ナンパをからかっていた男の娘がチャラ男に騙されて酷い目に遭う話 作:ちょっとだけマイナー性癖マン
しばらく僕の中を堪能した後、彼はゆっくりと指を抜き去った。
名残惜しいような、解放されたような、不思議な感覚。
彼が足の間から一度退き、ベッドの軋む音がする。
「凛ちゃん、こっち向いて」
優しい声に促され、僕はゆっくりと身体を反転させる。
火照った顔を見られたくなくて、腕で顔を覆った。
視界の端で、彼の熱く膨れ上がったものが、こっちを向いている。
さっき僕が口にしたものだ。
それが今、これから、僕の中に入ってくる。
そう理解した瞬間、さっきまでの快感が嘘のように、恐怖が全身を支配した。
ぶるぶると、身体が震え出す。
「大丈夫だよ」
彼は僕の腕を優しくどけると、優しい瞳で僕を見つめた。
その真剣な眼差しに、心臓が大きく跳ねる。
「凛ちゃんと、一つになりたいんだ」
甘い、とろけるような声。
彼は僕の足の間に膝を進め、ゆっくりと腰を落としてくる。
そして、熱い先端が、僕の入り口にぴたりと押し当てられた。
「……っ!」
硬くて、熱い。
指とは比べ物にならない存在感に、息が止まる。
これが入ってくるなんて、絶対に無理だ。
僕が恐怖で身体を強張らせたのを察したのだろう。
彼はそれ以上進めずに、僕の髪を優しく撫でた。
「大丈夫。俺を、信じて?」
どうして、この人はこんなに優しいんだろう。
僕が男だって知っているのに。
その優しさが、僕の最後の抵抗を打ち砕く。
僕は、小さく、こくんと頷いた。
それが合図だった。
彼は僕の腰をしっかりと掴むと、ゆっくりと、本当にゆっくりと、腰を進めてきた。
ず、と皮膚が引き伸ばされ、異物が身体を押し広げていく。
「いっ……! ぃ、たい……っ!」
思わず彼の胸を押し返そうとするけれど、びくともしない。
痛みと圧迫感で、涙が滲む。
「ごめんね、もう少しだから……。大丈夫、すぐ気持ちよくなるから……」
彼は僕を宥めるように、何度もキスを落としながら、ゆっくりと奥へと進んでくる。
痛い。
苦しい。
でも、それと同時に、僕の中が彼の熱で満たされていく感覚が、どうしようもなく僕を興奮させた。
完全に彼が僕の中に入りきった時、彼は一度動きを止めた。
僕の身体は、彼のものを迎え入れて、ぱんぱんに張り詰めている。
信じられない。
僕の中に、あんなに大きなものが入っているなんて。
「はぁ……すごい……凛ちゃん、中、すごく熱いよ……」
彼は恍惚とした表情で囁くと、ゆっくりと腰を動かし始めた。
ゆっくりと、彼の腰が動き出す。
ぎしり、とベッドが軋む音と共に、僕の中の異物が、存在を主張するように動いた。
「ん……っ、く……」
痛い。
まだ、痛い。
でも、さっきまでの裂けるような痛みとは違う。
僕の内側が、彼の形を覚えようとしているような、鈍い痛み。
そして、その痛みの奥に、ちりちりと燃えるような、小さな熱が灯っているのを感じた。
「大丈夫……? 痛い?」
僕の顔を覗き込みながら、彼が尋ねる。
その声はどこまでも優しくて、僕はこくりと頷くことしかできない。
嘘だ。
痛くないわけがない。
でも、彼の期待を裏切りたくなかった。
「ちょっとだけ……」
か細い声でそう答えると、彼は「そっか」と呟き、僕の唇に優しいキスを落とした。
それはまるで、僕を宥めるためのキスのようだった。
彼の動きは、驚くほどゆっくりだった。
僕を気遣うように、浅いところで出したり入れたりする。
そのたびに、僕の身体はびくびくと震え、彼のものを受け入れる準備をさせられていく。
「ふ……ぅ……んん……」
だんだんと、身体の力が抜けていく。
痛みに強張っていた筋肉が、彼の熱に溶かされていくみたいだ。
僕が彼の動きに慣れてきたのを察したのか、彼は少しだけ、深く腰を沈めた。
「あっ……!」
その瞬間、僕の身体の奥、今まで感じたことのない場所が、強く圧迫された。
痛みとは違う、痺れるような衝撃。
思わず、彼の背中に回していた腕に、ぎゅっと力が入る。
「……ここ?」
彼は僕の反応を見逃さなかった。
もう一度、同じ場所を、今度はねっとりと抉るように突き上げる。
「ひっ……! んぁっ……!?」
頭が、真っ白になる。
なんだ、これ。
何、この感覚。
身体の芯が、熱いもので貫かれたみたいに、じんと痺れている。
僕が驚きに目を見開いていると、彼は楽しそうに笑って、何度も、何度も、その場所を突き始めた。
「んっ、ぁっ、ふ、ぅ……! や、だ、そこ、は……!」
口では拒絶しながらも、僕の腰は、彼の動きを歓迎するように、勝手に揺れていた。
もう、どうにかなってしまいそうだった。
痛みも、恥ずかしさも、すべてがこの未知の快感に塗りつぶされていく。
「可愛い声。もっと聞かせて?」
耳元で囁かれ、僕はかぶりを振った。
でも、彼の腰の動きが一段と激しくなると、僕の口からは、自分でも信じられないような、甘い喘ぎ声が次々と溢れ出した。
「あっ、んっ、はぁ……! も、っと……!」
気づいた時には、そう懇願していた。
彼は満足そうに喉の奥で笑うと、僕の腰を掴み、さらに深く、激しく、突き上げ始めた。
ベッドがきしむ音と、僕たちの肌がぶつかる生々しい音、そして僕の喘ぎ声が、部屋の中に響き渡る。
もう、何も考えられなかった。
ただ、彼が与えてくれる快感の波に、身を任せることしかできなかった。