TSサキュバス after ~エロい女とヤってから俺のカラダがおかしいんだが~ 作:ゔぁいらす
玲斗が[[rb:サキュバス > レイ]]と化してから約2ヶ月の月日が流れた。
「ねぇねぇりお姉ぇ、マジで今日のレイちゃん可愛すぎじゃね? メイクもマジキマってるし自分で見ても惚れちゃうレベルなんだけど♡」
今や身体も心もサキュバスに堕ちてしまい、そこにかつての「玲斗」の面影は最早微塵も無かった。
彼女は完全にサキュバスの「レイ」としての生活を送っている。
腰まで伸びた長い金髪はゆるりとウェーブをかけられていてピンクのミニスカートとフリルのついたトップスを身にまとい、 大きなガラス貼りの建物の前で、満足げにポーズを取って反射する自分の姿に見とれていた。
ギャルっぽい口調でニヤリと笑い、くるりと回ってスカートの裾を揺らす。
サイズの合わない男物の服は全てとうに全て捨て、女物のかわいい服を進んで着るようになっていた。
女としての自身の見せ方をわきまえ、メイクもバッチリ決まっている。
女の身体にされてからというもの自信と共に失われていたかつてのナルシストな性格が、明るく派手なサキュバスとして振る舞っているうちに蘇り、今では自身に満ち溢れたギャルのように振る舞っていた。
そんなレイの隣に立つ里苑は、そんな自信満々な彼女を優しく見つめている。
里苑は、この2ヶ月の間サキュバスとしての生き方や人間に紛れる技術だけでなく女性として生活していく術をレイに教えてきた。
それは自身がサキュバスへ変えられた時色々と難儀をした経験や彼女自身の境遇からレイをサキュバスへ変えてしまった事にわずかながら責任を感じていたからで、最低限サキュバスとして、そして女性としての生活の基礎を教えたら別れるつもりだった。
しかしそんな事をしているうち気づけば里苑は人懐っこいレイに情が移っていた。
レイもレイですべてを失い頼れるものが里苑だけしか居なくなった結果彼女に深く依存しており、彼女を「りお姉ぇ」と呼びまるで姉のように慕うようになっている。
そして二人はいつしか行動を共にするようになっていたのだ。
「ねぇ、りお姉ぇ! 今日のコーデ、どう? レイちゃんの魅力、マックスに出てるよね?」
レイが甘えた声で言うと、里苑はクスリと笑う。
「ええ。いい感じよ。男を誘うには十分すぎるくらいにね♡」
「りお姉ぇに褒められると、マジでテンション上がるんだけど! やっぱりお姉ぇって最高だわ♡」
レイは里苑に抱きつき、甘えるように頬をすり寄せる。
今夜も繁華街のネオンが輝く中で二人は肩を並べて獲物を物色していると、かつての玲斗の遊び仲間二人が通りかかり、レイの目に留まった。
「ねぇ、レイ。あのヒト達、知ってる人なの?」
そんなレイを見て里苑は問いかける
「えー知らない人〜てか今となってはニンゲンの男なんてみんなメシにしか思えねぇし♡レイちゃんおバカだから昔のことなんか覚えてないも〜ん」
レイがケラケラと笑いながら、里苑に甘えた声で答えた。
男だった過去の自分やその頃の仲間たちのことなど今の彼女にはどうでもいい事で、今のレイにとって男などただの「獲物」としか認識できなくなっていたのだ。
しかしその目は鋭く光り、あの二人の男をしっかりと見据えている。
口では「覚えてない」と軽く言ってみせたものの、レイの心の中では散々コバンザメのように引っ付いてきておきながらサキュバスに変えられた自分を助けてくれなかったどころか陰口まで叩いた二人には少なからず恨みがあったのだ。
(あんたたち、玲斗のことバカにして、裏切ったよね? 仲間だと思ってたのに、結局は自分のことしか考えてなかった……。今夜はただのメシじゃなくて、たっぷり仕返ししてやるんだから!)
サキュバスとしての本能が目覚めた今、過去の恨みを晴らす絶好の機会が目の前にあることにレイの唇がニヤリと歪む。
里苑はレイの表情の変化に気づき、妖艶な笑みを浮かべながら囁く。
「レイ、なんだか楽しそうな顔してるわね。何か企んでるんでしょう? ちゃんと見ててあげるから、思う存分やりなさい♡それじゃ、私はカフェで待ってるわ」
里苑の言葉に、レイの目がキラリと輝く。
彼女は里苑にウインクして、自信満々に答える。
「うっそ、マジでりお姉ぇって鋭い! レイちゃん、今夜は本気でいっちゃうよー!」
レイは長い金髪をかき上げ、ピンクのミニスカートを揺らしながら、二人に近づいていく。
彼女の歩き方は、里苑仕込みの男を誘惑する術だ。
腰を軽く振って歩き、綺麗なブロンドの髪が夜風に揺れる姿は、まるで獲物を誘う花のようだった。
かつての遊び仲間だった二人は繁華街の喧騒の中で、いつも通り下品な笑い声を上げながら話をしていた。
かつての玲斗と一緒に遊び歩いていた頃のように、軽いノリで笑い合っている。
だが、レイが近づいてくると、二人の視線が一斉に彼女に向けられた。
レイの艶やかな小麦色の肌と、ピンクのミニスカートから伸びる長い脚に、男たちの目が釘付けになる。
「ねぇ、おにーさんたち♡ さっきからレイちゃんのこと、じーっと見てたよね? もしかして、ナンパでもしたいのかな〜って思っちゃったんだけどぉ♡」
レイがギャルっぽい口調で甘えた声を出して話しかけると、二人は一瞬驚いた顔をする。
だが、レイの誘うような笑顔と、自信満々な雰囲気に目を奪われ、すぐにニヤニヤと笑い始める。
「き、キミ……めっちゃ可愛いよね 俺らちょうどヒマしててさ、ちょっと一緒に遊びたいなーって。どう?」
一人がそんな反応を示し、もうひとりも負けじと目を光らせる。
「俺も俺も! 混ぜてくれよ!」
やはり玲斗だと気づく由もない二人の反応に、レイは内心でほくそ笑む。
(ふーん、ちょっと前まで「玲斗がいねぇと始まんねぇ」って言ってたくせに、今はそんなわたしにメロメロなんだ? まぁ、いいけど。あんたたち、昔の仕返し、たっぷり味わわせてあげるんだから♡)
レイは二人の男にさらに近づき、わざとらしく胸を寄せて甘えた声で囁く。
「えー、飲むのぉ? レイちゃん、お酒弱いんだけどぉ……でも、おにーさんたちとなら、楽しそうかも♡ ねぇ、どこ行く?」
二人は目を輝かせ、レイを連れて近くのバーへと向かった。
レイは二人の後ろをついていくふりをしながら、振り返って里苑にウインクする。
里苑はそんなレイを見て、満足げに微笑み手を振った。
バーに入るや否やレイは二人の男を巧みに誘惑し、甘い言葉と仕草で彼らを虜にして仕返しとばかりに彼らを徹底的に翻弄する。
「ねぇ、おにーさんたちって、すっごく優しそう♡ でもさ、昔、誰かを裏切ったりしたこと、ない? レイちゃん、そういう男、嫌いなんだよね〜♡」
レイが意味深に囁くと、二人は一瞬顔を見合わせた。
「え、裏切るって……何だよ、それ? 俺たち、そんなことしないって! なぁ?」
「そ、そうだよ! 俺たち、信用第一でやってきてっからさ! こんな誠実な男達他にいねぇよ?」
しかし次の瞬間には何食わぬ顔でそう続け、二人の言葉にレイは内心で冷たく笑う。
(ふーん、嘘つき♡ あんたたち、わたしのこと「調子乗りすぎて迷惑」って言って、切り捨てたよね? ちゃんと覚えてるんだから! 今から、たっぷり後悔させてあげる!)
それからしばらく3人で酒を飲みながら話を続けてその時を待った。
「ねぇ……レイちゃんちょっと飲みすぎちゃったかもぉ〜♡この辺りでゆっくり休める場所、よかったらおにーさんたちに紹介してほしいなぁ……」
レイは頃合いを見計らい甘い声で囁きながら、ふらりと一人の男の肩にもたれかかった。
彼女の艶やかな小麦色の肌と、ピンクのミニスカートから覗く長い脚が、薄暗いバーの照明に照らされてさらに魅惑的に映る。
レイの誘惑的な仕草に、二人は顔を見合わせてニヤリと笑った。
「へぇ、休める場所ねぇ……。レイちゃん、結構飲んでたもんな。俺たち、良いとこ知ってるぜ?」
一人が意味深な口調で言うと、もう一人も調子を合わせて続ける。
「そそ、この近くにちょうどいいとこあるんだよ。レイちゃん、俺たちに任せてくれよ!」
二人は介抱をするという建前で、レイを近くのラブホテルに連れ込んだ。
「あ、ありがとぉ〜……やっぱり二人共やさしいんだね」
レイは酔った演技を続けながら、内心でほくそ笑む。
(ふーん、案の定、ラブホに連れ込む気満々じゃん♡ あんたたち、このわたしの策略にまんまと引っかかってるんだから!)
ラブホテルに着くと、二人はレイをベッドにそっと座らせる。
レイは酔った演技でぐったりとした様子を見せ、肩を落として目を閉じる。
「うぅ……レイちゃん、頭クラクラするぅ……やっぱり飲みすぎちゃったかもぉ……。これもおにーさん達のお話が上手くてお酒が進んじゃったせいだよぉ〜……」
その姿に、二人は顔を見合わせてニヤニヤと笑う。
一人がレイの背中に手を回し、優しく擦りながら囁く。
「大丈夫だよレイちゃん。俺が楽にしてあげるからね。ほら背中擦ってあげるから」
男の手が背中を擦るついでに、レイの腰や肩に触れてくる。
それにも負けじと、もう一人もレイの太ももにそっと手を置き、さりげなく撫で始める。
「レイちゃん、めっちゃ肌スベスベだな。俺たちがちゃんと介抱してやるからさ、安心してよ」
二人の手がレイの身体を這うが、レイは内心で冷たく笑う。
(何よその気持ち悪い手つき! でも、今はこいつらのおかげで少しは楽になったフリしとこっかな♡)
レイは目を閉じたまま、弱々しい声で呟く。
「うん……ありがと。おにーさんたちのおかげでちょっと楽になったかもぉ……。ふわぁぁっ……少し楽になったらなんだか眠くなってきちゃった……レイちゃん、ちょっと寝るねぇ……おやすみなさぁ〜い」
レイは大げさなあくびをするとそのままベッドに横になり、狸寝入りを決め込む。
そんなレイを見た二人は顔を見合わせ、ニヤリと笑みを浮かべた。
「おい、こんなのヤるしかないっしょ! こんな可愛い子が酔っぱらってこんな無防備な姿で寝ちゃってるんだぜ? チャンスだろ!」
一人がそう囁くともうひとりの男も深く頷き
「ああ。こんなの犯してくださいって言ってるようなもんじゃん? 3Pで楽しんじゃおうぜ! さ〜てレイちゃん、俺がもっと気持ちよくしてやるからな〜」
「おいおい待てよ俺達がだろ?」
二人はそう意気込んでレイに近づく。
それが全てレイの策略だとも知らずに……
男二人が優しく体に触れたその瞬間、狸寝入りを決め込んでいたレイはサキュバスとしての能力を静かに発動させる。
部屋の中にくらっとする様な匂いが広がり、レイはゆっくりと目を開けてニヤリと笑った。
「ふーん、おにーさんたち、レイちゃんのこと襲う気だったんだぁ? でもさ、そんな下心もぜーんぶレイちゃんにはお見通しだったよ? あんた達いっつもそんな事しか考えてなかったもんね?」
ただならぬ雰囲気に男二人は驚いて一歩後ずさるが、最早それも手遅れで部屋を充満する淫靡な香りと彼女の魅力に完全に支配される。
レイはベッドから起き上がり、二人の男に近づき、甘い声で囁く。
「ひっかかったー♡レイちゃん酔っぱらったたフリしてただけなのにー あんたたち、昔、レイちゃんのこと裏切ったよね? その仕返し、たっぷりさせてもらうんだから♡」
レイは二人にに抱きつき、そう囁いた。
「は……えっ……? 俺たち……前に何処かで会ってましたっけ……?」
一人の男がガチガチになりながら、震える声でレイに尋ねる。
もう一人も、恐怖と混乱が入り混じった表情でレイを見つめる。
だが、レイはそんな二人の反応を見て、妖艶な笑みを深めるだけだ。
「ふーん、どうだったかなぁ♡ でもま、いいや。今からあんたたちにたっぷり思い出させてあげる♡」
レイの声が甘く響き、部屋を充満する淫靡な香りがさらに濃厚になる。
そして彼女の衣装が可愛らしいものから妖艶なボディスーツへと変わり、背中には翼と尻尾が現れた。
「なっ……羽に尻尾!?」
「それに服もいきなりそんなエロい衣装に変わるなんてレイちゃんマジシャンか何かだったの!?」
眼の前で理由もわからず男たちは目を丸して、そんな彼らを見たレイはクスクスと悪戯な笑みを浮かべる。
「それじゃぁ〜まずは二人共そこに立ってパンツ脱いじゃおっか」
レイがそう言うと彼女の目が妖しく光り、二人の男はおもむろにベッドの前で整列してズボンとパンツを脱ぎ始めた。
「か、身体が勝手に……!」
「お、おいどうなってんだよこれ……」
しかしそれは自分の意志ではないらしく、二人はわけがわからないという顔をしながら手を動かしていく。
「もうアンタ達はレイちゃんの虜♡ほ〜ら早くおちんちん見せてよぉ♡」
レイに促されパンツを脱ぎ終えると天高く勃起した2本の男性器が顕になり、レイは舌なめずりをする。
「二人共……レイちゃんの魅力でこんなビンビンにしてくれたんだぁ♡それじゃ、いただきまぁ〜す♡」
レイはそんな二人の前に跪き、彼女の柔らかな唇が一人の男の男性器に触れると、彼の身体がビクッと震え、更に硬さを増していく。
レイは舌を這わせ、巧みにフェラチオを始める。
彼女の動きは、里苑に教わったサキュバスの技術そのもので、男を快楽の虜にする術を完全に身につけていた。
「んっ♡ んっ♡んっ♡んっ♡おにーさんのおちんちんめっちゃ硬いし美味しいっ♡ レイちゃん、こういうの大好きなんだから♡はむっ♡」
レイが甘い声で囁きながら、一人の男性器を深く咥え込み、湿った音を響かせる。
「うわぁぁっ! なんかすっげぇ吸われてるっ……! すっげぇ気持ちいいけどなんかこれ…………やべぇっ!!」
彼女の舌が先端を刺激し、吸い上げるたび彼の身体から精気が吸い取られていく。
彼らはは快楽に溺れながらも、身体が勝手に動かされている恐怖に顔を歪めた。
レイは男の反応を見て満足げに微笑むと、彼女は両手に二人の男性器を持ち、まるで食べ比べをするように交互にフェラチオを続ける。
もう一人の男の男性器を咥え込むと、彼女の舌が巧みに動き、彼もまた快楽に呻き声を上げる。
「うおぉぉっ……お、おいこれヤべぇぞ……! 何だよ、これ、気持ちよすぎる……! でも、身体が、動かねぇ……!」
「んぁっ♡ おにーさんのも、美味しいっ♡レイちゃん、もっといっぱい欲しいなぁ……!」
レイは二人の精液をまるでドリンクサーバーから飲み物を吸うように飲み続け、同時に精気を吸い取っていき、射精をするたび顔が青ざめていった。
二人は快楽に溺れながらも、レイの異常なまでの貪欲さに本能的恐怖を感じ始める。
「お、おい……! 何なんだよ、これ……!」
一人の男が震える声で呟くと、もう一人もまた恐怖に顔を青ざめさせる。
「や、やめろ……! もう出ねぇって! 勘弁してくれぇ〜!」
だが、レイはそんな二人の反応を無視し、さらにフェラチオを続ける。彼女の唇と舌が二人の男性器を刺激し、精液と精気を吸い尽くしていく。
フェラチオで二人の精気をたっぷり吸い取ったレイは、満足げに唇を離し、舌なめずりをする。彼女の目は妖しく光り、サキュバスとしての本能がさらに高ぶっている。
「二人共、めっちゃ美味しい精液だったよぉ♡ でもさ、レイちゃんまだまだ満足してないんだよねぇ〜 次はもっと気持ちいいこと、しよっか♡こんなえっちなホテルに連れてきておいてこれからが本番だって言うのにここで終わりなんて言わないよねぇ?」
レイはニヤリと笑みを浮かべてベッドに腰掛け、一人の男をを指差して甘い声で囁く。
「おにーさんっ♡レイちゃんのこと、もっと気持ちよくしてよぉ♡ ま、その気がなくてもあんたの精気、全部いただいちゃうんだけどっ♡」
「うわぁっ! ま、また身体が勝手に。も、もう許してくれ!」
声をかけられた男はレイのその言葉に抗うことが出来ず、彼女の言うがままにベッド仰向けで倒れた。
レイはピンクのミニスカートをたくし上げ、すでに熱く濡れた女性器を露わにし、彼の上に跨がった。
「レイちゃんはもう準備できてるよぉ♡ ほら、わたしのオマンコがおにーさんのおちんちんぜーんぶたべちゃうの! こーゆーことしたくてこんな所まで連れてきたんでしょ? それならお望み通りぜぇ〜んぶ搾り取ってあげるからっ!」
レイが腰を下ろすと、彼の男性器が彼女の中に入り込む。レイの身体がビクッと震え、甘い声が漏れる。
「あぁんっ♡ 気持ちいいぃ……! おにーさんのめっちゃ硬いよぉ……! レイちゃん、もっと欲しいのぉ……! あっ、アナタも後でこうなるんだからからじっくりと見てて♡ヒトがカラッカラに干からびる瞬間っ♡」
レイは立ったまま身動きが取れないもう一人の男に見せつけるように何度も何度も腰を激しく動かし何度も絶頂を迎えた。
その度、彼女は元気になっていき、男の精気を根こそぎ吸い取っていく。
レイが絶頂するたび、彼の身体から精液と精気が吸い取られ、彼の顔はみるみるうちに潤いを失い青ざめていった。
そしてとうとう一人の男に限界が来たようでぐったりと倒れたのを見ると、レイは立ったままその場で動けなくなっているもう一人の男に目を向け舌なめずりをする。
「さ〜て、次はそっちのおにーさんの番だね。そっちのおにーさんもレイちゃんのことちゃ〜んと気持ちよくしてよねぇ♡ 」
その目はまるで獲物を目の前にした肉食動物そのもので、そんな視線で見つめられた男は本能的な恐怖で顔を歪ませた。
そんな彼にレイはゆっくりとにじり寄っていき
「レイちゃんね、まだまだぜんぜんシ足りないんだぁ〜♡だから満足させてよね? お・に・い・さんっ♡」
彼女は男に抱きつくと耳元でそう優しく囁いて彼をその場に押し倒した。
「ひっ……や、やめ……ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ホテルに男の悲鳴が響き渡り、それからもレイは獲物を嬲るように男から精気を吸い続けたのだった。
二人の男が干からびたように倒れた様子を見て、彼女はまだこれからなのにという残念そうな顔で男たちから離れた。
「えぇ〜そっちから誘っといてこれで終わりなの〜? ねぇ、おにーさんたちぃ〜レイちゃんのこと、もっと気持ちよくしてよぉ♡ ねぇ、ねぇってば……ちぇっ。なぁんだつまんねーの。やっぱりわたしが居なきゃダメダメじゃん。ま、これからはフツーの女じゃ満足出来ない身体になっちゃっただろうからこれからもアンタたちはわたしが居なきゃダメダメなまんま。 それも生きてればの話だけどね〜」
彼女の声は最早二人の男に届くことはなく呆れたようにレイはため息を吐く。
その後、レイはシャワーを軽く浴びて二人の男を置き去りにし、満足げにホテルを後にした。
そして里苑が待つ深夜営業しているカフェに着くと、レイは満面の笑みで報告する。
「あら? その肌艶、2匹共しっかり頂いてきたのね?」
「うんっ! りお姉ぇ! レイちゃんマジ上手くやれたよ! ちょっと精気吸いすぎちゃったかもけど……多分死んではいないと……思う…………し最高だったし!」
里苑はレイの頭を撫で、優しく褒める。
「よくやったわね、レイ。サキュバスとしてどんどん成長してて私も鼻が高いわ」
「えへへ〜りお姉ぇに褒められちゃった♡ サキュバスになってからマジ毎日が最高すぎるよ! わたし、サキュバスになれてよかったって、マジで思うもん♡これもぜんぶりお姉ぇのおかげだよ! りお姉ぇ大好きっ」
レイは里苑に抱きつき、夜の街のネオンの下で幸せそうに笑う。
かつての高梨玲斗としての記憶は復讐を果たしたことでさらに遠く霞み、レイはサキュバスとしてのさらなる一歩を踏み出した。
「あらあら、それじゃあちょっとは私にも精気を分けてもらおうかしら? レイ、今夜は寝かさないわよ?」
「あんっ♡りお姉ぇ……そんな事言われたら……ヤバっ♡レイちゃんまた濡れてきちゃったじゃん……」
「そうねぇ……ならせっかくだしおじさまから借りてるお部屋を使わせてもらおうかしら」
里苑がそう言ってきらびやかな装飾がなされたホテルのカードキーを取り出すと、レイが目を輝かせて頷く。
「うんっ!行くっ!! レイちゃんもあの部屋好き! どれだけ可愛い声で喘いでも誰からも怒られないしっ」
「んもうっ♡それなら今夜もたくさんレイの可愛い声、聞かせてね?」
二人は手を繋ぎ、深夜の繁華街を歩きながら高級ホテルのスイートルームへと向かう。
ネオンの光が二人の姿を照らし、夜風がレイの金髪を軽く揺らした。
しばらく歩いていると、里苑ふと立ち止まってレイを見つめる。
「ねぇ、レイ? そう言えばアナタをサキュバスに変えた理由、ちゃんと話してなかったわよね?」
レイが首を振って、興味深そうに里苑を見つめる。
「え? 確かに聞いたこと無かったけど……」
里苑は一瞬目を伏せ、過去を振り返るように小さく息をつく。
「実はね、私の中にほんの少しだけ、男性としてのコンプレックスが残ってたの。サキュバスに変えられる前、私は男だった……。その時の記憶が、時々頭をよぎるのよ。男だった頃のギラギラしたアナタを見てると、男として充実した日々を送ってる姿が眩しくて……ほんの少し、嫉妬してたのかもしれないわ」
里苑の言葉に、レイが目を丸くした。
そんな彼女を見つめ、里苑はすぐにクスリと笑って更に続ける。
「それだけじゃないわ。私もね、リリムってサキュバスとえっちしたのが原因でサキュバス(この身体)になっちゃったんだけど、自分にもそれができるのか興味と実験半分で試してみたかったの。アナタは、その実験台だったってわけ♡それにね、最後はサキュバスとしての小悪魔的な悪戯心もあったのよ。アナタみたいな自信満々な男がサキュバスになってどんな風に変わるのか、見てみたくってね♡ 結果、こんな可愛い姿にれちゃったんだから、私の悪戯も悪くなかったでしょ?」
里苑が悪戯っぽく微笑むと、レイは一瞬驚いた顔をするが、すぐに首を振って笑う。
「えー!? りお姉ぇ、ひっどぉい! レイちゃん実験台だったって事ぉ!? ま、でも、いいや。今となっては男だった頃のことなんかどーでもいいしこうしてりお姉ぇが今のわたしを受け入れてくれてちょー幸せだから♡ね? りお姉ぇもこんなかわいい妹分が出来て幸せっしょ?」
里苑はレイの反応を見て、さらに微笑みを深める。
「ええ。そうね。初めはサキュバスとしてのいろはを最低限教えたらそれでおしまいのつもりだったのよ? でも気づいたら私もアナタの事が可愛くって仕方なくなっちゃったんだから。好きよ? レイ?」
里苑が優しく囁くと、レイは頬を赤らめて里苑の手をぎゅっと握る。
「うん……りお姉ぇ、わたしも……ちょっと意地悪だけど……りお姉ぇ大好きだしっ♡」
「さ、そろそろ着くわね。今夜も寝かせないから覚悟しなさい?」
里苑がレイの手を握り返し、二人は高級ホテルの前にたどり着いた。
夜の繁華街の喧騒を背に、互いの繋いだ手の指をぎゅっと絡めてホテルの中へと入っていく。
そんな二人の様子を繁華街近くのビルの屋上から見守る影があった。
透き通った銀髪のサキュバス リリムだ。
彼女こそ里苑をサキュバスに変えた張本人で、それからしばらく経った後も興味本位で彼女の事を時々様子を影から伺っていたのだ。
「ふぅん……里苑ったらしばらく見ないうちにずいぶん立派なサキュバスになったじゃない。嬉しいっちゃ嬉しいけど……ここまで馴染むどころか妹分まで作っちゃうとはねぇ……少し前まで俺は男だー! とかキャンキャン吠えてたのにこれはちょっと引くわ……ま、その新入りも悪くない感じだし、サキュバスになったことを楽しんでくれてるならそれはそれでいいかもね。っと、アタシもさっさと精気吸って残りのタスクこなしちゃわないと。また繁忙期で忙しいからって精気吸うの忘れて倒れちゃったら里苑とあの後輩ちゃんにも笑われちゃうし〜」
そう呟くと彼女は翼をはためかせ、夜風に溶けるように姿を消した。
夜の繁華街の喧騒が響き合う中、人知れずサキュバスたちが存在している。
ネオンの光がビルのガラスに反射し、酔客の笑い声が響くこの街で今宵も彼女たちは獲物を求めてひっそりと、そして確かに。
欲望と快楽を糧に生きる[[rb:彼女 > サキュバス]]たちは現実の夜に溶け込みながら、今宵もこの街のどこかでその生を謳歌し続けているのかもしれない。
以上になります。
お読みくださりありがとうございました
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