最終巻No.431の続きを、命削って全力で書いたらこうなった 作:練乳グラブジャムン
※SIDE 麗日
こんなに褒めてくれるなんて思わなかった。
頑張った勝負下着。
すごく、喜んでもらえた。
(空から舞い降りた、天女みたいだ。世界一綺麗だ)
(死ぬほど嬉しい)
(麗日さんより素敵な女の子なんて、この世にいない)
(どんな人より綺麗だ)
(誰よりも可愛い)
好きな人に、こんなに喜んでもらえて。
世界一綺麗だなんて褒めてもらえた。
嘘でも嬉しい。
いらないなんて、とんでもなかった。
一緒に選んでくれたみんなに、心から感謝したい。
みんな本当にありがとう。
今度よくお礼をしよう。
さっき、ちゃんと着ておいてよかった。
頑張って良かった。
万が一なんて無いって思ったけど。
こんなの夢みたいだけど。
デク君が、私の下着姿を見てる。
瞬きを忘れたみたいに凝視して、上から下まで、全部見られてる。
私の、えっちな下着をつけた姿を。
すごく、すごく、恥ずかしい。
でも、私に夢中になってくれてるみたいで、すごく嬉しくて。
抱きしめられて、キスしてくれて。
すごく幸せで。
身体が熱くなってくる。
そして、下腹部に布越しに当たってる、デク君のおちんちんが硬くなってるのが分かる。
「ぁぁ……はぁ……」
キスしながら、デク君の手が、私の背中を撫でてくれる。
何度も何度も、デク君の手が、ブラの結び目を通過する。
その紐を引っ張られたら、ブラが落ちちゃう。
そうしたら、おっぱいを見られちゃう。
「はぁ……はぁ……ぁぁ……」
恥ずかしい。
いつ紐を引っ張られるかと思うとドキドキして、心臓が破裂しそう。
「あっ……」
デク君の手が背中から離れて、そっと、ブラの上から、おっぱいに添えられた。
「ごめん、嫌だった?」
「ううん……いいよ、触って……?」
形を確かめるような、包むような、そっと撫でるような。
優しい触り方。
「ん……ん……んん……」
身体の奥が更に熱くなる。
ブラの下で、乳首が固くなっていくのが分かる。
お股がムズムズして、太ももをこすり合わせるように、足が動いてしまう。
デク君の手が胸を撫でる度に、ブラの下で硬くなった乳首が潰されて、甘美な刺激が走る。
もどかしくて、はやく直接触ってほしくなる。
「あっ」
一際強い刺激がきたとき、身体の力が抜けて、膝が落ちた。
デク君が身体が落ちないように支えてくれた。
「麗日さん、ごめん、大丈夫?」
「大丈夫……ちょっと、力、抜けちゃっただけ……」
「えっと……じゃあ、とりあえず……お布団、行こうか?」
肩と、膝の下に手を回され、お姫様抱っこされる。
咄嗟に個性を使った。
「あれ? 麗日さん、個性つかってる?」
「だ、だって……重かったら、嫌やし……」
「……ほんと、可愛いなあ」
抱っこしたまま、ちゅっ、と唇を重ねてくれた。
たったそれだけで、優しさを感じて、嬉しくなる。
広縁から、奥の部屋に運ばれる。
優しくそっと、お布団の上に下ろされた。
四つん這いになって、私に覆いかぶさるようにしているデク君。
……これから本当に、えっちなことをしちゃうんだ。
デク君に、抱いてもらえるんだ……ものすごくドキドキする。
ちゅ、ちゅ、と、啄むようなキスをしながら、優しく私の胸を撫でてくれる。
ブラの下で胸が潰されて、すごく気持ちいい。
「で、デク君は、あの……こういう……えっちなこと、したこと……あるんかな……?」
「いや……実は、全く経験無くって……何も分かんないんだけど……」
「じゃあ……何でこんなに、気持ちいいの……?」
いくら何でも上手すぎる気がする。
「あ、それならよかった。いや、とにかく大事に、痛くしないように、ってしてるだけなんだけど」
確かに、全然痛くない。
もどかしいくらい、ずっと優しく触ってくれてる。
そっか……私のこと大事にしてくれてるから。
だから、気持ちいいんだ。
「……デク君、初めてなんだよね」
「うん、恥ずかしながら……」
「はは……私も初めてだから……おんなじだ……よかったぁ」
デク君も初めてなんだ。
すごく、すごく嬉しい。
誰にも取られてないんだ。
初めて同士って、すごく素敵だと思う。
えっちの経験なんて無くていい。
だって、私のことだけ見てほしいから。
デク君の知ってる女の子は、私だけであってほしい。
痛かったり嫌だったりすることがあれば、それは教え合えばいいだけ。
ふと、頑張ろう、って思った。
デク君が、ずっと他の女の子を知らないように。
ずっと私だけに夢中になってくれるように。
こうやってデク君に優しく触ってもらえるのは、世界中でただ一人、私だけでいられるように。
「あの、僕……初めてで、どう進めればいいか、勝手が分からなくって」
「私も……初めてだから、分からへん……その、デク君が、好きなように、して……?」
「じゃあ……嫌な事あったら、すぐ言って?」
「うん、大丈夫」
「その……優しくするから……」
「ありがと……デク君が優しいの、知っとるよ」
唇を重ねる。
もう何度目か分からないけど、幸せな気持ちが溢れてくる。
舌先を舐めあいながら、デク君の手が、私の胸を触ってくれる。
ブラの上から、ゆっくり、優しく。
絶対に痛くならないように、すごく気をつけて。
デク君の触り方が、本当に上手なのかどうかなんて、分からない。
初めてだから。経験なんて無いから。
でも、私のことを、とっても大事にしてくれてるのは、分かる。
何より大切に、優しくしてくれてることが、伝わってくる。
それが、すごく、心地いい。
一番大好きな人が、一番大切にしてくれてる。
そう思うと、本当に嬉しくて。
何にも怖いものが無くって。
もっと触れ合いたくなる。いろんなところに触れて欲しくなる。
いっぱい触って。
もっと触って。
もっと、いっぱい。
その、優しい手のひらで。
―――― to be continued