※この作品はR-18です。

クラスの女子が辱めに合う話 ~ 片想いの相手が性処理委員に選ばれた   作:卑ゟ弥

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修了式:side透琉

 修了式が終わり、僕達は体育館から教室に戻ってきた。

 この教室で過ごしていると「このクラスも今日で終わり」という気持ちと「いよいよ来年は最高学年」という気持ちが両方あって、ふわふわと落ち着かない気持ちになる。

 

 先生が一人一人に通知表を渡し、中身を見たクラスメイトが結果を見て一喜一憂する。

 僕の成績は……自慢じゃないんだけど、ほとんどが「よくできました」になっていた。

 授業は真面目に聞いてたし、宿題も全部出してテストでもほとんど満点を取ったから、当たり前だけど。

 家に帰ったら父さんと母さんに褒めてもらえるかな……そんなことを考えていると隣の席の友達が、肩をつついて声をかけてきた。

「なあ、トール……成績どうだった?」

「工助くん……? ほら、見ていいよ」

「うぉすげえ! お前、ほぼ全部『よくできました』じゃん! すげえ! さすが俺の親友だぜ!」

 僕にとって数少ない友達の一人である宇峰(うみね)工助(こうすけ)君は、通知表を見て、大げさなぐらいに僕をほめちぎってくれた。

 

 そんな話が聞こえたのか、僕の前に座る明るい髪色の女子がくるりと振り返った。

 彼女は甲音(こうのと)梨々花(りりか)さん。クラスでも人気者の彼女は、工助から僕の通知表を強奪して、勝手に中身に目を通した。

「ほんとだ! すごいね、烏羽(からすば)くん!」

 僕の通知表(こじんじょうほう)を勝手に……と思ったけれど、まあ梨々花なら別にいいかなと思いなおす。

 なにせ彼女(りりか)は僕の幼馴染で、まあ、そういうことをしても許しあえる……気の置ける昔からの親友だからね。

 ついでに工助の通知表を見せてもらう。工助は『おもしろい奴』ではあるけど何せ授業中は不真面目だから、体育以外が残念な結果になっていた。

「あはは、工助くんも、ある意味すごいよね……」

 僕と梨々花は反応に困って、二人で一緒に苦笑いした。

 

 ◇

 

 全員に通知表を配った先生は、パシッと手を叩いてみんなの注目を集める。

「おーい、おまえらー! 注目しろー! 俺から大事な話があるぞー!!」

 ゴリラみたいなゴリゴリな体格の先生は、怒ると怖いことで有名だ。そんなこともあり騒がしかった教室が一斉に静かになる。

 それを見て先生はニコッと笑顔になりながら、ゆっくりと教壇から降りて教室の中を歩き出した。

 机と机の間をするすると近づいてきて、僕の一つ前の席……僕に背中を向けて教室の前を向いている梨々花の隣に立って、梨々花の肩に、もじゃもじゃと毛が茂った薄汚い手を乗せた。

「甲音さん。立ってください」

 梨々花は少し驚いた反応をしながら、先生に言われて呆然と立ち上がる。

 

 梨々花と僕は……幼いころからの親友だ。

 それだけじゃなく、親同士が仲がいい僕らは、昔から一緒に遊んだり、今は恥ずかしくて出来ないけれど、昔は一緒にお風呂に入ったりしたこともある。

 僕にとって、梨々花はまさしく『自慢の幼馴染』だった。

 

 クラスみんなの視線が、そんな梨々花と先生に集まった。先生は満を持したようにクラスを見回して、大声を出すために息を吸い込んだ。

「なんと、甲音さんは……来年度の『性処理委員』に選ばれました! みんな、拍手!」

 びりびりと窓が振動するほどの大声を出しながら、先生は楽しそうに手を叩く。

 クラスのあちこちから、ぱらぱらと拍手が連鎖して少しずつ拡大する。

 拍手もせず、茫然と呆けていると、そんな僕を、先生の強い視線が睨みつける。

 まるで「俺に従わなければどうなるか分かっているな?」と聞かれているような強い視線に、僕は従わざるを得なくなる。

 反射的に両手を上げて合わせると、手のひらに焼けるような痺れが走り、乾いた音が破裂した。

 

 性処理委員

 それは、この学校の最高学年の生徒から数人だけ選ばれる、特別な役職だ。

 選ばれた人は卒業までの一年間、成績優秀な生徒や教師の性処理を任されることになる。

 

 僕はふと、去年僕の『精通の儀』で優しくお世話してくれた女子生徒(せんぱい)の顔を思い浮かべた。

 天使のように綺麗だった彼女は日を重ねるほどに痩せこけて、卒業前には頭がおかしくなっていた。

 梨々花が委員に選ばれたと聞いて、僕の心臓は気味の悪い感覚に締め付けられる。

 クラスがざわつく中、梨々花は勢いよく首を振った。

「えっ! そ、そんなの、聞いてません! や、やだ、離して!」

 逃げ出そうとする梨々花の肩に、ごつごつした先生の指が食い込む。

 先生は梨々花の脇を掴んで持ち上げて、彼女を上履きのまま、彼女の机に直立させた。

「それじゃあ甲音さん。クラスのみんなに、意気込みを話してみましょうか」

「いや……っ、だれか……助けて……」

 僕の目の前の席の、机上から見下ろされる梨々花の視線と僕の目線が交わりあった。

 梨々花の顔は恐怖で歪み、目には涙が浮かんでいる。

 おびえながら何度も「助けて」とつぶやく声が、霧雨のように降り注いだ……だけど僕は社会に反発することが怖くて何もできず、ただ悔しい気持ちで拳を握りしめて顔を伏せた。

 

「ほら甲音? そんな調子じゃ性処理委員としてやっていけないぞ?」

 先生は、机の上に立つ梨々花の細い腰を太い腕で掴んで後ろからお尻を撫でて、太ももに不潔な手で触る。

 梨々花は「んぃ……」と嫌そうな声を出しながら顔を逸らして体をよじるけど、体格に差がありすぎて逃げられない。

 ぞわぞわと、梨々花の脚や腕には鳥肌が立っていた。

 それでも先生の手は容赦なく内ももを伝ってスカートの中に入りこむ。

「やだっ! やだ、ねえ、やだっ! お願い……誰か……だれかぁ!」

 悲痛な梨々花の叫びを聞いて、身体中の血液が沸騰するように熱くなる。

 気が付いたら僕は、梨々花の隣で口角を上げる先生を「ギッ」と両目が痛くなるほど睨みつけていた。

 だけど先生はそんな僕など歯牙にもかけず、スカートの中に手を入れたまま「はっはっは」と馬鹿笑いをする。

 先生の指がスカートの中をぐりぐりと押すと、梨々花が「ひぁ……」と小さく悲鳴を上げた。

 その声は、嫌がっているようでありながら、どこかエッチな感じが漂っていた……

 梨々花の反応を満足そうに見た先生はゆっくりと手を抜いて、梨々花の腰を支えたまま周りに目を向ける。

「そうだ、男子! 一足先に、甲音とヤりたい奴はいるか?」

 聞かれた意味を僕の頭が理解するまでに、数秒間が経った。

 僕は知っている。梨々花と『ヤる』っていうのは……エッチなことをするってことだということを。

 

 僕は梨々花と幼稚園の頃から一緒だけど、エッチなことはしたことがない。

 僕は梨々花のことが好きだし、梨々花も僕のことを嫌いじゃないはずだ。

 だけどエッチなことをするなんて、今まで一度も考えたことがなかった。

 梨々花は先生の言葉を聞いて、まっすぐな視線を僕に向けてくる。

 涙を浮かべる梨々花の瞳は、あきらかに僕に助けを求めているようだった。

 勇気を出して、手を上げようと空気を肺に取り込んで、肩の筋肉に力を込める。

 明日から僕は、同学年の男女からは「変態」と思われるのだろう。

 それでも……梨々花を助けるためなら…………僕は………………

 ――――――

 ――――

 ――

「はいっ! はいはい! 先生! 俺、俺がやりたいです!」

 だけどその声は僕の喉元じゃなく、僕の隣の席から発声された。

 首をギチギチと回して声のした方を見ると……好奇心で目を輝かせた工助が、先生に向かって元気よく手を伸ばしている。

 工助は僕の恨めしい視線に気づいた様子もなく……いつも通りの無邪気な顔で笑顔を浮かべていた。

 

 先生が「よし、じゃあやってみろ!」と声をかけると、工助は勢いよく椅子から立ち上がる。

 隣り合った梨々花の机と工助の机をピタリとくっつけて、工助は椅子を階段にして梨々花の目の前に移動した。無邪気な顔をする工助に向けて、先生は梨々花のスカートを持ち上げた。

「よし、宇峰。じゃあまずは甲音のここ(・・)を、やさしくさわってあげろ」

 

 顔を上げた僕の視界の先では、梨々花の黒いスパッツが教室中の生徒に晒されていた。

 目を閉じて顔を伏せ、恥ずかしそうにキュッと内股になる梨々花を見ると、喉の奥深くが熱くなり、息苦しさが増していく。

 そんな状況で、梨々花の目の前に立った工助は、先生の指示に従って太腿と股間の三角地帯に手を差し込んだ。

「んゅ……」

 梨々花の口から、恥じらうような声が漏れる。

 工助は梨々花の反応を見て調子に乗ったのか、手のひらを上向きにして指を梨々花の股間に、押し付けた。

 梨々花は泣き出しそうな顔をして脚をじたばたと藻掻くけど、先生に腰をがっしり抑えられてしまう。

 工助はそのまま調子に乗って、指の腹を梨々花の股間でぷっくり膨らんだ場所に当てて、すりすりと前後に擦らせた。

「ひぃ……んっ! いやっ! や、やめっ! やめてっ!」

「をぐっ……!」

 じたばたと暴れた梨々花の足が、工助を勢いよく蹴り飛ばす。

 工助はバランスを崩して机から転げ落ちて尻餅をつき、ごすっという鈍い音を立てながら椅子の座面に激突した。

 僕はなぜか、友達である工助の心配よりも先に「ざまあみろ」という気持ちが湧きあがり、肺に詰まった息苦しさがほんの少しだけ和らいだ。

 

 机の上に立った梨々花は、工助のことを心配するように「ごめん、大丈夫?」と聞き、床に座った工助は「いちち……」と後頭部を抑えて笑う。

 どうやら工助も、大した怪我ではなさそうだ。

 梨々花は工助の様子を机の上から見下ろして、ほっと小さく息を吐き出した……

 だけどその次の瞬間に、梨々花の後ろに立っていた先生が「おいこら」と怒声を上げた。

 梨々花の腰を掴む先生の腕に力が入り、梨々花は先生の手を引きはがそうと必死に藻掻く。

「……仕方ないな。じゃあ先生が手本を見せてやる。いいか、よく見てろ。こうするんだぞ?」

 先生は梨々花の腰を腕で抱き着くようにして、スカートの腰ゴムを伸ばして上から手をねじ込んだ。

 下から梨々花のスカートの中を覗き見ると、スパッツがごつごつした手の形で膨らんで、中でもぞもぞと動いている……

「ひぁ……先生、だ、やめ、ん……んっ!」

 梨々花の悲鳴と同時に、くちゅくちゅと水っぽい音が聞こえてきた。

 梨々花は丸太のように太い先生の腕を両手ではがそうとしながら……ビクッと身体を痙攣させた。

「なんだぁ? 甲音、ここが、いいのか?」

「ん……っ、んんっ……! っふー! ん-!」

「ほら、甲音? ちゃんと『言葉にしないと伝わらない』と、いつも言っているだろう?」

 梨々花は首を横に振りながら、先生の手の動きに合わせてビクッビクッと何度も全身を震わせる。

 梨々花の呼吸は徐々に「はぁ、はぁ」と荒くなり、それでも梨々花を虐める手は止まろうとしない。

 梨々花は、彼女の下で見上げる僕を見下ろして、何度も何度も何かを無言で訴える。

 だけど僕の身体はメデューサに睨まれたかのように……全身が固まって動けない。

 やがて梨々花の表情から、少しずつ強張りが消えていった。

「んぁ……ぁ、せ、先生……!」

 梨々花は脚を肩幅に開き、足をピンと伸ばして机の上で爪先立ちになる。

 苦しそうに目と口を閉じると涙腺に溜まった涙が細く流れる。同時に、込み上げる何かに弾かれるように梨々花の体がぴくぴくっと弾み……

「ひぃ……っ、ぃ、ひぐ、ん! ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙!」

 じゅわぁ。梨々花の股からおしっこが勢いよく溢れ出した。

 スパッツを貫通した水滴が、ぱらぱらと僕の顔に降りかかる。唇をなめると塩っぽい苦みが味覚に伝わった。

 

 ◇

 

 しばらくして梨々花の痙攣が治まると、ようやく先生はスカートの中から手を抜いた。そしてその流れのままスカートとスパッツを梨々花の膝元までずり下ろした。

 淡黄色に汚れた白パンツがクラス全員に見られて、僕は奥歯をきつく噛みこんだ。

 先生はそんな僕のことは歯牙にもかけず、ぽかん。と呆けて天井を見ている工助に声をかけた。

「よし、下ごしらえはこんなものか。ほら宇峰、早く戻ってこい」

 工助はゆっくりと立ち上がり、椅子を踏み台にして机の上に再び上る。

 先生は「保健の授業で習ったやつだ。やり方はわかるよな?」と言いながら、工助にコンドームの袋を手渡した。

 工助は「は、はい!」と元気に返事をしながらズボンとパンツを脱ぎ捨てる。

 白オクラみたいなチンコがピンと立つ様子を見て、クラスの女子数名が「キャー」と悲鳴を上げた。

 工助は恥ずかしそうにしながら、先生から受け取った小児用コンドームの袋を開けて、ぐいぐいと押し広げて装着した。大人用と比べて、ゴムが分厚く圧迫感も強いコンドームに締め付けられた工助は、それだけで「おっ♡」と声を出してイキそうになってしまった。

 工助は「はぁ……はぁ……」と息を荒げながら、先生ががっちりと拘束したままの梨々花に向かって腰を突き出した。

「いや……やめて、宇峰くん……」

「リリカ……リリカのおまんこ!」

「そうだ、宇峰。おら、ずらしてやるからな!」

 先生が梨々花のパンツを横にずらすと、その下にあるぷにっとした唇みたいな中身が見えてしまった。

 梨々花が「見ないで、見ないで!」と叫ぶ声を聴いて、僕はそっと目を伏せた。

 工助が梨々花に近づく気配があって……工助の「ぉぐ!」という沈むような声が聞こえた。

「あ……、ぁ…………」

 梨々花の悲痛な叫びを聞いて、僕は梨々花が僕のものではなくなったのを理解した。

 工助(しんゆう)の「ぉ……っ、んぉ……っっ」という気持ちよさそうな声がただひたすらに憎い。

 それでも僕は顔を上げて光景を目の当たりにすることすらできず、爪が食い込むほどこぶしを握り締めながら、ただひたすら地獄のような時間が経つのを待ち続けた。

 やがて工助は「やばっ、出る……いぐぅ♡」と情けない声を出した。

 床に降りた工助はふらふらとバランスを崩して、ぼくの机に倒れ掛かる。

「しゅごい……女の子(リリカ)の中、しゅごい……っ」

 下半身を丸出しにしたまま余韻でぴくぴくと痙攣する工助を見て、僕は舌を噛みながら「そう……」と静かに呟いた。

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