※この作品はR-18です。

TSして男子校の姫になりました~女になった僕がアイツらのオナペットになるまでの七日間~   作:悪友

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二日目:クラス全員にパンツを見せる

 翌日の朝。

 僕は通学路を歩きながら、昨日の放課後の出来事を思い出していた。

 

 映像研の部室で男友達に胸を揉まれたこと。

 思い出すだけで、スカートの下の太ももがむず痒くなる。

 もし途中でやめさせなかったら、僕はどうなっていたのだろうか……。

 淫らな想像が頭をよぎり、僕はぶんぶんと首を振って雑念を振り払った。

 

 校門をくぐり、昇降口で靴を履き替える。

 自分の教室がある三階へと階段を上っていくと、廊下の先、自分のクラスの教室がやけに騒がしいことに気がついた。

 クラスメイトたちの野太い声が断続的に聞こえてくるのだ。

 なんだかイヤな予感がする。

 

 僕が教室のドアに手をかけると、その内側から聞こえる熱狂は最高潮に達しているようだった。

 

「──マジかよケンタ! お前、抜け駆けとかサイテーだな!」

「どんな感触だったんだよ! 教えろって!」

 

 ドアを開けると、十数人のクラスメイトたちが一人の男子生徒に群がっていた。

 その男子生徒とは──ケンタだ。

 昨日、僕の胸を触った張本人である。

 それを見た瞬間に、僕は全てを察した。

 

(ケンタ……さては、昨日のことをみんなに話したな?)

 

 教室に踏み入れた途端、クラスメイト達の視線が一気に僕に集中する。

 三十人以上の男子生徒たちの、ぎらついた視線。

 その中心で、ケンタが「やべっ」とでも言いたげな顔で僕を見ていた。

 

「来た! ユウが来たぞ!」

 

 男子の一人が僕に向かって叫んだ。

 それと同時に、堰を切ったようにクラスメイトたちが僕の周りに殺到した。

 汗と整髪料の匂いがむわりと鼻をつく。

 みんな、興奮で顔を赤くし、目を血走らせていた。

 

「ケンタから聞いたぞ!」

「昨日、映像研のヤツラに胸揉ませたんだってな!」

「ずるいぞ! 俺にも触らせてくれよ!」

 

 一人が口火を切ると、他のクラスメイトもそれに続く。

 みんな、興奮で顔を赤くし、目を血走らせていた。

 まるで飢えた獣がエモノを見つけたかのようだ。

 

 胸くらいで大げさな、と思うけど。

 ここは男子校だから仕方ない。

 共学と違って、みんな女体に飢えているのだ。

 

 僕は人波に押されながら「ケンタぁっ!」叫んだ。

 そして元凶である男を睨みつける。

 ケンタは「あ、いや、その……」と口ごもりながら目線をそらした。

 

「なんで昨日のことみんなに喋ってんのさ!」

 

「い、いや、その……つい、自慢したくなって……」

 

 ケンタはバツが悪そうに頭を掻く。

 この男は昔から口が軽い。

 普段は頼れるヤツなのだが、こういうときは最悪だ。

 はぁ、と深いため息をつき、僕は改めてクラスメイトたちに向き直る。

 

「悪いけど、そう簡単に触らせないから! ほら、離れて離れて!」

 

 僕のきっぱりとした拒絶に、クラスメイトたちからは「えーっ!」「ケチー!」「俺らにも揉ませろー!」などと、ブーイングの嵐が巻き起こった。

 でも、僕は屈しない。

 こんな発情期の猿みたいな連中に、僕の体を好きにさせてたまるか。

 

 始業のチャイムが鳴り、騒ぎは一旦収束した。

 けれど、彼らの興味の炎は消えていなかった。

 授業の合間の短い休み時間になるたびに、誰かが僕の席にやってきては「なあ、ちょっとだけ」「指一本でいいから触らせて」と、あの手この手で交渉してくる。

 僕はそのすべてを冷たくあしらい続けた。

 

 まったく……。

 ケンタたちに胸を触らせたのは完全に失敗だった。

 もう昨日みたいなことはやめようと、心に誓う。

 

 そして、昼休みがやってきた。

 僕は自分の席で弁当を広げて、黙々と食事をとる。

 しかし、すぐに僕の周りには人だかりができた。

 

 クラスメイトたちは、まだ凝りていないらしい。

 なにかを期待するような顔をしながら僕を見てくる。

 さすがに何度も断られたことで、直接的な要求はしてこなくなったけど。

 

(みんな、僕のこと見すぎでしょ……)

 

 男達の視線が、僕の全身を舐めるように動く。

 食べ物を咀嚼する口元を。

 ブラウスの胸元の、僅かな膨らみを。

 スカートの下の、むっちりとした太ももを。

 こんなに見られると、まるで自分が動物園の檻の中の珍獣にでもなったような気分だった。

 

 そんな息の詰まるような空気の中、ふと、男子の一人が言った。

 

「そういや、数学の課題やったか? あれ、めっちゃ難しくなかったか?」

 

 その一言が、張り詰めていた空気を少しだけ緩めた。

 僕を囲んでいた男子たちの意識が、一瞬だけ僕から逸れる。

 彼らは「ああ、あれな!」「全然わかんねー」「あんなの誰にも解けねぇだろ」などと、ごく普通の男子高校生らしい会話を始めた。

 その瞬間、僕の体に衝撃が走る。

 

 数学の、課題。

 忘れてた。

 完全に、頭から抜け落ちていた。

 

 提出期限は、今日の放課後まで。

 担当の教師は、些細なことで激怒する鬼教師として有名だ。

 血の気が引いていくのが分かった。

 どうしよう。

 今からやったって、絶対に間に合わない。

 

 顔面蒼白になっていると、すぐ隣にいた男子と目が合う。

 彼は僕の顔を見て、何かを察したらしい。

 

「まさか、ユウ。まだ課題やってないのか?」

「……うん」

「おいおいマジか。今からじゃ終わんねぇぞ」

 

 その言葉が、僕の絶望に追い打ちをかける。

 分かってる。

 分かってるけど、どうしようもない。

 昨日は胸を揉まれたことで頭がいっぱいで、宿題のことなんて完全に忘れていたのだ。

 

「ねぇ……誰か、写させてくれないかな……?」

 

 僕はか細い声で、周囲に助けを求めた。

 藁にもすがる思いだった。

 すると、僕の近くにいた男子が反応する。

 

「おう、いいぞ! でも、その代わりに胸を触らせてくれ」

「あ、ずりぃぞ! 俺が写させてやるよ。だから俺に揉ませろ!」

「いや俺だ! ユウ、俺のノートを見ろ!」

 

 次から次へと、僕の目の前にノートが突きつけられる。

 みんな、どんだけオッパイ揉みたいんだよ。

 

(……うーん、今回だけは仕方ないかな)

 

 ここまで必死に求められると、ちょっとくらい触らせてあげてもいいような気がしてきた。

 課題をを見せてもらう対価としては、十分すぎる気がする。

 そう考えて僕は周囲の男達を見回した

 

(そうなると、頭のいい人に宿題を見せてもらいたいな)

 

 僕の頭は急速に冷静さを取り戻していく。

 クラスメイトたちが突き付けてきたノートを見ると、どれも男子高校生らしい乱雑な字で埋め尽くされていた。

 表紙が折れていたり、端っこが破れていたりする。

 彼らの熱意とは裏腹に、宿題の出来は酷いものばかりだ。

 

 この学校の偏差値は、お世辞にも高いとは言えない。

 ここにいるクラスメイトたちの多くは、僕と同じくらいか、それ以上に勉強が苦手なはずだ。

 しかし、どうせ写させてもらうなら、もっとちゃんとしたノートがいい。

 そう思った僕は、熱狂の中心から少し離れた場所に視線を移した。

 教室の隅。

 窓際の席で、一人の男子生徒が静かに読書をしていた。

 

 沢村ソウタ。

 彼は、この学校にいるのが不思議なくらいの秀才だ。

 常に学年トップの成績を維持し、その整った顔立ちも相まって、女子校の生徒からラブレターをもらうこともあるらしい。

 そんな彼は、僕たちの騒ぎに加わることなく、ただ黙って文庫本に目を落としていた。

 

 けれど、僕は気づいていた。

 彼が、本のページをめくるふりをしながら、何度も僕の方をチラチラと盗み見していることに。

 その視線には、他の男子たちと同じような、生々しい好奇の色が滲んでいた。

 真面目そうな彼も、やはり思春期の男の子ということなのだろう。

 

 僕は決心した。

 

「みんな、どいて!」

 

 僕は人混みをかき分け、ソウタの席へと向かった。

 僕の突然の行動に、クラスメイトたちは戸惑いの声を上げる。

 そんな彼らを無視して、僕はソウタの机の前に立った。

 

「ねぇ、ソウタ」

 

 僕が声をかけると、彼はゆっくりと本から顔を上げた。

 涼しげな瞳が、僕を真っ直ぐに見つめる。

 

「もしよかったらさ。課題、写させてくれないかな……?」

 

 僕がソウタに申し出ると、周囲の男子から落胆の声が上がる。

 しかしそれを無視して、彼の顔を覗き込んだ。

 ソウタは数秒間、何かを考えるように沈黙する。

 そして、静かに口を開いた。

 

「……俺の頼みを聞いてくれるなら、まぁ……見せてやってもいいぞ」

 

「うん、わかってる。ソウタも胸を触りたいんでしょ?」

 

 僕は苦笑いしながら言った。

 真面目そうな彼だから、もしかしたら無償で助けてくれるかもしれないなんて、淡い期待を抱いていたけど。

 まぁ、仕方ない。

 課題を提出できなくて怒られるよりは、ずっとマシだ。

 そう覚悟を決めた僕の耳に、ソウタから予想外の言葉が届く。

 

「いや、胸には興味ない」

 

「え?」

 

「パンツが見たい。今ここで、スカートをたくし上げてくれないか?」

 

 ソウタの言葉に、僕は硬直する。

 え? パンツ? ここで?

 予想外の要求に、思考がフリーズした。

 

 そして、それは僕以外も同じだったらしい。

 クラスメイトたちもポカンとした顔つきで呆気に取られている。

 いつも大人しい彼が、こんなことを言うなんて、誰も予想していなかった。

 

「……えっと、ここで見せなきゃダメかな。せめて誰もいない教室とかで……」

 

「いや、俺だけで見るのはみんなに申し訳ない。だから今ここで、教室にいる全員に見えるようにしてほしい」

 

 正気か、こいつ。

 何を言っているのか、一瞬理解できなかった。

 僕が呆然としていると、さっきまで落胆していた周囲の男子たちが、ソウタの言葉の意味を理解して、一斉に沸き立った。

 

「ソウタ、お前最高かよ!」

「そうだそうだ! 一人だけ抜け駆けはずるいもんな!」

「ナイスー!! 俺たちも見ていいのかよ!」

「マジか! 生パンツ見れんのか!」

 

 やばい。どんどんクラスメイトが盛り上がっていく。

 普段なら、こういうの男子校らしいノリは嫌いじゃない。

 でも今回ばかりは、ちょっと困る……。

 なんとか流れを変えないと。

 

「ま、待ってよ! 僕はまだ、見せるなんて言ってない……!」

 

「じゃあ、写させないぞ。課題」

 

 ソウタは僕の抗議をバッサリと切り捨てる。

 その瞳は、有無を言わせない強い光を宿していた。

 僕はぐっと言葉に詰まる。

 課題を提出できなければ、あの鬼教師に何をされるか分からない。

 怒鳴られるだけならまだしも、面倒な反省文や追加課題を課されるのは目に見えていた。

 

 ……別に、パンツを見せるだけ。

 ほんのちょっぴり、スカートをめくるだけだ。

 それでこの場が収まり、課題も写させてもらえるなら……。

 

 教室内の盛り上がりも、このままじゃ収まらないだろう。

 どうやらパンツを見せる以外に選択肢は無さそうだ。

 僕は唇をきゅっと結び、小さな声で呟いた。

 

「……わかった。見せるよ」

 

 僕の承諾の言葉に、教室が揺れるほどの歓声が上がった。

 男子たちは興奮を隠そうともせず、僕の周りにぎゅうぎゅうと集まってくる。

 汗と埃の混じった、むっとするような熱気が僕を包んだ。

 

「じゃあ、そこの教卓の上に座ってくれ」

 

 ソウタは、自分の目の前にある教卓を指さした。

 僕は言われるがまま、よろよろと歩いて教卓に腰掛ける。

 ひんやりとした木の感触が、スカート越しに伝わってきた。

 

 男子たちが、僕が座った教卓をぐるりと取り囲む。

 その視線は全て、僕のスカートの下、まだ見ぬ秘められた場所に注がれていた。

 まるでこれから始まるショーを待ちわびる観客のようだ。

 

「……はぁー。こういうことするのは今日だけだから。ほら、好きなだけ見なよ」

 

 僕は覚悟を決めて、スカートの裾に手をかけた。

 太ももを開き、中身が見えやすいようにする。

 ごくり、と誰かが喉を鳴らす音が聞こえた。

 ゆっくりと、本当にゆっくりと、スカートを持ち上げていく。

 白い太ももがあらわになり、そして──その付け根に鎮座する、黒い布地が姿を現した。

 

 小さなフリルの付いた、黒いコットンショーツ。

 僕が通販で買った、とびきり可愛いデザインのものだ。

 それが今、十人以上の男子生徒の視線に晒されている。

 たくさんの熱い視線が、まるでレーザー光線のように僕の下半身を焼いた。

 恥ずかしさで、顔から火が出そうだ。

 

「うおぉ、エッロ……」

「マジで女物のパンツじゃん……」

「ユウのことだから、男のときと同じのヤツを履いてるかと……」

 

 誰かが、感嘆とも呆れともつかない声を漏らす。

 その言葉に、僕はカッとなった。

 

「当たり前でしょ! 女の子の体はデリケートなんだから、ちゃんとした下着じゃないと蒸れたりかぶれたりするんだよ!」

 

 思わず早口で反論すると、男子たちは「へぇー」「そうなんだ」と、妙に感心したような声を上げた。

 彼らの純粋な好奇心に満ちた眼差しが、逆に僕の羞恥心を煽る。

 

「……もう、いいでしょ。見せたんだから、早く課題を……」

 

 僕がスカートを下ろそうとすると、それを制止する声が飛んだ。

 

「待て」

 

 ソウタだった。

 彼は教卓のすぐ前に立ち、僕の股間を食い入るように見つめている。

 その目は、まるで未知の生物を観察する科学者のように真剣だった。

 

「……なんか、濡れてないか?」

 

 ソウタが、静かに呟いた。

 その一言に、教室の空気が再び緊張を帯びる。

 

「はぁっ!? 濡れてるわけないよ!」

 

 僕は思わず声を荒らげた。

 見られただけで濡れるなんて、そんなはしたないこと、あるはずがない。

 でも、心のどこかで不安が芽生えていた。

 

 昨日の放課後、ケンタたちに胸を揉まれた帰り道。

 歩いていると、股間に妙な違和感を覚えたのだ。

 家に帰って確かめてみると、下着が少しだけ湿っていた。

 あの時の、じっとりとした不快な感触が蘇る。

 

 もしかしたら、今も……。

 いや、そんなはずはない。

 僕は必死に首を振って、邪な考えを追い払った。

 

「黒の下着なんだから、もし濡れてても見ただけじゃ分からないでしょ」

 

「じゃあ、確かめさせてくれ」

 

 ソウタは平然と言い放った。

 僕は一瞬、彼が何を言っているのか理解できなかった。

 

「……は? 確かめるって、どうやって……」

 

「触れば分かる」

 

 彼はこともなげに言う。

 その言葉に、僕の周りにいた男子たちが「おおっ!」とどよめいた。

 まるで面白い見世物でも見つけたかのように、目を輝かせている。

 

「ふ、ふざけないでよ! なんでキミにそんなとこ触られないといけないのさ!」

 

「濡れてないんだろう? だったら、触られても何も問題ないはずだ」

 

 ソウタは、どこまでも冷静だった。

 彼のヘリクツじみた言葉が、僕の反論を封じ込めていく。

 

「意味わかんないよ。僕はただ、触られるのがイヤなだけで……」

 

「それとも、本当は興奮して濡れてるのか? それを隠したいから、触らせないんじゃないのか?」

 

 彼の追及は、まるで鋭いナイフのように僕の心を抉った。

 周囲の男子たちも、ソウタに同調するように囃し立てる。

 

「そうだそうだ! やましいことがないなら触っても大丈夫だろ!」

「やっぱり濡れてるんじゃないのか? 俺たちに見られて興奮してんだ」

 

 みんなのニヤニヤした顔が、僕の怒りと羞恥を増幅させる。

 そんなはずない。

 男にパンツを見られて興奮するなんて、絶対にありえない。

 

 でも……胸の奥がムズムズしているのも事実だった。

 ソウタたちの言葉に反論しきれない。

 僕が黙り込むと、ソウタが追い打ちをかけてきた。

 

「……よし、わかった。じゃあ、物理の課題も見せてやる」

 

「は?」

 

「来週が提出期限のやつだ。たしかユウは物理が苦手だったろう」

 

 図星だった。

 僕は物理が大の苦手で、いつも課題を解くのに苦労している。

 もし学年一の秀才であるソウタに答えを教えてもらえるなら、こんなにうれしいことは無い。

 

「ついでに英語の課題もだ。全部、完璧な答えを写させてやる」

 

「……っ! ほ、ホントに?」

 

「ああ。濡れてるかどうか確認させてくれるならな」

 

 悪魔の囁きだ。

 三つの課題を写させてもらえる。

 その対価は、ほんの少しだけ、パンツの上から股間を触らせること。

 天秤にかけるまでもない。

 僕の心は、急速に傾いていった。

 

「ここまで言っても拒否するなんて、やっぱり濡れてるんじゃないのか?」

 

 誰かの野次が、僕の最後の抵抗を打ち砕いた。

 もう、どうにでもなれ。

 僕はぐっと唇を噛みしめ、諦めたように息を吐く。

 

「……わかった。触っていいよ」

 

 僕が小さな声で呟くと、教室は再び興奮の坩堝と化した

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