独り言のようにつぶやく声は、妙にかすれて艶を帯びていた。
果実の糖分と潮の香りが混じった空気、それに裸身を包む湿気が、皮膚の奥まで入り込み、じわじわと熱を育てている。
「今から……オナニーするから、良牙……オマエはあっち行ってろ。しっしっ」
らんまは片手でPちゃんを軽く押しやり、空いた手で茂みの奥を指差す。
しかし良牙は、ちょこんとした姿のまま数歩だけ後ろに下がると、その場でぴたりと動きを止めた。
黒い瞳がまっすぐこちらを見ている――まるで「どこにも行かない」と言わんばかりに。
「……ったく、スケベ子豚め、聞きゃしねぇな……まあいいや。勝手にしろ」
言い終わらないうちに、らんまは脚を大きく開き、岩の上で腰をずらして座り直した。
ぬかるみを歩いたせいで足裏にこびりついた土がパラパラと落ち、太腿の内側へ湿った風が通る。
そのまま片手で片方の乳房を掴み、もう片方の手を迷いなく股間へ――濡れた割れ目を指先がなぞった瞬間、らんまの身体がぴくりと跳ねた。
「さぁ、始めちまうからな……っくぅ……あぁ……」
最初は軽く、次第に激しく。
腰を前後に揺らしながら、濡れた指が割れ目をこじ開けるように滑り込む。
子豚となった良牙はじっと見ていたが、ここは人の気配のない静かな果樹の奥。
らんまは、まるで自分の部屋でひとりきりの時のように、周囲を気にせずに開始した。
果実の甘い汁が胸の谷間を伝って落ちるのと同じように、らんまの指先からは愛液がとろりと糸を引き、内腿をつたって滴り落ちる。
「はぁっ……くっ……あぁ……もっと……オマンコ、気持ちよくさせちまうからな」
肩が上下し、三つ編みが左右に揺れる。
デカパイを揉む手は女となっているらんまの手では小さすぎる。しかし、むっちりとした肉を押し潰して形を変え、谷間を押し広げた拍子に水滴が弾け飛ぶ。
股間を攻める手は、リズムを速めたり、奥を突くように深く指を沈めたり――まるで自分を追い詰めるような動きでもある。
「んっ……はぁっ……ああっ……」
声が漏れるたび、Pちゃんの耳が小さくぴくつく。
しかし良牙は一歩も動かず、その場でじっとらんまを見ていた。
らんまはそれを気にするどころか、視線を浴びることでさらに熱を帯び、腰の動きはますます激しくなる。
「スケベ豚、タダ見してんじゃねえよ、んぅ……っあああ……っくあぅあ、んはぁああ、ぁ!」
潮の匂いと果実の香り、そして汗と愛液が混じり合った濃厚な空気が、周囲のジャングルにまで漂っていく。
胸も股間も同時に攻め続けるらんまの指は、容赦なく快楽の波をかき立て――岩の上で、全裸の身体が激しく震え続けていた。
らんまは胸の先端を強くつねり上げながら、切れ切れの息を吐いた。
視線の先――何もせずじっと見ているPちゃんが目に入り、口元に薄く笑みが浮かぶ。
「……おい、良牙。てめぇ、ぼさっと見てねぇで――手伝いやがれ」
濡れた指先をパッと離し、両手で太腿を掴んで大きく開く。
そこに露わになった濡れ光る秘所は、陽の光を受けて艶めき、熱を帯びてわずかに脈動している。
らんまは顎で合図し、腰をぐっと前に突き出した。