英子はいつものように俺に丼茶碗で白飯をよそってくれた。おかずは卵焼きとウインナーを炒めたものをキッチンから居間のテーブルに置いた。
「サンキュ!」
彼女の分はそのあとに運んで来た。やさしいやつだ。清美を抱いても言わなきゃバレない。英子への裏切りかもしれないが、バレなきゃOK。彼女は俺にいろいろ尽くしてくれるが頼んでいるわけではない。だから、これでいいんだ。酷い男とは思われてもいい。俺はいろんな女とヤりたいんだ。年よりになれば、いずれ出来なくなる行為。だからこそ、たくさん犯したい。相手が女子高生でも同意があればやる。
俺は英子が作ったおかずを食べ終えた。卵焼きは半熟だった。俺は半熟が嫌いで完全に焼いてある卵が好き。なので、彼女に言った。
「おい、英子。卵焼きが半熟だぞ! 完全に焼いてくれと言ってあるじゃないか」
「あら、そうだった? ごめんね」
謝れば済むと思っているところがムカつく。俺は自分で調理しないから抑え気味に言っているけれど。
「ウインナーはどう? 炒めただけだけど」
そう言われ俺は食べてみた。
「うん、これは旨いわ。英子はやればできるのに。手を抜くな!」
と怒鳴ると、
「ごめんね」
また謝る。俺は心がこもっていない謝罪は嫌いだ。だから、
「いちいち謝らなくていい! どうせ、言ってるだけだろ?」
「そ、そんなことないよ」
英子は涙を浮かべていた。今度は泣くのか。全く、面倒くさいな。でも、こいつは男がいないと生きていけないっぽいから、俺が守ってやらないと。なんだかんだ言っても英子は弱い人間のように感じる。これは本人には言わないが。もし、言ったらさすがに気分を害すかもしれない。
彼女が弱い人間のように感じているのは俺だけかもしれないから。もしかしたら、本人はそんなこと思ってないかもしれない。彼女が怒り出したら厄介だから。以前、俺が英子に失礼なことを言ってしまって怒らせたことがある。そのときはいつもの彼女ではなく、さすがの俺も手こずった。だから、あまり舐めてかかっちゃいけない。まるで、馬鹿にされたプライドの高い年よりのようになる。
そのあとに英子は俺に言った。
「抱いて」と。
相変わらず性行為が好きな女だな。まあ、俺もそういう女は好きだ。ただし、相手は俺だけに限定するが。でも、俺は隠れて他の女とやるつもり。ちなみに清美のこと。バレなきゃいいんだ。だから、英子も俺にバレなければ他の男とやっても良い。ただし、バレたら相手の男と共々、半殺しにするが。そうなりたくなければ下手な真似はしないことだ。この話しは敢えてしないが。