※この作品はR-18です。

少女X家庭教師X依存   作:霧里

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先生のオモチャ

 

私のベッド。私の机。私の体……。

 

私の部屋のはずなのに、私のものは何一つ残っていなかった。

いつからか鼻につくようになった香りは、家に中に漂う消臭剤と同じ。白々しい清潔感でもって、行為の残滓を覆い隠す。

 

冷たい金属音が耳を撫でた。

 

後ろ手に手錠を嵌められた私は、椅子の上から動けない。

真っ暗闇に閉じ込められたみたい。目隠しまでされて、立ち上がることも出来なかった。

 

低く鳴り響くモーターの音が肌を震わせ、頭を揺らされる。

ずっと、ずっと。どんなに声を上げても、止まってはくれない。タオルを咥えさせられた私は、呻くのがやっとだ。続く振動が心まで蝕み始める。

 

あれから、どれだけたったの?

 

先生に言われるまま服を脱いだ。椅子に座らせられた先で 手枷を嵌められる。

忍び寄る不安に顔が俯く。落とした視線の先に、見慣れないものが紛れ込んできた。

 

それは、ピンク色の小さな卵みたいだった。

 

プラスチックみたいな表面は、出来の悪いオモチャのようだ。

胸に押し当てられ、ヒヤリとする。嫌な予感がした。でも、言葉には出来ない。

 

大丈夫だから。

 

自分に言い聞かせる。

 

ちょっと私を脅かそうとしているだけ。

 

「ひっ……!?」

 

息を飲む。それと同時に、微かな摩擦に肌を撫でた。

押し付けられたオモチャの卵は、胸の膨らみに埋もれたまま震えだす。透明なテープが私達を繋ぎ止める。

 

驚く余裕があったのも最初だけ。続く刺激に だんだんとむず痒くなってきた。

柔らかかった乳首が膨らみ始め、固くなる。どかしてほしいのに、離れてはくれない。

 

「やだ……。せんせ、やめて……これ、はずし、んっ」

 

こんなオモチャなんかで感じたくなかった。

ようやく拒絶を口にした声が鼻に掛かる。上ずったような甘い声が、頬を熱くした。快感に慣れ親しんだ私の体は、それを抑えられない。

乳首の先が甘く痺れだす。オモチャの振動に合わせて鼓動は高鳴り、思考の輪郭が溶け出した。

 

「せん、せ……」

 

縋るように先生を見つめる。いつもの優しい先生なら、絶対にやめてくれるはず。

でも、思い出せない。それが、いつの日の先生だったのか。見た目こそ違わないのに。今 目の前にいる男の人は、まるでそっくりの別人に見えた。

 

「なに……それ」

 

見つけたソレから目が離せなくなった。

 

興味からじゃない。ナイフの先を突きつけられたのと同じ。

先生の手の中にあるオモチャの棒。記憶の中にあるモノより 一回りは大きいかもしれない。キノコの傘みたいに太く広がった先端。続く竿の部分の表面には、イボみたいな凸凹まで浮き上がっていた。根本から枝分かれた細い棒が何処に触れるのか、イヤでも分かってしまう。

 

使い方を想像するのは簡単だった。

 

そんなの挿らない。

 

挿れて良い訳がない。

 

腰を引く。だけど、すぐに背もたれに邪魔をされた。

いや、いや……。太ももを閉じて、子供みたいに首を振る。そんな私を前に、先生はニヤついた笑顔を浮かべるだけ。

 

足を開けとも言われない。

 

私の答えなんて、求めていないんだ。むしろ、嫌がる今の姿こそ 先生が見たかったものかもしれない。

 

オモチャの先端が潜り込んでくる。

微かな水音が肌を伝った。耳に届く音じゃない。太ももの内側を溶かし性器に変えたのは、紛れもない興奮の証だった。

 

こんなオモチャにまで滅茶苦茶にされるんだ。

 

ヌメったオモチャの先端は、確かに人肌のようではあった。

全体的にゴムのような弾力がありながらも、表面はもっと柔らかい。その奥には確かな芯がある。

 

でも、違うんだ。

 

溢れる先走りも無ければ、何の匂いも感じない。

冷たいまま、一度だって脈打たない。ただただ無機質だった。

 

ダメ……。

 

無意識に自分を守ろうとして腰をひねる。足の裏で床を押しあげると、椅子の前脚が少し浮き上がった。体がフラつき、太ももの隙間が緩む。それがいけなかった。腰が上向き、オモチャの先端が入口に引っかかった瞬間、冷や汗が吹き出した。

 

ゆっくりと、傾いた椅子が元に戻っていく。

 

肉の隙間を押し開きながら、オモチャの棒が中へと挿りこんできた。

太く広がった先端部分を飲み込んで、更に奥へと。凸凹の浮き上がる棒の部分がにじり寄ってくる。

 

裂けてしまうんじゃないか。もう元には戻らないんじゃないか。

焼け付くように、焼き付けるみたいに、オモチャの突起に膣壁が削られた。

 

「あっ、くぃ、ぃっ……。やだ、だめ……っ」

 

先生との繋がりが上書きされていく。

目を閉じれば、今でもその感覚を思い出せた。お腹に手を当てて、自分を慰めたことだって。もし、このまま奥まで届いてしまったら。

 

「抜いて……」

 

堪らず口に出してしまった。聞こえなかったはずがない。

返事の代わりにリモコンを握った先生は、その指をボタンへ掛けた。

 

「やだっ、やめっ……!」

 

手を伸ばそうとして、手枷に噛みつかれる。立ち上がろうにも、椅子の脚は床に刺さったように動かない。ボタンが押されるのを、ただ見ていることしか出来ない。

 

駆動を始めたモーターが唸りを上げた。

止めてほしい。抜いてほしい。私の中と、胸の先。淡々と続く振動。今にも叫びだしたくなる衝動が、喉元に積み上がっていく。

 

「彩花ちゃん。1つ、ゲームをしようか」

 

どういうつもりなの? 

 

先生の顔を覗き見ようとして、その瞬間に視界が塞がれた。驚いてる間にも、口にタオルを押し付けられて何も言えなくなる。

 

「んっ!? んぅぅぅっっ……!!」

 

唸り声を上げる所までオモチャと一緒。

裸のまま椅子に括り付けられた私は、満足に暴れる事も許されない。

 

「何でも言うことを聞いてあげる」

 

続く誘惑に、抵抗の手が止まってしまった。純粋な愛情と、女としての打算が入り乱れる。一瞬の空白。吐息すらも聞こえなくなって、先生の声だけに耳が傾く。

 

ただしそれは、私が達しないこと。

 

先生が戻ってくるまでの間、絶頂しないで耐え続けること。

 

閉ざされた視界の中、ニヤつく口元だけが思い返される。

からかわれていたとしても、その誘惑には抗えない。頬にキスをされた。

それは分かる。足音が私から離れていくのも。

 

待って。置いていかないで。独りにしないで。

 

どうにか先生の気配を探ろうとした私を縛り付けたのは、鳴り響くオモチャの振動だった。

 

「んっ、んぅぅぅ、ん、んっ……ん……」

 

私の声は先生に届かない。出会ったときから、それはきっと変わってない。

それもそうだ。鼻をすすり、嘆くだけ。可哀想な私のままで同情を誘う。

先生のために、私からして上げたことは何もなかった。

 

ガチャン……っ!

 

ゲームの始まりを告げるみたい。扉が閉まる音を最後に、部屋の中は全く静かになった。煩いのは私の頭の中だけ。自分の唸り声と、変わらず続くオモチャの振動に苛まれる。

 

5分、10分……?

 

時間が経つ程、時計の針が遅くなる気がした。

一人では得られなかった刺激に目を回す。先生に愛されている時とも違ってた。

どこまでも無機質で、淡々と続く振動。このくらいなら、まだ耐えられるんじゃないか? 最初の内はそう思ってた。単純な性感よりも、苦痛の方が強かったから。

 

けれど……馴染んでくる。

 

凸凹がヒダの奥まで潜り込み、体の芯まで振動が伝わってきた。

下腹を満たす異物感が薄れていく。先生の形が思い出せなくなる。

 

「ふぅっ、ふぅっ……んっ、ふぅ、ふぅ……ん、んっ♥」

 

まるで獣みたいだ。荒い吐息が耳に障った。年頃の少女が見せる 可愛らしい嬌声とは程遠い。汗ばんだ肌が火照りだす。刺激に反応した乳首はさらに膨らんで、伸びたテープに肌を引っ張られた。今すぐにも手枷を外して、お腹を掻き毟りたい。

 

止まらない。

 

もう、止まってよ。

 

すっかりと馴染んでしまった。

 

奥で震え続ける振動さえも愛おしい。

綻んだ膣は口を開いて、オモチャの棒を咥え込む。最悪が最愛に変わる瞬間。

このまま達してしまったら、先生のことすら忘れてしまうんじゃないか。

 

辛い。もっと奥にキて欲しい。

 

耐えることよりも、終わることを考え始める。

意識したんじゃない。ひとりでに腰が傾いただけ。そもそも理性を支えるだけの気力が残ってない。オモチャの根本が椅子に押され、クイと向きを変えた瞬間に背筋が伸びた。

 

「いっ……!!」

 

一瞬目の前が白くなり、噛み締めたタオルから涎が滴る。

股間に温かいものが広がりだした。どうなったの? 我慢しなきゃいけなかったのに。自分から奥に当てようとはしなかった? こんなオモチャに媚を売るようなこと……。

 

大丈夫。分かるわけ無い。

 

先生は どっか行っちゃてるもん。その先は考えない。

なんとか今を取り繕うことだけに意識を向ける。緩んだ腰を持ち上げて、オモチャの根本から椅子を遠ざけた。少しでも振動が体に伝わらないように 足を開く。

 

これが、見たかったのかな? 先生は……。

 

こんなの、こんな私何かを。

 

つま先が丸まっていく。気が振れるたび、太ももが内側に倒れ込みそうになった。

ダメ、ダメ。考えたらダメ。でも、妄想が止まらない。私を見つけた先生の視線を想像してやまなかった。高止まりした快感が堰を切って溢れだしそうだ。

 

イッたらだめ。

 

何でも言うことを聞いてくれる。その言葉が心の拠り所だった。

頼みの綱に縋り付く。胸の谷間に押し込んで、太ももの間に挟み込む。

荒縄に体を擦りつけるみたいに、自分から体を揺らしていた。

 

もっと……。

 

頭の中で囁く声がする。

 

情欲に塗れたその声は、紛れもなく自分の声だった。

 

早く戻ってきて。願うほどに、先生の存在を意識しないでいられない。

見られる私。もっと見て欲しい。見せつけるように腰が泳ぐ。今もそこで見ているかもしれない。戻ってきた時に、真っ先に見てほしいから。

 

触れて、抱いて、犯して……。

 

もう……お願いなんて、それだけで。ただ使われたかった。忘れられなくなるくらい、先生を刻んで欲しい。真っ当な恋愛なんて望まない。犬みたいに、ワンって鳴いたら可愛がって貰える。私はそれでよかった。

 

「んんぅぅぅぅ……っ♥ ふぅぅぅぅ……。ん、ん……んぅ」

 

意識が遠くなる。

 

自分の吐息も、オモチャの振動も。目の前がチカチカする。真っ暗闇の真っ逆さま。足元が崩れていく。落ちた先で私は私を見失った。

 

 

 

 

コトンっ……。

 

 

 

 

乾いた音がして、ぼんやりと意識を取り戻した。

達した後も、オモチャの振動は止まらない。絶頂の波が通り過ぎ、感覚を取り戻すころには、また私を蝕み始める。足元で転がった卵がつま先に当たり、指先をくすぐってくる。浮かんだ汗が雫を作り、谷間を流れ落ちていった。

 

外れ、ちゃったんだ……。

 

早く拾わないと。元通りにして、何でも無い風を装って。

でも、出来ない。立ち上がれない。そんな気力が残ってない。仮に立てたとしても、手首の鎖が私を縛る。

 

「拾ってあげようか?」

 

少し、笑いを含んだような声だった。部屋の片隅から先生の声がする。

せん、せい……? ウソ。部屋、出ていったはずで。きっと今頃、お母さんと……そのはずで。だから私は。

 

近づいてくる足音に、思わず体を引いてしまう。

絶頂の余韻が残る腹は燻ったまま。何をされるのか分からない。今の先生が、素直に私を犯してくれるとは思えなかった。

 

「何回イッたの?」

 

耳元に吐息が掛かる。震えた唇は素直だった。タオルを咥えていなければ、今頃私は終わってた。イッてない、イッてません。無理やり唇を引き結びながら、小さく首を振る。先生にバレないように願うしかない。

 

私の口元からタオルを解いた先生は、もう一度同じ言葉で問いかけてくる。

とぼけた口調は変わらない。それでも、私は認めるわけにはいかなかった。

 

「イッて……無いです。ちゃんと、我慢して……ました」

「ほんとかな? 随分と具合が良さそうだけど。それだって、僕に見せびらかしてるんじゃないかい?」

「ちがい……ます」

 

指摘された痴態に慌てて足を閉じると、また刺激の向きが変わってしまった。

枝分かれしたオモチャの突端が、クリトリスに押し付けられる。

電気が走るみたい。目隠しをされているのに、視界が真っ白に染まっていく。

勝手に腰が跳ねあがり、途切れ途切れの絶叫に喉がつまりそうだ。

 

「いぃぅ……。ひっ、あ、あ、あ、あ……っ」

 

息を飲む。言葉をなくす。ジワジワと、広がった愛液がふくらはぎにも流れ出していた。出来始めた水たまりに、足の裏がヌルリと滑る。

 

「我慢強いんだね、彩花ちゃんは?」

「え……?」

 

急に目の前が明るくなった。

 

目隠しを外された私が最初に見たものは、先生の笑顔でも、熱り立つ男性器でもない。小さな薄い板。いくつかのボタンの1つに、先生の指が伸びていく。

 

「まっ……」

 

言葉が掻き消えた。

 

唇を震わせながら、悲鳴を飲むこむのがやっと。

 

オモチャの振動が一段と唸りを上げる。頬から涙が零れた。私が崩れていくのが分かる。これ以上は……本当に。次に意識を手放したら、私が私でなくなってしまう。警報のように響いた鼓動は、だけど快感の色を隠さない。お腹が重い。

抱えた下腹から溶け落ちそうだ。

 

もう、無理……。

 

我慢すればするほど、深みに嵌っていく。

今 折れてしまわなければ、次の瞬間にはどうなっているのかもわからない。

「何でも言うことを聞いてあげる」もう少しで手が届きそうなのに。嘘をついてまで誤魔化すから、大事なところで耐えきれなくなる。

 

「い、き、ました……イッてます。私の負け、負けでいい……からっ。やめっ……とめっ、せんせっ、いぅ!!」

 

認めた認めるしかなかった。

 

イッてるのに、刺激が止まらない。

 

イッたままの私の中で、オモチャは震え続けてる。

 

「ウソ、だね?」

「そんなの、ウソなんてっ!?」

「さっきはイッてないって言っただろう?」

「イッたのっ。いまっ、今イッてっ……ぃぃぃっ!」

 

また、ボタンが押されて機械の振動が強くなった。

「あぁぁぁぁっ!!」首を振って、背筋を逸らす。床と擦れた椅子が、ガタガタと音を立てた。下腹を襲う刺激に合わせて、何度も腰が跳ね上がる。

 

悲鳴にも近い嬌声。

 

今までこんなにも大声を出したことなんかない。きっと、廊下の向こうにまで聞こえてたはずだ。母の耳にだって届いている。

 

でも……。

 

それを考える余裕は私になかった。

 

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいっ! ウソっ、ウソついてましたっ。イッてたの。さっきも、先生が見てないと思ってだから……」

「何回?」

「一度、一回だけっ……」

「そっか」

 

ゆっくりと、時間が流れる。

先生の親指が、リモコンのボタンに伸びていく。やめて、お願いだから。口にする暇もない。一回だけでは飽き足らず、2回、3回と、強くなるオモチャの振動が、無言で私を責め立てる。

 

「2回ですっ! 2回……イキましたぁ。先生に、お願い、聞いて欲しかったからぁ。ごめんなさい、嘘ついてごめんなさいっ。だから、これ……止めっ。もう、やめ。やだ、やだぁぁ……ぃゃっ」

 

泣いて、叫んで、謝って。ようやくオモチャの動きが止まる。

許してもらえた? 一瞬の安堵に息をつく暇もない。ただの勘違いに気を抜いてしまっただけだった。

 

音が、変わる。

 

ただ震えてるだけでも辛かったのに。強弱の付いた波打つような刺激が、乳首の周りで転がり始めた。咥えていたオモチャの棒も、上下に、左右に蠢いて、私の中を掻き回す。

 

人の動きじゃ絶対にない。無機質な振動と旋回だった。それをどう受け止めていいかわからない。椅子の上で腰をくねらせる私は、もうまともじゃなかった。それをさせている先生もだ。

 

「あははっ。今の顔、お母さんにそっくりじゃないか」

「そんな……のっ。いぅっ!!」

 

笑い声が、悔しい。私は……そうじゃないって、言いたい。

母と一緒にしないで。あんな、だらしない女になりたくない。ちゃんと我慢出来るんだ。頑張るから、だから先生……。

 

「あ……あぁぁぁ、だめ、やだ……」

 

でも……無理。

 

ガクガクと腰が震え上がった。もう何度目かも分からない。

胸が弾み、乳首が揺れて、絶頂の予感が喉元まで迫り上がってくる。奥へ、奥へ、手招くように膣壁が波を打った。

 

ただでさえ窮屈だった腟内が更に縮こまる。無数の凸凹が膣壁に突き刺さった。

深く結びついた私達。だけど、いつまでたっても射精の瞬間は訪れない。

オモチャの棒は固いまま、閉じた膣肉に押し出されていく。1つずつ。凸凹と。

ヒダを捲りながら入口まで戻された。

 

空しい。

 

自身の振動で跳ね上がったオモチャの棒は、とうとう抜け落ちてしまった。

一瞬意識が途切れて、体の自由を手放した。次に気づいたときには、床で跳ね回っているオモチャをぼんやりと見つめていた。抜け落ちたソレ見つめていると、なんだかモヤモヤする。

 

一瞬、自分が何を思ったのかも掴めない。

 

全身が弛緩していた。息を吐いたのも束の間。じわっと、太ももの内側が濡れ始める。愛液じゃなかった。もっと水っぽくて、温かいもの。性的な快感とは違う。

幼い頃から慣れ親しんできた心地よさだった。

 

「ぁぁっ。だめ、とまっ……」

 

先生の前で、自分の部屋で。まだ恥ずかしいと思うんだ。こんなになってしまった後も、羞恥心で頬が染まっていく。でも、分からない。いつも、どうやって我慢していたっけ? 体に力が入らなかった。温もりが、膝の裏を通り抜け足首へと流れ落ちる。

 

止まって、止まってよ……。

 

独特の匂いに鼻をくすぐられた。愛液で出来た水たまりが更に広がっていく。

声にもならない。泣いていた。笑っていた。大切な何かが流れ出していく。

ふっとお腹が軽くなり、開放感に包まれる。

 

今の私はなんなんだ?

 

よく言ったって、躾の出来てない犬だろう。人である必要もない。

なんだか気分が清々しい。開き直ってしまえば、ようやく望んだ自分になれた気がした。

 

先生の視線が私を舐めた。

 

胸の谷間から、おヘソを通って、股間に触れる。まるで私の痴態を見定めるようだ。放心したまま動けない。見られて恥ずかしいのに、その視線を奪えていることに自然と笑みが零れていく。

 

「ひどい格好だね、彩花ちゃん」

「あ、あはは……。そう、ですね……私、どうですか? こういうの、見たかったんでしょ? みっともなくて、おかしい? ねぇ、せんせい……だって、わらってるじゃない」

 

可笑しくて、可笑しくてたまらない。

 

酷いんだ。

 

最初からずっとそう。先生は何も変わっていない。

いい加減に気づく。私を辱めるために、優しくてくれていたこと。私が勝手に恋心を抱いて、先生から離れられなくなってるだけ。

 

そう、最初から何も変わっていないんだ。

 

こんなになるまで見ていてくれた。今ここに先生がいる。私に目隠しをした後も、ずっとそこにいてくれた。私の醜態を愉しむだけなら、母とお話をした後でも良かったはず。それなのに、そうはしなかった。最初から最後まで、今日初めて、先生は私を選んでくれた。

 

「お願い、します……先生」

 

魔法の呪文を口にする。

 

私を使ってください。先生と交わした大切な約束だ。

 

手枷を外され、椅子から崩れ落ちた私は、そのままベッドに投げ捨てられる。

お姫様抱っこ。そんな甘い夢は必要ない。覆いかぶさってくる先生の体に押しつぶされそうになりながら、声を押さえることもしなかった。

 

扉の向こうに聞こえるように。

 

母の耳に届くように。

 

開きっぱなしの子宮口を突き上げられて身悶える。

押し出された愛液が、涎のように溢れ出す。激しくなる抽挿を受け止めながら、ぼんやりと考えていた。今、中に出されたら……。今日は絶対にダメな日だ。

 

一人でに腰が動いた。

 

それに気づいた後も止めはしない。

 

もっと奥に、もっと深くに、ちゃんと届くように先生の肉棒を咥え込む。

 

なんて、なんて、気分が良いんだろう。

 

お婆ちゃんになるんだ……あの人は。

 

優越感に胸がすく。自分から腰を落とした私は先生を受け入れると、大きな声を上げて絶頂に達していた。

 




おもちゃのちゃちゃちゃ。

ここまでご覧頂き、ありがとうございました。
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