最終巻No.431の続きを、命削って全力で書いたらこうなった 作:練乳グラブジャムン
※SIDE 麗日
抱き合っているうちに、だんだんと痛みが引いていくのを感じた。
それに代わって、だんだんと膣内が気持ちよさを訴えてくる。
「ん……んん……」
デク君はまだ動かないでくれている。
もう泣いてはいないけど、優しく私を抱きしめてくれているままだ。
むずむずと、私の腰が、小さく動いてしまう。
「んっ……ん……ぁ……」
腰が動くと、おちんちんが少し擦れて、更に気持ちよさがやってくる。
デク君はまだ動かない。動いてくれない。
膣内が、どんどん切なくなる。
「ねえ……もう、痛くないから……大丈夫だから……」
だから、してほしい。
「でも……」
「いいから……大丈夫だから……」
早く動いて。
このままじゃ、私が動いてしまう。
でも、それは恥ずかしい。
硬いままのおちんちんが、ずっと膣内にあって。
そのカタチと圧迫感を、ずっと感じてて。
ちょっとだけ擦れるのが繰り返されてて。
なんか、ずっと、焦らされてるみたいで。
「安心して……麗日さんが大丈夫になるまで、絶対に動かないから」
「~~~っ!」
もう痛くないって言ったのに。
もう大丈夫なのに。
膣内が、まだ入ってない奥の方が、切ないのに。
動いてって言わなきゃダメなの?
それとも、私から動かないといけないの?
初めてなのに。
女の子に、そんな恥ずかしいことさせるの?
「ぁぁ……はぁ……ぁ……あんっ」
恥ずかしいのに、腰が勝手にくねくねと動いてしまう。
動きに合わせて、どんどん刺激が強くなる。
優しい顔で私を見つめてくれるデク君。
絶対に動かないっていう気遣いが、いまは切ない。
「う、動いて……」
「でも、麗日さんが」
「大丈夫だから、もう痛くないから、あっ。ね、動いて。お願い、もう……焦らさないで」
我慢できなくて、全部言わされちゃった……
「本当に、大丈夫なの?」
「本当だから。本当に大丈夫やから……ねぇ、イジワルしないで? 動いて……はやく、動いてよぉ……」
「うん……分かった」
ゆっくり、デク君が入ってくる。
硬いものに、押し広げられる。
「あっ……あっ……あぁっ……はぁ……ああっ」
自然と声が漏れる。
私の、えっちな声。
恥ずかしくて、手で口を押さえた。
「んっ、んんっ……んっ……んぁ……」
その手を、デク君にそっと退かされた。
「な、なんで……あんっ」
「うん。ちゃんと、声、聞かせて」
「やぁ……は、恥ずかしい……あっ、ああ……」
「でも、ちゃんと見せて、聞かせてほしいんだ」
「ぅぅ~……」
恥ずかしいのに。
デク君って、もしかしてSなのかな。
なんか、すごく焦らしてくるし。
恥ずかしいところも全部見てくるし。
えっちな声を聞きたいっていうし。
おちんちん、すっごい硬くて……気持ちいいし。
「んぁあっ」
最奥に当たった。
お腹の中がいっぱいになる。
「麗日さん、大丈夫?」
「ふぁぁ……だい、じょぶ……おなか、いっぱい……」
一番奥まで、デク君でいっぱいになってる。
「じゃあ……ゆっくりするから」
「うん、いいよ……して……」
そっと、ゆっくり、デク君のおちんちんが引き抜かれていく。
膣壁が擦られる。
「あ、んあっ、ああ、ふあぁ……」
ある程度引き抜かれたところで、またゆっくり、静かに、おちんちんが入ってくる。
「ああっ、あぁん、あ、あ、あぁ……」
また、一番奥に当たった。
「あんっ」
「麗日さん、大丈夫?」
「うん……大丈夫……」
こくこくと首を縦に振った。
たった一往復。
なのに、すごく気持ちいい。
もう痛いのはどこにも無い。
ちゃんと痛みが引くまで待ってくれたから。
優しくしてくれたから。
大事にしてくれたから。
本当にもう、ただ気持ちいいだけ。
デク君が、ゆっくり、ゆっくり、動いてくれる。
抜いて、入れて、私の膣内をゆっくり擦り上げてくれる。
「ああ……ああっ、あっ、あっ、あっ、あん、あん、あっ、ああっ」
デク君の動きに合わせて、はしたない声が漏れる。
少しだけ角度を変えられる。
動きやすくしたかったのかな。それとも、もっと気持ちよくなりたかったのかな。
「んぁぁ、あ、あ、ああんっ、ああ、き、気持ちいい、ああ、あ、あ、あぁんっ!」
膣内がどんどん潤って、デク君のおちんちんに愛液が絡んで、どんどんスムーズに動かれる。
どんどん気持ちいいのが大きくなる。
「あっ、あっ、あっ、ああっ、あんっ、はぁっ、はぁん、ああんっ! あ、あ、も、もう、もうダメ、ダメぇっ!」
そろそろイクかもと思った次の瞬間、おちんちんがスルッと引き抜かれた。
気持ちいいのが与えられなくなって、膣内が寂しくなった。
「あっ…………へ……?」
なんで?
なんで抜いちゃうの?
「麗日さん、大丈夫?」
「な……何が……?」
「いや、いま、ダメって言ったから。痛かったり苦しかったりしたのかなって」
「え……? 私、そんな……ダメなんて、言った……?」
「うん……聞き間違いじゃなきゃ、絶対言ってたけど……?」
じゃあ、多分、無意識に言ってたんだ……
そっか。
ダメとかイヤって言っちゃうと、デク君、心配してやめちゃうんだ。
やめなくていいのに。
ちょっとくらい、乱暴でも構わないのに。
こんな時でも、私を一番に考えてくれている。
少しじれったい。
でも、それがデク君のいいところだ。
この人は何があっても、絶対に、私が嫌がる事をしない。
だから、すごく安心する。
「あの、ごめんね……私、大丈夫だから……して……?」
「ほんとに? 大丈夫?」
「うん、本当に、大丈夫やから。その……してほしい……」
「じゃあ、するね。やめてほしかったら、すぐ言ってね?」
「大丈夫、大丈夫やから……ああんっ」
もう一度、デク君が入ってきてくれた。
たまらない気持ちよさと、繋がってる幸福感。
大好きなんだって実感する。
さっきと同じように、デク君が動いてくれる。
動きに合わせて、えっちな声が出ちゃう。
「ああ、ああっ、あっ、あんっ、ああっ、気持ちいい、気持ちいいよぅっ、ああんっ」
「良かった……じゃあ、頑張るね」
デク君がにっこり笑うと、少しだけ、腰の動きを速くしてくれた。
奥の方まで動いてくれて、もっと気持ちよくなる。
気持ちいいっていうと、してくれる。
やめてっていったら、やめてくれる。
ずっと私を見つめて、ずっと私の声に耳を傾けて、ずっと私の反応を気にしてくれてる。
玉のような汗を沢山浮かべて、何度も私を突いてくれるデク君。
いっぱい頑張ってくれてる。
大好き、大好き、大好き。
デク君かわいい。
すごい気持ちよさそうな顔して。
こんなに一所懸命に動いて。
私の膣内、気持ちいいのかな?
それとも、私を気持ちよくして、えっちな声を出させたいのかな?
どっちでもいい。
いっぱい気持ちよくなってほしい。
私の気持ちいい声、恥ずかしいけど、いっぱい聞いてもいい。
「あっ、あっ、あんっ、はぁん、はぁ、ああっ、あっ、はああ、ああもう、もうっ、気持ちっ、気持ちよくてっ、ああんっ」
どうしよう、すごく気持ちいい。
初めてなのに、何でこんなに気持ちよくなるの?
これって普通?
デク君が上手なの?
それとも……相性がいい、ってこと?
わかんない。
でも、相性がいいって……一番嬉しい。
だから、それでいい。
どんどん気持ちいいのが大きくなる。
もうすぐ、またビクンってなる。
「ああっ、デク君、デク君っ! 私、もう、もう、イ、イキそうっ!」
「僕も……そろそろ、限界かも……!」
よかった、ちゃんとデク君も気持ちよくなってくれてた。
私でいっぱい気持ちよくなってほしい。
「ああっ、ああんっ、あっあっああ、ああイックぅ!」
「ごめ……出るっ……!」
身体がビクビクしてイったのと同時に、おちんちんが引き抜かれた。
「ああああああんっ!」
私のお腹に、白濁の熱をかけられる。
一部は胸の辺りまで飛んできた。
「あ……ああ……あぁ……」
デク君の精液だ。
気持ちよくなってくれた証拠。
デク君が、荒い息を整えながら、すっごい気持ちよさそうな顔してくれてる。
「で、デク君……ちゃんと……私で、気持ちよくなって、くれたんだよね?」
「はは……うん……すっごい、気持ちよかった」
「よかった……デク君、気持ちよくなかったら、どうしよって思ったから……」
「めちゃくちゃ気持ちよかったよ。ずっと入れてたかったくらい」
嬉しい。
同じ気持ちだったんだ。
私もずっと入れていてほしかった。
もし……この精液を膣内に射精してもらえたら。
そう思うと、お腹の奥が、きゅんと疼く。
抜かれた膣内は、さっきまでの圧迫感も、幸福感も無くなってて。
空虚で、まだ挿入っててほしかったと、寂しさを訴える。
「麗日さん、ちょっと待ってね」
デク君がティッシュを取ってきて、身体にかかった精液を拭いてくれた。
「あ……デク君、ありがと……」
……もったいない。
せっかく出してもらえたのに。
身体を少し起こすと、膣口から血が流れて、お布団のシーツをちょっとだけ赤く染めていた。
初めての証。
結ばれた証明。
胸の奥から、嬉しさが込み上げてくる。
すごく優しくて、いっぱい思いやりを感じて、とっても気持ちよくしてもらえた。
デク君が隣に寝転んで、腕枕の体勢になってくれた。
甘えるように身体を預けると、そっと抱きしめてくれる。
「麗日さん……本当にありがとう。大好きです」
デク君がぎゅってしてくれる。ものすごく安心する。
「……デク君、大好き。私も、本当に嬉しかった……ありがとう」
大好きな人に抱きしめてもらって、実感する。
私、初めてのえっち、しちゃったんだ。
……すごく幸せだった。
私の初体験は。
これ以上無いくらい、本当に、幸せな初めてだった。
―――― to be continued