“女難の対魔忍”暗躍譚 ―対魔忍RPGX HAERESIS― 作:holdics
――――暗い。澹い。狭い。寒い。だが、怖くはない。
自分の手足の在処さえ見えない、どちらが上で、何処が下なのかも分からない漆黒の中。
自分が奈落へと落ちている感覚だけが確かにある。いや、ひょっとしたら天へ昇っているのかもしれない。
全身を掻き毟り肉を削り取ってしまいたくなるようなむず痒さと、臍の下に感じる仄かな熱以外、何も信じられる感覚はない。
自分は誰だ。宇宙飛行士だったような気もするし、ホームレスだった記憶もある。
そこで、気づくのだ。これは夢の中だと。
突然ですが、ここで問題です。
「……でさ、ぶっちゃけふうま君って誰が本命なの?」
とある夜、自室のベッドで同衾している全裸の女から唐突にそんな質問をされた男(年齢:十代後半、職業:学生兼対魔忍独立遊撃隊隊長)はなんと返答すべきでしょうか? できれば15文字以内で答えてください。
何? 突然過ぎて意味が分からない? よろしい、ではもう少し情報を開示しよう。
「……と、言いますと?」
「むむっ、今更とぼけるワルイ子は……こうだっ」
「ちょっ!? やめ……! それホントシャレになって、うぐっ!」
一方的に言い放ち、今夜目の前の女とだけでも既に2戦ほどこなしても尚臨戦態勢を解かない俺の対魔刀に爪を立てて握りしめる女──―対魔忍育成を目的とした機関である五車学園の教師であり、俺ことふうま小太郎の愛人(と言っていい筈……まだきちんと合意はしてないが)の一人でもある井河さくら先生──に対して、俺は反射的に抗議しつつ退避行動を取る。
しかし現役対魔忍の中でも有数の実力者であるさくら先生の右手はしっかりと俺の剛直を掴んで離さない。まさかとは思うが本気で引きちぎる気じゃないか、という恐怖感を抱かせる程の強さのため、下手に動くことが出来ない。
「いだだっ、痛あ……! す、すいませんさくら先生、あの、なぜ怒ってるのか無知蒙昧な自分にもわかるように説明願えますでしょうか!?」
「ふ~~ん、分かんないんだ……。じゃあ、お姉ちゃんに言っちゃおっかな~?
『ひ~~ん! 助けてお姉ちゃあん、ふうま君に眠らされてレイプされたの! ひどいよぉ~~~っ!!!』……って」
「いや何ですかそのウソ泣き!?
つか提案してきたのさくら先生からですよね!? 俺んちで初めてできるからって、特性の睡眠薬持参で睡姦プレイやってみようよって言い出してきたの!?」
「……にゃはっ、そうだったっけ? でもふうま君も悪いよね?
今更本命聞かれてとぼけるなんて、男のやることじゃなくない?」
「…………それはそうですけど。流石に「にゃはっ」はちょっとキツあだだだだだっだだだだ本気で爪立てないでええっっ!!!」
……え? やっぱり状況がよく分からない?
宜しい。ならば少しばかり時を戻してみよう──。
──ヨミハラで、静流先生から「お話」を受けた翌日。
俺は自分の教師であり、先輩対魔忍でもある井河さくらと、五車の自宅でセックスしていた。
「あっああっ! あくっふっ、ふかぁ……お、奥まで、入って、来てるぅ! ふうま君のおちんぽいいっ!ちんぽかったいのぉ……! おっ、んはあぁ……!」
「ふうっ…今日は凄く反応いいですね。……でも、いいんですか? 仮にも教師が、生徒に一方的にやられちゃってて……んっ!」
「あひぃぃぃ…………! だ、だってぇ、キミのこ、れぇえ……! ああっ、かたくて、おおっ、おくまでぇ、あひっ、奥まで入ってきてるのぉ……! ひぁぁん、はあっ、ふゃぁ……ああああっ!!」
正確な時間は覚えていないがおよそ1時間前、自室に入るなり抵抗する間もなくさくらにベッドへ押し倒された。
そのまま服を乱暴に脱がされ、体中にキスの雨を落とされながらペニスを右手でしごかれる。
あまりに性急すぎる相手の行動に抗議すると、この無体を働いた張本人はふふん、と不敵に笑い、
「いっつもやられっぱなしじゃ沽券に関わるからね~。
……むっふふ~。覚悟しなよふうま君、優しくて、可愛くて、こっわ~~いさくら先生の本気セックスで、君のオチンチンをからっからにしてあ・げ・る♥」
そう高らかに宣言し、さくらは俺のパンツを剥ぎ取り、仰向けになった俺の腹の上に馬乗りになり、チンポ自体を吸い取る勢いで舐めしゃぶり始めた。
それから40分ほど時間が経過したとき、両者の立場は逆転していた。
初めのうちは口内に一回、乳首を舐めながらの手コキで一回射精させたことに気をよくして、そのままの勢いで騎乗位で本番を始めるくらい、さくらがリードしてセックスを行っていた。
「あっ……ほらっ! ……ほらっ、ほらぁ……!! ふふ……気持ちいでしょふうま君? 遠慮しないでね……イきたい時に好きなだけ射精していいんだよん……! はあっ、はっ、ああんっ……!」
等と言いながら、さくらが全身で跳ねるように動かしながら膣肉で俺のペニスをしごいていた。
しかし徐々に腰砕けになってきたのを見計らって俺が起き上がることで座位へ移り、いつの間にか後背位となって俺が主体的に腰を動かすようになった。
今は俺がさくらの上に覆いかぶさり、正常位のスタイルでセックスしている。なお2人ともパンツを脱いでいるが、上は完全に着衣のままである。
「ほら……射精しますよ……! 口開けてっ!」
「んあっ! はひぃ! ……ぷぁっ! ああ……いっぱい出てるぅ……精液、おいひ……んちゅっ」
射精寸前のペニスをさくらの膣内から引っこ抜いて立ち上がり、さくらの顔前でしごきながら精液をまき散らす。俺がコンドームをつけておらず、さくらも向こうから誘っておいてピルも持ってきていないため、膣内に出さないように射精する工夫をしなければならない。
本日3回目とは思えないドロドロかつ大量の精液パックでさくらの顔全体を汚すと、唇をノックするように剛直で突く。
さくらもすぐに俺の意思を察し、精液のせいで目もまともに開けられない状況だというのに口を大きく開け、未だ硬度を失っていないペニスをじゅるる……と音を立ててお掃除フェラをしていく。
「んくっ……ちゅ、じゅる、ちゅう……じゅ、ぷふ、はむっ……」
「クク、本当にチンポ好きなんですねさくらさんは……っと、そろそろ抜きますよ……」
熱心すぎるフェラチオをされ、危うく口内射精の誘惑に負けそうになるが、ぎりぎり耐えてペニスを引っこ抜く。急にでかいものが無くなって口寂しくなったのか、さくらは顔にへばりついた白濁駅の残滓を指ですくって舐めとっていく。
「んっ、ちゅる、ぺろ…………ん、もぅ。ふうま君も人が悪いなあ。
大人しそうなふりして、いざ本番になるとケダモノなんだもん……ん、あ、じゅるっ」
精液を舐りながら上半身を起こしながらそんなことを言う女教師に俺は苦笑する。
「そんなに精液美味しそうに啜ってるそちらも人の事言えないでしょう。
……まあ、俺は可愛いと思いますけどね。さくらさんのそういうとこ」
そう言いつつ、さくらのすぐ隣に座りながら彼女の肩やお腹をソフトタッチで撫でさする。後戯というよりは、ハードな運動を続けてきた女の体を労わるマッサージの意味が強い。合間に直接的な性的刺激ではないこうした行為を挟むと、リラックス効果でより感度が高まるだけでなく、甘い言葉を交わすより何倍も好感度上昇に繋がると教わったのだ。
「んぐ……んもう、そういうとこだよ」
「え?」
触られるのが気に入らなかったのか、頬を膨らませながら俺の額を小突くさくら。何が気に入らなかったのだろうか。得心できない自分を見て、目の前の女はわざとらしくため息をつく。
「だって、ずるいじゃん。年下のくせにか、可愛い、とか本気で言うの……。
今だって、エッチしながらも何回も言ってさぁ。反応に困るんだよこっちは……」
ああ、と俺は思わず声を出す。要は、セックスの際にストレートに褒められたり好意を伝えられたりするのに慣れてなくて戸惑ったということか。
性経験は豊富なのにそうした経験値は乏しい、という事実の意味するところをはっきりと認識して何とも言えない悲しみを感じ、同時に、今までになく目の前の女に愛しさを感じる。股座の肉槍も、復活どころか今までにない程いきり立ち、ビクビクと武者震いを起こす。
「……仕方ないさ。さくらは本当に可愛いからな」
「んなっ! またそういう……んんっ?! ちゅ……んあ、ちょ、ちょっとま……ちゅうっ、んん!」
さくらの肩を抱き寄せ、しっとりとした唇に口づける。少し精液の味がした気もしたが、そんなことを意に会するような精神状態でもない。とにかくさくらと繋がりたくなった。
キスをした勢いのままさくらを押し倒し、すかさず聳え立つ巨乳を包むように手を添えて揉んでいく。まだ秘所はいじらない。まずはムードを作り直すことが肝要だ。
「んん、ちゅ……前からさくらは小悪魔っぽいと思ってたけど、その通りだな。無自覚でやってるんだから、ほんと、大した小悪魔だよ……ちゅっ」
「んん、ちゅ、ちゅく……な、ふぁによふぉれぇ……んっ! ていうか、いつの間にか口調が変わってるし……いや、べつに嫌じゃないけど……んぅっ、ちゅ、んちゅ、えろ……」
激しく舌を絡めつつ、時折上あごや頬の内側をなぞる。鈍いながらも確実な刺激でさくらの情欲を煽っていく。
服越しでも探り当てられるほど乳首が尖ってきたのを確認し、人差し指でかりかりと引っ掻く。爪が先端に当たると胸全体がブルブルと震え、高鳴る鼓動が指にまで伝わってくる。
「んん、ちゅ、ぷぁっ…………そろそろ、服脱いでくれるか?」
「え!? あ……う、うん…………な、なんだろ、すごい暑くなってきた……んしょ」
脱げ、と言われただけなのに露骨に動揺するさくら。
もじもじしながら下を向き、セーターをゆっくりと捲り上げて脱衣していく。あれ程活発で自分からセックスを迫ってきた女が、いざ「普通の男」に迫られた途端ここまでしおらしくなってしまうのか。ここまでいくと微笑ましくなってしまう。
さくらの身に着いているものが下着だけになった所で、手を合わせてお願いしベッドのそばに立ってもらい、しばしその姿を楽しむ。彼女のお気に入りなのだろう、昨日着ていたものと同じタイプの、ピンクの布地に黒いレースが映える薄めのランジェリーだ。
そういうのが好きなんだな、と俺がにやにやしながら言うと、いよいよ頭頂部まで赤く染めながら、「うっさい! このエロ親父!」と年下の男に向かって歯をむき出しにしながら怒鳴ってきた。
慌てふためきながら両腕で全身を覆っているが、彼女が持つ起伏の激しいボディ全体を隠すにはいかんせん腕が細すぎる。むしろ半端に隠されたことによって、この女の裸体から醸し出されるエロティシズムのオーラレベルが1段階上がったとすら思える。
そんな姿を見せつけられると、むくむくと我が心中に悪戯心が湧いてくる。相手が立場でも実力でも上の人間だということも忘れ、サディスティックなプレイに興じたくなって堪らなくなるのだ。
「……おい、誰が隠せといった? その奇麗な体、もっとよく見せろよ」
そう言い放ちつつ、自分も立ち上がって女の腕を掴み、ぎこちない万歳のようなポーズをとらせる。強気な発言の中にも、相手の美点を讃えるワードを入れるのを忘れない。
「ひやっ!? ……ちょ……き、奇麗じゃないもん、私の体なんて……」
「何だと? 俺が嘘を言ってるっていいたいのか?」
「ふわぁ!? ふ、ふうまく……んぁっ!? こ、こんなの……だめっ……ひゃあっ……!」
掴んだ腕を強引に動かし、後ろの壁に押し付ける。俗に壁ドンと言われるスタイルになった所で、乳房の丘から首筋、うなじまで丁寧に舐め上げ、冷めてしまったであろうさくらの性感に火をくべていく。
俺より一回り小柄な彼女の体を、立ったまま舌で愛撫するのは膝と脹脛に結構な負担をかけているが、今そんな些事にかまける程フニャチンになった覚えはない。
過去に与えられた傷を癒し、俺という存在で上書きするために、ひたすら彼女に全身でぶつかり、女の味を記憶に刻み込む。
「んっふうっ、ふうま君……ふふ、く、くすぐったいよぉ……あっ、やっ、そこはだめ……あっ」
どの部分をどういじればどういう反応を示すのか、相手の腕から手を放し、両手と舌、擦り付けあう上半身、さらには屹立した分身を下腹部に押し付けることで、さくらの体を全力で理解しようとする。
「んんん……あっ! だめ……あっ、うあ、ひゃっ……や、やらしー……よぉ、ふうま君……」
「ああ、俺は厭らしい男さ……お前はどうなんだ、さくら?」
「ええっ? わ……わたし、あぅ、あふっ……わたしは……その……んぅ」
「ちゅ……今更とぼけるなよ……生徒に犯されて感じて、今日は逆に生徒を犯そうとしたくせに」
「っ! そ、れは……あっ!」
さくらが言い訳を宣う前に床へ座らせ、俺の剛直を目前に突きつける。
「あ…………」
顔面まで10センチもない位置に、男の生殖器がある。さくらにとっては嫌になるほど見慣れたものの筈なのに、まるで初対面のように緊張して顔が強張っている。そのくせ彼女の口からは溢れる程涎が分泌され、はーっ、はーっ、と興奮を抑えきれずに荒い呼吸を繰り返している。ごくり、と生つばを飲み込む音も聞こえた。
「……どうした、さくら? そんなにじっと見つめて」
先ほどまでとは打って変わって、可能な限り穏やかな声でさくらに話しかける。
「……! べ、別に……」
話しかけられて、ようやく視線を逸らすという選択肢が彼女の脳裏に浮かんだらしい。もう少しじらしてみても面白いと思えたが、どうやらもう聞かん坊が暴走寸前のようだ。
「さくら、咥えてくれ。激しくじゃなく、赤ん坊をあやすように、美味しいキャンディをゆっくり溶かすように、優しくな……頼む」
「……んもう、しょうがない子なんだから。……ああ、む。ぺろ、ちゅ、れろ……ちゅぷ、んちゅ……」
ここまでの流れに対する不満はありありと顔に浮かんでいたが、俺のおねだりを拒否することなく、注文通り俺のペニスを愛おし気にゆっくりと舐るさくら。
そして、今までとは段違いのスローペースでオーラルセックスを行ううちに、彼女の顔から険が取れ、名湯に浸かっているかのようなリラックスした顔つきに代わっていく。眼はしっとりと濡れ、心から嬉しそうに細められていく。
「くちゅ…………ちゅる…………えろぉ…………んふ、ちゅ……ぺろ…………」
「ん…………クク、うっとりしちゃってまあ……そろそろ、俺も動いていいか?」
「んにゅ……ちゅる、ずず……ん~、ひぃひょほ…………んくっ!」
眼下にあるふんわりとした感触の頭を撫でながら、さくらの口内を蹂躙する許可を得る。
しかしここまで作ってきた雰囲気を急に壊すのも芸がないので、喉の奥までモノを突っ込みつつも、ペニスを前後させるスピードは左程早めない。
じゅる……じゅる……じゅる……と、一定のリズムを刻みつつ、亀頭を歯から喉へ、喉から歯へと前後に行き来させる。その間さくらはされるがままでなく、陰茎に巻きつくように舌を絡ませ、俺に飽きない快楽を与え続けてくれる。
「んん……抜くぞ、さくら…………さて、どうだ感想は?」
「んく……ちゅぱぁ! ………………え……かん、そう?」
しばらくして、肉棒が口から抜き出されると、さくらは麻薬でも摂取したのかと勘違いするほど呆けた顔をこちらに向ける。かれこれ15分はフェラし続けたために顎が疲れたのだろう、発する言葉もやや舌足らずだ。
膝をついて、さくらの頬をすっ、となでる。そこで覚醒したのか、恥ずかしそうに膝を抱える。
「そう、感想。はじめてなんだろ、こういう風に、男の家でまったりとセックスするの」
「んぐ……うう、意地悪言わないでよ……。その……な、なんか変にうずうずして、いつもと違うことしてるみたい……。で、でも、なんかそれが嫌じゃなくて……混乱するけど、落ち着くっていうか……」
上手くまとめて伝えられていないが、言わんとすることは十分分かる。今日はもっともっと、さくらにとって未知の体験をさせなければならない。
正直に言えば、こんなものでは刺激が物足りないと下半身は叫んでいる。だが今日はじっくりと、目の前の獲物を料理していくつもりだ。
戸惑いを隠しきれない表情をしているさくらの頬を両手で支え、ちゅ、と軽く唇へキスをする。口を離した後は、至近距離でしばし見つめあう。
「新鮮で楽しい、って事か? それならよかった。俺も似合わない事をした甲斐があるよ」
「ん……う~…………」
もはや反論することもできず、頬をぷくっと膨らませ、唇を尖らせるさくら。思わず吹き出しそうになるのを必死で耐え、改めて本番に移るために女を立たせる。
「さて……どの体位がいい? さくらの好きなのでいいよ」
腕を絡ませ、ペニスで剥き出しの秘裂をなぞりながらそう尋ねる。さくらはしばし迷うように視線を彷徨わせ、やがて、ぼそぼそと小さな声で答えた。
「…………バ……バック……で……」
「ふ~ん……じゃ、そこに手ついて、後ろ向いて」
俺がそう言うと、さくらは俺と抱き合った手を放し、すぐ背後の壁に手の平をついてこちらに尻を向ける。漫画かアニメならば間違いなく動けばぷるん、と擬音がする桃尻の谷間からは、最早薄い布一枚では吸収しきれない程に蜜があふれ、太ももから足元に向かって愛液の川を作り出している。
その川を指で下流から上流へなぞると、腰砕けになるのではないかと思うほどさくらの足が震える。
敏感になりすぎてブルブルと細かく震える腰を左手で支え、右手でパンティを下げる。
セックスを開始してから初めて完全に外気へ晒されたマンコに俺の肉槍をくっつけ、準備を完了させる。
振り向いて不安そうな赤い顔をこちらに見せるさくらに、今度はこちらが不敵な笑みを見せる。
「さて、いくぞ……多分今までとは感じ方が違うと思うけど、頑張ってくれよ」
「う、ん……いいよ、きて……えええぇっ!?」
俺の剛直がずるり、と膣内に飲み込まれた途端、さくらの声が1オクターブ高くなる。ここまで念入りにムード作りをしてきたためか、2回戦に入ってからは碌に秘所を触っていないのにも関わらず、シックスナインや指マンをした1回戦目以上に女の媚肉はほぐれている。
予想が見事的中したことが嬉しくて、ニヤリ、と笑みを浮かべながら腰を動かしていく。
俺とさくらの体がぶつかる度、パンッ、パンッ、という小気味いい音とぐちゅ、じゅる、じゅぷっ、という水音が混じり合い、床や皮膚に性の混合液が飛び散っていく。
その卑猥なオーケストラがどうしようもなく俺の気を逸らせ、いけないと思いつつ、律動のペースを早めるのを止められない。さくらの腰をぎゅっと握りしめ、削岩でもするかのように無心で女の敏感な部分へとペニスを打ち付けていく。
「あぅ、あっ、あっ、あっ、ああ! う、うそ……なにこれ、あっ! あっ、あっ、こ、こんなの……しら、ないよう……ふう、ま君……あ、あたし……どう、して……あっ、あっ、あ、ふぁあっ!」
「ふうっ……さくらのお望み通り、俺のちんぽとテクだけで、今までのなんて全部忘れるくらい気持ちよくしてやるさ。だから、遠慮なく感じろ……!」
「ひう、うあっ、あっ、あっ……う、うん……しゅ、しゅごいよぉ、普通にぃ……ん! してるだけなの、に…………すごいぃ、気持ちいい、のぉ……あっ、はぁ、うん……はあぁ!」
俺が膣の最奥を突く度に、さくらは目の奥から雷鳴が迸る感覚を感じているのだろう。更に言うなら1回目の本番とは比較にならない膣内の収縮具合からすると、どうやら挿入した瞬間絶頂を迎えたまま、一向に体が鎮まらないらしい。予想をはるかに超える感じ具合だ。
「ふ、う……おいおい、もしかしてずっとイってる? さっきとは締まり具合が違いすぎるぞ」
「だ……だっ……て、だってぇぇぇぇ……! ああぅっ……!」
突然、さくらの両目から堰を切ったように涙を流れる。直前までは兆候すらなかった反応なので、どうやらただ感じすぎてしまったから、というわけではなさそうだ。
何か言いたそうだが、法悦を受けて喘ぐのに精一杯で、上手く言葉を紡げないようだ。腰を動かす速度を8割ほど落とし、さくらに呼吸を整える余裕を与える。
「あっ……わ、らし……ずっと、ずっと無理やりとか、普通じゃないエッチばっかで……! ……こんな、ふうにするのって、本当に、ないの……し、しかも……こんないいの、冗談抜きで初めてで……」
「ふ……そう言ってくれるのは嬉しいが、別にお世辞を言わなくても──」
「違うの!! ほんとのほんとに初めてなの!!!」
俺の謙遜に真っ向から反駁し、必死の形相でこちらを見つめるさくら。しかし、はっとした顔をした後前を向き、足元を見た後眼を閉じる。自分の想いを全て伝えてしまうことを躊躇っているらしい。
俺は黙って緩やかなピストンを維持し、只次の言葉を待つ。やがて、
「私……く、薬とか……催眠とか、改造とか、オークの腐れチンコとか、そういうの全部なしにセックスした記憶がないの。もしかしたら、本当にしたことないのかもしれない…………でも気持ちいいのは確かだから、エッチのことは嫌いになれなくて…………だから、こわいの。……今気持ちいいって思ってるのは……その、単に調教されたから感じてるだけなんじゃないか、って……」
ヘビーにも程がある告白に流石の俺も顔を顰め、動くのを止める。並の男なら、そのまま萎えてしまっても不思議ではないぐらいセンシティブな話だ。
「あ、ご、ごめ……今言うことじゃないよね。何言ってんだろ、私……」
涙を手で拭いながら鼻声で謝るさくらを見ながら、俺は感慨に浸っていた。
詰まる所今までの彼女にとってセックスとは、ほぼ男から与えられる暴力であり、快感すらも自分の意思とは関係ない方法で無理やり植え付けられたものに等しい。
自分の感覚を信じられない不安、それでもセックスを求めてしまう自分への嫌悪。こんなことは今の今まで、誰にも言えなかったのだろう。恐らく、同じような体験をしてきた姉にすらも。
逆に言えば、さくらが心の奥底に溜めていた本音を吐き出してしまうほど、今俺としているセックスで未体験の快感を得ているということだ。不謹慎だと頭では理解していても、感動で胸が熱くなるのを止めることができない。
あるいはこんな風に男の家に上がること自体、実は初めてなのではないか──。
流石に尋ねる気にはなれなかったが、だとしたらこの混乱ぶりも頷ける話だ。ならば、俺のすべきことは決まってる。
「……軽々しく言ってるように聞こえたらすまないが、敢えて言わせてもらう。……あまり気にするなよ。どうして感じてるのかなんて、考えるだけ無駄なことだと思うぞ」
え……と振り返るさくら。まっすぐにその目を見つめ、俺の考えを偽りなく伝える。
俺に彼女の心を完全に救うことはできないだろう。だが赤の他人なりに向き合っていく。それが苦悩する目の前の女に対する、せめてもの礼儀だと考えたからだ。
「さくらの過去は、たしかに忘れたいことばかりだろう。自分がセックス好きなのは屑共にされたことが原因だなんて、考えるだけで虫唾が走るだろうさ。……でも、前に言ったよな。生徒たちに明るく接して、そんな酷い過去すらもあっけらかんと話せるさくら先生に、俺はずっと憧れていたって」
たとえ心の中ではずっと悩んで、トラウマを拭い去ることができずに人知れず憂鬱になっていたとしても、そんな負の感情を表に出すことなく笑っていられるだけでも驚異的だと思う。それは、間違いなく強い精神を持った人間にしか出来ないことだ。
心の傷から逃げることしかできない俺には、そういった強さこそがとても眩しく見える。だからこそ、俺は井河さくらという女に惹かれ、自分のものにしたいと思った。
この女の強い所もダメな所も、そして今誰にも見せたことのない闇も全て見た上で、俺の胸を占める感情は一つだけだ。それを、素直に伝える。
「だがら、俺は明るくて、優しくて、可愛くて、ドジでおバカなところもあって、何よりとってもエッチな今の井河さくらが好きなんです。昔誰に何をされたかなんて、そんな事はこれっぽちも興味がない」
一息で告白しきり、この状況でなお勃起したままのペニスを奥に押し込み、子宮に思いを届ける。
女に曇りなき意思を伝えるには、この方法が最適だと確信したからだ。
丁寧な口調に戻ったのは、プレイによって構築された関係ではなく、今のふうま小太郎と井河さくらの間柄に相応しい話し方がこっちだと思ったからだ。
「んっう…………ほ、ほんと? 本当に、私がどんなに汚くても、いやらしくてもいいの?」
「当たり前じゃないですか! どんな奴に犯されようが、どんなに敏感で淫乱な体に変えられようが構いません。貴女が井河さくらである限り、俺はお前のことを全力で守ります。俺にしかできないやり方で!」
身の程知らずな物言いであることは百も承知。男が見栄を張るために必要なのは理論的な根拠ではなく、誰かを思う真心と、一本の芯が通った矜持を示すことだ。
傍から見れば恥ずかしいことこの上ない宣言が終わってもなお、さくらの顔は俺から見えない。
こっ恥ずかしい告白を始めた途端トマトか林檎に変化する勢いで赤くなった顔を見せたくなかったのか、バッと前に向き直って振り向く気配がない。
まさか怒ったのか―やらかしてしまったかもしれないという考えが脳内を占領し始め、嫌な汗が額から吹き出してきたところで、遂にさくらの方から静寂が破られる。
「……………………ホント、ほんっっと~~~~~~~~~~~~~~~にズルいよね、ふうま君は」
溜めに溜めた台詞を発し、やっと顔を見せてくれた。未だ赤面のままだが、何かが吹っ切れたかのように爽やかな笑顔を浮かべ、涙も止まっている。
「そこまで言ったからには、やっぱナシ、とかは絶対許さないかんね。私がほんとに満足するまで、ガンガン付き合ってもらうから覚悟してよね、あ・な・た?」
「……ぷっ、何ですかそれ」
微妙にズレた内容の宣言に、遂に我慢しきれず吹き出してしまう。だが、内心ではほっとしていた。どうやら虚勢の類でなく、本気で立ち直ったようだ。故に、自重していた性欲という名の獣が再び牙をむき、俺の五体を支配し始める。
俺のペニスに鋼の芯が通ったことを、さくら先生も膣で感じ取ったのだろう。にやり、と笑いながら、ふるふる、と芸術的なヒップを振って俺を挑発する。
「むふふ、動きたいんだね。いいよぉ、ふうま君……エッチなさくら先生に、遠慮なんかせずどーんとぶつかってきなさい! ……あ! ドジでおバカは余計だかんね、全く先生に向かって失礼なんだか―……ひあっ!」
この期に及んで説教されるのは勘弁なので、律動を再開し話を強制終了させる。さくらが吹っ切れたことでこちらの懸念事項も解消され、真の意味で遠慮する必要がなくなった。
別に今までも手加減していなかったが、心情的には前回の倍の威力で膣内をかき回すつもりで、腰への負担など一切度外視して前後運動を繰り返していく。お互いの体に滴る体液に、今までより遥かに勢いよく新しい汁が上塗りされていく。
「あっ……ああっ……んあっ……っはっ、あっ、あっ、いい……いいよふうま君……こんな気持ちいいのマジで初めて……あっ、ん、あ、はぁ…………」
「そうそう、素直になったらもっとよくなっただろう。たとえ雌豚や精液便所になったとしても、さくらは奇麗なままなんだよ。だからもっと感じて、イキまくるんだ……!」
「な、なによそれぇ。人が気にしてるってのにぃ……はあっ! ああ……あっ、イク、んああっ……!」
これで、今日さくらが何回オーガズムを経験しただろうか。数えるのが馬鹿らしくなるほどの絶頂を重ねても、ヴァギナの貪欲さは一向に変わらない。
こちらに体を向けさせ、片足を持ち上げて更に力強く子宮へと突き込んでいく。真正面からさくらの顔を見ると、単に快楽からだけではない、安心と信頼が垣間見える表情をしている。俺の己惚れでなければ、先ほどの告白で真に彼女の心を掴むことができたようだ。
すかさずキスをする。こちらは明らかに勘違いでなく、今までのさくらとは比べ物にならない勢いで応じてくれる。唇や舌だけでなく、顔全体を動かして濃厚に俺と交わっていく。
「んちゅ、じゅる、えろ……ちゅ…………ふうぅっ!? ……あえ、ちゅ、うそ……」
「…………ん、もしかして、キスの方でイった?」
「……う、うん。そうっぽい……ちゅ……もう、どうしてくれんのよふうま君、こんなの……」
「ふ……別にいいだろ。これからは俺としかしないんだしな。むしろそういう俺だけしか分からない所、どんどん見せてほしいな」
「あ………………うん、そうだね。じゃあもっと見せる……んん、ちゅる、あむ……」
そういい、さくらは自分から俺に抱きついてくる。顔、両腕、両足、性器の全てで俺とくっつき、蕩けきった顔で交合の愉悦を享受している。文字通り「ハマって」いるようだ。
最高に気持ちがいいセックスをするには、体だけでなく心も解し、こちらに開いてもらわなければならい。その真理を理性でなく、体と本能で理解した俺は、さらに興奮の度合いを強め、さくらの全身を余すところなく愛するべくむしゃぶりついていく。
「んちゅ、ちゅうっ、んはっ……あ、ああっ……うあ、イク、また……イクうっ!!」
立位に疲れれば、そのままベッドにさくらを運んで寝転がりながら性交を続ける。正常位、測位、座位、後背位と立て続けにスタイルを変えつつ、その度にさくらは絶頂を迎え悦びで悶えていた。
「…………くっ、射精るぞさくら。膣内でいいんだな、本当に出すぞ!?」
「いい、いいよ! 射精して、お願い、膣内でイって……あああっ、あっついぃぃ…………!!」
彼女の懇願を受けて、床の上に立っていた時からずっと精液は膣内に放っていた。妊娠願望があるというよりも、最後まで俺の熱を感じたいと思ったようだ。
膣内射精を許可され、俺のモチベーションはさらに上がった。最早スローペースで攻めるという当初の目的は忘れ去り、欲望の赴くままさくらの肢体を貪り、欲望の証を無節操に注いでいく。
「あ……うぁ……ああ……あ、あ………………」
最後にはラストスパートとばかりに、正常位で抜かずの4連射を始めた。
その時は既にさくらの目は虚ろで、喘ぎ声も呟くように細々としたものになった。流石に疲れたのだろう。俺も、殆ど気力だけで体を動かしている。
「うっく…………はぁ…………やり過ぎた……」
4発目を出したところで俺も力尽き、さくらの横に倒れるように寝転がる。お互いの体液で濡れ切ったシーツはお世辞にも寝心地がいいとは言えないが、そこに寝ると妙な達成感を感じる。
しばしじっと天井を見つめながら、体力の回復を試みていると、
「…………ねえ、隊長の仕事、辛くない?」
と、急にさくらが話しかけてきた。
驚愕して左にいるさくらを見ると、横向きになってこちらを見ていた。むにゅっと変形したおっぱいが実に厭らしくて目の保養になるが、質問の内容故に鼻の下を伸ばす気にはならない。
「……辛いように、見えます?」
「ん~ん。ふうま君が無理してないかちょっと心配だなって……思っただけ」
そう言われ、俺はふっと笑う。
我を失う程乱れ、恋人相手のように乱れていても、やはりさくらは俺にとっての先生であり、彼女も俺が自分の生徒だという視点は失わないようだ。それが少々残念でもあるが、それ以上に頼もしさを感じる。
今日は色々と、さくらの意外な一面を見ることができる日だ。
「お風呂、一緒に入りません? このまま寝るのはちょっとあれでしょ?」
俺の提案にさくらも赤面しつつ同意する。カピカピになったシーツを剥ぎ取り、新しいシーツを取り出してざっと敷く。古いシーツを洗濯籠に突っ込み、二人して裸のままバスルームへ向かう。
「……さっきの質問ですが、辛くはありませんよ。任務内容はともかく、蛇子も鹿之助もよくやってくれていますし、今の部隊に不満は……いや、そりゃ不満は色々とありますけど、楽しいこともありますし」
シャワーで軽く体を洗ってから、二人で向かい合うように湯舟へ浸かる。俺はその体勢でさくらと話をすると同時に、現状について考える。
隊を新設してまで骸佐の馬鹿野郎を俺に追わせてくれたアサギ校長には、感謝してもしきれない。
しかし贅沢を承知で言わせてもらうなら、自分以外の隊員が二人だけっていうのは心もとなさが過ぎる。装備はともかく、任務ごとに必要な人員はすべて現地調達っていうお達しは、信頼を通りこして放任に近いんじゃないか、と思ってしまうこともある。
「そか、なら良かった。……でもやっぱその女好きっぷりは、やっぱ血は争えないってことかな? ……あ、ごめん! 別にふうま君のそういうとこが悪いって言ってるんじゃなくて、その……ああもう、あたしってばまた……」
「いえ、分かってます。性癖の事もそうですが、親父のこと、そして今回の骸佐のこと……色々お騒がせする一族だって自覚はあります。だから俺なりに責任は取りますよ。……口が軽いの、意外と気にしてるんですね」
「そ、そりゃあするよぉ。お姉ちゃんやむっちゃんには怒られてばっかだし……」
「あはは……ま、さくらさんはそういう所も可愛いですよ」
「や、やめてよ~……あ、今更言っとくけど外では名前呼び禁止ね! そこはちゃんとしとかないと」
「クク。はい、先生」
無論対魔忍全体の人員不足や、未だ立場が微妙な俺自身に大きな権限を与えるわけにはいかないという事情は理解している。だがこのまま今みたいな活動を続けていては、遊撃隊とは名ばかりの何でも屋部隊として周知されてしまう可能性は大いにある。
今の俺はもう読書ばかりして暇を持て余していた昼行燈ではない。反逆者である骸佐を捕まえ五車に連れ帰る以外にも、やらなければいけない事、やりたい事がある。
「……それで、一つ確認したいんですが。前に言った俺が他の女性に手を出してもいい、っていうのは本気ですか? 普通はそういうの、止めるもんだと思うんですけど」
「ん? ああ……まあ、正直今となっちゃ複雑なんだけど……でも、ほんとに変な意味じゃなく、ふうま君みたいな存在って貴重なの。別に男の対魔忍が少ないってわけじゃないんだけど、やっぱいつ何があるか分からないし、かといって一般の人ってわけにも、なかなかいかないし」
「それは何となく聞いたことがありますが……俺だって状況は似たようなもんだと思いますよ? 任務にだって普通に出てますし。第一今の俺が声かけたって相手にされるとは……」
「んふふ、それはどうかな? 確かにふうま君のこと悪く言う人がいるのは確かだよ。しかも君のせいじゃないことでね。……ま、そこら辺は君に全部任せるよ。私が紹介するのも変だしね」
「はは……そりゃそうだ。それで、さくら先生はどうなんですか? 俺の女になってくれますか?」
「え……あ、うん。…………あはは、確かにこりゃ変な気分だなあ。やば、なんか今になってすごい事してるって実感わいてきた……。生徒とかあ……ああ、むっちゃん怒るかなあ……」
顔を手で覆い煩悶するさくらを見て、
『いや実の姉まで巻き込んでおいて今更では?』
と内心でツッコミを入れてしあったが、改めて気を取り直し、
「……さくら、ちょっとこっち来てくれる?」
「え? そ、そっちに? ……ま、股の間で、いいんだよね?」
俺が頷くと、おずおずと立ち上がり、俺の前に背を向けて座る。彼女の肩に手を置くと、一瞬ビクッとしつつも受け入れてくれる。
「俺はさくらとこうなれて嬉しいよ。たとえ誰に何を言われても、やめる気も反省する気もない。でも、俺のせいで君に迷惑もかけたなくない。だから、これからも俺とこんな風に会ってくれるかは、君の判断に任せる。ただ、俺の気持ちだけ、知っていてほしい」
「……もう、そういうキザな台詞、どこで覚えてくるんだか……。やめないよ。こんなの、忘れられるわけないんだから…………もし私に飽きたりしたら、ひどいかんね」
「飽きる? はっ、ありえませんよ。なんなら、もう一戦します?」
そう言い、後ろを向いて俺をにらむさくらを宥めるように、柔らかな乳房を揉む。他の女の子に手を出してと言いつつ、自分のことも忘れず相手をしろという女の主張を、俺は快く引き受ける。
「ええ!? まだてきんの!? …………うそ、まじ種馬、いや、オ……ケダモノじゃん……」
「今オークって言いかけましたよね? 流石にそれは怒りますよ?」
そう言いつつ俺が乳首をつまむと、ごめんなさ~いと手を合わせて謝るさくら。い~や許しません、と突き放ちつつ、さらに激しく乳房を刺激していく。
「あ……ちょ、もう、ふうま君……あ……」
そのままキスをうなじ、首筋、唇に落としながらスキンシップを楽しむ。その刺激を受けて屹立し始めた俺の男根を尻で感じ、さくらも手を伸ばして竿の部分も撫でてくれる。
「……ここで、する?」
「ん、と…………湯あたりしてもなんだし、ベッドいこ? ……あ、もうこんなに硬く……」
俺の挿入したい欲望が再燃していることを確認し、熱い息を吐くさくら。それを見て俺はさっき見た彼女のベッドで乱れた姿を想いだし、含み笑いをする。
バスルームから出て、脱衣室にあったバスローブを羽織る。すぐ脱ぐことになるだろうが、今まで着たことがなかったので一度体験してみたくなったのだ。
「……さて、じゃあ今度はどんな感じに…………うおっ!?!」
ベッドルームまでつくと、後ろにいたさくらに話しかけようと振り向く。しかし次の瞬間、俺の上半身が宙に浮き、ベッドに倒される。
それを見下ろしつつ、全裸のまま俺をまたぐようにベッドの上に立つさくら。その顔には先ほどまでのしおらしさは全くなく、勝ち気で淫蕩な笑みを満面に浮かべている。
「え、あの……さくら、さん?」
「ふっふっふ……油断大敵だよ、ふうま君。敵に背中を見せるなんて、殺してくれと言ってるようなものじゃないかね。
最初に言ったでしょ。今日は私の本気セックスで、君をカラッカラにしちゃうって」
「な……まさか、湯舟から出ようって言ったのは、自分がリードしてするために……!」
「せいか~い! ……むふふ、流石のふうま君も、私がここで大逆転を狙っていることは気づかなったようだねぇ……ふっ、わざわざ感じたふりまでした甲斐があったよ」
「いや、それは演技じゃないですよね。さらっとごまかそうとしても無理ですから」
「ぐっ……うっさい! ふうま君、覚悟──ー! んああっ……!」
そう言いつつ、さくらは俺の剛直を秘所で咥え込んでいくさくら。我慢できず嬌声を張り上げるが、意地を通したいのだろう、俺の胸に手をつき、必死に律動していく。
そこから先の展開は、敢えて述べないでおく。多分、大方の予想通りだ。
アサギと凛子メイン回にもかかわらず、さくらとのエッチで始まりすいません(汗