※この作品はR-18です。

丸出し全裸共闘!真夜中の風林館高校グラウンド   作:RNOVEL

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登場人物紹介
◆達也(たつや)
風林館高校に通う、ごく普通……に見えて実はかなりタフな男子高校生。
明るくノリの軽い性格だが、情に厚く、どんな無茶にも真正面から向き合う一本気な気質も併せ持つ。武道の心得もあり、らんまと互角に打ち合えるだけの実力を秘めている。

女体化してしまったらんまに対して、単なる信頼だけでなく強い好意を抱いており、ときに意識しすぎて振り回されてしまうことも。とはいえ、どんなに戸惑おうと「らんまは頑張ってる」と分かっているため、結局は力になってしまうお人好し。

誰より近くで“頑張り屋ならんま”の姿を見てきた達也にとって、彼女のひたむきな強さと真っすぐさこそが、最も魅力的なところである。

ギャグ要員としてのツッコミポジションを担いつつも、本気のときには誰より頼れる“相棒”であることを証明してみせる。


◆早乙女 らんま(さおとめ らんま)
武道を極めんとする無差別格闘早乙女流二代目。
赤いおさげ髪と勝ち気な性格が特徴で、言動は基本的に荒っぽい。

ある時、修行のため中国へ渡ったが、父・早乙女玄馬と共に悲劇的伝説が伝わる泉が多く湧く修行場「呪泉郷」で稽古中、娘溺泉(ニャン・ニーチュアン、若い娘が溺れた泉)に落ち、水をかぶると女の子になり、お湯をかぶると元の姿に戻るという変身体質を背負ってしまった。

戦闘能力は非常に高く、アドリブ力にも優れた天才肌。タオルすら武器にしてしまうほどの柔軟な発想と実戦経験を持つ。

そして何より、どんなときでも決して手を抜かず、全力で闘う“頑張り屋”。



1.事の発端は

深夜の風林館高校・校庭。

空気は澄んでいるというより、生ぬるくまとわりつくように重たい。動かずとも、うっすらと汗が滲み、肌にぴたりと張りつく湿気に包まれていた。

裸足で踏みしめた土は、じっとりとした熱を含んでいて、足の裏にぬるく絡みつく。昼間の陽射しを吸い込んだ地面は、踏むたびにわずかに湯気を立てているかのような感触だった。

 

上空には、雲ひとつない夜空にぽっかりと浮かんだ満月が、蒸されたような空気を押し広げながら、淡い光を校庭一面に注いでいる。

照らされた土の表面は、うっすらと汗ばんだ肌のように、鈍く湿った光沢を帯びていた。

風はほとんどない。ただ、遠くで虫の声がしきりに響いている。

 

そんな空間に、突如として──

 

「まてコラァァァァァァァァァァ!!!!!」

 

【挿絵表示】

 

けたたましい怒声が夜空に響いた。

その声を発声したのは、オレの大好きならんま。しかも……全裸。

おっぱいも、オマンコも丸出しの丸見え。

 

俺はその後ろを、慌てて追っていた。腰に巻いたバスタオル一枚を必死に押さえながら。

 

「っていうか!夜の校庭で全裸疾走とか前代未聞だろっ、らんまぁ!!こんな状況、誰かに見られたら、次の朝刊の見出し、絶対『全裸女子高生 深夜疾走』になるって!!」

 

思わず声を張り上げたけど、らんまは止まらない。いや、止まる気ゼロだ。

らんまは……シャワー中に襲いかかってきた八宝斎を追って、すっぽんぽんのまま飛び出していった。そのまま、深夜の校庭を全力疾走中だ。

 

◆◇◆◇

 

狂騒の幕へと繋がったのは、らんまの「ちょっとだけ手合わせしようぜ」って軽い一言だった。

あの可愛い顔、しかも、女の姿のままで、こっちを見てニヤッと笑って言いやがったんだ。

 

【挿絵表示】

 

腰に手を当てて、胸元を強調するように前かがみになって、あざといくらい堂々と──

 

「なぁ達也、ちょっとだけでいい。……オマエとじゃなきゃ、こういうの成り立たねーからさ。」

 

その口調も、視線も、仕草も──全部が確信犯だった。

わかってるんだ。こいつ、自分が女の姿のままで誘えば、オレが絶対に断れないってことを。

 

ずるい。

ほんとにずるい。

でも……悔しいけど、その誘いには、抗えなかった。

 

結局、そこからオレもつい本気になってしまって、打ち合いが始まって……気づけば、ふたりとも汗まみれ。

そのままシャワー室に直行して、冷たい水でも浴びてスッキリしよう、ってなった──はずだったんだよ、あの時までは。

 

体育館に併設されたシャワー室。照明は消えかけてて、ちょっと不気味な雰囲気だったけど、そんなの気にしてる余裕はなかった。

体から湯気が立ってるような状態で、俺たちは服を脱ぎ、並んでシャワーの前に立った。

 

……もっと見ていたかった。

正直に言うと、そんな気持ちは否定できなかった。

らんまがそのままお湯を浴びれば、男に戻っちまう。だからこそ、わずか数秒でも“あの姿”を見られたことは貴重だったし──でも、やっぱり、惜しかった。

 

──ただ、それだけのはずだったんだ。

 

蛇口をひねろうとした、まさにその瞬間。

「ぬふふふふっ♪」という、場違いすぎる笑い声が天井から落ちてきた。

 

「うわああああ!?」「てめぇッ!!」

 

八宝斎だった。どこに潜んでたんだ、あのジジイ!

 

しかも……その手には、ひらひらと白い胴着。

らんまの胴着──シャワー前に脱いでカゴに入れておいたやつだ。

 

「乙女の汗の匂いは花の香り。わしの寝間着にちょうどよいわい♡ これは戦利品じゃの♡」

 

「オレの大事な修行着……殺す!!」

 

らんまが叫んだと思ったら、次の瞬間、タオル片手に全裸のまま飛び出していた。

何のためらいもない。羞恥心とかどこかに置いてきたのかって勢いで、火花散るような怒りを背にして。

 

「おい待て待て!!ちょ、らんま!!オマンコ丸出しの裸裸裸ァァァァッ!!!」

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