短くてすまにょ
幸か不幸か、この少女
事の発端は水鳥の後輩である
本人は隠していたそうにしていたが、曰く葵のとある友人が九条のことを気にしており、今その九条に好きな人がいるのかどうか気になっているということである。
話の中に何度も友達がと言っている姿に、かなり鈍感な方である水鳥ですら気が付く様である。
話を聞けば、どうやらその友人(葵本人)はとある危機を救ってくれたことをきっかけに九条に恋をするようになったとのこと。
あぁあの事かとすぐに思いつく水鳥。確かにあの入学式のことをやられたら、他人に恋なんてしたことない水鳥ですらキュンとなるかもしれない。
現状葵は練習を別でやっている天馬達につきっきりであるため、一軍メンバーと練習している九条を調べる暇はない。調べらえないからこそ、モヤモヤしているのだ。
だがしかし、女の勘が警告してくる。九条はダメだと。
確かに今の彼を見ると誰にでも優しく、そして体格、顔共に良い。完璧な男子に見える。
だが水鳥の勘があいつは危険だと……。
それをそのまま葵に伝えるのはよくないと判断した水鳥は代わりに偵察してくると葵に提案したのだ。
そもそも証拠もないまま、勘で人を否定するのは間違っている。それにもし見てダメならば注意をし、良いのならそのまま葵を応援できる。
ここで用心深い性格が仇になってしまった。
目の前に広がる光景は霧野と九条二人の性交している光景である。
この学び舎である学校で行われている淫行。濃厚なキス、そしてそのまま始まる性行為。
中学生として一般的な知識は持っていたたものの、もちろん実物を見たのは初めての水鳥。
始めてみる九条のイチモツの大きさに目が離れることは無かった。そしてその光景は無意識のうちに自身の下半身へと手が伸びるほどである。
「んっ……♡♡」
目の前で行われている性交に合わせて指が動く。
九条のイチモツが霧野を貫く。そのたびに指が動く。
本来の目的であった、九条の交友関係。これに関してはもう目標達成である。
学校で性行為をする、そのことはいただけないことではあるが、当人たちが付き合っているのであるならば外野として何も言うことは無い。
葵には後でやんわりと恋人がいることを伝えればいい、あとはこの場から立ち去ること、それでいいはずである。
気が付けば九条と霧野の性行為は終わっていた。
なにやら喧嘩?のようなものをしている。その声が水鳥を正気に戻す。
はっと気が付けば自身の愛液で濡れている床、目の前には部屋を出ようとする霧野である。
「…………。」
声を押し殺して死角へ逃げる。
何とか逃げ延びほっとしていた水鳥。
「のぞき見なんて趣味ダメですよ……水鳥先輩?」
だがそんな水鳥を逃す九条ではなかった。
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「わ、わるかったって……。」
咄嗟のこともあり簡単に部室に連れ込まれた水鳥。
先ほどまでの行為を覗き見たのを謝っているが反応を示さない九条に対して焦りが出ている。
これは呼んで来いと言ってきた神童に責任転嫁すべきか、そもそもそんなに反応を示さないということはそれほど怒っているのか。まずはそれに対しての謝罪なのではないかと様々な思考を巡らせる。
「いえ、別に自分は怒っていませんよ。」
その返答にひとまずほっとする水鳥。
「そ、そうか。その……なんだ、そのなんだ。付き合ってるのは悪いことじゃないが学校ではそういうのはやめた方がいいぞ。あっ、もちろんこのことは誰にも話さないからな!」
難を乗り越えたためなのか、言葉が一気に口から出てくる。
それもそうだろう。同級生と後輩の性事情を目撃するなんて、中学生になるまで当然ながら見たことないのである。
こんな経験、今後もあるかどうかなんてわからないのである。
とりあえず言いたいことは言えたため、この場から離れようとじりじりと距離を測る。
「何逃げようとしてるんですか?」
そんな水鳥を逃がさないように右手で抑える九条。
「お、お前!何しやがるっ!」
突然のことに頭が追い付かない水鳥。
「何って……先輩、まだ興奮抑えられてないですよね。だから俺が手伝ってあげますよ。」
そういいながら左手でスカートを外してくる。
その速さから既に下半身は下着が露出状態である。
「へぇ……、先輩のパンツ意外とかわいいんですね。」
水玉模様の描かれたパンツがお披露目された。
「俺はもうすっきりしてるんですけど……先輩さっきオナニーしてましたよね。俺が手伝いますよ。」
そういいながらパンツの中に手を入れ始める。
その慣れた手つきはいともたやすく水鳥の防御を突破する。
「ばかっ……♡やめ……♡っろ!♡」
くちゅ♡くちゅ♡といやらしい音を搔き立てている秘部にやめてほしいという説得力はなく、どんどんと九条の手を受け入れている。
快楽が体をだんだんと浸食していき、次第に抵抗する力すら失っていく。
「やめろと言ってますけど……先輩のほら。おマンコぐしょぐしょですよ。」
九条の発する事実が突き刺さる。
「水鳥先輩って、そんなにエッチな人だったんですね。これからおれが手伝ってあげますよ。」
まるで善意かの如くとんでもないことを押し付けようとしてくる九条。しかしその手を振り払うことができずにいる。
「もう……や♡めて!♡」
普段の様子からは思いつかないような弱気な言葉。
だがそんな乙女な部分を見せたからと止まる九条ではない。
「ほら、気持ちよくなっていいですよ。」
その言葉と共に激しくなる指先。
「もう……無理っ♡」
その言葉の瞬間、決壊するダム。
まるでクジラを思わせるような潮吹き。M体質だったのか、学校でやるその背徳感から乱れる水鳥。
呼吸を整えるために九条に抱き着いているその姿はまるでカップルである。
「気持ちよかったですか?」
そう聞いてくる九条に対して一発ぶん殴ってやる、そう思いながら顔を上げたその瞬間に思考が奪われる。
「ば……♡、キス……んちゅ♡する…♡♡な…♡」
先ほどよりも脳に近い部分である。キスの音が、神経を伝わり直接脳へ響く。
「ん……んちゅ♡……っちゅ♡♡」
終わらない長い接吻。完全に快楽の虜になった水鳥にもう対抗する手段はない。
ただただ受け入れる、それが今早く終わらせるための解決策である。そう自身に言い聞かせ受け入れる。
そんな時間にようやく終わりが見えた。
キーンコーンカ-ンコーン
17時を知らせるチャイムである。
この音は練習が始める時間の合図でもある。いわゆる遅刻というやつだ。
「あらら、もう時間だ。水鳥先輩、残念ながらここまでみたいですね。」
唇を離すと、そう告げる九条。その言葉に残念という感情が生まれるが頭を振り、何かの間違いだと言い聞かせる。
とりあえず、葵には九条を辞めるようにと伝えなければ……。
「あ、そういえば水鳥先輩、さっき先輩が俺らの行為を見ながらオナニーしていた動画がたまたま撮れちゃったんですよ……。」
「えっ……。」
何を言ってるのだろうか、頭が追い付かない。
「大丈夫ですよ、誰にも言いませんから。ただ……。」
頭の整理が追い付かないうちに言葉を畳みかける。
「ただ、さっきのよりももっと気持ちいことしてあげますからね、水鳥先輩。」
この瞬間、この脅迫から浮気関係が生まれたのであった。
マネージャーでだれが一番好き
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空野葵
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瀬戸水鳥
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山菜茜