『狼少女のジレンマ』
「……先生、好き♡大好き♡」
先生と恋人同士になったあの日。私の内側で、ずっと抑え込んでいた『何か』のタガが完全に外れてしまった。
今まで、単なる「生徒と先生」という関係性の壁があって、私はずっと我慢していた。先生の匂いを嗅ぐだけで疼く下腹部も、先生の優しい笑顔を見るたびに「押し倒して私のものにしてしまいたい」と叫ぶ狼の本能も、すべて理性の奥底に封じ込めていた。
けれど、もう我慢しなくていい。先生は『私の彼氏』になったのだから。
「んっ……♡へんへいッ…♡もっとだひて……ッ♡」
”シロコ……っ、もう、無理……っ昨日から、一睡もしてな……っ“
ある日のシャーレの執務室。椅子の上で、私は先生の上に跨がり、激しく腰を打ち付けていた。
すぐ数メートル先の扉の向こう、あるいは執務室のソファには、当番の生徒がいる。
彼らが書類の整理をしたり、先生を呼んだりする声が聞こえる中での、24時間耐久セックス。
『先生ー? どこにいるんですか? またサボりですか!?』
“……っ! ほ、ほら、ユウカが……っ”
「ちゅぱ…んッ♡声出さないで、先生…バレちゃうよ……♡」
私は先生の口を自らの唇で塞ぎ、さらに深く、根元まで先生のモノを飲み込んだ。
ずちゅぅっ……♡じゅぽぉっ…♡
卑猥な水音が鳴るたび、先生の顔が苦痛と快楽で歪む。
当番の生徒に隠れながら、見つかるかもしれないというスリルと、先生を自分だけが独占しているという優越感。
それが私の性欲に油を注ぎ、果てのない発情へと私を駆り立てた。
”ひぐっ……! シ、ロコっ……休ませ、て……“
「ん。だめ。先生は私の彼氏なんだから、私がいっぱい愛してあげる……ほら、ユウカがこっち来るよ。声、我慢してね……♡」
私は容赦なく腰を振り続け、先生が限界を迎えて白濁を吐き出すたびに、子宮でそれをガッチリと受け止めた。先生の体力などお構いなし。
ただ私の飢えを満たすための、極上の『肉ディルド』。
それが、私が先生にぶつける愛情の形になってしまっていた。
エスカレートする欲求は、それだけでは止まらなかった。
また別の日の夜。
先生の居住区に上がり込んだ私は、疲れ果ててベッドに倒れ込む先生の両手を押さえつけ、自らの秘部を先生の顔に押し付けた。
「ん…ッ♡先生、ここッ♡舐め舐めしてッ♡綺麗にしてッ♡」
“し、シロコ……?ちょっ、息が……!”
「んッ 彼氏なんだから、彼女のこと気持ちよくするべきッ♡ ……ほら、舌出して♡ 」
私は強引に先生の口をこじ開け、愛液で濡れそぼったワレメに、先生の舌を擦り付けた。
「んんっ……♡そう、もっと舌動かして……♡上手だよ、先生……♡」
”んぐっ……じゅるっ……げほっ……!“
先生は息も絶え絶えになりながら、私の機嫌を損ねまいと必死に舌を動かしてくれた。
その従順な姿を見ると、私の中のサディスティックな支配欲がさらに満たされていく。
「あはっ……♡ 先生、すごく気持ちいい……♡ 先生の舌、最高……♡ あ……、でも、私……なんだか、別のものも出ちゃいそう……♡」
“え……? むぐぅっ!?”
「ん。先生、私の全部、味わって……♡ 受け止めてね……♡」
ジョロロロロオオォォッッッ……!!!♡♡♡
「んんんっっっ!!!?? ぐぶっ、ごほっ、ごきゅっ……!!!」
私は顔面に跨がったまま、限界まで我慢していた黄金の液体を、先生の口腔に向かって勢いよく放った。
温かく、ツンとしたアンモニア臭の混じる私の体液が、先生の口内を満たし、鼻腔を逆流し、顔中をびしょ濡れにしていく。
「んあぁぁっ……♡出る、いっぱい出てる……♡ 先生、吐き出しちゃだめだよ? 私の愛情なんだから、一滴残らず飲んで……♡」
”ごきゅっ……! ぐ、えほっ……! ぶはぁっ……!“
むせ返りながらも、私の尿を喉を鳴らして飲み込まされる先生。
その無様で、完全に私に支配されきった姿を見て、私は最上の絶頂を迎えた。
(あぁ……♡先生は、完全に私のもの♡私の好きなように、私のことを満たすためだけに存在してくれているんだ……♡)
私はそれが『愛の形』だと信じて疑わなかった。
先生の隈の酷い顔も、痩せ細っていく体も、ただ「私とのセックスが激しすぎるせいだ」と、己の欲求の強さを誇る勲章くらいにしか思っていなかったのだ。
あの時、までは。
──────────────
「ん……頭が、痛い……」
意識が覚醒し、鉛のように重い瞼をゆっくりと開ける。
ぼやけた視界が徐々に焦点を結び、自分が今どこにいるのかを脳が理解し始めた。
ここは、シャーレの居住区。先生のプライベートルームだ。
「……っ? 動け、ない……」
立ち上がろうと力を込めた瞬間、手首と足首に食い込む硬い感触に気づく。
私は部屋の隅にある頑丈な椅子に座らされ、何重にも巻かれたロープで厳重に拘束されていた。
アビドスの砂漠でサバイバルに慣れている私でも、関節を完全にロックされたこの縛り方では、自力での脱出は不可能に近い。
昨日もいつも通り、先生の部屋の窓から侵入して、先生を限界まで搾り取って……その後、満足して先生の隣で眠りについたはず。
そこまで思考を巡らせた時、微かな水音が部屋の中に響いていることに気がついた。
ちゅちゅっ……♡ れろっ……♡ んちゅぅぅ……♡
唾液が絡み合う、酷く淫らな音。
私は弾かれたように顔を上げ、ベッドの方を見た。
そして、その光景に息を呑む。
「……っ!? 先生……っ!?」
乱れたシーツの上。
私の大好きな彼氏である先生が、仰向けに倒れ込んでいた。
そして、その先生の上に跨がり、顔を寄せ、長い舌を絡ませている黒いドレスの女がいた。
「んぷ……♡ ちゅはぁっ……♡ ふふ、先生、美味しい……♡」
唇を離し、銀色の唾液の糸を引きながら艶然と微笑むその女は──私と同じ顔、同じ銀髪、そして黒く染まった鋭利なヘイローを持つ、別世界線の私。
『シロコ*テラー』だった。
「ん。目が覚めたみたいだね、ちびシロコ」
テラーが、先生の胸板を優しく撫でながら、こちらへ視線を向ける。
その瞳には、かつての私と同じ無機質さの奥に、深く、重く、ドロドロに濁った愛情の光が宿っていた。
「なっ……何してるの! 先生から離れて! 先生は、私の彼氏なんだから……っ!」
私は拘束されたまま椅子をガタガタと揺らし、牙を剥くように吠えた。
しかし、テラーは焦る様子もなく、冷たい視線で私を見下ろすだけだった。
「彼氏? ……ん、笑わせないで。よわシロコ、あなたのやってることは、ただの『搾取』。先生の顔を見てみなよ」
テラーの言葉に、私は改めて先生の顔を見た。
「あ……うぅ……っ」
先生の顔は青白く、目の下には濃い隈ができている。
頬はこけ、誰が見ても極度の疲労と睡眠不足に陥っているのは明らかだった。
「……先生は、大人だから無理をする。あなたの異常な性欲も、どんな屈辱的なプレイも、彼氏だからって全部受け止めてくれてた。でもね、あなたは先生を『都合のいい肉ディルド』くらいにしか扱ってなかった。先生の心と体がどれだけ擦り切れているか、気づきもしないで」
「ちがっ……! 私は、先生が好きだから! 先生の全部が欲しいから、愛情表現として……!」
「ん、愛情表現の仕方が間違ってる……だから、先生はこんなにボロボロになってる。失ってからじゃ、遅いのに…」
テラーの声音が、ふっと沈み込む。
彼女は、自分の世界で先生を喪った過去を持つ。
だからこそ、先生の命や健康を削るような私の身勝手な振る舞いが、心の底から許せなかったのだろう。
「だから、私が教えてあげることにした。先生を想うっていうのは、どういうことなのか……大人の『
テラーはそう言うと、再び先生の顔に自分の顔を近づけた。
「先生……♡ 怖がらないで…♡私はこっちのシロコみたいに、乱暴なことはしないから……♡いっぱい甘えて、私が全部、癒やしてあげる……♡」
“あ……、シロコ……でも、だめ、だ……僕は、彼女と……付き合って……”
先生は虚ろな目で抵抗しようとするが、テラーの豊満な胸が先生の顔に押し付けられ、その言葉は甘い吐息に掻き消されてしまう。
「いいの……♡ 先生は何も考えなくていい。ただ、私の愛を受け取って……♡」
ちゅちゅっ……♡ じゅるるるるっ……♡
んちゅぅぅぅぅ……っっ♡♡♡
テラーの長い舌が、先生の口腔内を優しく、しかし確実に侵略していく。
私の時は「ん。口開けて」と強引に唇を奪うだけだったけれど、テラーのキスは違った。先生のペースに合わせ、舌を絡め、唾液を交換し、極上の甘さで先生の脳を溶かしていくような、『大人のキス』。
”んむっ……♡ ふ、ぁ……♡ シロコ……っ、シ、ロコぉ……♡“
「ん……♡ そう、先生……♡ もっと私の唾液、飲んで……♡」
先生の腕が、ゆっくりと持ち上がり、テラーの背中に回された。
その瞬間、私の胸の奥で、ギリィッ……と何かが軋む音がした。
「だめ……っ! 先生、触っちゃだめ! それは私じゃない! 私を見て……っ!!」
私の叫び声など聞こえていないかのように、テラーの手が先生のパジャマのズボンへと伸びる。
そして、下着ごとそれを引き下げると、すっかり萎えきっていた先生の分身が露わになった。
毎晩私に限界まで搾り取られ、もう精液なんて一滴も残っていないはずの、痛々しい姿。
「……かわいそうに。こんなになるまで、無理やり出させられてたんだね。先生、痛かったでしょ……? 辛かったでしょ……? 私が、優しくしてあげるからね……♡」
テラーは慈愛に満ちた瞳でそう囁くと、自らの顔を先生の股間へと沈めた。
ちゅばっ……♡ じゅろろろろっ……♡
れろぉ……っ♡ ちゅぷっ♡ んむぅ……♡
“あ゙っ……!? ひぐっ、ぁ……!?”
先生の身体が、ビクンッ!と大きく跳ねた。
テラーが、先生のちんぽを口に含み、それはもう丁寧に、優しく、慈しむように舐め回し始めたのだ。
「やめ……やめろっ!! 先生のそこは、私のものだ!! 私のものなんだから、お前なんかが舐めるなっ!!」
私が叫べば叫ぶほど、テラーの奉仕は熱を帯びていく。
カリ首を舌先で優しくなぞり、玉袋をそっと包み込むように舐め上げ、根元から吸い上げる。
私には到底できない、奉仕の心に満ち溢れた極上の
疲弊しきって、もうピクリとも動かなかったはずの先生のちんぽが、テラーの温かい口腔とねっとりとした唾液の魔法によって、みるみるうちに熱を取り戻し、大きく、硬く猛っていくのが分かった。
“お゙っ……♡ ぁぁ……っ♡ すご、っ……♡ シロコの、口……気持ちいぃ……っ♡”
「ん……♡ 先生のおちんちん、すごく熱くなってきた……♡ 嬉しい……私に、こんなに反応してくれてる……♡ ちゅるぅっ……♡じゅるるるっ……♡」
先生の顔が、見たこともないほど蕩けきっていた。
私とセックスする時は、いつもどこか怯えたような、あるいは「また搾り取られるのか」「また変態的なことをさせられるのか」という諦めの表情を浮かべていたのに。
今の先生は、テラーの優しすぎる愛撫に完全に包み込まれ、与えられる快楽に心の底から安堵し、悦んでいる。
「なんで……なんでっ……! 先生、私といる時より、気持ちよさそうにしてるの……っ!?」
ギリギリとロープに食い込む手首から血が滲む。
悔しい。悲しい。
何より、先生の心が、私からテラーへと急速に傾いていくのが目に見えて分かるのが、たまらなく恐ろしかった。
「ぷはぁっ……♡ ふふ、先生。すごく硬くなったね……♡」
テラーが唇を離し、銀色の唾液でテカテカに光る竿先を愛おしそうに撫でる。
「でも、口だけじゃ、足りないよね……?先生の疲れた身体の奥深くまで、私の愛情を注ぎ込んで……一生、私なしじゃ生きられないように、ドロドロに溶かしてあげる……♡」
テラーは黒いドレスの裾をたくし上げ、先生の上に跨がった。
黒い下着の奥底から、限界まで発情し、甘い匂いを放つ愛液が、とろりと糸を引いて滴り落ちるのが見えた。
「だめ……! だめだめだめっ! 入れないで! 先生は私の……私の彼氏なのぉっ!!」
「ん…もう違うよ、雑魚シロコ──先生は、私の『
ずちゅぅぅぅぅぅぅんっっっ!!!♡♡♡
テラーが、腰を深く落とす。
先生の大きく猛ったちんぽが、別次元の私――テラーの、熟れた熱い子宮の奥底まで、一気に飲み込まれていった。
”んお゛っ♡♡ぉ゛おおぉ゛お゛〜〜…っ♡♡“
先生の口から、苦痛ではなく、純粋な快楽による絶叫が迸る。
その声を聞いた瞬間、私の全身から血の気が引いた。
「っ……嘘……。先生、そんな声……私とシた時は、一度も……っ」
「ん……♡ はぁっ……♡ 先生のおちんちん、熱い……♡ 私の奥まで、届いてる……♡」
テラーが、とろけるような甘い吐息を漏らしながら、先生の首筋にすり寄る。
毎晩私に限界まで搾り取られ、
「くっ……ふぅ……っ♡ぁ……っ♡なんだ、これ……っ♡ 中、すごく、あったかく、て……っ♡」
「ふふ……♡あのシロコは、先生を気持ちよくすることなんて、考えてなかったでしょ……? 痛かったよね、辛かったよね……でも、もう大丈夫…♡私のおっぱいもおまんこも全部、先生を癒やすためだけにあるから……♡」
にちゅっ……♡ ぐちゅぅぅっ……♡♡
テラーが、ゆっくりと、愛おしむように腰を動かし始める。
私の時は、ただ自分の発情を鎮めるために、激しく乱暴に打ち付けるだけだった。
けれど、テラーの動きは違う。先生の反応を確かめ、一番気持ちいい場所を優しく撫でるように、とろけるようなスローペースで、深く深く交わっていく。
”あ゙っ♡ ひ…ぃんっ♡ ぁぁあっ♡♡ すご、い……♡包み込まれてるみたい、だ……っ♡”
「そうだよ、先生……♡ これ本当のがセックスなんだよ…♡♡んん゛…っ♡♡ちびシロコの『れーぷ』とは違う身も心もっ…♡お互いで満たしていくこれが…っ♡♡ん…♡さいこぉ゛…っ♡♡♡」
「だめっ!! 先生、感じちゃだめ!! 先生のナカをいっぱいにしていいのは、私だけなのにっ!!」
私は必死に叫んだ。
ただ、私の大好きな人が、私の目の前で、同じ顔をした他人の『極上の愛情』に堕ちていくのが、耐えられなかった。
「……うるさい、砂狼シロコ」
テラーが、腰の動きを止めずに、冷たい視線をこちらに向ける。
「ふっ…♡あなたは先生をただの道具にしてた…だからぁ…っ♡私が先生と『恋人』して、るの…っ♡」
ずりゅっ……♡ ぐちゅっ……♡ じゅるるるるっ……♡♡
”ぁあ゙っ……♡ シロコぉっ……♡ 気持ち、いい……っ♡ なんだか、頭が、真っ白に……っ♡“
「んぅ……っ♡ 先生は何も考えなくていいの…♡ちびシロコの乱暴な扱いのせいで、先生の身体も心もボロボロだったんだから……♡ 私の愛で、ドロドロに溶けて、忘れちゃえばいいよ…っ♡」
ばちゅんっ!♡ ばちゅんっ!♡ どちゅぅぅぅんっっっ!!!♡♡♡
テラーの腰の動きが、徐々に熱を帯び、激しさを増していく。
けれど、それは決して独りよがりなものではなく、先生の吐息と完全に同調した、どこまでも甘く、愛に満ちたピストンだった。
「先生……っ♡♡私のこと、好き……?♡
“あ……っ♡ 好き……っ♡ こっちのシロコのほうが……優しくて、あったかく、て……っ♡ ずっと、こうして、甘やかしてほしかった……っ♡♡”
ブツンッ
私の中で、何かが完全に切れる音がした。
先生が、テラーを選んだ。
私の狂った情欲に疲れ果てていた先生は、テラーの用意した甘い甘い毒沼に、自ら喜んで沈んでいったのだ。
「あはっ……♡ 嬉しい……♡ 先生が、私を……♡ あぁっ、先生っ、私も……私も、イクっ……!!♡♡ 先生のおちんちんの奥まで、私の全部、注ぎ込んで……っ!!♡♡」
”ううぅっっ……!!出るっ!! シロコぉっ…僕の全部、受け取ってぇっっ…!!♡♡♡“
ずちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんっっっっっっ!!!!!!!♡♡♡♡♡♡♡
テラーが、先生のちんぽを根元まで深く深く飲み込み、そのまま腰を強く押し付ける。
限界まで達していた先生の身体が、ビクンッ! ビクンッ! と大きく跳ね上がった。
びゅるるるるるるるるっっっ!!!!♡♡♡
どくっ、どくどくどくどくどくっっっ!!!!♡♡♡♡♡
「お゛ぉ゛っおおぉ゛っ!!!♡♡♡ でたっ、出たぁっ……♡ 先生の、熱くて濃いのが、私の奥の奥に……っ!!!♡♡♡♡お゛まん゛こ感゛じながらっ♡♡♡私もイ゛……っく…っ!!!♡♡♡」
ぷっしぃいいぃいいぃ〜〜っ!!!!♡♡♡ぷしゃあぁあぁあぁ〜〜っ!!!!♡♡♡
信じられなかった。
私に毎晩搾り取られ、もう一滴も残っていないはずだった先生から。
テラーの優しすぎる愛撫によって引き出された、信じられないほどの量の白濁が、テラーの膣内へと勢いよく注ぎ込まれていく。
「やだ……やだっ……嘘だ……っ」
私の頬を、涙が伝って落ちる。
先生は、愛する女のナカに、自分の意志で、愛を込めて種を注ぎ込んでいるんだ。
その事実が、私の心を、粉々に打ち砕いていく。
「はぁっ……♡ はぁっ……♡ 先生……♡ いっぱい、出たね……♡ 全部、私のナカで……♡」
”あ……っ♡ シロコ……♡ シロコ……好きだ……っ♡“
射精の余韻に浸りながら、先生はテラーの胸に顔を埋め、赤子のように甘える。
テラーは、愛おしそうに先生の髪を撫でながら、私に向けて、圧倒的な勝者の笑みを浮かべた。
「……ん。見たでしょ、ちびシロコ。これが、本当の愛だよ」
ずぽっ……♡
テラーがゆっくりと腰を浮かせると、完全に結合していた二人の間から、ドロドロの液体が、糸を引きながら零れ落ちた。
「先生はもう、あなたのものじゃない。私だけの、愛しい旦那様……あなたは一生そこで、私たちが愛し合うのを見ながら、自分の愚かさを悔やむといいよ」
「……あ、あぁ……」
私は、もう叫ぶ気力すら失っていた。
目の前で、私の大好きな人が、別次元の私に完全に心も身体も寝取られてしまった。
永遠に、この甘く優しい『
────────────
(……ん。これで、いい)
私は、胸の中で安心しきって眠りについた先生の頭を、優しく、愛おしむように撫でた。
部屋の隅では、私と同じ顔をした『ちびシロコ』が、ロープに縛られたまま、焦点の合わない瞳でポロポロと涙をこぼし続けている。
大好きな彼氏を寝取られ、自分の身勝手な振る舞いを突きつけられ、心が完全に折れてしまったのだろう。
かわいそうに、とは微塵も思わない。
自業自得だ。彼女は、先生という存在の尊さに甘えきっていた。
彼氏という肩書きを手に入れたからといって、先生の体調も無視し、耐久セックスや飲尿プレイのような屈辱的な行為を強要し、ただ自分の欲望を満たすためのサンドバッグとして扱っていた。
そんなことを続けていれば、いつか必ず破綻する。
なぜ、私にはそれが分かるのか。
……それは、私が彼女と同じ過ちを、過去に犯したからだ。
私のいた世界。
ホシノ先輩が死に、ノノミが消え、セリカもアヤネもいなくなった、あの絶望の砂漠。
私は、たった一人残された先生に、ひどく依存してしまった。
仲間を喪った悲しみ、孤独への恐怖、そして「もう誰も失いたくない」という強迫観念。それらすべてを、私は『性欲』という歪んだ形に変換して、先生にぶつけたのだ。
『ん。先生、私を抱いて。ずっと、中に出して』
『私には、もう先生しかいないの。だから……私を孕ませて。私を、一人にしないで……!』
私は泣きながら、狂ったように先生に交尾を強要した。
慰めを求めるフリをして、本当はただ、先生の温もりを自分だけのものとして縛り付けたかっただけ。
先生は、そんなボロボロの私を見捨てられず、自分の命を削ってまで、私の異常なまでの要求に応え続けてくれた。
──その結果、どうなったか。
私の果てしない搾取と依存の果てに、先生の心と体は完全に壊れてしまった。
先生が倒れ、二度と目を覚まさなくなった日。私はようやく、自分が『孤独を癒やす』という大義名分のもとに、愛する人を死に追いやったのだと気づいた。
だからこそ、私は許せなかった。
この平和な世界で、仲間も全員生きていて、何の不足もないはずのちびシロコが。
ただ己のワガママと拗らせた性欲だけで、私がかつて壊してしまったように、再び先生を壊そうとしていることが。
「……同じ過ちは、二度と繰り返さない」
私は、眠る先生の額にそっとキスを落とした。
私の世界では、取り返しのつかないことをしてしまった。けれど、この世界の先生は、まだ間に合った。
私が奪い取り、私の愛で満たし、優しく癒やしてあげることで、先生はこうして穏やかな寝顔を取り戻してくれた。
“ん……シロコ……♡”
「ん…ここにいるよ、先生…ずっと一緒にいるからね……♡」
寝言で私の名前を呼ぶ先生を、私は力強く抱きしめる。
もう、誰にも渡さない。
ちびシロコのように粗末に扱うことなんて絶対にしない。
世界で一番優しく、甘く、そして誰よりも深く、先生を愛し抜いてみせる。
「先生……好き、大好き♡私の、たった一人の……運命の人……♡」
私は、部屋の隅で絶望に暮れる過去の自分を冷ややかに見下ろしながら、先生の首筋に、自分だけの
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