の底を目指して這わせると——しっとりとした汗の感触があった。まるで火山帯の天然蒸気のように熱い。
「ふぁ……要の手……気持ち良すぎるよぉ……」
甘えた声が背筋を震わせる。天音の猛禽類みたいな啼き声とは違う。羊のような——いや例え下手だな。
(とにかく……もっと聞いてみたい)
俺の指が頂点へと向かう。乳首を探り当てようと慎重に進む。
「……っ!!」
百の背中が跳ねた。驚いたような表情で俺を見上げる。
「見つけちゃった……?」
コクンと頷くしかない。布地越しにツンとした突起が主張している。
「だめ……要にバレたくないよぉ……」
百が泣きそうな顔で首を振る。なのに両手は俺の背中から離れようとしない。
(この矛盾こそがリアルだよな)
親指と中指で円を描くように乳輪を撫でる。そして少しずつ圧をかけると——
ぴくんっ……
百の身体が痙攣した。喉の奥から漏れる呻き声が色っぽい。
「はぁ……はぁ……もぉ……許してぇ……」
(そんなこと言う割には脚はしっかり絡んでるじゃないか)
下半身に意識を集中すれば——百の膝が俺の大腿部を閉じ込めている。まるで拘束具みたいだ。
「……逃げないよ」
囁いて額を擦り合わせる。すると百は安堵したように力を抜いた。
「ありがとぉ……要大好きぃ……」
耳元での告白に脳内爆発しそうになる。その隙に腰を押し付けると——
ぬるんっ……
信じられないほど湿っていた。まるで洪水現場だ。
「……濡れてる」
率直に言えば百は顔面蒼白になる。
「やだぁ……言わないでぇ……」
両手で顔を覆う仕草が庇護欲を煽る。しかしそれは同時に狼狽も呼び覚ます。
(くそ……どれだけ純情装ってても身体は正直なんだからな!)
理不尽な怒りと興奮が混ざり合う。理性の堤防が決壊寸前だ。
「お前がそんな顔するから……」
責任転嫁しつつも腰を突き上げる。すると——
ずぷぷっ……
容易く飲み込まれてしまった。天音の時には感じなかった抵抗感の薄さが逆に不安を掻き立てる。
(待て……このぬめり具合……まさか処女じゃない?)
一瞬そんな疑惑が過ったがすぐに否定した。百がこんなところで嘘をつく理由がない。
「痛くないか?」
尋ねれば彼女は涙目で首肯する。
「ちょっとだけ……でも嬉しいよぉ……要と一つになれて幸せだよぉ……」
健気すぎる台詞に胸が締め付けられる。同時に下腹部に形容し難い幸福感が広がった。
(これが……好きな人同士のセックスか)
今まで見たAVとは全然違う。そこに映っていたのは動物的な本能だけだった。でも今感じるのは精神的な結びつき——そんなものが存在することを初めて認識させられる。
「動いてもいいか?」
問えば百は潤んだ瞳で見上げてきた。
「ゆっくり……お願……ぃ…」
か細い声に頷くとゆっくりとストロークを開始する。最初はぎこちなかった動きも次第に滑らかになっていく。
「あっ……んっ……ふぁ……要ぉ……」
喘ぎ声がどんどん高く大きくなる。俺の耳元で淫らに咲く花弁のような声色。
(これを誰にも聞かせたくない)
独占欲がムクムクと頭をもたげる。無意識のうちにキスしていた。
ちゅ……じゅぷっ……
粘膜同士の接触音が脳髄に浸透する。腰の動きに合わせて舌が絡み合うことで快感が倍増した。
「要ぉ……もっと……欲しいよぉ……」
(要求がエスカレートしてんぞ!?)
驚きつつも応えない選択肢はない。両手で乳房を激しく揺らす。
「ひゃぁぁ!?」
百の背中が大きく跳ねる。そのタイミングで最奥を突けば——
ぐりゅんっ!!
「あ゛っ!!」
濁音混じりの喘ぎが喉奥から搾り出された。それと同時に膣が猛烈に締まる。
(ヤバイ……持っていかれる……)
反射的に腰を引こうとしたが——百の足がガッチリホールドして逃してくれない。
「だめ……一緒に……イきたいのぉ……」
潤んだ瞳で懇願されてしまってはどうしようもない。覚悟を決めた俺はそのまま突進した。
(くそぉ……三次元とか絶対嫌だったはずなのに……)
今やこのぬかるみから抜け出せなくなるのではないかという恐怖すら感じている。それほどまでに甘美すぎる蜜壺だ。
「あっあっあっ!要ぉ……すきっ……だいしゅきっ……!」
舌足らずな告白と共に百の脚が痙攣を始めた。それがフィニッシュへのカウントダウンだと直感する。
(限界か)
最後の一突きを贈った瞬間——
「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ!!」
絶叫と共に膣肉が万力のように収縮した。そこへ向かって放出する。
びゅるるるるるるっ!!!
視界が白く染まるほどの解放感。全身の骨がバラバラになりそうなほど震えた。
「熱いぃ……要のが……中で……どくんどくんって……」
百が放心状態で呟く。その表情があまりにも幸せそうで——俺は思わず抱きしめた。
天音の時とは異なる充足感。まるで心の一部が埋まっていくような感覚だ。
俺たちは暫くそのまま抱き合っていた。周囲の喧騒も忘れてただ互いの鼓動だけを聞きながら。
もしシャンは連載版あり?
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あり
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なし
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タイトルでバンされる可能性あり