※この作品はR-18です。

範馬道 神室町の蜚蠊幼女(ヤマトゴスロリ)   作:贋海王

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調教師

 

 蒙将龍と相対し、試合と言う名の凌辱行為が終わり、真冬はその場で身体を横にしていた。

 ベッドに向かう余力が、最早残されていないのだ。

 今より幼い頃、母親から寝具を与えられなかった真冬にしてみれば、例えコンクリートの床でも問題は無い。

 

 身体は強い倦怠感にのし掛かられ、直ぐにでも眠りに落ちたいのだが、陰部の激しい痛みが睡眠の邪魔をする。

 しかも、誰一人として、その負傷を治療しようとしなかった。

 

 ──調教

 

 本来なら、せめて消毒なり止血処置をするだろう。

 この汚い部屋では雑菌が傷口に入り、膿む可能性も考えられた。

 特に真冬が負傷しているのは、膣と言う繊細な部位である。

 調教とは言うが、虐待と呼んだ方が適切だろう。

 

「苦しそうだな、水でも飲むか」

 

 巨人の言葉は監視カメラに拾われている為か、直ぐに水のペットボトルが投げ込まれた。

 巨人は蓋を開け、真冬に差し出した。

 

 泣き腫らした顔の真冬は、それでも愛らしさが損なわれていなかった。

 差し出されたペットボトルを受け取ろうと上体を起こし手を伸ばすが、巨人はわざと手を滑らせペットボトルは落下し、真冬の手は空を掴んだ。

 

「ひっ」

 

 真冬は、小さく呻いた。

「水が飲みたい時は、そうだな」

 

 半分程溢れたペットボトルを拾いあげ、飲み口を下に向ける。

 当然水はすぐに全て溢れ落ちてしまう。

 

「こいつを舐めに来い、それが合図だ」

 巨人が指差したのは、自身のペニスだった。

 

「舐めろ」

 反論を認めない、確固たる意思が込められた命令。

 真冬の身体はビクリと震えた。

 

 真冬は左腕だけで巨人の元へと這いずっていく。

 だが、直ぐに力は尽きて、途中で這うのを止めた。

 

 真冬が水を求める為の行為に及んでくる事は、暫くお預けになってしまったが、それでも巨人は満足だった。

 真冬が命令通りに、自ら、男のペニスを舐めることを受け入れたからだ。

 案外、真冬の心を壊すのは容易いと巨人は思い、嗤う事を我慢出来なかった。

 

 巨人以外の男は時間ごとにローテーションで交代する。

 よって彼らは、常に激しい性欲を真冬にぶつけられるのだ。

 

 横たわる真冬だったが、男達が交代した事で、蒙将龍との行為から然程間を置くこと無く、男達の悪意を受ける事になってしまった。

 真冬は、少しでも回復を望み横になっていた時の話だ。

「水の代わりに飲み込めよ」

 真冬が、今しがたペットボトルの水を飲めなかった事を挙げている。

 男は、真冬を仰向けに寝かせ、胸元に跨がった。

「口開けな、ガキ」

 そして、両手で首を掴むと締め始めたのだ。

 真冬は苦しさから口を開け、喉を鳴らした。

「口の開け方も覚えたか?あ?」

 真冬は男の問いに、はいと何とか絞りだせた声で答えた。

 

「よし、じゃあ、お前の手で俺のズボンのチャックを降ろして、お前が大好きなもの探しな」

「ぇ……?」

 戸惑い言葉を失った真冬は、男が言った意味が理解出来なかった。

「あ……ぁう」

 だが、今まで犯され続けた経験が、もはや無知に逃げる事を許してくれなかった。

 

 真冬の手で、男の陰茎を出せと命令しているのだ。

 命令の意味は分かっても、それをさせる意味が理解出来ない。

 しかし、男は待ってくれはしなかった。

 一向にチャックに触れない事に苛立ち、腕を振り抜き真冬の頬を殴りつけたのだ。

 真冬は、ぎこちなくチャックを降ろし、下着をずらす。

 嫌だと何度も何度も心中では叫んでいた。

 お前の好きなものと、この男は言っていた。

 好きなわけがない。

 於曾ましく、嫌悪感しか覚えない。

 だが、真冬は細い指で男の陰茎を持った。

「咥えろ」

 真冬は自ら口で、男の膨張しきったそれを迎えた。

 しかし、咥えてもどうしたら良いのか分からないのだ。

「ちっ、クソガキが」

 戸惑いながらも、幼い口では先端部を咥え込む事すら厳しい膨張した男の陰茎を咥え、二股に割れている舌で舐める。

 巨人が舐めろと言っていた事と、今の男の命令を結び付けたなだ。

 徐々にだが、男に従いその欲求に応える術を覚えつつあった。

 真冬自身意識していないが、九歳にして性奴隷の素養が身体に宿り始めていたのである。

 それは、もう引き返せない暗澹たる道だった。

 口内に突然射精され、真冬はえづくが、男に頭を押さえられ吐き出す事は許されなかった。

「飲み込めよ」

 言葉に従う以外の道は用意されていない。

 他の三人も群がり、髪に、顔に、口内に。

 真冬はフェラチオをさせられて、彼らは思い思いの場所に、精液を浴びせ、そして飲ませた。

 

 精液で汚された口内だが、うがいなどで洗浄する事は出来ない。

 そんな状態なのだが、餌の時間なのか、餌が投げ込まれた。

 

 巨人はそれをペット用の皿にいれ、床に置いた。

 テーブルなり食卓がこの部屋には無いので自然な事だが、真冬の人間的な意識を壊すための餌やりなのだ。

 だが、これに関して、やはりと言うか真冬は屈辱的な事だと捉える事は無かった。

 ゴミ捨て場で直にゴミ袋を漁っていた真冬にしてみたら、ペット皿とは言え皿を使っての食事でしかないのだから。

 

 しかし、今度は目の前で、巨人は餌に向かって射精したのだ。

 この男の精液がかけられた餌、つまりこの男の精液を飲まされているのと同じである。

「残さず喰えよー、ザーメシ」

 男の一人が妙な事を口走った。

 

 真冬には通じなかったが、要はザーメンメシを略しただけだ。

 真冬は今回も覚悟を決めて、それを口にした。

 

 しかし、二度の食事は暫くして、この部屋でのある問題に直面させる原因となった。

 消化された食べ物の残渣は排泄される。

 トイレは設置されているものの、五人の男の前で排泄を行う必要があるのだ。 

 

 悩んだ末にトイレへ向かう。

 しかし、巨人はトイレの前に立ち塞がり邪魔をする。

 

「どうした」

「あ……あの、あ」

 

 無論用など何か気付いている。

 他の男もニヤニヤ笑い、真冬の動向を眺めていた。

「なんだ、ハッキリ言え」

 

 そして、真冬を両手で抱き上げたのだ。

「あ、あの、おなか……」

 

 辿々しく真冬はぼかした言葉を選び、説明するも、巨人はなおも真冬を離さない。

 抱き上げられると、脚は床に着かない。

 小柄な真冬にとって、抱き上げられる事が異様に不安な状況だと感じられだ。

「お願い、おなかが……」

「だから、どうした。分からんぞ、真冬」

 

 真冬は話が通じない事に戸惑い、視線をトイレへ向けた。

「トイレに行かせて下さい……」

 

 しかし、巨人は真冬を離さない。

 そしてあろうことか、真冬の尻に片手を回し、アナルを弄りだしたのだ。

 

「お願い、……お願いですからッ……」

 眉を顰め、懇願を続ける。

 だが、指はより深く潜り込む。

 

 ほじくる様に指を入れられ刺激されると、より便意の波が押し寄せてきた。

「あ、ぁう……いやあ」

 

 指をアナルから抜かれると押し寄せた波に浚われ、巨人に抱えられたままトイレではなく床を汚す事になってしまった。

 

 真冬の姿に瞬く間に嘲笑の嵐が巻き起こった。

「おいおいこいつ、何歳だよ?」

「尻穴ユルユルかぁ?」

「おい、漏らすなよ、キッタネェなァ」

 

「大便が出そうならハッキリ言え、お前の下手な日本語は通じないぞ」

 口々に真冬を罵る男達を咎める事もなく、巨人もまた真冬を罵り、床へと投げ棄てた。

「ちゃんと掃除しておけよ、恥知らずが。そうだな、トイレを使いたい時の合図を決めるか」

 巨人は、考える素振りを見せて、

「俺の尻を舐めろ、それが合図だ」

 冷酷にそう締めた。

 

2. 監禁一日目

 

 監視カメラの映像が編集された物を、三人の男が眺めていた。

 真冬の恥態が流れている。

 特にレイプシーンで構成されており、最早この映像だけで真冬の今後の人生は壊された様なものだった。

 永遠に付いて回るレイプの記憶と記録。

 仮にここから抜け出て別の人生を送っても、これが出回れば一瞬で壊されるだろう。

 

 三人のうちの一人は、最初に真冬を犯した男だった。

「これは良いな。あのガキが随分大人しくなりやがった」

 映像を楽しそうに眺める男は、仔犬を虐待していたチーマーの中でヨッちゃんと呼ばれていた男だった。

 

「二年前、柏木の娘誘拐を邪魔した小娘だ。まさか、嘉信、お前も知り合いたぁな」

 彼は嘉信(よしのぶ)……ヨッちゃんの父親で、竹内(たけのうち)政信(まさのぶ)と言う男だった。

 政信は、神宮京平の部下であり、神宮亡き後、現在の内閣府調査室を取り仕切っている人物だった。

 

 本来、東城会と繋がっていた神宮だったが、神宮に近江連合へとくら替えする事を提案し、錦山組の組長と知り合う席を用意したのがこの竹内政信である。

 政信は元々近江連合や源王会と癒着していたからこそ、それも可能だったのだ。

 また、真冬が潰した源王会傘下のアダルトビデオ制作会社の四十八手章治郎の顧客であり、様々な便宜を図っていた代議士の一人でもある。

「竹内さん、これ、良い性欲処理人形になりますよ」

 

「なあ、これ、いつもの“倉庫”だろ、腕もへし折られて、こんなしおらしくなったんなら、俺もヤってきて良いか?」

 嘉信は下品な笑みを浮かべ、先だっての怨みは真冬をレイプする事で、晴らしたいと考えていた。

「ええ、構いませんよ、好きにいたぶってやれば良い」

 

 この男は、女を拉致し性欲処理人形に作り替える事を生業としている。

 真冬が、敵意をこの男から感じる事が出来なくて当然だった。

 彼は、女の意識をずらし、油断をさせる、そんなある種の術を使うのだ。

 政信のような、地位のある男に雇われ、彼らが望む女を性欲処理人形に作り替えていた。

 

 政信と繋がる源王会の仕事を潰し、四十八手章治郎を壊滅させた真冬をただ犯し壊すために、政信は彼を動かし、徹底的に真冬の情報を洗い、彼女の性格や身辺を調べあげたのが、レイプのプロであるこの男だ。

 

 彼は本名を隠しているが、雇い主たちには『調教師レイプマン』と何の捻りも無い通称を名乗っている。

 

 嘉信が言う“倉庫”とは、レイプマンが政信好みの女を拉致し性欲処理人形を作る為に提供している場所、つまりあの真冬が監禁されている部屋だ。

 また、レイプマンはこの倉庫で、『政信の敵』と『関係がある女』を監禁し、凌辱する事もある。

 この倉庫は、正しく一見単なる貸し倉庫だ。

 だが、その倉庫の地下に本当の“倉庫”が存在しているのだ。

 

 そしてまた、嘉信の件となるが、それは運命の巡り合わせであろう。

 嘉信自体、父親の『倉庫』に仲間を痛い目に遭わせた女が搬入された事に心底驚愕したが、瓢箪から駒でもあった。

 真冬を好きに犯せるからだ。

 まともにやり合って、勝てるとは思えないが、今の真冬なら幾らでもレイプ出来る人形の様なものだ。

 

 真冬に取って不運だったのは、一連の敵だった者達の背後に、近江連合と源王会に癒着している代議士が潜んでいたことだ。

 

 禁則地に立ち入った少女は生け贄となる。

 政界と警視庁、そして極道組織。

 日本の闇と言う禁則地に踏み込んだ真冬は生け贄となり、死ぬまで性欲処理人形として過ごす運命となってしまったのだ。

 

 嘉信は真冬の悲鳴を聞き、満足したように笑い続けた。

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