※この作品はR-18です。

TSサキュバス after ~エロい女とヤってから俺のカラダがおかしいんだが~   作:ゔぁいらす

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第5章:対峙 ~サキュバスへの目覚め~

 玲斗はベッドに倒れ込んだまま、朦朧とする意識の中で決意を固めた。

「このままじゃダメだ……あいつを見つけねぇと……」

 あの夜出会ったあの妖艶な女が全ての鍵を握っているに違いない。

 彼女を探し出し、身体の変化の理由を聞き、元に戻る方法を掴むしかない。

 玲斗は震える手でブカブカのパーカーを身につけ、伸びた髪と可愛らしくなった顔を隠す様にフードを深く被る。

小さな翼と尻尾が背中で蠢く感覚に耐えながら変わり果てた身体で家を飛び出した。

 

 夜の街へ一歩踏み出すと冷たい風が頬を撫で、ブカブカの服の中で細い腰が頼りなく感じられる。

 歩いている内に玲斗の長い金髪がフードからこぼれて揺れる。

 そして歩くたび豊かな胸が服の中で擦れ、何度も触れたせいなのか身体の変化のせいなのか擦れるれるたびに彼の体にむず痒さや快感の入り混じった感覚が走る。

「んっ♡」

(何だよ、この身体……歩くだけでこんなになっちまうなんて……)

 女としての身体に慣れない玲斗は道行く人々の視線を感じ、フードをさらに深く被る。

 その時ふとガラスに反射した自分の姿を見て羞恥心と恐怖が胸を締め付けた。

(俺、こんな格好で外歩いてるのかよ…… 早くあいつを見つけねぇと……元に戻れねぇ……!)

 絶望と焦燥感が心を支配するが、あの女性を探し出すという決意だけが玲斗を突き動かす。

 繁華街の喧騒が近づくにつれ、ネオンライトが眩しく目に映り、玲斗の心臓がドクドクと鳴る。

 繁華街に足を踏み入れると、人混みの中で女性を探すために視線を彷徨わせる。

 雑多な人々の声、車のクラクション、店の呼び込みの声が耳に響き、玲斗の頭をさらに混乱させる。

 

 だがその時、ふと以前感じた妖艶な香りがほんのりとして、視界の端に黒い髪が夜風に揺れる姿が映った。

(あれ……? あいつは……!)

 黒い髪が夜風に揺れ、露出度の高い服が彼女の曲線を際立たせている。

 女性が男と別れたところを目撃した玲斗は、思わず息を飲んだ。

 彼女は満足げに微笑みながら、道行く男たちを品定めするように見つめている。

(間違いねぇ……あいつだ……!)

 玲斗は人混みに紛れ、女性の後をつける。

 彼女が歩くたびに、妖艶な雰囲気が周囲の男たちの視線を引きつけ、玲斗の心に苛立ちと恐怖が募る。

(あいつ、俺をこんな目に合わせておいて……まだ他の男を物色してやがる……! 絶対許さねぇ……!)

里苑が立ち止まり、舌なめずりをしながら視線を彷徨わせ獲物を物色する姿に玲斗の怒りがさらに燃え上がる。

「さ、それじゃあまだまだ全然物足りないしそのへんのオトコ引っ掛けてたべちゃおっと♡ こんなのおじさんにしられたらまたジェラシー感じさせちゃうかも知れないし〜さーてだれにしようかなぁ〜」

 女性の軽い口調が耳に入り、玲斗の拳が震える。

(何だよその余裕な態度……! 俺をこんな目に遭わせておいてまだ平気な顔で男を探してやがる……! ふざけんなよ……!)

 彼女が舌なめずりをしながら視線を彷徨わせて獲物を物色する様な姿に玲斗の胸が締め付けられた。

 彼女の妖艶な笑みと男たちを見つめる目つきが、玲斗の心に恐怖と怒りを同時に掻き立てる。

(くそっ、呑気に男を品定めするみてぇに見やがって……絶対許さねぇ……!)

「今日はあの子にしよっかなぁ」

 そしてついに女性が一人の男に狙いを定めたのか妖艶な笑みを浮かべて歩き始めたその瞬間、玲斗はもう黙っていられず甲高い声で叫びを上げた。

「おいっ! やっと見つけたぞ!!」

 里苑が振り返る。

 しかし彼女は見覚えがないと言わんばかりに玲斗の顔を少し見ると首を傾げた。

「あら……? あなた誰? 同業っぽいけれど」

 里苑のすっとぼけた声に、玲斗の怒りが爆発する。

 フードを取り、空腹をこらえて怒りに震える声で叫んだ。

「忘れたとは言わせねぇぞ!? 先週お前とヤってから身体が変なんだよ! なんか羽とかしっぽも生えてくるし日に日に女みたいになっちまってチンコも縮んじまった! 彼女にも逃げられるしこんなんじゃ女も抱けねぇだろ元に戻せよ!」

 その言葉に彼女は首を傾げ、記憶を辿るような仕草を見せる。

 彼女の反応を待つ間、玲斗の中で恐怖と怒りが混じり合う。

「あ〜あの時のチャラい子ねぇ…… やっぱり私の細胞じゃリリムみたいに一晩で完全に女体化はさせられないかぁ……」

 その言葉に、玲斗の目が怒りで見開かれる。

「何ってんだお前! やっぱりお前のせいなんだろ!? さっさと俺をもとに戻せ!!」

 彼がそう言うと女性はクスリと笑い、懐かしそうに目を細める。

 彼女のそんな態度に玲斗の怒りはさらに燃え上がるが、同時に底知れない恐怖が募る。

(その笑い方……! まるで俺を玩具みてぇに……!)

「あらあらその感じなんか懐かしいわねぇ…… ま、そっちから来てくれたのなら今日は予定変更。せっかくだしアナタを正真正銘の女にしてあげるから」

 その言葉には異様な説得力があり、玲斗の背筋に悪寒が走った。

「な、なんだと? 俺は男だ!女になんか絶対にならねぇ!」

「はいはい。最初は皆そういうのよ。でも最終的には私に感謝することになるんだから」

 里苑がぺろりと舌なめずりをし、玲斗を見つめる。

 彼女の目が妖しく光り、玲斗の心に冷たい恐怖が走る。

「何だよその目……! お、おい……来るな……!」

 空腹で衰弱寸前の玲斗を、女性はいとも簡単にその場に押し倒す。

「んくっ………は、離せ……離しやがれぇ!」

 玲斗は抵抗しようと手を振り上げるが空腹のせいで力が出ず、簡単に組み伏せられてしまった。

(クソっ!こんなヒョロそうな女に簡単に押し倒されて…………ダメだっ。振りほどけねぇ…………!)

「アナタ、その様子じゃ何も食べていないんでしょう? 大変よねぇ、そんな状態じゃそろそろ栄養失調で倒れちゃうわよ?」

 里苑の声が耳元で響き、玲斗の心臓がドクンと跳ねる。

 彼女の冷たい手が玲斗の腕を押さえつけ、逃げられないようにしている。玲斗は必死に抵抗しようとするが、空腹と身体の変化のせいか力が出せず、身体が思うように動かない。

(その言い方……! 全部見透かされてるみたいで気持ち悪ぃ……!)

 玲斗は里苑の言葉に苛立ちと恐怖を感じながらも、やせ我慢で強がるように答える。

「う、うるせぇ! お前のせいで外にも満足に出歩けなくなっちまったがちゃんと飯くれぇ食ってるっての! 弁当とかヨーグルトとか……!」

 声が震え、甲高い少女の声で響くたび玲斗の心に羞恥心が募る。

 だが、女性は玲斗の言葉を聞いてクスリと笑い、首を振った。

「ふーん、ヨーグルト……美味しいわよねあれ。どろっとしてて男の精液に似てて……でもそれだけじゃ物足りないでしょう?」

「せ、精液……!?」

 里苑が妖艶な笑みを浮かべながら、まるで何気ない雑談でもするように言い、食事とは全くかけ離れた精液という言葉に玲斗の頭が一瞬真っ白になり、顔は羞恥と嫌悪で真っ赤になる。

 里苑の軽い口調と、彼女の言葉に込められた意味深なニュアンスが、玲斗の心をさらに混乱させる。

「ええそうよ。そんなニセモノじゃなくて本物の男の精液の方が何十倍……いいえ。何百倍も美味しいんだから。アナタももうすぐ男の精液をありがたがって食べるようになるわ。」

 頭では拒絶しているのに里苑の言葉が妙に頭にこびりつき、身体が勝手に反応してしまうような感覚に襲われる。

「な、何だよそれ……! そんな気持ち悪いこと言うな! 俺はそんなもん食う気ねぇぞ!」

 玲斗が叫ぶと、里苑はさらに楽しそうに目を細め、玲斗の頬に指を這わせながら囁く。

「私が聞いているのはそんな人間の食事のことじゃないの。アナタや私にとって必要な食事はね……人間の男に抱かれること♡」

 里苑が妖艶な笑みを浮かべ、玲斗の頬に指を這わせながら囁く。彼女の言葉に、玲斗の頭が一瞬真っ白になる。

(男に抱かれること……? 何だよ、それ……! それがメシとどんな関係があんだよ)

 玲斗は里苑の言葉の意味が理解できず、混乱がさらに深まる。男に抱かれることを「食事」と形容する理由が分からない。

 だが、里苑の言葉には異様な説得力があり、玲斗の心に冷たい恐怖が走る。

「何だよ、それ……! 男に抱かれることが飯ってどういう意味だよ! ふざけんな、俺はそんなことする気ねぇぞ!」

 玲斗が叫ぶと里苑は楽しそうに目を細め、玲斗の顎を軽く摘んで顔を近づける。

 彼女の瞳が妖しく光り、玲斗の心臓がドクドクと鳴る。

「ふふ、アナタまだ分かってないのね。私、サキュバスなのよ。そして、今のアナタも……ね?」

 里苑の言葉が玲斗の頭に突き刺さり、サキュバスという言葉に玲斗の思考が一瞬停止する。

(サキュバス……? そんなのがいる訳ねぇだろ!? 第一俺をそんなのに変えたって、どういうことだよ!?)

ネットに流れる与太話だと思っていたが今自分の身体に起こっている事、そして目の前に居る得体のしれない妖艶な女がサキュバスという架空のはずの存在に説得力と解像度をもたらしていく。

「何だよ、それ……! 俺はそんなバケモンじゃねぇ……! 第一そんなのが現実に居るわけ……」

「あらそう? それならこれでどうかしら?」

 そう言いかけた所で女性が羽織っていたコートを脱ぐと、背中に生えた小さな翼、そして意思を持ったかのように動く尻尾が現れた。

「そ、その尻尾と羽は……!」

 それは彼の背中に生えていたものよりも発達しているように見えたが、その色や形はそっくりで、玲斗の目が見開かれて頭の中が混乱で埋め尽くされる。

 サキュバスなんてものは空想上の産物で、現実に居るはずがない。

 そう何度も否定しようと自分自身に言い聞かせるが、彼女の言葉と自分の身体に起きた変化。

 更に女になった身体、自分とこの女性の背中から映える小さな翼と尻尾、抑えきれない性的渇望……そんな点と点が繋がり始め、玲斗の心に恐怖が広がる。

 そんな玲斗の表情を見て里苑はさらに楽しそうに笑い、彼の頬を撫でた。

 彼女の冷たい指が肌に触れるたび、ゾクッとする感覚が走り、玲斗の身体が勝手に反応してしまう。

「はぅっ♡」

「あらあら可愛い声出すじゃない。まるでオンナノコみたい♡」

「やめろ……! 触るな……! ば、バケモンのくせに……ひゃんっ♡」

「バケモンだなんて失礼ね。サキュバスはね、男を誘惑してその精気をいただく素敵な存在なのよ。アナタももう同類なんだから♡ ほら、アナタも身体が疼いて仕方ないでしょ? それはサキュバスとしての本能が目覚めてる証拠なのよ?」

 彼女の言葉に、玲斗の心がさらに混乱する。身体の疼き、空腹感、抑えきれない渇望──それがサキュバスとしての本能だと告げられ、玲斗の心に絶望が広がる。

(何だよそれ……! 俺、そんなのになっちまったのかよ……! ふざけんな、俺はそんなもんになりたくねぇ!)

「お、おい……俺を今すぐ男に戻……ひゃぅっ♡」

 玲斗は必死に抵抗しようとするが里苑の力が強く、身体が思うように動かない。

 更に口答えをしようとするたび的確に玲斗の敏感な部分を彼女が指で弄び、可愛らしい声を漏らしてしまう。

 彼女の責めに反応してしまった自分の甘い声に、玲斗の心に羞恥心と恐怖が募る。

(この声……俺が出したのか? ちょっと胸撫でられたこんな声出しちまうなんて……! くそっ、この女……ふざけんなよ……!)

 玲斗は女性を睨みつけたが彼女はそんな彼を見てクスクスと嘲笑う。

 彼女の目が妖しく光り、玲斗を見下ろすように見つめる。

「ふーん、男に戻せだなんて、この期に及んでまだそんなこと言ってるの? かわいいわね、アナタ♡」

 里苑の声には明らかな嘲りが込められており、玲斗の心に苛立ちと屈辱が募る。彼女の余裕な態度と、まるで玩具を弄ぶような口調に、玲斗の怒りがさらに燃え上がる。

「ふ、ふざけんな! 俺は男に戻るんだ! お前みたいなバケモンになんか絶対ならねぇ!」

 玲斗が叫ぶと、女性はさらに楽しそうに笑い、首を振る。

「あらそう。本当に頑固なのね……でもその威勢、いつまで続くかしら?」

 彼女の冷たい手が、玲斗のブカブカのパーカーの裾をゆっくりとめくり上げ、玲斗が抵抗しようと手を振り上げるが、力が弱く、里苑に簡単に押さえつけられてしまう。

(やめろ……! 触るなよ……! くそっ……動け!俺の身体……!!)

 里苑の指が玲斗の胸に触れ、膨らみを軽く撫でると、鋭い快感が全身を貫き、玲斗の口から甘い声が漏れてしまう。

「んぁっ♡ や、やめろっ……!あぅっ♡」

 その声に、玲斗自身が驚き、顔が真っ赤になる。自分の身体がこんな反応をしてしまうことに、羞恥心と恐怖が募る。

(なんなんだよこの感覚……! やめろ、俺はこんなんじゃねぇ……! こんなの気持ち悪ぃはずなのに何でこんな声が出ちまうんだよ……!)

 里苑は玲斗の反応を見て、妖艶な笑みを深め、胸をさらに執拗に責める。指先が敏感な部分を摘まむと、玲斗の身体がビクッと跳ね、再び甘い声が漏れる。

「あっ♡ や、やめ……やんっ♡」

 里苑が玲斗の胸を軽く揉みながら、楽しそうに囁く。

「男に戻りたいとか言ってる割には、こっちで結構遊んでるみたいじゃない? こんなに敏感になってるってことは、もう自分でいっぱい触っちゃってるんでしょ♡ほぉら♡アナタの乳首、もうこんなに固くて大きくなってるわよ?」

「ひっ♡あぁっ…………♡やめ……そこは…………んぅっ♡」

 里苑はそう言いながら玲斗胸の尖端の突起を爪の先で弾き、その瞬間心臓がドクンと跳ねた。

( 何でそんなのまで分かんだよ……! )

 彼女に見透かされた事実に、頭が真っ白になる。

 確かに、玲斗は変わっていく身体に戸惑いながらも抑えきれない渇望に負けて胸で自分を慰めていたがその事実を里苑に指摘され、顔がかぁっと熱くなる。

 

「う、うるせぇ! そんなことしてねぇ! 俺はそんなことするわけねぇだろ!」

 玲斗が叫ぶが声は震え、里苑の言葉が図星だったことは明らかだった。

「ふーん、嘘つくの上手じゃないわね。身体は正直なのにね♡」

 里苑はさらに楽しそうに笑い、玲斗の胸を軽く摘まむ。

 その瞬間彼の身体にこれまで感じたことの無いような感覚が電撃のように走った。

「ひやぁぁぁっ♡乳首っ……乳首つねるなぁっ♡」

「男なんかに戻るなんてもったいないわよ。サキュバスの方がずっと気持ちよくて楽しいのに、なんで男なんかに戻りたがるのかしら?」

 里苑が不思議そうに首を傾げながら言う。

 彼女の言葉に、玲斗の頭が一瞬真っ白になる。

(サキュバスの方が気持ちいい……? それに楽しい……? ふざけんな、俺はそんなもんになりたくねぇ!)

 里苑の言葉が、玲斗の心に冷たい恐怖と混乱を植え付ける。男としての自分を取り戻したいという強い意志がある一方で、里苑の言葉が妙に頭にこびりつき、身体が勝手に反応してしまうような感覚に襲われる。

「気持ちいいとか、楽しいとか……そんなわけねぇだろ! 俺は男だ! 男に戻るんだよ! お前なんかに何が分かるんだよ!」

 玲斗が叫ぶと、里苑はさらに妖艶な笑みを浮かべ、玲斗の顎を軽く摘んで顔を近づける。

 彼女の冷たい息が頬にかかり、玲斗の身体がゾクッと震えた。

(何だよこの感覚……! やめろ、近寄るんじゃねぇっ……!)

 彼女の冷たい手が玲斗の服を剥ぎ取り、滑らかな肌を這う。

「さあ、サキュバスの気持ちいいところ……ぜぇんぶアナタにもおしえてア・ゲ・ル♡」

 そう言うと里苑は玲斗を路地裏の壁に押し付け、冷たい手で服を剥ぎ取った。

 彼女の手が玲斗の胸に触て、膨らみを軽く揉むと、鋭い快感が全身を貫く。

「やんっ! や、やめろっ……! あっ……いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 甘い声が漏れ、玲斗は顔を真っ赤にして叫ぶ。

 路地裏に彼の悲鳴が響くが、道行く人々の喧騒にかき消されて誰も気づくことはない。

 そんな二人だけの空間で女性は玲斗の身体を優しく愛撫し始めた。

 彼女の冷たい指が玲斗の滑らかな肌をゆっくりと這い、胸の膨らみを執拗に撫で上げる。

 指先が敏感な部分を軽く摘まむと鋭い快楽が再び玲斗の全身を貫き、甘い声が抑えきれずに漏れてしまう。

「んっ♡ や、やめ……あんっ♡」

 玲斗の身体がビクッと跳ね、頭が真っ白になる。

 その度快感が波のように押し寄せ、身体が勝手に反応してしまう。

 里苑の指が胸を揉むたびゾクゾクとした感覚が背筋を駆け上がり、玲斗の心に羞恥心と恐怖が募る。

(何だよ、この感覚……! 何でこんな気持ちいいんだよ……!)

 必死に抵抗しようとするが里苑の愛撫は巧妙で、玲斗の身体はまるで彼女の手に操られているかのように反応してしまう。

 彼女の指が胸の先端を軽く擦ると電流のような快感が全身を駆け巡り、玲斗の口から再び甘い声が漏れる。

「あっ♡ や、やめ……んんっ! やめろって……!あんっ♡」

 里苑が楽しそうに笑い、玲斗の反応を見ながらさらに愛撫を続ける。

 彼女の冷たい手が、玲斗の首筋から鎖骨、胸へと滑り、まるで玲斗の身体を味わうようにゆっくりと動いていった。

「ふふ、いい反応ね。アナタ、ほんと可愛いわ♡」

「ざ、ざっけんな…………可愛くなんか…………ひゃぅっ♡」

 里苑の言葉に、玲斗の顔がさらに真っ赤になる。

 彼女の愛撫を受け、頭では拒絶しているのに身体が勝手に反応してしまう。

 胸を責められるたび快感が下腹部にまで広がり、熱い疼きが抑えきれなっていく。

(まただ……こんなの気持ち悪いはずなのに腹の下の奥が熱い……! やめろ!これ以上こんな事されたら俺……本当におかしくなっちまう!)

 玲斗の心は混乱と羞恥でいっぱいになる。

 男としてのプライドが叫びを上げ、こんな快感に身を委ねるなんてありえないと訴える。

 だが、身体はそれを裏切るように里苑の愛撫に反応し続け、そのたびに口から漏れだす甘い声は止まらない。

 下腹部が熱くなり必死に彼女の手を振り払おうとするが、空腹で衰弱した身体では力が入らずされるがままに身体を弄ばれてしまう。

「ほ〜ら♡さっさと受け入れちゃいなさい?そっちのほうが楽で気持ちいいわよ?」

「やめろ……俺は男だ! こんな身体受け入れてたまるか!」

 意地を張って睨みつけるが、里苑は目を細めて笑う。

「へぇ〜。こんな小さいおちんちんで俺は男だ〜なんて言うんだ。あらいけない。これ、おちんちんじゃなくてクリトリスだったわ」

「んひゃぁぁぁっっ♡ やめろぉっ……そこ……んぁっ♡そこ触るなぁっ♡」

 里苑が嘲笑うようにそう言って指で玲斗の女性器に触れた瞬間、彼にさらなる快感が押し寄せ声が裏返った。

「ふふっ、無理して意地張らなくてもいいのに。アナタ、もうとっくに男じゃなくなってるんだから♡もうしっかりお股も濡れてるじゃない」

 里苑の言葉に玲斗は歯を食いしばり、涙目で反論する。

「う、うるせぇ! 俺は絶対に女になんかならねぇ! お前なんかの思い通りになってたまるか!」

 その言葉を聞いた里苑は一瞬動きを止め、懐かしそうに微笑んだ。

「はぁ……可愛い見た目のクセに頑固なのね……なんだか昔を思い出すわ。 そうだ。アナタにちょっと面白い話をしてあげる。私ね、少し前まではアナタと同じで男だったのよ」

 玲斗の目が見開かれる。

「お前が……男!?」

「そう。冴えない社畜サラリーマンだった私をリリムってサキュバスがこの身体に変えてくれたの。それまでは毎日残業ばっかで疲れ果てて、生きがいなんて一つもなかった。でも今は違うわ。サキュバスになってから毎日が充実してるの。この美貌で男を誘って、精気を吸って、パトロンもいっぱい侍らせてお金も稼いで自由に生きてる。里苑って女みたいな名前も前まではコンプレックスだったけれど今じゃ可愛い名前だねって褒められるたびお腹の奥がきゅんきゅんしちゃうの♡ね? 最高でしょ?」

 里苑の声は甘く、自信に満ちていた。

「最高? ふざけんなよ! お前はそれで良かったのかもしれねぇけど俺は違ぇ! こちとらこんな身体に変えられたせいで充実してた生活も、彼女も、全部失ったんだよ! クラブで女を口説いて、仲間とバカやってた俺の生活を返せ……ひゃんっ♡」

 玲斗はそんな彼女に震える声で言い返すが即座に身体を愛撫されその言葉は可愛らしい矯正で上書きされる。

 涙が溢れ甘い声で叫ぶ玲斗に、里苑は優しく首を振った。

「失った?違うわ。これからアナタの新しい人生が始まるのよ? ほら、この快感……嫌じゃないでしょ?」

 里苑の手が再び動き、玲斗の胸を揉みしだく。鋭い快感が波のように押し寄せ、玲斗の抵抗が弱まる。

「あぁっ♡やめ……んんっ♡」

「そうよ、素直になりなさい。サキュバスとしての快楽を受け入れれば、空腹も渇きも全部消えるわ。そしてサキュバスとして気持ちいいことと自分のしたいことだけ考えて生きていける生活を謳歌できる。私みたいにね♡」

 里苑の唇が玲斗の首筋に触れ、熱い息が肌を撫でる。玲斗の身体が震え、理性が崩れ落ちる。

「いやだ……俺……そんなんじゃ……んむぅっ♡」

 声が弱々しくなり、里苑がさらに身体を寄せる。

 彼女の唇が玲斗の唇に重なり、深いキスが交わされた瞬間、これまで満たされなかった空腹感が一気に和らいだ。

「んっ……な、何を?」

 玲斗の目が見開かれ、里苑が唇を離すと満足げに微笑む。

「感じたでしょ? キスを通じてさっきおじさまから吸った精気をアナタに少し分けてあげたの。直接男から精気を吸えば、今の比じゃないくらい気持ちいいし空腹も渇きも全部消えるわよ?」

 その言葉が耳に響き、玲斗の心に波紋を広げた。

 確かに空腹感が薄れ、身体が軽くなった気がする。

 だが、同時に恐怖が胸を締め付ける。

(何だよこれ……本当に俺、満たされてる……? でも、そんな……野郎の精気で満たされるなんて………………い、いや違う……俺が満たされたのはこの女とキスしたからだ…………キス…………しただけでなんで腹の減りがマシになるんだ……?やっぱり俺、この女の言う通りサキュバスに…………い、いやそんな訳ねぇ!そんな事あり得るわけねぇだろ!!)

 いくら抵抗しても里苑の甘い声と温もりが、玲斗の抵抗を溶かしていく。

 頭では否定しても、身体はその先の求めていたのだ。

(やめろ……俺は男だ……こんなの……受け入れたくねぇ……)

 どれだけ頭で否定しようとも里苑の手が再び動き玲斗の女性器を優しく撫でると快感が理性の壁を突き崩した。

「んぁっ……♡や、やめろって……あんっ♡」

 声が甘く震え、玲斗の心に迷いが生じる。

(気持ちいい……何でだよ……こんなの、俺が求めてたもんじゃねぇのに……)

 里苑の指が巧みに動き、玲斗の身体が熱くなる。空腹感が消え、代わりに満たされる感覚が広がるたび、心が揺らいでいく。

(これが……サキュバスってやつなのか……? 空腹が消えるなら……少しだけなら……)

 一瞬、受け入れそうになるが、すぐに首を振って否定する。

(いやだ! 俺は男だ!高梨玲斗だ! こんな女の快楽なんかに負けねぇ!)

 里苑は玲斗の葛藤を見透かしたように微笑み、責めを強めた。

 彼女の冷たい指が玲斗の女性器をさらに執拗に撫で、敏感な部分を巧みに刺激する。

 同時にもう一方の手が胸を揉みしだき、鋭い快感が玲斗の全身を貫いた。。

「んぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡ や、やめろ……あんっ♡そこっ♡なんで……あうぅっ♡」

 里苑の指が動くたび脳内がかき回されるような強烈な快楽が玲斗を襲い、嬌声が抑えきれずに漏れ出す。

  身体が勝手に反応し、腰がビクッと跳ねて快感が波のように押し寄せ、頭の中が真っ白になっていく。

(何だよこれ……! 頭の中、ぐちゃぐちゃになる……っ! 気持ちよすぎて……何も考えられねぇ……!)

 里苑の指がさらに敏感な部分を擦ると、電流のような快感が全身を駆け巡り、玲斗の口から甘い嬌声が響く。

「あぁんっ♡ や、やめろぉっっ♡こんなの、ダメぇっ♡」

(俺……男なのに……マンコぐちょぐちょにされて気持ちよくなってる……こんなの……こんなのおかしいはずなのに……なんでこんなに気持ちいいんだよぉ……!)

 頭では必死に抵抗しようとするが、里苑の責めがさらに強まり、快楽が理性の壁を次々と突き崩していく。彼女の指が女性器を執拗に刺激し、胸を揉む手が敏感な部分を摘まむたびに、玲斗の身体が熱くなり、快感が抑えきれなくなる。

「んっ♡ あぁっ……やめっ……やめてぇぇぇぇっ♡頭おかしくなるっ♡頭変にちゃうのぉっ♡」

 玲斗の声が甘く震え、身体がビクビクと反応する。

 快楽が脳内を支配し、男としてのプライドや抵抗がじわじわと薄れていく。

 里苑の愛撫に翻弄され、玲斗の心は快楽と葛藤の間で揺れ動く。

 彼女がさらに責めを強め、指が深く入り、胸を揉む手がさらに激しくなる。

 そして玲斗の身体はビクビクと震え、絶頂が近づいてきた。

「あぁっ♡あぁぁっ……♡」

 甘い声が止まらず、意識が白く染まりかける。

 だが、その瞬間、里苑が突然手を止めた。

 玲斗は息を荒げ、困惑した目で里苑を見上げる。

「な、 何で……?」

「イかせてほしい? なら、自分で言いなさい?『私は淫乱なサキュバスです』って♡ 素直になれば、すぐに楽にしてあげるわよ?」

 里苑は妖艶な笑みを浮かべ、玲斗の顎を指で持ち上げて囁いた。

 彼女の言葉は脳を蕩けさせるほど甘美な響きで、玲斗目が震え涙が溢れる。

 身体は絶頂を求めて疼き、空腹感が再び強まる。

「ふ、ふざけんな……お、おれはそんなこと絶対言わねぇ……!」

 意地を張るがその声は弱々しく、里苑はさらに近づく。

「へぇ……やっぱり頑固なのね、アナタ。私も初めはそうだったけど今となってはそんな意地はってる所もバカバカしいやら可愛いやら♡」

 彼女の妖艶な香りが鼻をつき、冷たい指が玲斗の頬を撫でた。

「んぅっ♡お、おれ…は…男……」

 玲斗の身体は絶頂を求めて疼き続け、空腹感が再び強烈に襲いかかる。

 必死にうわ言のように抵抗しようとするが言葉も最早出てこず唇を震わせる事しかできずm頭の中が快楽と空腹で埋め尽くされ理性がどんどんと薄れていった。

(ンだよ、この疼き……! 身体が勝手に……イきたくてたまらねぇ……! でも、こんなこと言いたくねぇ……!)

 玲斗の心が軋む。

 里苑の言葉が頭の中で反響し、快楽と空腹に耐えきれず抵抗する力が弱まっていく。

 彼女の冷たい指が顎を軽く摘まみ、玲斗の顔を自分の方へ向けさせた。 

「ほぉら私の目を見て? そんなプライドぜーんぶ捨てて楽になっちゃいなさいよ。私みたいに♡」

 里苑の瞳が妖しく光り、玲斗の心に冷たい恐怖と誘惑が広がる。

(やめろ……! そんな目で俺を見るな……!)

「く…………あっ…………違……お、おれは…………わたしは………………違うっ!おれはサキュバスなんかじゃ………………」

「意地張っても無駄よ。ほら、身体はもうこんなに正直になってるじゃない♡ 聞こえるわよ? アナタの身体がイきたい。女の子の身体の気持ちよさもっと感じたいって言ってるのが。さっさと素直になっちゃいなさいよ」

 里苑の甘い声が耳元で囁かれ、玲斗の心がさらに揺らぐ。

 彼女の言葉がまるで魔法のように玲斗の抵抗を溶かしていった。

 身体が熱く、下腹部が疼き、空腹感が耐え難いほどに強まる。頭では拒絶しているのに、身体が里苑の言う通り快楽を求めている。

(くそっ……何でだよ……! 身体が、こんなに疼いて……! 空腹が、こんなに辛いんだよ……!)

 玲斗の目が潤み、涙が溢れそうになり、快楽と空腹に耐えきれず、男としてのプライドがボロボロに崩れ落ちていく。

 里苑の指が再び胸に触れ、軽く撫でると、鋭い快感が全身を貫き、玲斗の身体がビクッと震えた。

「んっ♡あんっ♡ やんっ♡やめてぇっ……♡」

 その反応を見て、里苑がさらに妖艶な笑みを浮かべる。

 彼女の声が、まるで甘い毒のように玲斗の心に染み込んでいく。

「ほら、言っちゃいなさい。『私は淫乱なサキュバスです』って。一言そう言えば、その空腹も、乾きも疼きも、全部消えるわよ♡もうアナタに選択肢なんて無いはずだけれど?」

 里苑の言葉が玲斗の心に波紋を広げる。

 「い、いや……だ…………あぁんっ♡」

 頭では拒絶しているのに身体がそれを求めてしまう。

 その間も更に疼きは強まり、快楽が理性の最後の壁を突き崩そうとしてくる。

(もう……ダメだ……この空腹、こんな疼き、耐えられねぇ……! そうだ。こんな身体になっちまって……何もかも失ったってのに……抵抗して、何になるんだよ……!)

 玲斗の心が軋み、涙が頬を伝い、震える唇が開く。

「お、おれは……」

 玲斗の声が震え、言葉が喉の奥で詰まった。

 頭の中ではまだ抵抗の意志が叫んでいる。

 男としてのプライド、元の自分に戻りたいという願いが里苑の言葉を拒絶しようとするが身体はすでに限界を迎えていた。

 空腹感が胃を締め付け、女性器の疼きが下腹部を熱く疼かせる。

 里苑の甘い声が脳裏で何度もリフレインし、理性の最後の壁を突き崩そうと迫ってくる。

 

「ほら、玲斗ちゃん。早く言っちゃいなさい♡ そんなに苦しそうな顔して、我慢なんてしても無意味よ。『私は淫乱なサキュバスです』って。一言言えば全部楽になるんだし大体アナタ、もうとっくに身体はサキュバスなんだから、抵抗する理由なんてないわよねぇ♡」

 彼女はそんな玲斗の葛藤を見透かしたように妖艶な笑みを浮かべながらさらに囁いた。。

 里苑の言葉が、まるで甘い毒のように玲斗の心に染み込む。

 彼女の声は優しく誘うようだったが、どこか冷酷な響きを持っていた。

 玲斗の心は今にも張り裂けそうで、目からは涙が止まらない。

「んっ♡あぁっ♡やっ♡やぁっ♡おれはおと…………ひゃぁんっ♡」

(言いたくねぇ……! おれは……俺は高梨玲斗だ……! 俺は男だ……! 淫乱なサキュバスなんかじゃねぇ……!)。

 玲斗は自分に言い聞かせるように声を震わせるが心は激しく葛藤する。

 しかし身体の反応は彼の意志を裏切るり女性器が熱く疼き、空腹感が全身を支配した。

 里苑の言葉通り、最早彼に選択肢など残されていないのだ。

 

 そこでさらに里苑は追い打ちをかけるように、玲斗の耳元で囁く。

「ねぇ、玲斗ちゃん? アナタの身体、こんなに疼いてるじゃない♡ 空腹で苦しいんでしょ? オンナノコとしてイきたいんでしょ? もう我慢しなくていいのよ? サキュバスとしての本能に素直になれば、全部楽になるわ。ほら、言ってみなさい♡私は淫乱なサキュバスですって。」

 里苑の声が玲斗の心をさらに揺さぶる。

「んぅっ♡い、いやぁっ♡おれはっ♡おれはぁっ♡」

(この空腹、こんな疼き……もう我慢できねぇ……!これ以上我慢したって意味なんか……ねぇ…………俺は…………おれはぁっ…………)

 玲斗の心が軋み、男としての最後の抵抗が砕け散る。身体が求める快楽と空腹感に抗う力が尽き、震える唇が再び開き

「お、おれは……淫乱な……サキュバス、です……!」

 玲斗の震える唇から、とうとうか細い声でその言葉が漏れた。

 彼の頬を涙が頬を伝い、羞恥心と屈辱で胸が締め付けられる。

 だが、 里苑の言った通り、身体の疼きが一瞬和らぎ、空腹感がわずかに満たされたような気がした。

 涙が頬を伝い、羞恥心と屈辱で胸が締め付けられる。

 彼は身体の疼きと空腹感は限界を超え、理性も意地も完全に崩れ落ちていた。

 

 しかし玲斗のその言葉を聞いた里苑の目が一瞬鋭く光り、玲斗の背中に生えた細い尻尾をぎゅっと掴んで引っ張った。

「んぎぃぃぃっ!」

 痛みと快楽の入り混じった悲鳴を上げる玲斗。

「30点。女の子が『俺』なんて使っちゃダメでしょ? それに もっと可愛く言わなくっちゃ♡」

 そう言うと里苑はさらに尻尾をグニグニと握りしめたりひっぱったりして、玲斗の身体にくすぐったいような快楽と痛みが走り、体がビクッと跳ねる。

「ひゃんっ! や、やめっ……! んあぁぁっ♡い、痛ぇっ……!のに気持ちいいっ……♡」

 尻尾から伝わるまるで内蔵を引っ張られるような感覚とそれ以上の快楽、そして里苑の言葉に玲斗の心はさらにかき乱される。

 女の子らしく振る舞うことを強要され、僅かに残っていた男としてのプライドがズタズタに引き裂かれた。

(何だこれ……! おれの尻尾、こんなに敏感なのかよ……! くそっ、おれを女扱いしやがって……!いくら身体が女になったからっておれは男なんだぞ……!)

 力なく睨みつける玲斗を見た里苑さらに楽しそうに笑みを浮かべ、彼の顎を軽く摘んで顔を近づけた。

 彼女の冷たい息が頬にかかり、玲斗の身体がゾクッと震える。

「それと声が小さすぎるわ。もっとちゃんと聞こえるように言いなさい。でないとイかせてあげないわよ?」

 里苑の言葉に、玲斗の目が震える。

 その間も、彼女の指が玲斗の胸を軽く撫で、敏感な部分を焦らすように触れる。鋭い快感が全身を貫き、玲斗の身体がビクビクと反応する。

 絶頂を焦らされ、身体の疼きと空腹感がさらに強まり、玲斗は最早限界寸前だった。

「んっ♡ や、やめてぇ……♡ 焦らさないでぇ……♡」

 快楽が脳内を支配し、頭が真っ白になる。

 身体が勝手に反応し、下腹部が熱く疼き、空腹感と快楽の波に耐えきれず、玲斗の心は完全に折れそうになる。

(もうダメだ……! イきたい……! この疼き、耐えられねぇ……! 何でもいい、楽になりたい……!)

 里苑がさらに胸を軽く摘まむと、玲斗の身体がビクッと跳ね、再び甘い声が漏れる。

「あぁっ♡ も、もう……限界なのぉ……♡」

 涙が溢れ、玲斗の震える唇が再び開く。

 羞恥心と屈辱で胸が締め付けられるが、快楽と空腹に耐えきれず、ついに懇願の言葉を口にする。

「お…お…わたっ、わたしっ♡わはしはぁっ淫乱なサキュバスです! 女の子の身体で……いっ……イかせてくださいっ!」

 声が震え、顔が真っ赤になる。

 自分の口から出た言葉に、玲斗の心がさらにズタズタに引き裂かれた。

「はい。よくできました♡」

 そんな彼の心情とは裏腹に里苑が満足げに微笑み、玲斗の頬を優しく撫でる。

「ふわぁぁぁっ♡」

 彼女の冷たい指が肌に触れるたび、玲斗の胸がドクンと脈打つ。

 しかし不思議と恐怖は感じなかった。

「しっかり言えたご褒美よ♡」

 里苑はそう囁きながら、さらなる責めを始めた。

 彼女の指が再び玲斗の女性器に触れ、熱く濡れた部分を執拗に撫で上げる。

 それと同時にもう一方の手が胸を揉みしだき、敏感な先端を指先で軽く摘まむみ鋭い快感が全身を貫き、玲斗の身体がビクッと跳ねた。

「んぁっ♡ あぁっ……気持ちいいっ♡気持ちいいのぉぉっ♡」

 快感が波のように押し寄せ、頭の中が真っ白になる。里苑の指が動くたびに、クチュクチュという水音が路地裏に響き、玲斗の羞恥心をさらに煽る。胸を揉む手が執拗に動き、快感が下腹部にまで広がり、熱い疼きが抑えきれなくなる。

 玲斗は自分がサキュバスであると認めてしまったことで脳内のたがが完全に外れてしまい、身体がとうとう女の快楽を受け入れた。

 その瞬間抑えていた気持ちよさが一気に溢れ出す。

「んぁっ♡ あぁんっ……♡ そこ、ダメぇっ♡……気持ちよすぎて、変になっちゃうのぉ……!」

 快楽が脳内を支配し、男としてのプライドや抵抗が音を立てて崩れ去っていく気がした。

 そんな彼を里苑は更に愛撫で弄び、玲斗はその快楽に身を委ねて気持ちよさを告白してしまう。

「すっごく気持ちいいのぉ……♡こんなのお、おれ……しらないぃっ♡」

 甘い声が漏れ、玲斗の心が快楽に染まっていく。

 しかしその瞬間里苑は玲斗の細い尻尾を軽く引っ張り、鋭い痛みが走り、玲斗の身体がビクッと跳ねる。

「ひぎぃっ♡い、痛ぇっ!!」

「だーかーらー女の子が『俺』なんて言っちゃダメでしょ? もっと可愛く言いなさい♡それに『痛ぇ』なんて男とシてる時に言ったら萎えさせちゃうわよ?もっと痛がる時も可愛く、ね?」

「ひゃんっ♡わ、わかったっ♡あぅっ♡わかりましたぁっ♡おれ……あぅっ♡わたしぃっ♡気持ちいいっ♡おまんこいじられておっぱいつねられて気持ちいいですぅぅっ♡」

 尻尾から伝わる痛みに最早抵抗する気など起きず、玲斗の声がさらに甘く震える。

 里苑は楽しそうに笑い、玲斗の言葉遣いを指摘するたびに尻尾を引っ張って叱責した。

 そうして里苑の指が女性器の敏感な突起を擦るたびに、電流のような快感が全身を駆け巡り、腰が勝手に動いてしまう。

 胸を揉む手が先端を摘まむと、鋭い快感が脳を突き抜け玲斗の身体が弓なりに仰け反る。

 頭の中が快楽で埋め尽くされ、女の快楽に溺れていき思考が溶けるようにぼんやりとしていった。

「もっと女の子らしく喋りなさい。『気持ちいい』だけじゃダメよ。ちゃんと『あぁん♡わたしぃ♡里苑様に愛されて、とっても幸せなのぉ……もう男になんか戻りたくないのぉ〜♡』とでも言ってみなさい♡ 言えないなら、また尻尾を引っ張るわよ?」

 里苑の言葉に、玲斗の心がさらに混乱する。

 快楽に溺れながらも、心にも無い言葉を強制されることにわずかに残った羞恥心と屈辱が募る。

( そんなこと、言えるわけねぇだろ……! くそっ……でももう……おれ……わたし……気持ちいいの我慢できないのぉっ♡)

 だが、里苑が再び尻尾を摘まむと玲斗の身体がビクッと震え、痛みと快楽が混じり合った感覚に耐えきれなくなる。

「ひゃぁんっ♡ や、やめてぇ……♡ 言う、言いますからぁ……!」

 涙が溢れ、玲斗は里苑の要求に従うしかなかった。

 震える唇が開き、強制された言葉を口にする。

「里苑様に……愛されて、わたしぃっ♡とっても幸せなのぉっ♡ もう男になんか戻りたくないのぉぉぉっ♡」

 その言葉を口にした瞬間、玲斗の心にさらなる屈辱が広がる。

 里苑は満足げに微笑み、玲斗の頬を撫でた。

「よしよしいい子ね♡ それじゃあ最後までシてあげる。でも、次からはもっと可愛く喋れるようにならないとダメよ?」

 里苑の言葉で玲斗の中にわずかに残った男としてのプライドは完全に崩れ落ち、女性的な言葉遣いを強制される屈辱にも快楽にも最早抗えない。

「はいぃっ♡ありがとうございます里苑さまぁぁっ♡淫乱なサキュバスの……あんっ♡わたしのことをイかせてくださいぃぃっ♡」

 その言葉を聞くや否や里苑の指がさらに巧みに動き、女性器を執拗に刺激していく。

 指先が熱く濡れた部分をなぞり、敏感な突起を擦るたび玲斗の身体がビクビクと震えた。

 胸を揉む手も激しくなり、先端を摘まむたびに鋭い快感が全身を貫く。

 快感が限界を超え、玲斗も可愛らしい甘い声が止まらない。

「んひあぁぁぁぁぁんっ♡ すごいぃっ♡すごぃぃっ♡これっ♡すごい気持ちいいのぉっ♡ 身体が熱くてぇっ……もう我慢できないのぉ♡ もっとぉっ♡もっと欲しいのぉぉっ♡」

 玲斗の身体が快楽に支配され、腰が勝手に動き里苑の指を求めるように動いてしまう。

 頭の中が快楽で埋め尽くされ、彼は最早女の快楽に溺れ、玲斗はメスのサキュバスとしての本能に完全に目覚めていた。

(気持ちいい……! わたし、こんなの、知らなかった……! 女の身体がこんなにすごいなんて……! もう、どうでもいい……! わたし、もっと、気持ちよくなりたい……! もっとっ♡もっと女の子の身体で気持ちよくなりたいのぉっ♡わたしぃっもっと淫乱なオンナノコになりたいのぉっ♡)

 ついに玲斗はメスのサキュバスとして快楽に身を委ね、頭の中は女として絶頂を迎えたいという欲求で埋め尽くされる。

 トドメとばかりに里苑の指が激しく動き、玲斗の身体に今まで感じた程のない快楽の波が押し寄せた。

「あぁぁぁんっ♡気持ちいいっ♡気持ちいいっ♡気持ちいいっ♡お腹の奥からなんかくるっ♡すごいのきちゃうっ♡わたしっ……わたしぃぃっ♡おんなのこの…………あんっ♡サキュバスの淫乱な身体でイっちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♡」

 玲斗はとうとう女性としての快楽を受け入れ絶頂を迎え、そこにはこれまでの恐怖や乾きは無く、彼……いや彼女はただただ快楽と多幸感に包まれた。

 その瞬間、小さく未発達だった玲斗の翼と尻尾は花が開花するようにパッと開き更に全裸だった筈の身体を露出度が高いボディスーツの様な衣装が身を包む。

 それは彼……いや彼女がサキュバスとして完全に生まれ変わった事を示していた。

 里苑はそんな玲斗を抱き起こして優しく囁く。

「はい。よくがんばりました♡これでもう男だったアナタはいないわ。そうねぇ……玲斗なんて男っぽい名前じゃ不便だろうしレイなんてどうかしら」

「れ……い?」

「ええそうよ。今日からアナタはニンゲンの男の玲斗じゃない。淫乱なサキュバスのレイちゃん。アナタはこれから男の精を吸って生きていくの。大丈夫。男だった頃よりずっと気持ちよくて楽しいわよ♡」

 その言葉が、玲斗……いや、レイの心に深く突き刺さった。

 路地裏の冷たい地面に倒れ込んだまま、レイは荒い息を整えながら、里苑の腕の中で身体を預けた。

 絶頂の余韻がまだ身体を震わせ、頭の中は未だぼんやりと多幸感に包まれている。

 里苑の温もりと、彼女の甘い香りがレイを優しく包み込み、まるで全てが夢だったかのような感覚に襲われた。

 二人はしばらくその場で寄り添い里苑がレイの金髪を指で梳きながら優しく囁く。

「ねえ、レイちゃん。どうだった? 気持ちよかったでしょ? サキュバスとしての快楽、最高よね♡」

 里苑の声が耳元で響き、レイの頬がほんのりと赤く染まり、彼女は里苑の腕の中で小さく頷きたどたどしい女言葉で答える。

「はい……わ、わたし……とっても、気持ちよかったですぅ……こんなの、初めてで……わたし、頭真っ白になっちゃって……」

 その言葉に、里苑がクスリと笑う。

「そうよね。サキュバスの身体って、男のものとは比べ物にならないくらい敏感なの。だからこれからはもっともっと気持ちいいこと、たくさん経験できるわよ?」

 里苑の言葉に、レイの心が温かく満たされていく。

 彼女は里苑の胸に顔を寄せ、目を閉じた。

(もう……男に戻りたいなんて、思わない……。こんな気持ちよさ、男の頃には絶対味わえなかった……。サキュバスとして生きるのも、悪くないかも……)

 レイの心には、最早かつての高梨玲斗としてそれどころか男としての未練は最早一切残っていなかった。

 男としてのプライドや元の身体に戻りたいという意志は里苑の愛撫と絶頂の快楽によって完全に溶かされていたのだ。

 代わりにサキュバスとしての新たなアイデンティティが芽生え、レイはその快楽と多幸感に身を委ねてこれから待つもっと気持ちいい事に胸を高鳴らせて股間を濡らすのだった。

(レイ……か。うん、おれ……いやわたしはレイなんだ……サキュバスの……レイ……これからはえっちな女の子(サキュバス)として、生きていくんだ……そんなの……考えただけでおまんこじんじんしてきちゃった♡)

 レイの心に、穏やかな決意が宿る。

 レイは里苑の腕の中で身体を起こし、彼女の顔を見つめる。たどたどしい女言葉で、感謝の気持ちを伝える。

「里苑様……あの、わたしをサキュバスに変えてくれて……ありがとう……ございます……わたし……今とっても、幸せですっ♡」

 その言葉に里苑が優しく微笑む。

 彼女はレイの額に軽くキスをし、髪を撫でた。

「ふふ、いい子ね、レイちゃん。ちゃんと感謝できるなんてお利口さんね♡ でも、まだまだこれからよ。サキュバスとして一人前になるまでは私がちゃんと面倒見てあげるから。だからはやく一人前のサキュバスになるのよ?」

 里苑がレイを抱き寄せ、優しく囁く。

「い、いちにんまえ?」

「ええそうよ。男から精気を吸う方法に、女としての生活、人間社会への溶け込み方……全部教えてあげる。サキュバスとして生きていくには色々覚えることが多いけれど覚えるまで私が側にいてあげるから大丈夫よ♡そうね……明日お洋服とか下着を買いに行きましょっか。あんなゴワゴワでサイズの合わない服じゃ落ち着かないでしょう?」

 里苑の言葉に、レイの心が温かく満たされていく。

 彼女は里苑の胸に顔を埋め、小さく頷いた。

「は、はい……よろしく……お願いします……里苑さまぁ♡わたしぃっ♡可愛いお洋服とかえっちな下着とか着てみたいですぅ♡」

「はいはい。とびっきりアナタを可愛いサキュバスにしてあげるわ」

 里苑がレイを抱きしめ返し、互いの尻尾を絡ませ合いながら優しく微笑む。

 

 路地裏の冷たい空気の中で、二人の間に穏やかな時間が流れていく。

 レイはサキュバスとしての新たな一歩を踏み出す決意を固め、里苑の温もりに身を委ねていた。

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