いじめっ子の命令でいじめられっ子に犯されちゃう女の子 作:ちょっとだけマイナー性癖マン
「処女と童貞、卒業おめでとー!」
頭の上で悪魔が言祝ぐ。
悪魔の手にはスマートフォンが、録画を示す赤い光とともに握られていた。
私の体の中では、健太くんの熱い塊が脈打っている。
痛みで霞む視界の先で、彼が苦しげに顔を歪めているのが見えた。
それは、私を傷つけていることへの罪悪感なのか、それとも未知の快感に戸惑っているのか、私には判断がつかなかった。
(入ってる……。奥まで、全部……)
彼の腰がぴったりと私にくっついている。
そして体の内側を埋め尽くす、硬くて熱い異物の存在感。
それが、今まさに自分の体内で起きている信じがたい現実を、嫌というほど突き付けてくる。
「……っ、う……く……」
声にならない呻きが漏れる。
涙の雫が頬を伝った。
「何してんだよ、止まってんじゃねーよ。動かせよ、早く」
明里の命令が、再び健太くんを操り始める。
彼はびくりと肩を揺らし、おそるおそる腰を引いた。
「あっ……!」
肉が擦れる生々しい感触と共に、彼の塊が少しだけ後退する。
そして少しの間を開け、再びゆっくりと奥へと突き入れられた。
「あ゛っ……! い、た……ぃ……!」
引き裂かれた場所を、もう一度抉られる激痛。
健太くんは、明里の視線に急かされるように、ぎこちなく腰の動きを繰り返す。
一度、また一度と、彼の塊が私の体内を出入りするたびに、灼けるような痛みが全身を貫いた。
「ほら、だんだん良くなってきたんじゃない? ねぇ、雪菜、どんな感じ?」
「……っ!」
向けられたスマートフォンが、今この瞬間の絶望を、余すこと無く記録している事を突き付けてくる。
しかしそれに絶望する時間さえ、この悪魔は与えてくれない。
「ブタの、おっきくて硬いので、中をぐちゃぐちゃにされてる気分はどう? 中にいっぱい種付けしてもらえそう?」
(中……種付け……)
明里の言葉が、毒のように私の思考を侵していく。
この痛みは、ただの暴力じゃない。
妊娠させられるための、儀式なのだと。
「いやあぁっ!止まってっ!動かないでぇ!」
必死に叫ぶ。痛みや撮影されている事より、根源的な恐怖が勝る。
しかし聞こえているはずの、健太くんの腰の動きは、少しずつ、少しずつ速くなっていく。
最初はぎこちなかった動きが、次第に熱を帯び、乱暴さを増していく。
彼の呼吸も荒くなり、机に手をついて前傾姿勢になる。
私の耳元で「はぁ、はぁ」という獣のような息遣いが聞こえる。
「やだ、やめて、動かないで……出さないで……!」
耳の近くで私が叫んでも、彼の動きは止まらない。
それどころか、さらに深く、強く、腰を打ち付けてくる。
降り注ぐ彼の汗を、不快に感じる余裕も無い。
「ん……っ、ふ……ぅ……」
健太くんの喉から、苦しげな声が漏れた。
彼の動きが、明らかに変化した。
それまでの単調な往復運動ではなく、何かを求めるように、私の奥の、一番深い場所を執拗に抉ってくる。
その耐え難い痛みに、歯を食いしばり何とか耐える。
なんとか慣れてきた頃、やがて彼の下腹部が、小刻みに震え始めた。
(……え? なに、なんなの……?)
しかし経験のない私でも、それが何を意味するのか、本能が理解してしまった。
彼が、もう限界なのだと。
この忌まわしい行為が、最悪の結末を迎えようとしているのだと。
(だめ、だめだめだめだめっ!!)
「いやっ! 健太くん、待って! 出さないで! お願いだから、中で、だすのだけは……っ!」
最後の力を振り絞って叫ぶ。
しかし、私の声は彼の耳には届いていない。
一段と速くなる彼の腰の動き。
そして、止まる気配のなかったそれが、痙攣するように、一瞬止まる。
まるで弓を引くように、溜めた力を開放する直前のように。
一瞬の静寂の後、今までで一番深く、私の体の奥の突き当たりまで、彼の全てが一気に押し込まれる。
「あ」
腰をぐっと押し付けられたまま、彼の動きが完全に停止した。
全身が硬直し、弓なりに反っている。
その瞬間、私の思考もまた、完全に停止した。
(……なに? ……止まった? ……なんで?)
理解が、追いつかない。
ただ、彼の塊が、私の体内でさらに硬く、熱く膨れ上がるのを感じた。
「あ……あ……ああ……」
絶望的な予感が、遅れてやってくる。
そして、次の瞬間。
私の体の奥で、彼の先端がどくん、どくんと大きく脈打った。
それと同時に、熱い奔流が、私の内側へと一気に注ぎ込まれる感覚。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ──────!!!!」
絶叫。
それはもう、言葉にはなっていなかった。
熱い、熱い、熱い。
熱湯のように熱い液体が、私の冷え切った子宮の入り口を濡らし、溢れ、満たしていく。
健太くんの体が、大きく震えた。
「……っ、……出た」
誰かが、そう呟いた。
それが誰の声だったのかも、もう分からなかった。
その間も奔流は止まらず、段々と勢いを失っていき、やがて完全に止まる。
健太くんは、射精の余韻にぐったりと私の体に凭れかかる。
彼の性器はまだ、私の中に留まったままだ。
注がれた精液が、じわりと内壁に染み込んでいく感覚が、気持ち悪いほどにリアルだった。
(……おわった)
何もかも。
私の人生が、今、この瞬間に終わったのだと、ぼんやりと思った。
涙も出ない。声も出ない。
ただ、虚ろな目で、薄汚れた教室の天井を見つめていた。
「お疲れ、ブタ。しっかり種付けできたみたいじゃん」
撮影を終えた明里の満足そうな声が、遠くに聞こえる。
空いた両手で、放心する私の腕を再び押さえつける。
健太くんが、ゆっくりと体を起こした。
そして、彼の塊が、ぬるりとした音を立てて私の体から引き抜かれていく。
「ひ……っ」
空っぽになった体内に、外の空気が入り込んでくる。
それと同時に、今しがた注がれたばかりの生温かい液体が、とぷりと溢れ出てくる感覚。
私の太ももを、白い液体が伝っていく。
(……わたしの、からだの、中から……)
それを感じた瞬間、止まっていたはずの涙腺が、完全に壊れた。
「いやああああああああああああああああっ!!!!」
汚い。気持ち悪い。怖い。
私は妊娠してしまう。
この、健太くんの、白いので。
私の、お腹の中に。
「いやだ、いやだいやだいやだ! 出てって、全部出てってよぉっ! いらない、こんなものぉっ!」
錯乱して泣き叫びながら、机の上で身を捩る。
しかし、押さえつける明里の手が、私を解放してくれなかった。