魔物と戦いつつ無聊を慰める為にえっちするだけの話 作:異世界性癖モノ
3人も評価ありがてぇ...
「セシリカよ、今の外の世界はどうなっているのか。」
「ボチボチ発展してきてるね、1200年台から1600年台ぐらいの文明レベルかな。
...蒸気機関の開発が始まってそうな感じかな?
まあ言っても分からないか例えるなら停滞期かな、次なる躍進の前だね。」
「我にもウームにも社会を俯瞰して見る理念はない、同様にそれを理解する思考強度もなければ言葉の節々に込められた意味も理解できぬ。」
「技術は発展したし生活手段を選べるほど豊かになった、だけど十二分に生きるには不足している。
高度な社会規範に準ずる為の前提条件が多く、一般的に否定されてはいるが明確な階級と身分が示されており、のびのびと生きるには窮屈。」
「もう少し分かりやすくしてくれ」
「物価は高いけど生きるのに必要な物資は金さえあれば手に入る、目新しいモノが沢山ある筈だから楽しめると思う。」
「なるほど、理解しやすいな。
してセシリカよ、周囲を囲まれておるが対人の心得はあるか。」
「ない」
だからプロ相手だと無防備に背を刺され肩まで切り裂かれる、その瞬間に治療する事は訳ないけど。
「驚異的なまでの不死性よな、ナメクジに並ぶ創傷治癒能力よ。」
「殺すなよ、反撃禁止な。」
「されるがままと?」
「分かった、ショック死しない程度に手足の2本ぐらいなら奪ってもいいぞ。」
「えぇ?承知した、セシリカの指示に従おう。」
彼女は魔術で顕現させた4つのリングに6腕の内4つに手を入れる、同時に左後方21m先程の距離に居た刺客らしき人間の悲鳴が聞こえてくる、そして同時に魔人の手に刺客と思わしき右腕と左足が握られていた。
この人間絞りはグロいねぇ...
「しかし見るに女の手足だな、どっかで見た事あるんだよなぁ。」
記憶を遡ってみたが私が情報を抜き取った受付嬢か、一般人にしてはかなりのやり手なのかな。
「セシリカの知っている人間か?」
「エィアちゃんの場所を探すのに利用した人だね、礼と謝罪のつもりで足を治したのがアダになったみたい。」
「聖人を騙る悪魔憑きが!!魔人と手を組み何をする気だ!!」
ああ厄介な事になったな、転生者だし生まれつき悪魔を宿らされてるのは事実ではあるしいいけどさぁ。
「もしや一人でここまで来たのか?」
「何ていうか風に乗ってくる匂いはするから、彼女の装備も物品も現代でも通用しそうなレベルだし、バックっていうか今でも私みたいな聖人とか英雄が観察している筈だよ。」
「ならば彼女の存在にも気付けたのではないか?!」
「いや意識しないと匂いって辿れないし、それに感覚を強めるの前世から疲れるんだよねぇ。」
てかこの匂い嗅ぎ覚えあるな、確か去年に教会の聖騎士の随伴で王都に行った時に対面して話した少女か。
華美に着飾れて項垂れてた仲間だ、てか彼女が転生者とか思わなかったけど確かに年齢不相応な人だった気がする。
「生命は気軽に感覚野と五感の機能を改変できぬと思うのだが...」
じゃあ私は何だって言うんだ、人間どころか生命体ではないとでも言いたいのか。
「会話になりそうではあるかな、見捨てるのは普通な選択肢だけどまあいいか。
彼女の手足返して、治して放逐するから。」
「既に私達の手札を知られてしまっておるぞ?此方から情報を引き出してからでもいいのではないか?」
「彼女じゃ私達はどうにもならないからいいよ、精鋭であれ練達してない様だし、どう足掻いても私は殺せない。
一度攻撃されたぐらいでギャーギャー騒いでたら聖人はやっていけなさそうだ、エィアちゃんの言うウームさんぐらいかな、それくらい度胸がないとねぇ。」
「セシリカは彼女がそう見えたのか?
そういう訳だ人間、治った肉体を大事にするのだぞ。」
二肢を失った少女に奪った二肢を投げ、治療魔術を使用して完全に元通りに回復させた。
「何なんだ貴様らは?人間のことを何だと思っている?」
そらアレよ
「「
「...何よそれ?」
彼女の言葉にエィアと私は答える
「余の糧になる存在、永遠の友だな。」
「共利関係かなぁ、そもそも金酒ギャンブル女に狂ってたクソ野郎だし、個人として見る事はあっても
何か返事ミスったな、この価値観はエィアちゃんには適してたけど彼女にとっては最悪の部類かね。
「セシリカは酷い言葉を使うのう、彼女は悪い意味で捉えたな。」
「ああすまん
すると彼女は「あぁぁぁ!!」と叫びながら私たちに叫び声を向けながら、言葉を紡いでいた。
「お前達超越存在に渇求あれ!!願望と理想そして幸せが崩れた時にこの私の名前を思い出せ!!
私の名前はエヴァ・K・アイアンだ!!天国も地獄もない貴様らはいつか何もない地の底に落ちる時にこの名前を思い出せ!!」
あれこの豹変ぶりにはドン引きだな、そして彼女が見ているのはエィアちゃんか。
さて彼女が自決に使おうとした小振りなナイフは回収しておこうか、どうも嫌な感じがする。
「一度寝ようか、エィアちゃんはちょっとだけ彼女の前に
「む?承知したぞ?」
彼女の姿を認識させなかった今回は妙に融和的な感じで話が進んだ、偉大なる御方だの何だの言っていたがその辺は無視でいいか。
「でさ改めて私達は敵対の意思はない、なるべく平和的にいきたいからお姉さんの雇い主というかそんな感じの人に伝えてきてほしい。」
「分かりました、では少々お時間を頂いてもよろしいでしょうか。」
「私達は街で待ってるから、プラプラした後に仕事の斡旋場所で適当に待機してるね。」
それから私達は全力ダッシュで街へ向かった、私の1.5倍ぐらい走る速度が速いエィアちゃんにはドン引きである。
なに英雄と並ぶ筈の魔族如きが聖人たる私より動くのが速いのか謎だったが、単純な話で彼女の肉体は聖人のモノだから、私がウ◯イン・ボルト(100/45)だとしたら彼女は文字通り人類の限界速度(100/65)を発揮している。
...もしかして私って弱い?
当然なんだよなぁ、魔術や搦め手に特化してるし。
つまり彼女は現時点で私が知る限り私を上回る最強な訳だ、彼女が言う戦魔と真魔と聖人を混ぜた結果がこの怪物の誕生という事だね。
あれ私なんかやっちゃいました?いいねもっとしていこう!
つまり真魔と私のクローンを融合させればジェネリックエィアちゃんが量産できるのかな?
閃いたわこれで全部の聖人と英雄と教皇殺して魔族と厄災根絶できるじゃね☆
まあ聖人最弱候補の私が素体だから分からんけど、まあこの機会で魔族と英雄の実力を確認していきたいな。
無論彼女は仲間である訳だからみすみす殺す気も、英雄に殺させる気もないけど。
「人間の食事というモノは面白い、この身は人のモノであるが為に前は理解できなかった良さが身に染みるな。
セシリカは食せぬのか?」
「そうだな、多少運動した事だし肉でも少し食べるか。」
てな訳でケバブ風ハンバーガーを手に取る、タレとか野菜とか肉とかオマケしてもらえて嬉しい限りだ。
「一口あげるよ、今の私には少し量が多いからさ。」
「この味でこの量そしてこの値段は良い品だな、セシリカは人々に愛されているのだな。」
「単純に今は私の魔力にあてられてるだけだ」
「見境がなくなってきたな?お主前世では魔族か何かだったのか?」
失敬なちゃんと人間だぞ、ひとでなしの部類だけどな。
あの狂わしい神とエィアの魅了を参考にして、発する微細な魔力だ。
催眠の魔術の様に複雑な工程は必要としない事から常にアクティブ仕様、女神と合間見えた時の俺みたいに確率的に混乱を引き起こす事もあるが、基本的には合間みえた存在は私に強く友好的となる。
「今回の交渉で利用したいんだ、なるべく融和的な方がいいだろう。」
「そうか、何と言うか浅ましいな。」
「そこまで深く考える事じゃないからね、私個人としては仲良くしたいだけだし。」
「同じ事を繰り返すのは止めてほしいのだが...」
「ところでエィアちゃん
人との殺し合いは好きかな?」
「狂おしい程に愛おしいな」
安心したわちゃんと純潔の魔族だった、ドン引きするレベルで邪悪ですわ。
「殺しには興味ないけど殺し合いには興味がある感じか、私みたいな自失的強迫観念もありそうだけど、一旦は保留しておくか。
もしや何かしでかしているな?英雄の女なり家族なりを殺してるだろ?」
「そうだな、彼奴の母は中々に素晴らしき存在だったぞ。
鍛え抜かれた美しくしなやかな肢体に、人として素晴らしき価値観そして決して最後まで私に屈しなかった黄金のような精神を有していた。
聖人でも英雄でもない人の身で、私と渡り合うまでに至った彼女とはもう一度会いたくもある、だが
それ故に私は、彼との殺し合いに忌避感を抱いていたのだ。」
こいつ想像以上に頭おかしいわ、私にすら標準搭載されている生命維持の為の自失的強迫観念が有効になっていない。
てかエィアちゃんと対等に戦えた英雄の母親がメッチャ気になる、中々に邪悪じゃないか。
都合のいい他者の観念理念から構築した自己を説明するタイプの、管理職一歩手前の天狗状態な主観的正常者かよ。
「あれ?私との殺し合いには興味ないの?」
「セシリカは齢7歳にて彼女を想起させ上回る怪物よな、其方の首を獲うても嬲られる未来しか見えぬわ。」
ああ手数が違うからか、確かに私って核爆発の中心地に居ても死ななかったしなぁ。
確かに殺し合いは成立しないわな...
「あれそう?じゃあ私たちを狙った英雄と殺し合いできそうなら殺し合ってみる?」
「望むべく為に今がある、だが其方に選択は任せようと思っている。
英雄と融和的でありたいのならばそれでも良いぞ?
だが余が英雄と戦う事で其方が利益を得られるのなら、英雄が孅い存在でなければ戦いに持ち込んでくれ。」
ああそういう事か、コイツの事は前世の俺みたいに利他的ではあるけど本質的には狂気的なレベルでの利己的な人物か。
尚更タチの悪い手段に生きるタイプだ、死んでも悔いはないとかハゲ=死みたいなセンチながらオッサンみたいに覚悟極まってる存在が視認できていない手段で人間の四肢を容易く奪える事が怖いわ。
「まあいいや、最初に私が交渉を進めるから見定めてね。」
そんなこんなでギルドにて、彼女に刺客を放ってきた人物と対面する。
「お久しぶりですセシリカ様、遣いの者の無礼をお許し下さり感謝しております。」
いや「お許し下さり感謝しております」って何だ、「ご無礼をお詫び申し上げます」だろ、いや軽んじてるつもりはないけどさ何かモヤモヤする。
「改めまして私の名前はセシリカと申します、不躾なのですがお名前をお伺いしても宜しいでしょうか?」
「ヴァリボム連邦所属ディント迎合主義国第三王女王位継承第四位エリティア・Ð・コンスタントと申します。」
ヒルレン王国の隣国であるヴァリボム連邦内にて、特定の土地や地域に属さない人達の代表か。
委細は知らないけどヴァリボム連邦はどっかと戦争中だったな、多分ヒルレン王国よりも経済と軍事の両水準は高そうに思える。
「ありがとうございます、エリティア様ですね。
思い出話に花を咲かせるのもいいですが、それでは早速本題に入りましょうか。
要望は迅速な『六腕の魔人』の討伐で宜しいでしょうか?」
「はい、その通りでございます。」
さてどの様なプロパガンダを利用しようか、融和と象徴そして利益を示すしかないかねぇ。
「申し訳ありません、大変心苦しいですがその要望に私は首を縦に振る事はできません。
私は選ばれた聖女としてこの呪われた英雄と魔族の争いに終止符を打ちたいのです、その為に人類と魔族の融和の象徴として私は彼女と共に歩みたいと思っています。」
「私はその様な御託を聞きに来たのではございませんよ?」
いきなり怖いぞ、うむ何と言うか私の魔族の能力を探りたいという狙いはバレてるのかなぁ。
『惜しいな、余を殺すに届きそうにないのう。』
『向こうは殺る気だけど?つまり
『つまり私に彼女に肩入れしろと?流石にエィアちゃんへの裏切りになるから忌避意識があるぞ?』
『双方に力を貸せばいい、其方の好きな様に利益誘導をしてよい。』
それはエィアちゃんの思考がイかれてる、何故進んで負けようとするんだよ。
「彼女と渡り合えるだけの能力があると思えないのですけどね、命は大事にするべきだと思いますけど。」
「理解しています、今の私では彼女を殺す事はできないでしょう。
ですが
少なくとも彼女には勝ちの目はあるだろう、その所以は彼女が生来有する異能なりにあると。
...うん何だこの全てを見透かされているかの様な違和感は?
「エリティア嬢があの魔人に勝てると思った理由を話してくれればいいですよ、望むだけ力を貸しましょう。」
「ふむ?何の話でしょうか?」
まあ何でも良いか、実際に彼女達が争えば分かる事だし。
「一つ望む魔術を用意致しましょう、付近に丁度良い場所もありますし舞台は衆人環視のもとで。
審判は私で勝利条件は魔人の死亡か英雄の戦闘不能に致します、生死は問われない傭兵でしたら私の承認次第ですが許可致します。」
「感謝致しますわ、セシリカ様は私と彼女どちらが勝つと思われますか。」
「私は想像もつかないかな、殺し合いに関してはその辺素人もいいところだし。」
「あの様な常識の外にある魔物を一方的に嬲っていたのにですか?」
自分の自慰行為が顔見知りにまで知られている現実に寒気がするんだが?死んでもいいか?
「うわっ...」
「あの爆発に耐えた魔物を嬲る光景は素晴らしいものでしてよ?」
もしかして彼女は私がナニをしてたか知らないのでは、今更アレはただの自爆とは言えんわ。
「そう?あの能力でも欲する?」
「遠慮させて頂きますわ、わたくし死にたくありませんの。」
そんな食い気味に否定しなくてもいいでしょ、いいじゃんバトルゲームでも自爆技は強いぞ、まあ私は現実で進んで使おうとは思わないけど。
「あっそう、それで要望はあるかな。」
「認識能力の拡張を可能とする魔術を願います
私は生来超能力を有していますが、それを有効活用する頭脳が生来より付随しておりません。」
難しい要望だな、だがまあ私にもその機能は一部付属している事から出来ない事もないだろう。
あの脳内に直接流れて来る情報その仕組みを解析して、彼女の脳に無理矢理強制認識させる仕組みにするか。
それを魔術で選択式で稼働できる様にしつつ、何度も利用する事で脳に魔術を刻み込むか。
「分かった本番は1ヵ月後の今日に、7日以内にモノを構築する、二週間と少しで習得してくれ。」
「随分と優しいのですね?」
『セシリカも厳しい事を言う、ならば余はその服の素材である糸を生み出す異能を欲しよう。』
『ある種単純作業だから二週間あれば覚えられるだろ、それも既知のモノを効率化するだけだからな。
てか何ヵ月も待たせてたら彼女の精神が狂うわ、だけどエィアは一ヶ月後までに糸の使い方を覚えられるのかが私は心配。』
『それはセシリカの制御系を模倣させてもらうから問題ない』
『一応言っておくけど私の肉体は脳を含めて特別だから、同じエネルギーと制御で他の存在が真似したら熱暴走なりで普通は死ぬぞ。』
『真か?』
『一応聖人の肉体を持つエィアちゃんなら使いこなせる可能性はあるけどさ、手足の長さとかを始め筋骨の構造から違うから何とも言えない。』
人の形をした化け物だから仕方ないね、英雄と魔族ですら人外の域なのにその英雄と魔族から見て人外の域にあるのが私を含めた聖人だ。
『制御が拙いと言いたいのか?良いぞ必ずモノにしてみせよう!!』
何か違う解釈をされた、私にとっては思考実験のつもりだったんだけどな。
「因みに魔人に与える能力は私の糸を生み出す魔術、参考として提示する事もできるから必要になったら教えてね。」
「...もしや魔人にも私の要望が伝えられているのですか?!」
「見られてるからね、フェアじゃないから開示するよ。」
「
ああ彼女も私と同じでイカれてるわ、まだマシだろうけどね。
「セシリカは魔族たる私と英雄と呼ばれる彼女のどちらが勝利を得ると考えている?」
「勿論素人考えだけどね、私はエィアじゃなくてエリティアが勝つと思う。」
「理由を教えてくれるか?」
「単純な話で小手先の技術に興味を示し実験に奔ろうとしているエィアちゃんと、生来有している高度な技術を発展させようとしているエリティア嬢だったら、私の経験上だと最終的に勝利するのはエィアちゃんだからだよ。」
「それは楽しみじゃな」
「本気の殺し合いだったらエィアちゃんが普通に勝つと思うけどさ、足を掬われないでね。」
そんなこんなで一ヵ月経ち、彼女達の殺し合いが始まる事となる。
因みに闘技場の使用許可は私が自分で編んだ頑丈な布を町の官僚に売り付けた現金とオマケの生成した金銀でブッ叩いて了承させた、利益は運営8割と私に2割で折半する事にしてくれた。
ただし相手が本物の魔族と英雄な事もあり、観戦者に被害を及ばさないようにする条件が加えられてた。
これ無理じゃね?
物理的に囲うのが一番だけどさぁ、それだと周囲が視認できないんだよな。
透明な材質で囲いつつ、常に修復を行う必要があるんかねぇ。
一応アクリル樹脂で実現する事は可能だけど...
まあ無理矢理魔力で強化すればいいか、故意的に破壊しようとしなければ傷一つ付けられんだろ。
うぉ...魔力スゲェ使うからメッチャ疲れる...
『あ゙あ゙...』
おっと私よりヤバそうな英雄が...
『大丈夫なのかセシリカ?!彼女このまま戦いが始まると同時に死ぬとかないよな?!』
いやぁ怖いね彼女、人生二週目は確実だろうけど妙に能力が高そうに思える。
...普通に嬢の方が強そうじゃない?
『えーそれではルールの説明と試合開始n『ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!』o号令を発させていただきます?』
これもう放送事故だろ、これが人類の英雄って理性と知性の勝負だったらもう負けだろ。
まあ脳構造的に仕方ない話だけどさぁ、私も同じだけど元来集団心理が関わる筈なんだけどねぇ。
「何と言うかごめんなさい、大変失礼致しました。
それでは解説役の聖女セシリカと申します、名が示す通り女神より遣われしヒルレン王国にて認定された本物の聖人です。」
「助けていただきありがとうございます?」
「ルールは英雄エリティアによる魔人討伐或いは六腕の魔人による英雄の無力化で勝敗が決まる、そして観客への故意的な攻撃の禁止の二つで宜しいですね。」
「はい問題ありません、此度は私を含め皆様の安全は聖人セシリカ様により保証されておりますので御緩とご観戦くださいませ。」
魔人の腕輪から様々な魔術が弾幕として放たれるが、同時に英雄の腕から放たれた魔術が本人に命中するであろう攻撃を的確に撃ち落とす。
英雄が魔人に肉迫し距離を縮め、そして手刀を放つが魔人は何処から取り出した剣で受け止めた。
『貴様の動きは面白いな、小手調べ程度の魔術では抑える事もできぬか。
この私にすら豊富であると思わせる戦闘経験は何処で得たのだ?齢7歳にて得られる習熟レベルではなかろうに。
尚の事興味が沸いたぞ若き英雄よ、名を示せ。』
『エリティアと申します、此度貴女の首と魔石を頂きたく聖人様より機会をご用意させていただきました。』
明らかに自分と同じ7歳児の動きじゃない件、練達の域でワロエナイわ。
等と考えていると同時に、突如彼女の剣が燃え魔人の右手にまで燃え移った。
エィアちゃんは再び何処から取り出した左腕に握られた剣で、右腕を斬り落としていた。
『人間を相手に腕を落としたのは初めての経験だ、燃えぬ物を燃やす愉快な技よ。』
『その剣の仕組みも教えて欲しいですね、やはり魔族特有の魔術なのでしょうか。』
『これは人も扱える一般的な魔術系錬金術で剣を模り、そして魔力で固めたモノだ。
だが今回のは特別でな、中に頑丈な糸を編み込んでいる。』
『通りで頑丈な訳ね、熱耐性も何もかもが桁違いだけど何の為にこんな複雑なモノを生み出したのか想像もつかないわ。』
何だよ主審、言いたい事があるなら言えよ。
「どうやら聖女様は新素材たる糸を生み出していた様です、仕組み等を聞かせていただきますでしょうか。
また何故魔人がその能力を利用する事ができているのですか?」
「色々と頑張って開発した自らの細胞等を素材に触媒として魔術で生成する糸です、そして魔人がその能力を使えるのは私が伝授したからです。」
「なるほどそれはそれは、ご説明ありがとうございます。」
何か不信感を抱いているな、まあこの誤解は解いておくか。
「ご心配なさらずとも私は此度の試合を対等とする為に両者に望む力を与えています、エリティアに与えた魔術の片鱗を見る事ができたらその際に説明させていただきますね。」
「本当ですか?ところでセシリカ様は此度の催しを計画されたのですか?」
魔人の腕輪が決闘場にランダムな速度と方向に移動する、宙に浮く腕にある指それぞれから糸が投射され英雄を両断しようと動き始めた。
英雄が肉迫しようと宙に浮く魔人の剣に阻まれ、四方八方から迫る糸やそこから放たれる魔術そして斬られた糸を利用した剣が英雄を襲っていた。
「私は選ばれた聖女としてこの呪われた英雄と魔族の争いに終止符を打ちたい、その為に人類と魔族の融和の象徴として私は彼女達と共に歩みたいと思っています。
作為的に刻まれた英雄と魔族の呪いは打破されるべきだと思っていました、そして私は六腕の魔人と呼ばれる彼女と出会ったのです。」
「...まさしく運命の相手かの様な言い方ですね?」
「彼女は魔族でありながら英雄への自己喪失的な排他的英雄観念を持っていませんでした、魔族という存在が人類に多くの悲しみを与えてきたのは事実だと思いますが彼女は違ったのです。
ですが聖人たる私がいくら説こうと誰もが納得できるとは私も考えておりません、故にこの場で魔族が人類の希望たる英雄を殺す事なく共に手を取り合えるのだと示したいのです。」
そして英雄が今目前に在る魔族を排する事ができなければ人類は私を介した融和の道しかありませんよね?そんな私に利益的な腹黒な本音は口にしないで仕舞っておくがな!!
「ほほう...」
「そして事実運命の相手なのかもしれません」
「もしや聖女様とあの方は恋仲であると?!」
「そういう訳じゃないですよ?ゴシップにはしないで下さいね?
ただ大昔に存在したとされる彼女を封印した聖人ウームの願いでもあるそうなのです『彼女が人々と平穏に暮らせられる世界になってほしい』というね、後の世界に生きる一人の人間としてその思いを継ぎたいのです。」
「そんな背景があったのですか?!
この私タノダ・パンシーその思いに賛同したく思いました!!改めて必ずこの戦いを見届けたいと思います!!」
タダノシンパン?いや空耳か?空耳だよな?空耳と言ってくれ?
「さて、そろそろ戦いも終盤に差し掛かる頃でしょうか。」
「楽しみな限りでございます、聖女様は何方が勝つと思われますか。」
「英雄エリティアが勝利すると考えております」
「ほう?魔族が勝利する事はないと?」
「対等な戦いではないですから、魔族は英雄の殺害を禁止していますが英雄による魔族の殺害は容認しています。」
「それはそれは...」
先程から闘技場では極限的な駆け引きが行われていた、明らかに超常のモノではない事だし説明に入るか。
「英雄エリティアは超能力を有しているそうです、概要は不明ですけどね。
それらを発展させるための認識能力の拡張を可能とする魔術を欲していました、どの様に作用させた事によって齎された結果かは不明ですけど、明らかにその魔術を分かりやすいまでに使用しています。」
突如魔人の攻撃が苛烈となる。
彼女達の間に入ろうとした瞬間、エリティアが超能力で全ての攻撃を遮断する事に成功した。
「なるほどそれは面白いですね、となると彼女の超能力が魔人と対等に渡り歩いている理由ですか。」
すると突如魔人の本体を含め全ての腕と腕輪が例外なく燃え始める、その際に生まれた一瞬の隙を突いて英雄が魔人の首を手刀で斬り飛ばした。
...彼女の口元が笑っているかの様に見えたのは気のせいだろうか?
「言わんこっちゃない無理にでも止めるべきだったかな、まあ本人には悔いがないんだろうけどさぁ。」
魔人が受肉していた肉体から黒いモヤモヤの様なモノが溢れ出てくる...
そしてエリティアが魔人の受肉体の胸の辺りに手を突っ込み、10cmから6から4cm四方程の塊を手にする。
「今この瞬間にて!!英雄エリティアによる六腕の魔人の討伐を宣言する!!」
いい教材になったけどさ、私の目的はどうするのこれ。
魔人死んだのは仕方ないけどさぁ!!私なんも経験は教えてもらってないんだけど!!
見て盗めってか、無茶言い過ぎだ。
ネタとしての利用頻度とその他分布に興味があるので回答ヨロシコです
-
毎日から週1
-
週1から月1
-
1月から半年に1度
-
半年から年に1度
-
0回だよ駄文が多くて抜けねぇんだわ
-
性癖成分表をちゃんと表示しろ
-
ロリ好き
-
TS好き
-
人外フェチ
-
巨乳派
-
貧乳派
-
自認正統好き
-
自認倒錯好き
-
SF系がいい
-
ファンタジー系がすこ
-
リョナ好き
-
リョナ嫌い
-
食えぬものなどあんまりない