※この作品はR-18です。

丸出し全裸共闘!真夜中の風林館高校グラウンド   作:RNOVEL

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8.フェラチオ

夢じゃない。シャワーの冷水が、今も背中に降ってる。足元のタイルの感触もある。

けど、現実味がない。

いや、現実味があるからこそ、逆に意味がわからない。

 

心臓がうるさい。

呼吸も速い。

なのに身体は、まったく動かない。

 

(らんまが……オレの、チンポを……口に、入れようとしてる……)

 

(こんなことが……あるかよ……)

 

(やばい、涙出そう……)

 

「……なに固まってんだよ。……嬉しすぎて死にそうか?」

 

らんまがそう囁いた瞬間、俺の胸の奥がぎゅっと締め付けられた。

 

「っ……ああ、そっか。そりゃそーだよな。オマエ……オレのこと、ずっと好きだったもんな?」

 

「……っ!!」

 

らんまは、悪戯っぽく微笑むだけで、すぐに言葉をやめた。

かわりに、ペニスの先端に……柔らかい唇が、ふわりと触れた。

 

(うそ、だろ……)

 

(今、ほんとに……キスされた……チンポに……)

 

一瞬、視界が白くなる。

快感とか痛みじゃない。

あまりに想像を超えすぎて、脳が情報処理を放棄した。

 

(らんまの……唇が……っ)

 

(あの、あの、あのらんまが……!!)

 

震えた。

腰じゃない。背筋でもない。

心が、震えていた。

 

さっきまで戦ってた。

さっきまで怒鳴りあって、冗談言って、笑ってた。

けど、今は──

 

「……おい、達也」

 

「っ、な、なに……っ」

 

「ちゃんと見とけよ」

 

らんまが、そう言って、またぺろっと舌を出す。

 

「今からオマエのコイツ、オレが舐め回してやるんだからさ……しっかり目ぇ開けて、記憶に刻んどけよ」

 

そして──

その舌先が、ペニスの先端に、ぺろりと触れた。

 

(だめだ……これ以上、何も考えられねぇ……)

 

らんまの舌が、俺のペニスの先端をぺろっと舐めたあと、一瞬だけ動きを止めた。

顔を上げて、こっちを見てくる。

 

「……あ、先に言っておくと、オレ、手コキしたのも、フェラするのも──達也がはじめてだからな?」

 

「えっ……」

 

その言葉が、シャワーの音よりも鮮明に耳に届いた。

 

「だから、変なとこあっても文句言うなよ。……つか、こういうのってさ、テメーから好きなヤツにするもんだろ?」

 

「らんま……っ」

 

「だから今、オレは……自分の判断でやってんだよ」

 

そう言って、もう一度舌先が、俺の先端にぬるんと触れる。

さっきよりも深く、やわらかく、じんわりと熱を伝える動き。

 

そして、らんまはにやりと笑って──

 

「今夜はオレに任せとけって、たっぷり気持ちよくさせてやるからさ」

 

らんまの目が、獲物を狙うみたいに、俺のペニスを見つめていた。

赤いおさげが濡れて、肩から垂れて揺れている。

その一房が、俺の腿にぴとっと当たって、くすぐったい。

 

でも、そんなこと気にする余裕なんてなかった。

 

(マジで……マジで始まるんだ、らんまの……フェラが)

 

その言葉を頭の中で反芻した瞬間――

 

ぬるんっ……

 

「く、あっ……!」

 

唇が、包んだ。

 

最初は、ゆっくり。

ほんの先端だけ。亀頭の部分をやさしくくわえて、口の中へ迎え入れる。

その時点でもう、全身の神経がそっちへ集中して、俺の身体は棒のように固まっていた。

 

「ちゅ……ん、ぺろっ……ふ……」

 

【挿絵表示】

 

ぴちゃっ、ぬるっ……

 

音が、する。

水音とは明らかに違う、生々しくて、柔らかい音が、らんまの口から漏れてくる。

 

「ら、んま……」

 

口の中が、熱い。やわらかくて、ぬめってて、ぬるぬるで――

その中に、俺の勃起が、じわじわと呑み込まれていく。

 

「ん……っ、ふっ……んちゅ……」

 

舌が、蠢いている。

口内のぬくもりと、ぬめりが絡みついて、先端を転がすように動き回る。

 

「うっ……や、ば……」

 

腰が勝手に前に突き出る。

でも、らんまは逃げなかった。

 

むしろ、少し口を開いて、さらに深く──

「くちゅっ、ずっ……んっ、んぅ……♡」

 

「く、そっ、っっ、やっば、マジで……っ!」

 

俺の声が裏返った。

 

らんまは、ちらっと上目遣いでこっちを見てきた。

唇の端に、泡が溶けた精液が混じって、艶っぽく光ってる。

その顔が、艶めいてて……でも、すごく真剣だった。

 

(このらんまが……今、俺のために……っ)

 

(口で……俺のチンポ……)

 

「……達也、ちゃんと見ろって言っただろ」

 

そのまま、くちゅ、ちゅ、ちゅうう……っ……

 

唇が締まる。舌が、亀頭を下からすくいあげる。

その刺激に、俺の身体がビクンッと跳ねる。

 

「ふぅっ……らんまっ……あっ……!」

 

らんまは、唇の中で笑った気がした。

 

ちゅぽっ……と音を立てて口を外すと、糸を引いた唾液が俺の先端にかかる。

 

「んふ……はじめてにしては、上出来じゃね?」

 

「っ……やばい、ホントに……ッ!」

 

「……まだイくなよ?」

 

らんまがまた、口を大きく開いて、もう一度──

今度は、根元近くまでを一気にくわえてくる。

 

「んぐっ……ん、んんっ……♡ ちゅ……ちゅるっ、ずずっ……♡」

 

濃密な音とぬめりと熱が、俺を完全に包み込んだ。

 

ぬるりと、喉の奥へと沈んでいく感触――。

 

「く、あっ……らんま……!」

 

俺の声はすでに掠れていた。

今、らんまの口の中に、オレのモノが──全部、入ってる。

 

そう、全部だった。

 

「……っく、う……!」

 

顎を大きく開いて、喉を広げて、奥の奥まで――

まるで、そのために訓練されたかのように、らんまの口腔は俺の勃起を呑み込んでいた。

 

「ぅ……っ、うああ……!」

 

喉の内側が、ぎゅっ……と締まる。

その圧と、舌先のうねりと、唇の吸いつき――

 

やばい、やばすぎる。

これはもう、“咥える”なんてレベルじゃない。

完全に“呑まれて”いる。

 

「いくぜ、達也、覚悟しろよ? 無差別格闘早乙女流奥義・ディープスロート」

 

【挿絵表示】

 

らんまが悪戯っぽくそう呟いた。

その一言のあと、顎をさらに開き、喉の奥が俺のモノを受け入れる。

 

「……っ、ら、んま……!」

 

ぬるりと包まれる感触。

喉奥がぎゅっと俺を締めつけてくるたび、まるで全身が吸い込まれていくみたいだった。

苦しそうに眉を寄せながらも、らんまの目は笑っている。

 

「んっ、ぐっ……っふ、ぅぅ……」

 

喉が上下するたび、微かに震える赤いおさげが、俺の腿をかすめて揺れる。

水に濡れた髪と肌、そして口元からあふれる雫が、視覚にも容赦なく訴えてくる。

 

――これは技だ。

 

そう思った。

快楽のための行為じゃなく、“技”として、らんまは今、俺を仕留めにかかっている。

それも、武道家らしい真正面からの一撃で。

 

「んっ、んんっ……じゅっ、んちゅ……♡」

 

舌が裏側をなぞり、締めつけと吸いつきのコンビネーションが乱れ打ちのように襲いかかる。

まるで戦場。全身を駆け巡る衝撃に、呼吸すら奪われた。

 

「く……っ……! ヤバ……これ、マジで……っ」

 

腰が前に突き出る。それでもらんまは引かない。

むしろさらに深く、根元まで呑み込んでくる。

 

「っは……らんまっ……!!」

 

俺の頭の奥が、真っ白になりかけていた。

けれど、その一方で、ふと冷静なもう一人の自分が心の中に立ち上がっていた。

 

(……違う。これじゃあ、オレはただ“されてる”だけだ)

 

たしかに、らんまの口の中は……ヤバいほど気持ちいい。

喉奥の締めつけ。舌のうねり。唇の密着。

全部が“殺し技”みたいに完璧で、さっきまでのバトルよりもずっとやばかった。

 

でも、それだけじゃない。

 

らんまの頬は、紅潮していた。

唇の端に泡が滲んでて、時おり吐息が漏れて……それなのに、俺のことをまっすぐ見てた。

 

(……頑張ってる。らんまも、オレのために)

 

そう気づいた瞬間だった。

 

胸がギュッと締めつけられた。

そして、その中心から、熱い何かがぐわっとこみ上げてきた。

 

(オレも……オレも、らんまのこと、気持ちよくさせてやりたい)

 

気づいたときには、もうその思いが全身を支配していた。

 

「らんま……っ、オレ……っ」

 

らんまが顔を上げた。唇から外れた俺のモノが、ぴちゃ、と濡れた音を立てた。

 

「……ん? どうした、達也? もう限界か?」

 

らんまの言い方はいつも通り軽い。

でも、目だけは、どこか真剣だった。

俺が何を言おうとしているか……その“気配”を、きっと察している。

 

「違う。限界じゃねぇ……けど……このまま、受けてるだけじゃオレの気が済まねぇんだよ」

 

「ふーん……?」

 

「オレも、やり返す。いや──」

 

俺は一歩、らんまににじり寄った。

言葉を選びながら、それでも率直に、真っ直ぐに。

 

「──オレも、らんまを気持ちよくしてやりてぇ」

 

らんまが目を見開いた。

 

「さっきのバトルと一緒だ。受け身じゃなくて、互いに本気でぶつかり合う。そっちの方が、らんまも納得いくだろ?」

 

「……あぁ?」

 

「勝負しようぜ。お互いが、お互いを同時に責め合う。技と技の応酬だ。名付けるなら──“格闘シックスナイン”だ」

 

静寂。

 

シャワーの音だけが、空間に降っていた。

 

やっちまったか……? そう思った瞬間。

 

「……っははっ」

 

らんまが、吹き出した。

 

「バカだろ、オマエ。何言ってんだ、マジで」

 

「いや……真剣だ」

 

「知ってるよ。……その顔、ずりぃもんな」

 

一瞬だけ、らんまの表情がやわらかくなる。

 

「……いいぜ。のってやるよ、その勝負。──でも言っとくぞ」

 

「……?」

 

「オレのこと気持ちよくすんの、マジで大変だからな。甘く見てると、返り討ちにすんぞ?」

 

「上等だよ。──手加減しねぇからな」

 

「ふふ……その覚悟、試させてもらうぜ、達也」

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