いじめっ子の命令でいじめられっ子に犯されちゃう女の子 作:ちょっとだけマイナー性癖マン
私の体と心を、二つの暴力が同時に蹂躙する。
口内では、彼の舌が私のそれを執拗に絡め取り、唾液と涙の混じった屈辱的な水音を立てている。
体内では、彼の欲望が極限まで膨張し、一挙手一投足のたびに、内壁を灼くような痛みで引き裂いていく。
「んっ……! ぐ、ぅ……っく……!」
苦悶の呻きは、彼の唇に吸い込まれ、意味のある言葉にならない。
この地獄から抜け出す方法は、ただ一つ。
この男を、果てさせること。 その一点だけが、私の壊れかけた思考を支配していた。
私は、彼の舌の侵入を、嫌悪感を押し殺して受け入れ続ける。
萎えさせないために。 この行為を、無意味に終わらせないために。
舌を絡め返しながら、私は、ゆっくりと、しかし確実に、腰を上下させ続けた。
ぎしり、と机が軋む。 自分の体の中で、硬い杭が擦れる、鈍い感触。
持ち上げるたびに、彼のものが抜け落ちそうになる恐怖。
下ろすたびに、内側から突き上げられる、激しい痛み。
その全てが、彼の舌によって口内を蹂躙される不快感と、完璧に同期していた。
「……ぁ……はぁ……っ……」
健太くんの呼吸が、熱を帯びていく。
もはや、それは苦痛や罪悪感によるものではない。
私の唇と、私の体と、その両方を同時に味わっているという、歪んだ征服欲に満ちた、興奮の喘ぎ。
そして、彼の腰が、私の動きに応えるだけではなく、自らの意思をもって、下から突き上げ始めた。
「ん……んんっ!」
突き上げられるたびに、彼の舌が私の全てを味わおうと這いずり回る。
その動きは、もはや理性を失った獣そのものだった。
彼は完全に、自分の欲望の世界に沈み込んでしまっている。
そして、私の唇を塞いだまま、彼の喉から、熱っぽい声が漏れた。
「……雪菜……さん……」
その声は、私の名前を呼んでいた。
彼の唾液と私の涙が混じり合う口内で、私の名前が、まるで愛しい相手を呼ぶかのように、熱っぽく紡がれる。
その声で、私の中の何かが崩れる。
やめて。
やめて、そんな風に、私の名前を呼ばないで。
嫌悪感、という言葉では足りない、もっと根源的な拒絶反応が、胃の底からせり上がってくる。
恋愛感情など、ひとかけらもない。ただ、この状況から逃れたい一心で体を重ねているだけなのに。
その声に含まれた熱が、この地獄に交じるには、あまりにも異質で、私の胃を直接かき混ぜるような吐き気を催させた。
私は、込み上げてくるものを、必死に喉の奥で押しとどめる。
健太くんは、そんな私の内心など知る由もなく、ただ欲望のままに、腰を激しく動かし続ける。
やがて、防衛反応によって結合部が、徐々に湿り気を帯びだす。
私の体を守るためのそれも、もはや彼にとっては、ただの悦びのスパイスでしかない。
やがて、教室の静寂の中に、不快な音が響き始めた。
ぐちゅ、ぐちょ、と。
私の体液と彼の汗が混じり合い、彼の腰が打ち付けられるたびに、粘着質な水音が生まれる。
太ももと太ももがぶつかり合う、生々しい打撃音に紛れ込む粘液の音。
その音を聞きつけた明里が、くすくすと、喉を鳴らして笑った。
「うわ、なにその音。雪菜、気持ちいいの?すごいね、びっちゃびちゃじゃん」
彼女は、心底面白そうに、スマートフォンを構え直す。
否定したい。だが今の私にそんな余裕は存在しない。
思った反応が無かったせいか、つまらなそうに明里が続ける。
「でもさ、そうやってると、あんたたち本当にお似合いだね」
お似合い。
その言葉が、私の心臓に、氷の杭のように打ち込まれた。
「まるで、本物の恋人同士みたい。青春って感じで、超いいじゃん」
明里は、笑いながらそう言った。
私の地獄を、私の凌辱を、彼女は「青春」の一コマとして、楽しんでいる。
もう、何も考えられなかった。
私は、ただ、この音が鳴り響く屈辱的な現実から一秒でも早く逃れるために、無心で、腰を振り続けた。