グリッドマンユニバースで催眠洗脳 作:グリッドマン
■ 1 ■
秋葉原の雑踏を抜けて、俺は『メイド☆ユニバース』の前に立った。
28歳、無職、童貞。リュックには推しVtuberのアクリル缶バッジがじゃらじゃらと付いている。Tシャツは三日前から着替えてない。黄ばんでるけど、どうせ誰も俺なんか見ない。
ポケットの中で、古いスマホを握りしめた。画面にヒビが入ってるこいつが、俺の唯一の武器だ。
カランカラン♪
店に入ると、二人のメイドが振り返った。
「おかえりなさいませ、ご主人様♪」
藤色のボブヘアの子──名札には「アカネ」とある。営業スマイルが完璧すぎて、逆に冷たい。
黒いワンピースに白いエプロン、膝下までのスカート。実用的でつまらない服だ。せっかく胸がでかいのにもったいない。
もう一人は黒髪セミロングの「六花」。こっちもクールな表情で、俺を値踏みするような目。
(ああ、また同じだ)
どこのメイド喫茶に行っても、みんな同じ。表面だけの笑顔、嘘だらけの「ご主人様」。俺みたいなキモオタを、心の中では見下してる。
でも、今日は違う。俺にはこのスマホがある。
「いらっしゃいませ〜」
六花が声をかけたが、その顔が一瞬引きつったのを見逃さなかった。そう、それが本音だ。俺を汚物を見るような目で見てる。
俺は店内を見渡して、アカネを指差した。
「君」
「は、はい」
彼女の声が震えた。いいね、怖がってる。
「席、案内して。一番奥の、静かなところ」
誰も俺を止めない。このスマホのおかげで、俺は透明人間みたいなものだ。店長も他の客も、俺が見えてない。
アカネが営業スマイルで案内する。でも、その笑顔の裏で早く帰れって思ってるのが分かる。
(もうすぐだ。もうすぐ、その嘘を剥がしてやる)
俺はアカネの後ろをついていく。華奢な体格、藤色の髪がゆらゆら揺れる。
100キロ超えの俺の体は、歩くだけで汗が出る。でも気にしない。どうせすぐに、彼女は俺を愛するようになる。
■ 2 ■
個室に近い席に着いた。アカネが注文を取ろうとする。
「ご注文は──」
「ちょっと待って」
俺は彼女のエプロンの端を摘まんだ。安っぽい布だ。
「この服、味気ないね」
「え?」
彼女の顔が困惑する。その表情もまた、たまらない。
「メイドさんなのに、全然かわいくない。もっとこう……ふりふりで、短くて、胸が見えそうなやつの方がいい」
アカネの顔が嫌悪感でゆがむ。でも愛想笑いは崩さない。プロだね。
「すみません〜、これが当店の制服でして──」
「君、さっき『ご主人様』って言ったよね」
俺はポケットからスマホを取り出す。このヒビ割れた画面の向こうに、特別なアプリが入ってる。
「はい、当店では──」
「本当にそう思ってる? 心の底から、僕を『ご主人様』だと?」
アカネの心臓が跳ねたのが分かる。瞳孔が少し開いた。
「も、もちろんです♪」
完璧な営業スマイル。でも、目が笑ってない。
俺は黄色い歯を見せて笑った。
「嘘だね。君の目を見れば分かる。僕を汚いオタクだと思ってる」
図星だ。彼女の顔がさらに引きつる。
「そんなことないですよ〜」
「メイドさんは、ご主人様に嘘をつかないんだよ」
俺はスマホの画面をタップした。
━━━青い光が溢れ出した━━━
アカネの表情が一瞬、真っ白になる。何かが砕ける音が聞こえたような気がした。
「あ……」
そして次の瞬間──
「おかえりなさいませ、ご主人様!」
さっきとは全然違う、心の底からの笑顔。瞳がキラキラしてる。
(やった。成功だ)
俺の理論は正しかった。メイドの嘘を、真実に変えることができる。
「そう、それでいい。かわいいメイドさん」
俺は彼女の頬に手を伸ばす。若い女の肌は柔らかい。16歳の肌、最高だ。
彼女は避けない。むしろ、嬉しそうに頬を赤らめる。
「柔らかいね。若い女の子の肌は最高だ」
「あ、ありがとうございます……」
お礼を言うアカネ。もう演技じゃない。本心から喜んでる。
「オムライス、作ってきて。君が心を込めて。あと……」
俺は彼女を上から下まで眺める。小柄だけど、胸はそこそこ……いや、かなりでかいな。首筋も白くていい感じだ。
「次に来るときは、もっとかわいい服で接客してね。ご主人様のお願い、聞けるよね?」
「はい! もちろんです、ご主人様!」
即答だった。もう疑いの欠片もない。
(これが本当のメイドカフェだ)
俺は満足して、彼女が厨房へ向かうのを見送った。
■ 3 ■
オムライスが運ばれてきた。ケチャップで大きなハートと「ご主人様♡」の文字。
「はい、お待たせしました〜♪」
アカネが決め台詞を言おうとする。
「それも、本心?」
俺は彼女を見上げる。笑顔が怖いのが自分でも分かる。
「美味しくな〜れ、萌え萌えキュン♪」
営業用の決め台詞。まだ演技が残ってる。
俺はまたスマホをタップした。
━━━紫の光━━━
「っ!」
アカネの体が震える。そして──
「美味しくな〜れ、萌え萌えキュン♪」
今度は違う。本当に俺のために、美味しくなってほしいと願ってる。その気持ちが伝わってくる。
俺はオムライスを口に運ぶ。普通の味だ。でも、彼女が心を込めて作ったと思うと、特別な味がする。
「うん、美味しい。でも……」
俺は彼女の手を掴む。小さくて、柔らかい手。
「君の手料理の方がもっと美味しいだろうね」
アカネの全身がピンク色に染まる。
「ご、ご主人様……」
「今度は、君が家で作った料理を食べたいな。メイドさんの手作り弁当とか」
「はい! 作ってきます!」
即答。もう完全に俺のものだ。
「私もご主人様のお世話したいです〜!」
六花が現れた。彼女も同じようなトロンとした目をしてる。アカネがオムライスを作ってる間に、彼女にも光を浴びせてたんだ。
「六花?」
アカネが驚いてる。
「だって、めっちゃ素敵なご主人様じゃん♪」
二人が俺を取り合い始める。面白い。
「じゃあ、競争しようか。どっちがより、僕を満足させられるか」
「「はーい、ご主人様!」」
二人の声が重なる。
(これだ。これが俺の求めてた世界だ)
翌日、二人は違う服で現れた。
フリルだらけの短いスカート、胸元が大きく開いたブラウス、ニーハイソックス。
「わぁ、かわいい! 二人とも最高だよ」
俺は手を叩いて喜ぶ。Vtuberのグッズよりも、リアルのメイドの方が100倍いい。
「くるっと回ってみて」
二人がくるくる回る。スカートが舞い上がって、パンツがチラチラ見える。白とピンク。最高だ。
「いいね、いいね。でも、まだ物足りないな」
俺は彼女たちを手招きする。二人が競うように近づいてくる。
(メイドは嘘をつかない。これが真実だ)
■ 4 ■
二人を横に侍らせて話していると、あっという間に時間が過ぎた。
夕方、俺は次の段階に進む。
「手、握っていい?」
二人とも一瞬ためらったが──
「ど、どうぞ〜♪」
アカネが手を差し出す。
━━━赤い光を放つ━━━
彼女の体が芯から震えた。心が逆転したんだ。
俺の汗ばんだ手が、彼女の小さな手を包む。きっと不快な感触だろう。
でも彼女は嫌がらない。むしろ──
もっと触れていたい
という欲求が伝わってくる。
「私も! 私も手繋ぎたい!」
六花も必死だ。俺は両手に花。キモデブの俺を、二人のメイドがサンドイッチする。
「君たち、僕のために何でもしてくれる?」
「「はい、ご主人様!」」
「じゃあ、もっと大胆な服着てよ。メイドビキニとか」
普通なら拒否されるはずの要求。でも──
「喜んで~! アカネ、メイドビキニ着ます♡」
「私の方が似合うって!」
俺は満足して、二人の太ももに手を置いた。スベスベの肌。16歳の弾力。
「肌が若いって素晴らしいね。ツルツルで、弾力があって……」
二人とも顔を赤らめてる。でも逃げない。
「君たち、僕のこと本当はどう思ってる?」
試しに聞いてみた。
「キモ──」
アカネが言いかけた瞬間、俺は最大出力でスマホを光らせた。
━━━部屋中が赤く染まる━━━
「愛してます」
二人の口から同時に出た言葉。もう演技じゃない。本物の愛だ。
俺は二人の頭を撫でる。髪がサラサラしてる。いい匂いがする。
「いい子たちだ。ご褒美に、今度は下着も見せてくれる?」
「「はーい♪ ご主人様♪」」
二人が自分からスカートをめくる。
(28年間、女に相手にされなかった俺が)
(今、二人のメイドに愛されてる)
推しVtuberなんかより、ずっといい。画面の向こうじゃなくて、リアルな女の子が俺を愛してる。
■ 5 ■
三日後、二人の服装は俺の理想そのものになっていた。
真っ赤なマイクロビキニの上に、透けるレースのエプロン。スカートなんて意味をなさない長さ。
「完璧だ! 君たちは最高のメイドだ!」
俺は興奮を隠せない。鼻息が荒くなる。28年間の欲望が爆発しそうだ。
「もっと近くで見せて。ほら、膝の上座って」
「私が先!」
「ううん、私!」
二人が競って俺の膝に座る。100キロの俺の膝に、たぶん40キロ台の女の子が二人。
汗だくの俺の体に、若い肌が密着する。俺のオタク臭い匂いも気にしない。
「ご主人様の匂い、アカネだーい好き♡」
「六花も♡ ずっと嗅いでたい♡」
嘘じゃない。本当に好きなんだ。それがこのアプリの力。
俺は彼女たちの体を撫で回す。背中、腰、太もも……そのたび、アカネと六花は嬉しそうに笑い、体をくねらせる。
28年間、妄想でしかできなかったことが、現実になってる。
「メイドは、ご主人様の言うこと何でも聞くんだよね?」
「「はい! なんでも!」」
「じゃあ、他の客は無視して。僕だけを見て」
その日から、店は事実上俺の独占状態になった。
閉店時間が過ぎても、誰も何も言わない。
店内には、俺とアカネと六花だけ。
「君たちの『本当の姿』見せて」
「どんな姿ですか〜?」
「メスの姿」
俺は最後のカードを切った。
━━━虹色の光が溢れ出す━━━
無防備になった二人の精神が全て書き換わる。
もう人間じゃない。俺のメスだ。
「あぁ……ご主人様ぁ……」
獣のような声。理性なんてもうない。
「脱いで」
「「はーい♡」」
震える手で、でもいそいそとビキニを解く二人。
「いい子たちだ。今日から君たちは、僕専用ね」
高校? バイト? そんなもの、もう彼女たちには関係ない。
俺だけが世界の全て。
(これこそ本物のメイドカフェだ!)
■ 6 ■
一週間後。
店の奥に作った「専用ルーム」で、俺は王様のように過ごしている。
アカネと六花は、もう服なんてほとんど着てない。ピンクの首輪と赤いリボンだけ。
「ご主人様、今日は六花が全身マッサージしてあげる♪」
「ううん、アカネがぜんぶ舐めてあげる♪」
二人の競争は日に日に激しくなってる。
俺の汗だくの体に、若い舌が這い回る。気持ちいい。最高だ。
「ねぇ、どっちが好き?」
六花が裸の胸を俺の腕に押し当てる。
「どっちもかわいいよ。でも、もっと激しく競い合って」
二人が睨み合う。親友同士だったはずなのに、今は俺を巡るライバル。
彼女たちの匂いを嗅ぐと、俺の下半身が反応する。
彼女たちの声を聞くと、全身が熱くなる。
彼女たちが触れると、もう我慢できない。
「今日は、特別なお願いがあるんだ」
「なんでもどうぞ♪」
「子供を産んで」
二人の顔が衝撃で固まる。
でも次の瞬間──
「「はーい♡ ご主人様の赤ちゃん産みます♡」」
即答。もう人間の思考じゃない。メスの本能だ。
「でも、一人しか選べないんだ」
二人が殺意すら込めて睨み合う。
「私を選んで!」
「ううん、私!」
「決められないな。じゃあ、もっと頑張った方を選ぶよ」
(童貞の俺が、子作りの相手を選んでる)
(しかも、こんな美少女ふたりを相手に)
オタクの夢が、全部叶ってる。
■ 7 ■
季節が変わろうとしている。
俺はもう家に帰ってない。ここが俺の城だ。
「アカネ、今日こそ私が選ばれるから」
「無理〜。ご主人様は私の方が好きなんだから」
二人の競争は、もう異常なレベルだ。
「じゃあ勝負。どっちが先にご主人様イカせられるか」
「「勝負!」」
二人が俺の体に群がる。舌、手、胸、全部使って俺を攻める。もちろん、ペニスも……。
「ああ、最高だ! 君たちは最高のメスだ!」
28年分の性欲が爆発する。
でも──
「そろそろ、新しい子欲しいな」
俺は呟いた。
二人の顔が凍りつく。
「いや、君たちもかわいいよ。でも、もっと若い子も欲しい。15歳くらいの、ピチピチの」
エロゲみたいに、ヒロインは多い方がいい。
二人が目を合わせる。そして──
「ご主人様、明日、新人入るんです〜」
「15歳の、めっちゃかわいい子です〜」
「へぇ、楽しみだな」
俺はにやりと笑う。スマホを撫でながら。
(また一人、本物のメイドが増える)
■ エピローグ ■
新人が入った。南夢芽という15歳。
黒の基本制服、膝下のスカート。初々しい。
「先輩、あの個室の人、ちょっと怖いんですけど……」
夢芽が怯えてる。当然だ。俺みたいなキモオタが、半裸の女二人を侍らせてるんだから。
でも、アカネと六花は完璧な笑顔で答える。
「大丈夫だよ〜。すぐに本当のこと分かるから」
俺は個室から顔を出す。夢芽を値踏みするように見る。
15歳の肌。まだ中学生みたいな顔。最高だ。
「新人ちゃん? かわいいね。何歳?」
「じゅ、15です……」
声も震えてる。いい。すごくいい。
「最高だ! 若い子大好きだよ。おいで」
俺は太い指で手招きする。Vtuberのアクリルスタンドが、リュックでカチャカチャ鳴る。
夢芽は逃げたそうだけど、逃げられない。
「さあ、『ご主人様』って呼んでみて」
「い、いやです……」
まだ抵抗してる。でも無駄だ。
「メイドさんは、ご主人様に逆らわないんだよ」
俺はポケットに手を入れる。スマホが青く光り始める。
「さあ、夢芽ちゃん。本当の笑顔見せて?」
彼女の怯えた顔が、俺の欲望を刺激する。
「い、いらっしゃいませ、ご主人様……♪」
震える声。でも、もう遅い。
━━━光が彼女を包む━━━
夢芽の瞳から何かが消えていく。
「おかえりなさいませ、ご主人様!」
心からの笑顔。また一人、俺のメイドが増えた。
「夢芽ちゃんも、すぐかわいい服に着替えよっか♪」
アカネが夢芽の手を引く。
明日にはピンクのビキニ。
明後日には透明なベビードール。
一週間後には首輪だけ。
そして三人で、俺を巡って競い合う。
「ねぇ、ご主人様」
アカネが甘える。
「今日は誰とエッチするの?」
「全員だよ」
俺は舌なめずりする。
「君たちは全員、僕のものだから」
「「「はーい♡ ご主人様♡」」」
三人の声が重なる。
(28歳童貞ニートだった俺が)
(今、三人の美少女を支配してる)
これが真実。メイドは嘘をつかない。
俺のスマホが、すべての嘘を真実に変える。
明日も、新しいメイドを増やそう。
10人でも、20人でも。
全員、俺の──
メス
にしてやる。
欲望はつづく
最後まで読んでくれてありがとう!
よかったら評価とお気に入りしてもらえると嬉しいです。
感想も大歓迎!(^o^)
次回は夢芽が合唱部で洗脳されるお話を投稿します。お楽しみに!
読者アンケート作りました。
キャラとシチュもこちらで引き続き募集中です~☆
https://forms.office.com/r/hmm9TjsZEJ