※この作品はR-18です。

ナンパをからかっていた男の娘がチャラ男に騙されて酷い目に遭う話   作:ちょっとだけマイナー性癖マン

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隠し事

僕の身体から、びゅ、と熱いものが迸る感覚。

それが合図だったかのように、タイミング良く翔平さんがゆっくりと唇を離した。

呆然とする僕の顔を覗き込み、彼は悪戯っぽく笑う。

 

「そんなに良かった?」

 

その言葉に、僕の背筋が凍りついた。

 

(バレた?……翔平さんに、汚れた僕に気づかれた?)

 

今の、射精が、バレてしまったんだろうか。

恐る恐る翔平さんの顔を見上げる。

でも、彼の表情はいつもと変わらない、優しい笑顔のままだった。

 

(もしかして……気づいてない……?)

 

淡い希望が、絶望に沈みかけた僕の心に差し込む。

そうだ、気づかれていない。気づかれたはずがない。

 

(もし、汚れたって思われたら……翔平さんに、捨てられちゃうかもしれない……)

 

その恐怖が、僕に嘘をつかせた。

僕は必死に笑顔を作って、こくりと頷く。

 

「う、うん……凄かったよっ…」

 

まだ僕の股間で何かをしようとしている隆さんの存在を隠さなければ。

僕は咄嗟に翔平さんの首に腕を回し、彼の頭を自分の胸に強く引き寄せた。

視界を塞ぐように、聴覚を奪うように、さっきよりも激しいキスを仕掛ける。

 

僕の必死の行動を、翔平さんは喜んでくれたみたいだった。

 

「凛ちゃん、積極的じゃん」

 

そう言って笑うと、僕のブラウスの裾から手を入れて、胸の先を指でつまんだ。

嬉しいはずの愛撫が、今はただ、僕の焦りを増幅させるだけだった。

 

(やめてぇ……ちから……抜けちゃうっ……)

 

必死に翔平さんの顔に抱きつき、快感に耐える。

 

ふと、下半身を弄っていた隆さんの手が離れたことに気づく。

終わったのだろうか。

安心する為に、そっと横目で隆さんの方を盗み見た僕は、次の瞬間、信じられない光景に言葉を失った。

 

隆さんが、僕の精液で濡れた、その手で、自身の硬く膨れ上がった肉棒を扱いていた。

異常な光景だった。

そして、彼のペニスは、僕が今まで見たこともないほどに、大きく、禍々しい。

 

(な、なに……してるの……?)

 

恐怖で身体が固まってしまう。

その僕の様子に気づいたのか、翔平さんが、僕の上半身を掻き抱くように、強く抱きしめた。

それによって、隆さんの姿は視界から消えた。

でも、脳裏には、あの悍ましい光景が、焼き付いて離れない。

 

(僕は何してたんだっけ、翔平さんに抱きついてるのに、何でこんな──)

 

 

ごつり

 

と、混乱から抜け出せない僕のお尻に、硬い何かが押し当てられるのを感じた。

指なんかじゃない。まさかこれは、さっき見てしまった、隆さんの……。

 

(何で?どうして?)

 

唐突に、僕は自分の格好を理解した。

上半身は翔平さんにもたれかかり、そのせいで下半身はソファから溢れて、無防備に後ろへ突き出されている。

それはまるで──

 

──隆さんに──

 

──僕の後ろを──

 

──差し出すような形だった。

 

 

その考えが頭をよぎった瞬間、隆さんの大きな手が、僕の腰をがっしりと掴んだ。

大声で悲鳴を上げたつもりだった。

でも、恐怖で喉が引きつり、ひゅ、と息が漏れるだけだった。

 

助けを求めて、翔平さんの顔を見上げる。

僕の最愛の人は、やっぱり優しい笑顔を浮かべていた。

 

「大丈夫だよ、凛ちゃん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「頑張って」

 

その言葉の意味が、理解できない。

僕が呆けている、ほんの僅かな隙。

 

隆さんの肉棒が、僕の身体の入り口を、メリメリとこじ開け始めた。

 

「あ"あ"あ"あ"っっ!!!」

 

経験したことのない、裂けるような激痛。

叫び声を上げ、暴れようとする。

でも、下半身は隆さんに腰を掴まれてびくともしない。

上半身は、僕が愛してやまない人に強く抱きしめられて、動けない。

 

人生で最大級の混乱と痛みに、僕は死の間際の動物みたいな声を上げた。

そんな僕の頭を、翔平さんは優しく撫でる。

 

「そんな声まで可愛いんだね、凛ちゃん」

 

彼の声は、悪魔の囁きのように、僕の鼓膜を震わせた。

信じられないものを見る目で、もう一度、翔平さんと見つめ合う。

 

優しそうに笑っているはずの……彼の目は……──

 

 

 

 

 

──どちゅん

 

湿ったものがぶつかる音がした。

直後、内臓が直接揺さぶられるような、破壊的な激痛が、僕の全身を貫く。

 

「ぎぃやあああああああっ!!!」

 

完全に僕の中へと侵入し終えた隆さんが、容赦なくピストンを始めたのだ。

 

朦朧とする頭に、ふと、今朝の記憶が蘇る。

大好きな人に喜んでほしくて、完璧な「彼女」でいたくて、一生懸命準備した、僕の身体。

それを今、会ったばかりの男に、好き勝手に蹂躙されている。

 

その屈辱と、楽しそうに笑う翔平さんへの疑問。

うめき声が喉の奥から登ってくる。

涙腺は気付いた時には決壊していた。

 

僕の中で、何かが崩れはじめる音が、確かに聞こえた。

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