※この作品はR-18です。

丸出し全裸共闘!真夜中の風林館高校グラウンド   作:RNOVEL

3 / 13
3.刀螺旋舞

「ぎゃああああああああああああああ!!!!」

 

下半身が、風に晒された。

満月とナイター照明の光に照らされて、オレのチンポ(正直、デカい)が、くっきりと浮かび上がった。

いやいやいやいやいやいやいや!!!!!!

 

「……って、ちょ、待てオマエ……」

 

らんまが手を止めて、こっちを見た。

いや、見たというか、見た。完全に“そこ”を見た。

 

「てめぇ……なにバトル中にビンビンになってやがんだこのドスケベェェェェェ!!!!!」

 

ドゴォッ!!!

 

全裸のまま振りかぶったタオルが、俺の後頭部に直撃した。

 

「いってぇッッッ!!何すんだよッ!?生理現象だよッ!?人間の尊厳だよッ!!」

 

「黙れ変態!!テメーの尊厳なんざ今この場で死んだわ!!」

 

「らんまだって裸じゃんかッ!!あんなの見せられて立たない方がどうかしてんだろ!!」

 

「殺すぞマジで!!今度はタマ狙うからなッ!!」

 

ギャグマンガみたいなノリでドタバタが続くなか──

 

「ふぉっふぉっふぉ……よいぞよいぞ、仲間割れかぁ?」

 

「黙れッ!!お前も今すぐぶっ飛ばす!!」

 

らんまは怒りにまかせて、奪ったタオルを右手に、元から持っていたタオルを左手に構えた。

 

「見せてやるよ……無差別格闘・早乙女流奥義──“タオル二刀螺旋舞”ッ!!」

 

【挿絵表示】

 

タオル二刀流──発動。

 

左右から、交互に振るわれるタオルの連打。

鞭のようにしなる布が空気を裂き、夜の静寂をぶち壊す音を立てながら八宝斎へ襲いかかる。

 

「はああああッ!! くらえッ!! 」

 

らんまの動きはまさに、舞。

全裸の肉体が銀色の月明かりとナイターの下で踊るようにしなり、跳ね、滑る。

 

右のタオルが風を裂けば、左のタオルが低くえぐるように差し込まれ、八宝斎の体を次々とかすめていく。

 

「ぬおっ、ぬぅっ……! くっ、動きが読めん……!」

 

八宝斎がキセルで防御を試みるも、タオルの自在な軌道に翻弄されて防戦一方。

しかも──完全なる全裸による圧倒的視覚干渉。

防御の意識が逸れようものなら、乳首、尻、そしてオマンコが無慈悲に目に飛び込んでくる。

 

「うひょおおおおお……♡ だが、良いぞ……ますます良いぞらんまやぁ♡」

 

「しゃべんなジジイ!!!てめぇのその顔面ごとタオルでぶっとばしてやるッ!!」

 

タオルが交差し、八宝斎の脇腹にヒットする。

 

パァンッ!!!

 

「ぬぎゃっっっ!!」

 

乾いた破裂音とともに、八宝斎の小柄な体が一瞬浮く。

まるで、音速の鞭。しかも左右両方。

 

「すげぇ……タオルで人ってこんなに飛ぶんだ……」

 

俺は思わず呟いた。

 

だが──見惚れている場合じゃない。

このままじゃ、らんまひとりに任せきりだ。

たとえ今、俺がフル勃起という最悪の戦闘コンディションにあったとしても……!

 

「お、おれも行くぞ……ッ!! タオルがなくても、拳ならある!!」

 

「……おい、マジで来んのか、そんなんぶら下げて……!?」

 

「黙れッ!!魂が燃えてんだよ!!それに、これは……戦闘勃起だ!!」

 

「うるせぇ変態!!いいから戦え!!」

 

俺はそのまま、全裸でらんまと八宝斎の戦場に飛び込んだ。

チンポはビンビン、でも目はマジだ。

 

「いけぇぇぇぇぇッッ!!!」

 

拳を握りしめ、気合を叩き込むように突き出す!

 

「ふぉっふぉっふぉ……なんじゃなんじゃ、男のほうもまっぱかい♡ いいぞいいぞ、混戦、混戦じゃあ〜♡」

 

「うるせぇぇぇッ!!!てめぇの煩悩、今ここでタオルと拳でぶち砕いてやる!!!」

 

らんまと俺、全裸コンビによる異常バトルが、

深夜の校庭で今、完全に幕を開けた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。