世界のダンジョンを支配しよう! 作:パァンけーき
世界中に迷宮都市が数多ある中でも、大地が厚い氷で覆われていて道路が無いので補給がままならず、高位の冒険者の調査隊からも深度が浅く資源が少ないFランクと認定され、攻略済みの野良のダンジョンと化している凍て地の迷宮の地下10階層にて、ソロでぼちぼちと冒険者稼業をしている俺がフロアボスのアイスゴーレムに楔を打ち込んでから一点への集中攻撃で紅く輝く魔核に達した楔がそれを砕き、アイスゴーレムが自壊する……そして、一つの宝箱が出現した──いつもの光景。アイスゴーレムをソロで倒すのは、これで50回目だ。
人々が嫌がることでも、自分にはそれが出来る。部分的に妥協することは弱者が生き残り成り上がる戦略としては正しいと、日本の社会での経験が俺に教えてくれた。
だから、多くの人々が集まり好循環で発展を続ける迷宮都市で管理されているBランク以上のダンジョンを選ばない理由を考えたとき、一番のメリットは10階層刻みで出現するフロアボスの独占だろう。
フロアボスを倒すと、必ず宝箱がドロップして、慣れてくれば低層で魔物を狩るよりも経験値効率がずっといい。……だったら、野良ダンジョンも需要があるのでは?と思うかも知れないが、FランクダンジョンがFランクたる由縁を舐めないでほしい。
【溶けない氷塊】×8
【薄氷の曲剣】
【溶けない氷塊】×8
ダンジョンの壁を削ったら確率で採れる魔法で代用可能な重量アイテム、最弱な氷属性かつ耐久値の低い技量武器、これがフロアボスのアイスゴーレムを倒した宝箱の中身だ。端的に言うと、ギルドに売却すればランニングコストで余裕で赤字になる。10階層のフロアボスを倒せる実力がある冒険者が全体の6割程度だということと、Aランクダンジョンの10階層相当のロックゴーレムを倒したときのドロップが貴金属や宝石であることと比べれば、低資源な野良ダンジョンがカス認定をされて見向きもされないのは当然の帰結だろう。
実際は、氷属性は空間魔法持ちや商人、料理人にはとても需要があるので、個人取引で割高に売れたりするのだが……さておき。
宝箱の中身をアイテムボックスに収納した俺は、そのままステータスを確認し、【氷人形】の称号を獲得しているのを見て、つい、一人でニヤけてしまう。
『Dungeon ruler』というRPGゲーム世界に転生したことに気づいた日から、ゲーム知識から浮かんだ強ビルドの中でも自分に合いそうな凍傷ビルドにすると決めていた。
その為の前提条件として、アイスゴーレムの50体ソロ討伐で獲得出来る【氷人形】で人間の氷耐性をオーバーリミットすることで、冷気による自傷を気にする必要がなくなった。
それが意味することは、【薄氷の曲剣】に【溶けない氷】を消費してエンチャントした極低温の刃に斬られた動物は、傷口から内臓が凍てついて死ぬということだ。
──凍て地の迷宮の最奥、地下20階層にてフロアボスの氷唱蛙が唄い、凍てつく吐息を撒き散らす。対策をしなければ即死の攻撃だが、俺は白くなった睫毛の氷を手で払い、両手には薄く透明な曲剣がエンチャントによってその刀身が厚く白く変化する。
「氷耐性はあっても、斬撃が弱点だもんな」
様子を見て攻撃パターンを変えた氷唱蛙が筋肉の塊である舌を拳のように伸ばし、躱した俺は舌を輪切りにして前へ駆ける。顎を蹴飛ばし、白い腹に十字を刻むと、冷気を生み出す器官が傷ついたのか、真っ白な冷気の爆発が起きて空間を満たし、空気中の微かな汚れが地面に降り落ちた。
ゲームでは初見殺しの自爆も【氷人形】によって無効化し、格上の敵を強ビルドによって討伐したのだった。
【溶けない氷塊】×10
【冷唱の笑い袋】
【溶けない氷塊】×10
宝箱の中身に実家のような安心感を覚えつつ、凍傷ビルド完成のパーツが新しく手に入った。
次は49周半をして、【氷人形】を【氷人鬼】に、50回踏破で【氷域】の称号も獲得しよう。
その次は、禁足地の火口にある野良ダンジョンに……火山を信仰している先住民に認められないとだな。それから……。
Dungeon rulerでは、目先の資源の価値は薄い。一つ一つのダンジョンを周回して称号を獲得し、支配的な強さで無双するのがこの世界の醍醐地なのだ。
◆
多分なミネラルと水捌けのいい土壌で農作物が豊かに育つククリ族の里では、疎らに建てられた円形で天井の低い家があり、そのどれもが家畜を飼って庭に畑を持っていた。人が賑わう区画があり、そこには外から来た交易をする商人や若い冒険者の姿がちらほらと見られた。
この時期に大量発生する火炎蜥蜴の討伐は、かつては里の男達がしてきたことだが、収穫前に火傷による負傷者を出したくない今の里長の方針によって、里の外から高い報酬で冒険者を雇うようになっていた。だから俺も、雪山から町のギルドへ向かい、駆け込みでそれに乗じたというワケだ。
「……火炎蜥蜴の肉は、美味いのか?」
「身は淡白で、プリっとした触感で癖がなくて、甘い脂に岩塩をかけると美味しいよ!」
壁を削って氷を食べていれば餓えない特異体質になっていたので、人間らしい食事をしたのは久しぶりで食が進み、食堂でスパイシーなホットワインのおかわりをしつつ火炎蜥蜴の味を店員に聞いてみると、口の中で涎が溢れてきた。それをワインで洗い流す至福。
「くぅ……それは楽しみだ。……明日はたくさん狩ってくるから、ここで料理を出してほしい」
「へぇ、お兄さんって強い冒険者さん?頑張ったら、毎日だって作ってあげるよっ!」
「毎日はいらない。一度でいい」
「……あっそ!」
品を作って意味深なウインクから飛んできたハートを片手で叩き落とすと、むっとした顔で睨まれたが、気づいていない酔っぱらいのフリをするとため息を吐いて仕事に戻っていった。
「俺達は、Aランクダンジョンのあるオラクルの冒険者養成所から同期のみんなで──」
剣士、斥候、魔術師、僧侶、重騎士のバラエティー豊かなパーティーの自己紹介を眩しいものを見る目で眺め、俺と同じソロで矢筒に弓とダガーを持ったおっさんが短く挨拶をしたのに倣って俺も簡潔に済ませる。
「強いな……組まないか?」
「いや、相性が悪いので」
「そうか」
おっさんの誘いを断ると、眉を下げてしょんぼりするのが母性をくすぐられたが、安全圏の背後から矢が飛んでくるのは面白くないし、その先の本当の目的に不都合なので、最初から距離を置くつもりだった。
そして、ククリ族の男の案内によって火山へ向かい、火炎蜥蜴狩りが始まった。
「ぐああ゛ッ!?たす──」
「いやああああッ!?」
……ああ、可哀想に。
近接で参加をするからには対策をして来ただろうに、クロスで囲われ、火炎蜥蜴の必殺技である火炎放射を浴びた重騎士と背後の剣士が焼かれ、悲鳴を上げようにも肺まで焼けたのだろう。その最後を見て、パーティーの後衛はヒステリックに陥っていた。……このままだと、全滅するな。
俺は【氷域】の範囲を拡げ、火炎蜥蜴の射線を塞ぐように氷壁を作る。間も無く火炎放射が集中するが、この氷は打撃には弱いが熱では溶けないので、この場を凌ぐのには有効的だった。
「よしみは無いが、助けてやる。狩り尽くすまでここで頭を冷やすんだな」
氷の壁が一周してドーム状になると、三人を中に残して火炎蜥蜴達に向き合う。
「……あの、私もピンチです」
身軽に跳躍しながら誘導と爆発を付与した矢を放つおっさんの額には汗が酷く、矢筒がかなり減っているのを見て、かなり負担をかけてしまったことを反省する。
俺は曲剣にエンチャントを重ね、地面と平行に薙いだ。そして、流水のように伸びた刀身は火炎蜥蜴に傷を作ると、その悉くが心肺の生命活動を停止させた。
「数が多いな。……でもまぁ、凍らせたら肉は日保ちするか」
「……あなたが人間でよかった」
剣を薙ぐ度に、大量の経験値が入ってくる。凍傷ビルドが最高に楽しい時間だったが、あっという間に狩り尽くしてしまった。
「……お前凄く強いなっ、気に入った!どうだ、ククリ族にならないか?この成果を知れば里長も大歓迎するぞ!」
火炎蜥蜴の火炎放射を涼しい顔で耐えて槍で狩り続けていた案内人、おそらくはククリ族の称号持ちの男がしかめっ面を今は破顔して、バシバシと俺の背中を叩いて労ってくれている。
「ククリ族になれば、火口のダンジョンに挑んでもいいですか?それと、年に数回里に寄るだけで、ククリ族と認めてもらえますか?」
「……むぅ。ダンジョンで強くなるのは誰も止めない。だが、定住しない在り方は前例が無い。里長に聞くことだな。その話をするときは、私も同行しよう」
「それは、心強い。ありがたいです」
そして、この要望は通ることを俺は知っている。ククリ族にとって大量発生した火炎蜥蜴の討伐は多少の危険はあるが可能の範疇であり、真の目的はこの時期に外から来た強者を勧誘することで里に新しい血を入れることで、脈々と続いてきたこの文化は里の存続に重要なことなのだ。
「そっちの男も、なかなかの弓だった。どうだ、ククリ族にならないか?」
「出世だとか、恋だとか、都会での生活にはほとほと疲れてしまいまして……迎い入れていただけるなら、願ってもないことです」
「おお、そうか!今日は良き日だっ!」
「……あっ、そうだ。回収しないと。……おーーい!頭は冷えたか?」
氷のドームが蒸発するようにキレイさっぱりに消えて、糸の切れた操り人形のように脱力した人達が濃密な負のオーラを発していた。
ぎこちなく首だけが回るのはもはやホラーで、僧侶の女性が俺を見上げ、唇が震えていた。
「生きる希望を、全て失いました。私はどうすればいいのでしょうか?」
「……あーー、心が折れたなら冒険者稼業はやめて転職するか、いっそ今度は女の幸せってヤツを追ったらどうだ。偏見だが、それなりにモテてきたんだろう?とにかく、何もしないのが一番ヤバい。動けないまま金が尽きて、立ち直る体力まで失くした弱者に待つのは生き地獄だ。ちょっと説教臭くなったな……今立たないなら、置いてくぞ?」
「……ぁ……まって……ついていきますからっ!」
立ち上がった僧侶が俺の腰に抱きついてきて、思考がフリーズする。どうしてこうなったんだ……?
前衛の仲間が死んで絶望→お前の容姿は可愛くてモテると思うから結婚したらどうだ?→何もしないのはヤバいから今すぐ結婚しろ→置いてくぞ?(俺について来い!)→「イエス!」と抱きつく←今ココ。
……いや、プロポーズなんてしてないよぅ!?
ないよね!?さすがにこんな解釈をするなんてさっ。
「……別に、立てるならくっつかなくていいんだよ?火炎蜥蜴の死体は回収したし、後は里に帰るだけだからさ」
「聞いてください」
「あ、はい」
「残った私達三人、火炎蜥蜴の報酬が無いと生きていけません。パーティーで防火の装備に資産を使いましたので。……ですから、その、援助していただけませんか?お礼はしますので」
腕にギュッと胸が押し当てられて、手のひらを両手が包んで優しく撫でてくる。……まずい、思ったよりもこの子は強かだぞっ!
「……一応聞くけど、いくら必要なの?」
「……火炎蜥蜴討伐の報酬の半額、でしょうか。……少し、欲張りすぎましたか?」
正直めっちゃ安い、と感じてしまうのは俺の金銭感覚がバグっているからなのだろうか?こんなに若くて仲間想いでいい子の拙いセックスアピールに、視線が邪に散らかってしまう。胸の一つでも揉んでみろ、取り返しがつかなくなるんだぞ!?自制しろ俺の性欲!うるせぇヤらせろよ!と分裂した精神が頭の中でやかましい。
「分かった、お金は出す。だけど、出世払いでいいよ。弱ってる女の子に酷いことをしたゲス野郎だなんて、噂になりたくないしね」
「……素敵です。とても強くて、二度も助けようとしてくれるなんて。……あっ、疼いてしまいます」
何がっ!?と緊張する体にすりすりと服が擦れて香る女の子の甘い匂いと腕が胸板を撫でてするりと脇の下に入り込み、気がつけば正直からギュッと抱き締められていた。とっくに勃起している股間が、僧侶の腹を突いている。
「生きる希望を見つけました。結婚したいです、あなたと。……駄目ですか?」
潤んだ青い瞳に膨らんだ涙袋は紅く、可憐な下唇を今は噛んで、乱れた白に近い金髪は天使のような神秘を演出している。
「名前も知らないのに」
「アリエラです」
「タクト」
「……タクト様、素敵な響き」
「もういい、分かったよ」
背筋がむず痒くて、カッコつけるのを諦めた俺は、アリエラの胸を両手でわしわしと揉む。
「あんっ♡」
「俺はゲス野郎だ。アリエラさんの体で性欲を満たし、金を払ってサヨナラする男だ」
「はい、お慕い申し上げます」
さっきからずっと、調子が狂いっぱなしだ。……俺はもう、駄目かもしれない。
◆
里に戻ってからしばらく、火炎蜥蜴討伐と新しくククリ族となる強者達を歓迎するお祭り騒ぎになっていた。
弓使いのおっさんの側には食堂の店員がついて油でパリッと焼いた火炎蜥蜴の身を切り分けたり酒を注いで談笑していて、おっさんもまんざらではなさそうだった。
そして俺の側にはアリエラさんと斥候、魔術師を加えた三人がついていた。ククリ族の身内の祭りに商人は宿で休むようにと言われ、斥候、魔術師の二人も宿で休むはずだったが、アリエラさんに二人から目を離したくないと頼まれて、嘘で三人とも俺の婚約者だということになり、祭りに参加させてもらえることになった。誤算だったのは、三人とも部族の衣装に着替えることを強要されて、すぐに用意出来た服が首を通す穴が開いた長い布を前後に垂らして紐で縛ったもので、服の横に布地が無くてスカスカだということだ。
肉を食べてから元気を取り戻した斥候の薄い体から、チラチラと視界の端で赤色が見えている。魔術師が一口酒を飲んでから、机に伏して充血した目でこっちを見ていて、脇から浮いたあばらと柔らかそうな横乳が見えている。それをニコニコと眺めるアリエラが、何かを耳打ちしている。
火炎蜥蜴はたしかに美味かったし、この里のワインは絶品だ。しかし無意識にセーブがかかり、この空気に酔えないでいる自分がいた。
「祭りは楽しんでくれているかね?」
「はい、とてもいい気分です」
青臭さを纏った里長が隣に来て、ひきつった笑顔で答えると「これも日々の成長を確認する大切な儀式なんだ」と困ったように笑い、「里長~」と小さな男の子が里長の腰に抱きついて呼ぶと、俺とアイコンタクトをしてきたので「どうぞ行ってきてください」と促すと、里長は男の子の名前を愛おしそうに呼んで持ち上げ、連れ去った。
祭りの中央では炎が火花を散らして踊る者もいて、それを囲うようにみんなで食事をして、満腹になると大人達は異性の腕を掴んで夜の闇に消えていく。
談笑の中に、今日何度目かの里長のクソデカ喘ぎ声が聞こえてきて、おっさんと食堂の店員の姿もいつの間にか消えていた。
そして、俺も腕を掴まれて振り向くと、長身で長い黒髪のククリ族のお姉さんがにこやかに笑っていた。
「祭りの楽しみ方、教えてあげる。婚約者さん達も来て」
そうして俺達は蝋燭の灯った家に案内されて、ククリ族のお姉さんが蝋燭を吹き消すと、星明かりも届かない暗闇の家の中で五人の息づかいだけが聞こえてきた。
シャカシャカと水の入った瓶を振る音が聞こえると、うっすらと蛍光する瓶を手渡されたので、つい受け取ってしまう。
「うわっ!?」
押し倒されて、服を剥ぎ取られ、太股を掴まれる。慌てて光が弱まった瓶を振ると蛍光が強まって、自分の男根とすでに全裸のククリ族のお姉さんに服の紐をほどかれる三人の姿がよく見えた。
「本当にククリ族の嫁になりたいのなら、10数える内に自ら股を開いて服を捲り、黙ったまま顔に被せなさい。それが出来ないのなら、宿にいる商人達と明朝に帰りなさい。10…9…8…7…」
祭りでの俺達の距離感をみて、見透かされていたらしい。このまま帰られたら、里からまだ受け取っていない約束の報酬が彼女達に渡せないので、その解決案を考えてみる。
「2…1…0」
再び、蝋燭に火が灯る。
膝立ちになって見下ろす俺の目の前には、顔を布で隠して髪が床に広がり、股を開いてまんこを拡げる三人の孔があった。
「そんな、嘘で……」
「とてもよい覚悟ですね。さぁ、恥をかかせてはいけませんよ?」
ヒクヒクとしたアナルまで晒している三人に物怖じしていると、お姉さんが真ん中のまんこに蜜を垂らす。
「さぁ、どうぞ」
抱えて半勃ちのチンポを乗せると、取りすぎたボディーペーパーを容器に戻すようにチンポを押し込んで、ふにゃふにゃのチンポが埋まってしまう。顔は隠していても、この小柄な体型は斥候ちゃんだ。幼い体に背徳感がムクムクと起き上がって、バルーンのように注がれる劣情によって内側から拡がるチンポは圧力が高まって、力の逃げ道を求めて劣情が渦巻く。そのエネルギーはやがて指向性を持ち、浮き上がった腰を何度も何度も打ちつけた。そして、亀頭に感じるコリコリとした子宮口を持ち上げる。
「うぐぅ……ん゛っ……♡」
ビュッ、ビュッ、と潮を噴くのが愛らしくて、親指の腹で肉の芽を優しく撫でると身をよじって膣がキツく締まる。
少し精液を漏らしてしまったのをもったいないと我慢して、胴体に抱き着く。
ドビュルルルルルルルル…コポォ……。
たまらず服を抜き取って斥候ちゃんの顔を出すと、にへらと笑って唇を尖らせるので、キスをする。潤滑油として垂らした蜜と精液でニチャニチャと鳴らす肌に染み込むほど求め合い、持ち上げて背後から抱き締める。
「もし妊娠したら……きっと生まれてくるのは女の子だよ」
「それはどうして?」
「女性がたくさん感じると、女の子が生まれやすいんだって。私、人生で一番ってぐらいたくさんイッちゃった♡」
「……結婚してくれ」
「うん、私か一番最初なんだね。嬉しい!」
「フーーッ!フーーッ!」
抗議をするように、もはや声になっているレベルの呼吸音か聞こえて苦笑いする。
そんな一枚の布越しに顔の起伏を読んで唇を寄せると、開いた口の吐息と濡れた舌から唾液が滲んで、ごわごわとした生地に唇を重ねると、何とも言えない味がした。
蝋燭に照らされてもなお白い肌に、ボリュームのある胸とピンク色で生意気に尖った乳首が二つ、穢れを知らないかのようなサーモンピンクの割れ目に2本の指を入れてかき混ぜて、泡立つ白濁とした愛液を垂らしている。極上の体を前に、死ぬ気で俺の子を孕ませろ!と遺伝子に刻まれたオスの本能が刺激されて、痛いぐらいにガチガチになった勃起がおさまらない。あの天使のような僧侶のアリエラさんが、布一枚越しに舌を出して、本気汁の泡立ちオナニーをしているなんて……たまらない。
チンポをまんこに挟んでクリトリスに擦りつけ、ジョリジョリと陰毛が擦れ合う。そして、ほぐれてふわふわな膣にチンポを入れて、入口でスコスコと腰を振り、おっぱいが揺れるのを眺め、揉んで、しゃぶりつく。そして、甘い抵抗をする肉ひだを押し込んでコツンと一気に子宮口を叩く。ブチュッ、ブチュッ、と降りてきた子宮口に何度も亀頭がキスをして、熱くとろけたまんこの中でアリエラさんが新しい生きがいを見つけて愛おしそうにお腹を撫でる妊婦姿を妄想して、金玉が硬くなる。お腹を撫でて膣の形を味わうようにマッピングして、イメージで自分のチンポと子宮を投影する。……今からこの子宮に、俺の精液が満たされる。俺の子を、こんな美少女が。そんなことよくないに決まってるのに、思えば思うほど精液が込み上げてくる。
ビュルルルルルルル、ビューーッ、ビューッ、……トプンッ。
エスプレッソコーヒーに大量のミルクを注ぐように、アリエラさんの人生が台無しになった罪悪感。本当にそうしない為に、俺はアリエラさんを、生まれてきた子供を幸せにしなければならない。冷静な思考とは別に、胸の谷間に顔を埋めて、腰を振るのが止められない。
「あんっ♡あんっ♡激しいッ♡」
空の射精に不満足なままチンポを抜くと、たっぷり仕込んだ精液が垂れるのをみて、ようやく暴走していたオスの本能が満足した。
「ねぇ、これから毎日子作りしましょう?不安が吹き飛んで、タクト様と深く繋がれた気がしました」
「毎日はちょっと……」
「毎日ですっ♡」
「ヒッ」
金玉をギュッと掴まれて、背筋が伸びる。三つの袋を全て掴まれるのは時間の問題かもしれない。
そして最後に残った魔術師ちゃんのスレンダーで膨らみのある体を前にして──
「……ごめん、今日はもう限界だ」
「……最低」
「本当に、ごめん」
全てを出しきった後のチンポは金玉が体内に埋まり、可愛らしいこどもおちんちんに変わり果てていたのだった。