夜の帳が上がり、カーテンの隙間から日の光が漏れる。朧気な意識のまま、ゆっくり上体を起こし隣に目を向けると、娘が穏やかな寝息を立てていた。
寝癖でもさもさになった柔らかい灰色の髪を撫で微笑みかける。ここまでなら、なんてことのない父娘の朝だろう。一糸纏わぬ姿で同衾していたという事実を除けば。
ベッドから立ち上り、床に脱ぎ捨てられた服に袖を通す。側に置きっぱなしにされていた椅子を机に戻し、カーテンを開け放つと日の光が部屋に注ぎ込み、娘の身体を照らした。
顔に当たる日光から逃れるように枕に顔を埋める。二度寝の誘惑に抗うようにもぞもぞと身体を動かしていたが、やがて観念したのか、のそりと身体を起こし始める。
光の当たるベッドの上に起伏の少ない滑らかな肢体が輝く。ささやかに膨らむ未成熟な胸には、混じり気のない薄桃色の乳首が控えめに鎮座していた。
「んぅ……おはよう、ぱぱ」
ぼんやりとした青い瞳をこちらに向ける娘「まゆ」におはよう、と返す。眠気に負けそうになって瞳を閉じ、小さな欠伸を漏らす仕草は幼い少女のものだ。しかし毛布から覗く艶めかしい身体は性の快感を知り、魅力的な色香を漂わせる。
その姿に昨夜の情事を思い出す。一線を越えられず慰め合う夜。その激しさを物語るように、ベッドの端には娘の愛液が湿った染みを残していた。ならば精液と愛液で塗れた下半身は乾いた粘液で大変なことになっているだろう。
「少し待っていろ。風呂の準備をして……服も持ってこよう」
そう言ってまゆの頭を撫で、ドアに手を掛けると、背後から小さく静かな足音が響く。
「お風呂……一緒がいい……」
寝床に残る温かさと眠気を振り切るようにベッドから降り、娘が服の裾を摘んでこちらを見上げる。一人でゆっくりできるぞ、と伝えるも首を横に振り混浴の意思を示す。断る理由もない。結局、二人分のバスタオルと着替えを用意し風呂へ向かった。
流れる水が温かくなったのを確認し、優しくシャワーの水を掛ける。娘は驚いたように小さく震え可愛らしい声を漏らすが、寝起きの身体に温かさが染みたように気持ち良さげに息を吐いた。
シャワーの水が控えめな胸を這うように伝いながら柔らかな腹を滑り落ちる。雫はまゆの股間を愛撫するように零れ、細い脚に絡みつき、粘膜の白い跡が洗い流されていく。濡れた肌は上気し、ほのかな赤みを帯びて熟れた果実のような甘い香りを放つ。
まゆの身体の艶めかしさを前に喉の奥で唾を飲み込む音が響いた。無意識のうちに身体のしなやかな曲線をなぞるように視線が這い、薄い胸や尻に目を奪われ、薄桃色の乳首や肉厚な陰唇に欲情している。
「ぱぱ……まゆじゃ、だめかな……?」
昨夜の言葉が心に重くのしかかる。誤魔化しきれないほど、どうしようもなくまゆを求めている本心を自覚した。
***
再び夜の帳が下り、部屋をランプの灯りが照らす。娘を求める欲望を受け入れ、これから行うことに思いを馳せる。今までの関係に終止符を打つためにベッドから立ち上り部屋を後にした。
「今、いいか?」
本心を伝えるための、初めての言葉。
「ふぇっ!……も、もうそんな時間……?」
夕食と湯浴みを済ませ、パジャマ姿で寛いでいたまゆは驚いたように振り向く。無理もない、今まではこちらから出向いたことなどなかったのだから。
リビングのソファに座る娘に近づき、膝立ちになって視線を合わせる。
「今まで悪かった」
短い言葉に娘は一瞬、驚いた様子を見せたがすぐに真剣な表情を向ける。
「何を悪いと思ったの……?」
思っているだけでは納得してくれない手厳しい言葉。
「自分の気持ちに嘘をついてまゆに寂しい思いをさせた。寂しさを埋めようとしてくれたのに、まゆを蔑ろにしていた。」
懺悔するように答えると、まゆは泣きそうな顔で言葉をぽつぽつと零す。
「ぱぱ、ずっと寂しそうだから……、でもそれだけじゃなくて……まゆじゃぱぱの寂しさをどうにもできないのが寂しくて……っ、だから赤ちゃんがいれば、ままの代わりになれるかも……って」
胸の内を溢れさせるかのように言葉を紡ぐ。そんな想いに応えるように小さな身体を抱き締めた。
まゆを自分の部屋に連れ込みパジャマを脱がしていく。いつもと違い、服を脱がされることに落ち着かないようで、そわそわと身じろぐ。
上を脱がすと白い肌が露わになり、ブラジャーを着けるまでもない控えめな胸と、筋肉を感じさせない柔らかな腹部が晒される。風呂上がりの甘い香りに誘われるようにズボンを下ろすと、無毛の恥部が剥き出しになる。どうやら下着を履いていなかったようで、まゆは恥ずかしさを隠すように笑顔を浮かべた。
露出した秘裂からは、弄って準備していたからだろう、濃厚な雌の香りがふわりと漂う。その匂いに誘われるように顔を寄せ、ぷにぷにの恥丘に唇を押し付け感触を楽しむ。そのまま舌を伸ばし、すでに湿っていた陰唇を割り開くように舐め始めた。
「あっ、あっ……♡ぱぱ、待って……んっ……♡」
まゆは腰を震わせ甘い声が漏らし始めるが、突然こちらの頭に手を添え静止を求めた。怪訝に思い動きを止めると、ベッドの上に座り細い脚を広げた。
「ねぇぱぱ……♡まゆ、ぱぱのおちんちん……欲しいな……♡」
いつもの言葉で秘部を広げ、ぬらぬらと光る粘膜を見せつけ誘う。甘えるように父親の性器を求める言葉には、いつもと違い期待が滲んでいた。
「舐めるんじゃなくて、ぱぱのおちんちんで気持ち良くしてほしくて……えへへ」
挿入を求め続けた狭い膣口に亀頭を充てがう。ぬるりとした感覚とともに粘膜が触れ合い熱を感じる。この感覚が性器を包むことを想像し、背筋がぞくりと震えた。軽く力を入れ陰茎を押し込もうとするが、入り口は硬く、侵入を拒むように押し返す。
何度も指を咥え込んで蕩け、絶頂の味を知る膣でも初めてはやはり特別なのだと思うと、その初めてを自分が奪えることを嬉しく思う。挿入が進まないことを不思議そうに見つめる娘に微笑みかけ、改めて陰茎を押し込む。
ゆっくりと、体重をかけて肉棒を幼穴に沈める。娘の身体は緊張と痛みからか硬く強張り、息を荒げながら耐えるように目を閉じ、震えていた。あまり長引かせるべきではない。そう考え腰を掴む手に力を込め、一息で最奥まで貫いた。
「んく……っ♡、痛……いけど、大丈夫」
肉棒が娘の身体を貫くと、小さな震えと共に、痛みに耐えるようにベッドの布を握りしめる。こちらを気遣うように、大丈夫だと口にするが、瞳には涙が浮かんでいた。安心させるように髪を撫でながら、馴染むのを待つ。
膣内は一瞬の強い抵抗があったが、すでに愛液で満ち、驚くほど柔らかかった。挿入の拒絶とは裏腹に、男根は歓迎するように包まれていた。
しばらくすると娘の呼吸も落ち着き、抽挿を促すように腰を揺らしてきた。その求めに応じ、いつも自慰でそうするように、入り口を擦るように浅く抽挿し始めると、甘い声が混じり始めた。どうやら気持ち良さを感じているようだ。
浅く短い抽挿を次第に深く長いものにしていく。娘の指では届かない場所を擦り、叩くと一際高い声をあげ、恍惚とした表情を見せ始めた。
「ふぁ……、んっ……ぱぱのおちんちん……っ♡見てるよりも、ずっと大きい……♡」
その感想はこちらも同じだった。小さな膣口から見える深い暗闇の奥は、想像を超える快感に満ちていた。秘部は熱く蕩け、柔らかな肉襞が肉棒を貪欲に締め付け絞り出そうとする。その悦びを刻み込むように腰を強く打ち付けると、娘は身体を震わせ快楽に溺れ、甘い吐息が部屋に響く。
まゆの愛らしい喘ぎ声が羞恥と快感の間で揺れ、痴態を晒す姿が興奮を煽る。ようやく心を通わせ、娘と深く結ばれた。禁じられた悦びに身を委ねてしまった事実が、頭の芯を灼くような背徳感を呼び起こす。娘の甘い吐息は熱を帯び、白い肌は恥じらうように紅潮し始めた。
「んっ……はぁ……っ!ふあっ、あんっ♡……あっ……!」
狭い膣内は肉棒にぬるりと絡みつき、吸い付くように擦り上げる。腰を引き抜こうとすると、離れる肉棒を引き止めるように食い付き離さない。抽挿を繰り返すたびに甘い痺れが背筋を走り、せり上がる射精感が下腹部が疼かせた。
「はぁ……っ、ん……ぅ♡ぱぱ……もっと、強くてもいいよ♡」
求めに応えるように、子宮を押しつぶすつもりで最奥に強く押し付ける。幼い身体が抽挿のたびに小さく跳ね、未成熟な乳房の揺れとともに汗と愛液の匂いが部屋に広がっていく。まゆはこちらの動きに合わせるように腰を揺らし、より深い密着を求めてきた。
娘の秘部は燃えるように熱く、どろどろに蕩ける肉襞が精液を搾り取ろうと蠢く。貪るような締め付けに熱い衝動が膨れ上がり、衝動に従うままに娘の腰を掴み、角度を変えてさらに深く突き入れる。
「ぱぱっ、ぱぱぁ……っ♡だして……今日はおなかの中に、いっぱいだして……っ♡」
血の繋がった幼い娘が発してはいけない言葉。可愛らしい声でおねだりし、膣もそれに応えるように脈動する。その懇願に堪えられるはずもなく、肉棒は限界を迎え最奥に熱い白濁を解き放つ。狭い膣口を太い陰茎で蓋をし、逃げ場のない膣内を濃厚な精液が満たした。
「ふぁ、あっ!……あ、ぁあ……っ!♡ぱぱの、いっぱい出てる……♡イッちゃう……まゆも……っ!んんぅあ……っ!♡」
こちらの絶頂に合わせるように熱く柔らかな肉襞が痙攣し、子種を求めて肉棒に隙間なく絡みつく。背筋を大きく反らせ、絶頂の波に合わせるように小さな身体がベッドの上で跳ねる。口元からは涎がこぼれ、瞳は快楽に潤んで焦点を失っていた。
互いに待ち望んだ射精はいつまでも終わらず、まゆも深い絶頂に溺れたまま、ベッドにぐったりと沈み込んでいた。小さく痙攣する膣から肉棒を引き抜くと、栓を抜かれたように白濁がとろりと流れ落ち尻肉を伝ってシーツを濡らす。
「はぁ……♡中に出されるのって、こんなに温かいんだ……♡」
「ねぇぱぱ……、まゆ、いま幸せなの……♡だからちゅー、ちゅーしてほしいな……?♡」
まゆは胎内の温かさを慈しむように腹を撫で、微笑みながら口づけを求めた。身体が弛緩し、起き上がれない娘に顔を寄せ唇を重ねる。湿った吐息が唇に触れ、甘い余韻が広がった。汗に濡れた髪を優しく撫でると、娘も口づけを返すように、弱々しく縋り付いてこちらを求めた。
「ん、ちゅ……っふ……♡ぷぁ……っ♡ふぅ……ちゅーってこんなに気持ち良いんだね……♡」
唇を離すと、まゆは恍惚とした表情を浮かべ、満足気に吐息を漏らす。だが、こちらの昂りはたった一度の交わりで満足するものではなく、絶頂したばかりの敏感な亀頭を、ドロドロに蕩けた秘所に触れ合わせる。どうやら、それはまゆも同じだったようで、急かすように腰を揺すり始めた。
そこから二人の間に言葉はなかった。今までを埋めるように互いの身体を貪り合い、獣のような喘ぎ声と荒い吐息で想いを交わす。一度目の交わりで疲労していたのか、まゆは早々に意識を失い、気絶するように眠りに落ちていた。
まゆの秘部は意識を失った後も雄を求めて本能的にうねり、精液を逃すまいと肉棒を締め付ける。その想いに応えるように腰を振り続け、愛しい娘の腟内に最後の一滴まで精液を吐き出した。
どれだけの時間そうしていたのか。急速に身体の力が抜け落ち、まゆに覆いかぶさるように倒れる。意識が途切れる中、最後に目にしたのは娘の幸せそうな寝顔だった。穏やかな寝息に心が満たされ、そのまま意識を手放し眠りに落ちる。
***
朝、心地よい疲労とともに目を覚ますと、まゆが青い瞳でこちらを見つめていた。先に起きているのは珍しいな、などと思いながら朝の挨拶をしようと口を開きかける。だが、先に口を開いたのはまゆだった。
「まゆでもいいの……?」
その言葉は夢でないことを確かめるように。
「まゆじゃないと、だめだ」
身体に刻み込んだ想いを改めて言葉で伝えると、まゆは夢でないことを確かめるようにこちらの頬を抓ってきた。瞳を潤ませ、自分の頬は嬉しそうに緩ませながら。
もう戻れない。一線を越え、身体を重ねた罪悪感や後ろめたさは娘の笑顔の前に溶けていった。