性欲魔神の天才ゲス剣士と、最強魔力な美女魔王のえっちな二人旅 作:遊野優矢
闘技大会決勝トーナメント当日。
ヴァルガのとなりには、徹夜の寸止めでふらふらになったマナリスがいた。
クロエの魔術によって自慰も禁じられ、そわそわもじもじと股をこすり合わせている。
8人の出場者は舞台に立ち、今まさに対戦の組み合わせを決める抽選が行われようとしている。
すでに闘技場は超満員。
そんな中でもマナリスは、頬を赤らめ、自分がイかせてもらうことしか頭にないようだ。
「やれ」
「言うことをきいたら今夜――」
「いいからやれ」
「わかったわよぉ……」
マナリスは口の中で小さく呪文を唱えた。
ヴァルガがマナリスに出した条件の1つ目。
抽選時のインチキである。
魔術を使う相手をヴァルガとは当たりにくくし、マナリスに倒させるのだ。
もちろん戦って負けるとは思わないが、避けられるめんどうごとは避けるにこしたことはない。
対戦相手が女なら考えたが、男の魔術師と戦ったところで何の面白みもない。
それがヴァルガという男である。
そのかいあって、ヴァルガはあっさりトーナメントの決勝戦まで勝ち進んだ。
決勝の相手はマナリスだ。
これが注文の2つ目。
ちゃんと全力で戦って決勝まで上って来ること。
もちろん目的は、その過程で魔術師達をマナリスに倒させるためだ。
「ここまで圧倒的な技量で勝ち進んできたヴァルガ選手を相手にどう戦うのかあああ!」
風魔法に乗った実況が闘技場に響き渡る。
カスミの情報とマナリス本人から聞き出したところによると、彼女は火炎系を得意とする戦闘タイプの魔術師らしい。
ストレートな戦闘タイプなら魔術師相手でも戦えるが、楽をできるならそれにこしたことはない。
「はじめ!」
審判の合図とともに、マナリスは蕩けた瞳のまま呪文を唱えはじめた。
マナリスへの最後の注文。八百長がバレないように、一発目に大技をぶっぱなすこと。
「はああああああ!」
ヴァルガは大剣を背負うように構え、闘気を高める。
大剣がまばゆく輝きだした。
「おおっとヴァルガ選手! 闘気技を使えるようだ! 王国騎士団員ですらごく一部の者しか扱えないレアな技です! いったい彼は何者なのかあ!」
「「「おおおお!」」」
実況に煽られ、観客席ももりあがる。
呪文を唱え終わったマナリスに、ヴァルガが目で合図を送る。
「炎爆飛翔弾(フレイムボム)!!!」
掲げた両手の上に作った一抱えほどの火球を飛ばす魔術だ。
火球は手を振り下ろすと直線上に飛んでいき、着弾地点を直径5mほど焼きつくす。
「刃魔轟斬!!」
ヴァルガが大剣を縦に振り下ろすと同時に、地面を削りながら闘気の刃が疾走る。
闘気の刃は火球に直撃し、大爆発を起こした。
熱風がコロシアムを吹き抜ける。
威力は調節してある。
マナリスが死ぬようなことはないだろう。
爆風がおさまると、壁に吹き飛ばされぐったりと気絶しているマナリスの姿があった。
「勝者、ヴァルガ選手!!!」
審判が宣言すると同時に、観客席が湧いた。
「すげええ! なんだ今の! あれが闘気技ってやつか! 初めて見たぜ!」
「おいおいこれで終わりかよ!」
「ちくしょー! 金返せー! マナリスに賭けてたんだぞ!」
「そーだそーだ!」
そんな観客たちをよそに、ヴァルガはマナリスに活を入れる。
「ん……んん…………約束は果たしてもらうわよ。今夜……絶対……」
目を覚ましたマナリスが蕩けた瞳でヴァルガを見上げる。
「いいや」
「え?」
「今すぐはたしてやる」
ヴァルガはマナリスを抱きかかえ、舞台の中央へと進んだ。
「優勝したら対戦相手を好きにしていいんだよな」
「ああそうだが……」
審判に確認をとったヴァルガは、マナリス舞台に下ろし、下半身を覆っていた水着のようなビキニボトムを脱がせた。
「いますぐここでコイツを犯す」
「「「「おおおおおおおお!」」」」
「さっすがヴァルガさん! 話がわかるぜ!」
ヴァルガの宣言に客席が湧きに湧いた。
いったん完結です!
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人気があれば、続編を書きたいと思います!
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