雨の朝、雨宿りする杏は鴨志田に誘われるまま車に乗り込んだ。
その意味を知らない主人公はただ去り行くセダンを見送る。
主人公が学校へと歩いていく同時刻、鴨志田の運転する車は進路を変えていた。
※登場人物はあくまでそっくりさんで全員18歳以上です
「ちょっと……先生……っ」
「いいのか? お前が断ったら、鈴井はスタメンから外すぞ。親友の落ち込む顔……さぞ悲しいだろうなあ……」
(……っ……、し、ほ……)
走り出したセダンは、学校へ向かうはずだった。
だが杏が考え事をしているあいだに、鴨志田は二人きりというこの事実を逃す手はないと進路を変えていた。セダンは見る見る間に学校を離れ、やがてラブホテルの駐車場にたどり着く。
前々から狙っていた、帰国子女で読者モデルをも務める学校きってのスタイル抜群の美少女、高巻杏。金髪碧眼で高身長、人形のような小顔と美貌はすれ違う人々の視線を集めるには十分すぎた。そんな誰もが注目を集める美少女を、鴨志田のようなゲスが放っておくはずがない。
元メダリストの肩書を武器にバレー部を我が物にする鴨志田は、なんとかして高巻杏を手に入れようと策を練る。そんなとき、バレー部の女子生徒である鈴井が杏の親友である事実を知る。なんとも二人は中学時代からの親友だそうだ。
――これを利用しない手はない。
女子生徒へのセクハラも日常茶飯事であった鴨志田に恐れるものはない。すぐさま鈴井をネタに杏に接触をはかり、連絡先までゲット。思った通り鈴井を話にチラつかせれば、高巻杏は面白いように言いなりになった。見れば見るほど、均整のとれたスレンダーながらに出るとこの出たメリハリボディは鴨志田の雄の本能をあおった。中々肉体関係にまでは持ち込めずにいたが、それも時間の問題であるように楽観的にとらえていた。なにせ、代わりに性欲処理に使える女子生徒はいるのだから。ゲスは己をゲスとは思わない。女子生徒を性的な目で見るのも権利だと思っていた。故に、鴨志田は根っからのゲスなのだ。
そして事実。
今日。
見知らぬ男子生徒と雨宿りをしていた杏を車に連れ込むことに成功。思いもがけず訪れた二人きりのタイミング。千載一遇のチャンス。いまだ。鴨志田は思った。学校などどうとでもなる。あの校長も俺の言いなりだ。
考え事をしているのか俯いたままの杏に悟られぬよう音楽を大ボリュームでかけ、そっとハンドルをラブホテルへと向ける。朝とあってまだ利用客は少ない。駐車場の隅っこにセダンを止め、杏が状況を察したときにはすでに遅かった。
「いい加減諦めろ、高巻。鈴井を悲しませたくなかったらな」
(志帆……。わたしが、我慢すれば……志帆、は……)
度重なる誘惑。
何とか避けてきた誘い。
だがそれも、年貢の納め時なのかもしれない。
まだペルソナの力に目覚めていない杏に、鴨志田の城と化したバレー部から親友を救いだす手立ては浮かばなかった。鴨志田を見る。バレー選手なだけあって高い身長と贅肉の少ないスポーツマンらしい筋肉質な体。だが顔はまったくタイプではない。好きでもない。殴れるなら殴りたい。でもそんな殴りたいほど嫌な男に、体を委ねるしか、今の杏には選択肢がなかった。
(こいつ……学校サボってまで、いやらしいことしようとしてるんだ……)
吐き気がした。
だがそんな少女の嫌悪も知ってか知らずか、鴨志田は自らの膝を叩いて冷静に言った。
「高巻、こっちへ来い。後ろ向きに俺の膝に乗れ」
「……」
いくらか逡巡していたが、やがて杏は覚悟を決めた。
自らシートベルトを外すと、狭い車内で前かがみになりながら、後ろ向きに鴨志田の膝に座り込む。
高巻杏が、鴨志田卓の毒牙に落ちた瞬間であった。
鴨志田はいびつな笑いを隠そうともせず、好色満面の視線を高巻の背に向けて、鼻息あらく告げた。
「こっち向け。キスするぞ」
◆
まだラブホテルの駐車場だというのに、そのセダンはいやに熱気に満ちていた。
「少しでも抵抗するそぶり見せたら、鈴井はスタメンどころかバレー部から追い出すからな。しっかりキスするんだぞ高巻」
「はい……。ん、チュッ、チュッ」
狭い車内で制服姿の高巻杏は身をよじり、いわれるがまま鴨志田の首に片腕をまわし、自ら唇を重ねていた。学生相手に興奮を隠そうともせず鼻息あらくキスを喜ぶ鴨志田に鳥肌が立ち、背筋が粟立つ。この気持ち悪さは何かに例えることもむずかしい。
おまけに……
「思ったとおり、中々なおっぱい持ってるなお前」
「ん……っ」
杏のパーカーのジッパーをおろし、そしてシャツに手をいれると、スレンダーボディとは裏腹に実った二つの乳房を鴨志田はねっとりと揉みしだいていた。あえてブラジャーは外さず、つけたまま内側に手を差し込み、帰国子女の若いおっぱいの柔らかさを楽しんでいる。
「甘ったるい匂いさせやがって……何が学生だ。男を悦ばせる立派なメスじゃねえか。おら、舌だせ」
「んん……っ、んちゅっ、ん、ふ……れろれろ、んん……っ、ちゅっちゅっ」
鴨志田が空いた片腕で杏のミニスカートから延びる赤タイツの細い足を撫でまわす。。ちろりと控えめに差し出された杏の舌をナメクジのような鴨志田の舌がからめとり、下衆教師と美少女生徒の唇が大胆にからみあっていく。
くちゅ……くちゅ……。
車内に唾液の混じる卑猥な音が響く。
乳房を揉んでいた手が、ふと狙いを変える。そのまましこりのように佇む杏の乳首をやさしくこねてやると、類まれな美貌の持ち主である高巻杏の口から初めて控えめな甘い声が漏れた。
「…………ぁんっ…………」
もうすっかり互いの唾液が交じり合った舌をからませながら、鴨志田は目の前にある高巻杏の目を(間近で見つめるとより美しい)見つめながらにたあ……とわらった。
「なんだ高巻。乳首気持ちいいってか。あ? エロい声出すじゃねえか」
「ち、ちが……」
いつしか鴨志田の口調が荒くなってきている。念願の雌を目の前に、本性が隠しきれていない。だがそれも無理はない。何せ相手は高巻杏なのだ。誰もが見ほれる美少女を自分の手でメスの快楽にそめあげる。こんな愉快なことはない。
「まあいい。時間はたっぷりある。よし、部屋に行くぞ。そこでたっぷりかわいがってやる」
(……志帆……わたし…………どうし、たら……)
エンジンを切り、高巻杏は鴨志田卓の手にひかれてラブホテルへと入っていった。そこで何が行われていたのか。二人がラブホテルを後にするのは、結局予定も延長して三時間も後のことになる。
ふたたびセダンに乗り込んだ鴨志田はいやにテカテカの顔をしてご機嫌であり、逆に高巻杏は疲れ切って放心状態のように虚ろだったという。
~終~
今更ペルソナ5やってます
ナニコレエロゲ? おもしろー
書くかどうかはわかりませんが、帰国子女パンサーさんは三時間たっぷりとパンツ一丁カモシダパレス様に犯されてしまいましたとさ。