性欲魔神の天才ゲス剣士と、最強魔力な美女魔王のえっちな二人旅 作:遊野優矢
ヴァルガは暴れようとするアサシン女の胸を乱暴にもみしだき、衣服をはぎとっていく。
「ふっ!」
女が口から針のようなものを吐いた。
ヴァルガはそれを避ける
「なっ!?」
奥の手をあっさり避けられ、女は驚愕に目を見開いた。
「ングッ!?」
ヴァルガは女に唇を重ね、舌を口内にねじ込んだ。
「ん……んぐ……はぁ……」
キスをしながらも、ヴァルガの手は女の胸から秘部までを這い回っている。
最初は暴れようとしていた女だが、やがて目がとろりと蕩けていく。
「んはぁ……はぁ……はぁ……」
百戦錬磨のヴァルガにかかれば大抵の女はこうなる。
「キスだけでこんな……」
「どうだ、気持ちいいだろう?」
「く……シノビはこの程度で感じたりしない! これでも村一番の腕前なんだから!」
女の瞳が怪しく輝いた。
ピンク色に光る瞳の中に魔法陣が見える。
「しまった! 瞳術か!」
特別な血筋を持つものだけが扱え、血筋ごとに様々な効力を発揮する秘伝の奥義。
その最大の特徴は、呪文の詠唱を必要としないことだ。
もともと不意打ちにはもってこいな上、生まれつき魔力ゼロで魔術に耐性を持たないヴァルガには効果てきめんだ。
「ふふ……ふふふ……男ってバカよね! さあ! さっさとどきなさい! 私はあなたの持つ『魔王剣』に用があるのよ!」
女は勝ち誇ったようにヴァルガに命令した。
瞳の色を失ったヴァルガは呆けたまま動かない。
「あれ? 幻術眼で、私の言うことを聞きたくなってるはずなんだけど……ちょっと! どきなさいってば! もう! なんで言う事聞かないのよ!」
ヴァルガの下から這い出した女が、膝をついたままの彼を見下ろしている。
――やれやれ、精神系の魔術には気をつけろと言ったじゃろう。
ヴァルガの頭の中に、艶のある女の声が響く。
(いやー、油断しちまったぜ)
――まったく、しょうがないヤツじゃ。
声の主は、200年前に世界を恐怖のどん底に叩き落とした『崩天の魔王 クロエ=ナイトメア』。
ヴァルガの魂に封印され、こうして心の中で会話ができる。
だがそれだけではない。
――久しぶりに妾(わらわ)の出番じゃの。エルフから奪った魔力もたっぷりある。
クロエがそう言うと、ヴァルガの体が変わり始めた。
銀色の短髪は長いブロンドに、筋肉質な体は柔らかい曲線を描き、胸は大きく膨らむ。
身につけていた軽装鎧は魔力と溶け合い黒衣に変わる。
そこに現れたの、大量の魔力を纏う絶世の美女だった。
ヴァルガとクロエが入れ替わったのだ。
「あ……あ……」
魔力を感じ取れるくノ一には、いかにクロエが強大な存在なのかすぐにわかった。
それでも飛び退りながら呪文を唱えたのは、日頃の訓練の成果だった。
「空刃槍(ホロウランス)!」
くノ一の手から発射された岩すら貫く真空の槍がクロエに迫る。
クロエの指先がチカッと光った。
指先から放たれた赤い光線は、クロエの放った真空の槍を吹き散らし、彼女の髪を一房千切り、森の木々を貫通し、遥か遠くの山に着弾した。
やや間があって……。
どがあああああああああん!
巨大な爆発が山を半分吹き飛ばした。
「な……な……な……」
腰を抜かしたくノ一がおもらしをする。
「ふふふ……存分にかわいがってやろう……」
――おいおい、オレの分も残しておいてくれよ。
体が入れ替われば、今度はヴァルガが魂の内側から話しかける番だ。
(心配するでない。魔力収奪はお主にしか使えぬからな。久しぶりに表に出たのじゃ。妾にも悦しませるがよい)
――しょうがねえ魔王様だぜ。
「くくく……今回はこれでいくかの……」
にやりと顔を歪ませたクロエの手から、大量のスライムが生まれる。
青く半透明のそれはくノ一の首から下を飲み込みながら球体となった。
でかいシャボンだまの中に入れられ、首だけを出すような格好だ。
「な、なにこれ……」
「お主、名前は?」
「シノビが正直にこたえるわけ……ひゃん!」
強力な媚薬入りのスライムがくノ一の衣服を少しずつとかし、彼女の前と後ろの穴からじわじわと侵入していく。
「衣服だけを溶かす特殊なスライムじゃ。肌が傷つくことはないから安心せい」
「安心……なんて……できな……ん……あぁ……♡」
くノ一はスライムの中で身をよじらせる。
「名前は?」
「カ、カスミ……」
いくら訓練されたくノ一でも、媚薬と自白剤効果のあるスライムを相手にすればこうなるのだ。
「ふむ、カスミよ。なぜ襲って来たのじゃ?」
「ん……は……あ……んんん……入ってくるぅ……」
全裸となったカスミは、胸と股を手で隠すが液体であるスライムはぬるぬると体内へ侵入していく。
「あああああっ……こんな……んん……らめええ……」
カスミの体がびくびくと痙攣し続ける。
「ほれほれ、このままではよがり狂うぞえ」
「いいの! こんなに気持ちいいなら狂っちゃってもいいいいい!」
「ならばイかせてやるわけにはいかんのう」
クロエがパチンと指を鳴らすと、スライムが一瞬ぼんやりと輝いた。
「ああ……んん……気持ちいい……え……? イけない。なんで? イかせて! お願い! こんなに気持ちいいのにイけないなんて……おかしく……ほんとにおかしくなっちゃうぅ……」
「くっくっく、無限の快楽の中、決して絶頂できない成分のスライムじゃ」
――なんつーものを作るんだよ。
(200年前はこれを人間どもの陣に流し込んだものじゃ。ギンギンになってもいけない男どもを蹂躙するのは容易かったぞえ)
――こっわ! どれだけ剣の腕を磨いてもやられる自信あるわ。
「使命……んはぁ……♡ 魔王剣の破壊は……我が一族の……悲願んんん♡」
「なるほどの。200年前に受けた任務が伝統化でもしたか。人間とは愚かなものよの。魔王剣を壊す意味も理解しておらぬのじゃろう」
クロエがちらりと地面に突き立った片刃の黒い大剣を見た。
「ん……り……ゆう……? わかんないしらない気持ちいいのぉ! イかせてイかせてぇ!」
「バカな女はきらいではないぞえ」
クロエはが指で手前にくいと引くと、カスミの上半身がスライムからだらりと出た。
その豊かな胸をもみしだきながら、クロエはカスミにキスをする。
「ん……んん……んむう……」
魔力を流し込みながらの激しいキスに、カスミは体を震わせ、喘ぐ。
「ぷはぁ……」
クロエが口を離すと、舌と舌の間に唾液の橋ができる。
「む……いかん……魔力切れじゃ」
――おいおい、無駄に大技をぶっぱなしたりするからだろ。
(くくく……嬉しそうじゃな。そういう正直なところ、嫌いじゃないぞえ。まあ待つがよい。土産を残しておいてやろう)
クロエはカスミの目の端にそっと口付けた。
カスミの瞳が一瞬紫色に怪しく光った。
(これで此奴の瞳術はお主には効かなくなった。あとは思う存分悦しむがよい)
――そいつは助かるぜ。
やがて、ヴァルガの体が元の筋肉質な男性に戻る。
「い、いったい何なのよあんた!」
それを見て、カスミが再び目を丸くする。
「オレもそれが知りたくて旅をしているのさ。もっとも、一番の楽しみはコレだがな」
ヴァルガはカスミの体をぐるりと反転させた。
上半身をスライムにつっこませ、下半身をスライムから出した状態だ。
ヴァルガはそのまま自分のソレをカスミの穴につっこんだ。
8月9日から14日までの短期集中連載です。
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初日は2話更新、その後は22時に1話ずつ更新します。