グリッドマンユニバースで催眠洗脳 作:グリッドマン
■ 1 ■ 獲物の群れ
【六月二日 月曜日 午後四時 都立ツツジ台高校プール】
俺の名は山田。五十三歳、独身、そして、この学校の水泳部「コーチ」だ。
いや、正確には違う。侵入者であり、捕食者だ。だが、この愚かな雌たちは「コーチ」としか認識できない。能力のおかげでな。
更衣室のドアを開ける。甘ったるい匂いが充満している。俺が仕掛けたフェロモン様物質だ。こいつが頭を鈍らせ、警戒心を溶かしていく。
紺色の学校指定水着に包まれた若い肉体が、俺の前で無防備に動き回っている。膝下まで覆うスパッツタイプ。鋳型に流し込んだみたいに身体を隠している。じきに剥がしてやるが。
副部長の六花が振り返る。高校二年、まだ十六歳。黒髪が濡れて肌に張り付いている。
その一瞬、彼女の瞳に恐怖が宿った。だが、すぐに笑顔に変わる。
「こんにちは、コーチ」
ああ、いい子だ。俺の一番のお気に入りになりそうだ。
「おお、みんな元気だね。今日もたっぷり、じっくり見てあげるよ」
たっぷり。その意味を、まだ誰も分かっていない。じきに分かる。身体で、本能で、子宮で。
プールサイドを歩きながら品定めする。部長、一年生たち、そして
(まずは水着から変えていこう)
■
【午後四時三十分 プールサイド】
準備運動を眺める。若い肢体が屈伸し、ストレッチする様は、俺のために肢体を見せびらかしているようにしか見えない。
「今日は特別メニュー。二人組で密着して……ストレッチ、ね」
密着──口にしただけで下腹が熱くなる。九十キロの肉体で、華奢な身体を押しつぶす光景が浮かぶ。
六花が一年生とペアになっている。細い肩、まだ子供っぽい体つきの後輩を押さえる六花。俺は背後に近づく。
「六花ちゃん、もっと深く、奥まで押してあげないと」
手を重ねる。柔らかい。温かい。震えている。恐怖? いや、期待だ。……そういうことにしておく。
掌が汗ばんでいる。脂でぬめった指が、彼女の清潔な手を汚していく。この感触が、たまらない。
「ほら、こうやって限界まで。気持ちいいだろう?」
息を吹きかける。タバコと脂の匂いが首筋にまとわりつく。白い肌に鳥肌が浮かぶ。
支配 征服 所有
今日はここまでだ。焦る必要はない。獲物は逃げられない檻の中にいるのだから。
■ 2 ■ 網を張る蜘蛛
【六月九日 月曜日 午後五時 更衣室】
一週間で、着実に網を締めた。
アカネの水着を変えさせた。太ももの半ばまでのタイプ。疑問ひとつ持たず、「コーチが選んでくれた」と頬を染めている。笑えるくらい簡単だ。
更衣室に堂々と入る。もう誰も疑問を持たない。
「おお、似合ってるね。特にアカネは大人の身体だから、それくらいがちょうどいい」
大人の身体──たわわな胸、くびれた腰、左右に広がった尻。視線を這わせると、アカネの頬が紅潮する。恥じらい? 違うな。発情だ。
六花に近づく。
「六花ちゃんも、そろそろ新しいのにしないか? 今のは隠しすぎだよ」
百六十センチでも、この子を見下ろすには十分だ。九十キロの肉体で退路を塞ぐ。逃げ場がないと悟った一瞬、瞳が揺れる。
すぐに消える。刷り込みが効いている証拠だ。
「君のセクシーな太ももがもったいない。もっと見せてあげないと」
見せる相手は、もちろん一人だけだ。
■
【午後五時三十分 プールサイド】
洗脳セッションの時間だ。名目上は、シンクロ練習。
「みんな、円になって。手をつないで」
水着姿の女子高生たちが俺を囲む。生贄の儀式そのものだ。
「呼吸を合わせて。……そう、私のリズムに、ゆっくり従って」
単調なリズムを刻む。少女たちの手が汗ばみ、震え、やがて
「そう、いい子たちだ。素直な子が一番かわいい」
褒美の言葉に、全員が犬みたいに喜ぶ。認められたくて、気に入られたくて、必死に尻尾を振る。
練習後、次の段階を告げる。
「来週から、新しい水着を用意する。私の好みでね。もっとかわいくしてあげる」
かわいく。……卑猥に、の間違いだがな。
■ 3 ■ 罠にかかる獲物
【六月十六日 月曜日 午後四時 更衣室】
今日から本格的な収穫が始まる。
ハイレグ水着を見て、一瞬だけ困惑の表情。けれど、すぐに受け入れる。もう脳の深いところまで染みているんだ。
六花の着替えを観察する。紺色の学校水着を脱ぎ、新しい水着に手を通す。ハイレグカットが太ももの付け根まで食い込み、背中は大きく開いて、まだ幼い肩甲骨が剥き出しになる。
美味そうだ
「六花ちゃん、よく似合ってる。食べちゃいたいくらい」
舌なめずりを隠さない。隠す必要がない。何をしても、この子たちは好意的に受け取る。
■
【午後五時 プール】
ついに水中での直接指導だ。
ジャージを脱ぐ。競泳パンツ一枚──贅肉でたるんだ腹、胸毛、そして隠しきれない勃起。
「六花ちゃん、こっちへ」
水中で手招きする。逃げたいはずの足が、こっちに向かって動く。
「フォームを直すから、密着して」
九十キロで四十キロそこそこの身体を呑み込む。腹の肉が彼女を押しつぶし、硬くなったものが下腹に押し当たる。
六花の身体が強張る。それでも逃げない。逃げられない。
「もっと柔らかく、素直に」
水着の端から指を滑り込ませる。呼吸が乱れる。恐怖と、植え付けた偽りの快感が混ざり合っている。
征服完了まであと少し
■ 4 ■ 獲物を食らう
【六月二十三日 月曜日 午後六時 誰もいないプール】
ついに収穫の時が来た。
六花だけ残して、他は帰した。薄暗いプールに、俺と彼女の二人。これ以上の舞台はない。
今日の彼女の水着は、ビキニタイプ。紐で辛うじて繋がっているだけの布切れ。ラッピングは俺が選ぶ。
「今日は最終段階だ」
近づく。抵抗の気配はもうない。
「君は特別だ。私のものになる資格がある」
私のもの──何と呼んでもいい。肝心なのは、この子が光栄だと感じていること。
紐に指をかける。するすると布がほどけて、肌が露わになっていく。十六の身体を、五十三の俺が味わう。
「他の子たちはまだ未熟だけど、君は違う。熟れている」
熟れている──俺の手で、そう仕上げた。
水中で抱きしめる。柔らかい肉体が脂肪に沈んでいく。苦しそうな息遣いが、甘い音楽に聞こえる。
■ 5 ■ 繁殖する支配
【六月三十日 月曜日 午後四時 更衣室】
一ヶ月で、水泳部は完全に俺のハーレムと化した。
全員がビキニ姿。俺が毎日、気分で選んだ水着を着せる。今日の六花は赤。発情した雌の色だ。
王座──専用の椅子に座って、着替えを鑑賞する。若い肉体が、俺一人のために晒される。
「今日は誰が一番従順かな?」
この問いかけに、全員が競い合う。
「私、今日は生理じゃないです」
──今日は使える、と。
「私の方がやわらかいです。……どこでも」
──どんな格好でも対応できる、と。
「コーチの好きな香水つけてきました」
──自分から誘っている、と。
……全員、仕上がっている。
■
【午後五時 プールサイド】
新入生が見学に来た。
中学を出たばかり。紺色の学校指定水着が、まだ誰にも触られていないことを物語っている。
だが、それも今日まで。
「入部する? うん、かわいがってあげるよ。……先輩たちみたいに、ね」
かわいがる。先輩たちと同じように、仕込んでやる。
「はい! お願いします!」
無邪気な返事。ああ、また一匹、俺の網にかかった。
六花が優しく新入生を迎えている。もう立派な共犯者だ。新しい餌を差し出す、忠実な猟犬。
■ 6 ■ 永遠の狩り場
【七月七日 月曜日 七夕の夜 午後七時 プール】
七夕の夜、俺は王として君臨していた。
醜い肉体──贅肉と体毛、そして
「今日で君たちは完全に私のものになる」
とっくになっている。けれど、儀式には意味がある。
一人ずつ、俺の元へ泳いでくる。若さも、誇りも、全部。俺のためにひとつ残らず差し出す。
六花の番。俺の最初の獲物にして、最高の作品。
水中で抱く。抵抗どころか、向こうから求めてくる。
勝利
■ 終 ■ 次なる狩場
【現在 時刻不明 都内某所】
俺は今、別の学校にいる。
ツツジ台高校の水泳部は、もう手を離れた。それでもあの子たちは永遠に俺の作品として、あの水底に沈んでいる。
新しい学校。新しいプール。新しい匂い。
今度はどんな子がいるかな。清純な委員長タイプ? 活発なスポーツ少女? それとも、六花のような観察力のある子?
どんなタイプでも構わない。能力の前では、全員が同じだ。
更衣室のドアに手をかける。
向こうから、若い声が聞こえる。
塩素の匂いに、あの甘い薬を混ぜる。
さあ、新しい狩りの始まりだ。
俺の名は山田。
いや、ここでは別の名前を使おう。
田中? 佐藤?
どうでもいい。
重要なのは、俺が捕食者であり続けることだ。
プールの水面は静かに光を反射している。
その下に、どれだけの獲物が沈んでいるか。
数える気もない。
ただ、狩りを続ける。
永遠に。
欲望はつづく
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次回はアカネがメイド喫茶で洗脳されるお話を投稿します。お楽しみに!
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