※この作品はR-18です。

ままの代わりに   作:産みの扉

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爛れた夜

 夜の帳が下り、テーブルランプの灯りが部屋を暖かに照らす。文字をしたためるペンを置いて椅子から立ち上がり、両手を上げて思い切り背筋を伸ばす。背骨が小気味よい音を鳴らし、強張った筋肉の解れに一息つくと扉が小さく叩かれた。

 

 ノックに応えると扉がそっと開かれ、娘が顔を覗かせる。

 

「いま、いい……?」

 

 控えめに投げかけられる言葉に頷き、部屋に招き入れると、娘はベッドの端に静かに腰を下ろした。俯いて退屈そうに足をぶらぶら揺らす姿は、父親に夜更けを知らせ、添い寝を求めに来た娘という微笑ましい光景だろう。

 

その身に何も纏っていないことを除けば。

 

「もうそんな時間か」

 

 本心を隠す白々しい言葉。ベッドに佇む幼い身体を前に汗が滲み、喉が乾く。ランプの灯りは未成熟な胸の膨らみを陰影で浮かび上がらせ、絹糸のように艷やかな白い肌と穢れのない薄桃色の乳首を際立たせる。

 

「ぱぱ……」

 

 父を呼ぶ声は蜜のように甘く、胸の奥にじわりと染み込む。細い脚をゆっくりと広げ、秘部に手を伸ばし慣れた手つきで弄り始める。次第に短くなる呼吸に、小さな喘ぎ声と粘ついた水音が混じり始めた。

 

 柔らかな灰色の髪を揺らしこちらを見上げる。青い瞳は欲望の炎を宿し、添い寝を超えた繋がりを求めるように潤んでいた。その視線に吸い寄せられるように、娘の目の前に椅子を運び、服を脱ぎ捨てて肉体を晒す。娘の痴態に反応し、むくりと勃ち上がり始めた性器を見せつけるように脚を広げて座った。

 

 数年前に妻を亡くし、9歳になる娘「まゆ」と二人で暮らしていた。喪失の傷も癒え始め、愛する娘との日々に幸せを感じていたが、ある日を境にそんな日常は少しずつ腐っていく。

 

 きっかけは風呂場から聞こえた甘い響きを含んだ吐息だった。最初は気づかないふりをしたが、娘は次第にトイレやリビングで自慰に耽るようになり、ついには目の前で秘部を弄り始める。

 

「えっち、したいな……?」

 

 その言葉は、心の奥底で密かに待ち望んでいた肉欲を揺さぶった。拒むこともできず、胸の内に積もる劣情に流されるまま、熱くそそり立つ性器に手を伸ばす。だが、娘の想いに応えることもできないまま、自慰を見せ合うに留まる。もうやめなければ、そんなことを思いながら、今も背徳の"ごっこ遊び"に興じている。

 

 正面に座ると、まゆの裸体が視界に収まる。薄桃色の乳首はピンと立ち、呼吸に合わせて揺れ、細い指がぴったり閉じた縦すじを撫でる様子に目が離せない。そんな視線に気付いたのか、娘はふっくらとした陰唇に指を沈め、くちゅくちゅと濡れた音を響かせ始めた。

 

「ぱぱ……まゆ、いつでもいいんだよ?」

 

 囁く声は湿った吐息とともに漏れる。秘裂から指を離すと、愛液が銀色の糸を引き灯光の下にきらめく。絡みついた蜜を指で舐め取りながら、まゆはこちらをじっと見つめる。その視線には羞恥と期待感が混ざり合っていた。

 

 娘は両手で秘部を広げ、鮮やかな薄桃色の粘膜を晒す。濡れた花弁は濃厚な雌の香りを漂わせ、蜜を滴らせてヒクヒクと蠢く。滴り落ちた蜜は薄い尻肉を伝って布に染みを作り始めた。

 

 陰茎はすでに痛いほどに勃起し、雌を求めて先走りの粘液を滲ませる。溢れた汁を根元まで塗り込み、脈打つ肉棒を扱くと雄の匂いが立ち上る。二人の間に雄と雌の香りが混ざり合い、部屋を濃密な空気で満たした。

 

「ぱぱ……まゆのおまんこ、ぱぱのこと想うとトロトロになるの……♡」

 

 まゆの声が熱を帯び、切なげに震わせながら、欲情を抑えきれない様子で中指を蜜壺に沈めて掻き回す。内側に湛えられていた蜜が指に絡まり、ヌチヌチと音を立てながら抽挿される。

 

 娘の狭い膣口に亀頭を押しつけ、処女膜を破り、柔肉を割り開く感覚はどのようなものなのだろう。蕩けた蜜壺に肉棒を収め、愛液に濡れ、肉襞に抱擁されたらどれだけ気持ち良いのか。

 

 目の前で行われる自慰を食い入るように見つめ、夢中で陰茎を扱き続ける。陰茎を握る力は無意識に強くなり、露出させた亀頭を雁首から擦り上げると思わず息が漏れる。耳を犯す娘の嬌声と、互いの性器から響く淫猥な音色は下腹部を疼かせ熱い奔流を強く意識させる。

 

「おちんちん、気持ち良さそう……んっ♡……まゆも、一緒にしてると気持ちいいの……♡」

 

 すっかり蕩けた表情で微笑む。仄かに紅潮した白い肌には玉のような汗が浮かび、ベッドはすでにぐっしょりと濡れ、吸いきれなかった愛液が水溜りを作っていた。

 

「ねぇぱぱ……♡まゆ、ぱぱのおちんちん……欲しいの……♡」

 

 その言葉に胸が締め付けられる。本当なら今すぐにでも娘と結ばれたい。だが、妻への罪悪感、そして血の繋がった、9歳の娘であるという理性が最後の一線を越えることを許さない。

 

 まゆはベッドに背中から倒れ込み腰を浮かた。熱く蕩けた媚肉をこちらに向け、細い指で懸命に中を掻き回し、空いた手で陰核を擦り上げる。男根の挿入を求めるように腰を突き出し誘うようにくねらせ、愛液が白い糸を引きながら垂れ落ちた。

 

 娘の昂りを肌で感じ、欲望に膨らんだ肉棒を擦り続ける。淫靡な姿に興奮し、まゆと結ばれる場面を思い描き、快感を追い求めながら限界まで扱く。娘が快楽に溺れる姿に囚われ、理性は薄れていった。

 

「ふぅっ、ん……っ、ぱぱ……♡なかっ、ほしいの……っ、全部出して、まゆを孕ませて……♡」

 

 蠱惑的な懇願とともにビクンと身体を跳ねさせ、まゆの指が奥深くまで沈み込む。全身が波打つようにガクガクと震え、情熱的な喘ぎ声を喉から迸らせ父を求めた。

 

 娘が果てると同時に身を寄せる。痙攣する腰を掴み、柔らかな腹部に脈打つ陰茎を押し付け精液を放つ。白濁の飛沫が腹部の上から子宮を汚し、脈動とともに吐き出される精液が積み重なっていく。その行いは娘を孕ませたいという想いを伝え、願いに応えるかのようだった。

 

 静寂の中に互いの荒い呼吸が響く。まゆはベッドにぐったりと倒れ、腹部に溜まった精液を弄ぶ。円を描くように撫でると粘つく液体が灯光に照らされて光る。

 

「おまんこに入れたら……ぱぱとの子どもが出来るんだよね……」

 

 まゆは夢を見るように囁き、愛液と白濁で濡れた指を愛おしげに舐め取っていた。

 

「ぱぱとまゆの味……」

 

 囁きは甘く、胸を締め付ける。腹部の白濁を子宮に刻むようになぞりながら視線を落とす。

 

「ぱぱがぱぱじゃなかったら……もっと深く触れ合えたのかな……」

 

 想いの籠もった言葉に、思わず息を飲む。

 

「でも、ぱぱがぱぱじゃなかったらイヤだな……」

 

 父娘であるが故の秘め事、だが父娘であるが故に一線を越えて触れ合えない。声は震え、愛情と諦めが交錯する。部屋には歪んだ情愛の余韻に満ち、性の匂いが漂う。

 

「ぱぱ……まゆじゃ、だめかな……?」

 

 娘の切実な願いを"ごっこ遊び"に貶めている自分には、心からの告白に言葉を紡ぐことができず、目を伏せ、ただ髪を撫でる。

 

 互いの想いを慰める夜が、今日もまた過ぎていく。

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