ナンパをからかっていた男の娘がチャラ男に騙されて酷い目に遭う話 作:ちょっとだけマイナー性癖マン
激しい快感の嵐に、僕の意識はほとんど飛んでいた。
ただ、彼の熱が僕の中で暴れ回り、そのたびに身体の奥が痺れるように疼くのを感じるだけ。
「凛ちゃん、すごい……あっつくて、締まってて……気持ちいい……!」
「んっ、ぁ……! お兄、さん……っ、すき……!」
朦朧とした意識の中で、僕の口から無意識にそんな言葉が飛び出した。
好き?
僕が、この人を?
でも、そうとしか表現できない感情が、僕の胸を満たしていた。
僕の言葉に、彼の動きが一瞬、止まる。
「……なんて?」
「あっ……」
我に返り、顔が真っ赤になる。
何を言ってしまったんだ、僕は。
「ご、ごめんなさ……」
「ううん」
僕の言葉を遮るように、彼は僕の唇を塞いだ。
深く、貪るようなキス。
そして、さっきよりもずっと激しい動きで、僕の身体を突き上げ始めた。
「やっべ、イキそう……!」
甘さが抜け落ちたような彼の興奮した声が、熱に浮かされた僕の頭に響いた気がした。
それを誤魔化すように、彼の腰の動きが、さらに速く、強くなる。
僕のお腹の奥で、彼の一部がどんどん硬く、熱くなっていくのがわかった。
「イク……っ! 凛ちゃん、イクよ!」
そんな甘い声と共に彼は僕の身体を押しつぶすように、強く腰を押し付けてきた。
その瞬間、僕の身体の奥で、熱い奔流がほとばしるのを感じた。
一度、二度、三度……。
彼の熱が、僕の中をこれでもかというほど満たしていく。
彼の「気持ちいい」という喘ぎ声が、僕の耳に何度も響き、その興奮が僕の快感をさらに煽った。
「あ……っ!」
彼の絶頂が、僕の身体にも伝播する。
脳が真っ白になるような、強烈な快感が全身を駆け巡り、僕もまた、彼の熱に導かれるように、小さな絶頂を迎えた。
「はぁ……っ、はぁ……っ」
全身から力が抜け、ぐったりとベッドに沈み込む。
僕の上に倒れ込んできた彼の重みが、心地よかった。
汗ばんだ彼の胸が、僕の顔に密着する。
どく、どく、と力強く脈打つ彼の心臓の音が、まるで僕自身のもののように、耳元で大きく響いていた。
「……想像以上に、気持ちよかった」
僕の耳元で、彼が掠れた声で囁いた。
その言葉に、僕の顔はまた、真っ赤に染まる。
すぐそばにある彼の顔を見れなくて、僕は視線を彷徨わせながら、小さな声で答えた。
「僕も……です」
ゆっくりと、彼が身体を起こし、僕の中から抜き去られていく。
繋がりが失われていく感覚に、胸がきゅっと締め付けられるような、寂しさを感じた。
もっと、このままでいたかったのに。
それに伴って、とぷん、と生温かい液体が、僕の中から溢れ出てくるのがわかった。
その事実に、恥ずかしさでどうにかなりそうだった。
「今までで一番出たかも」
彼の言葉に、僕の顔はさらに熱くなる。
恥ずかしい。
思わず顔を手で覆い、背けてしまう。
でも、それ以上に、嬉しいという気持ちが、僕の胸をいっぱいにする。
身体を起こしてスマホをいじっていた彼の胸に、僕はそっと、しなだれかかった。
(気持ちよかった……。お姫様みたいに扱ってくれるし、優しいヒトだなぁ。カッコいいかも。)
そんなことを考えている僕の頭を、彼は優しく撫でてくれた。
その優しい手つきに、僕はただ、うっとりと目を閉じた。