最終巻No.431の続きを、命削って全力で書いたらこうなった 作:練乳グラブジャムン
※SIDE 麗日
デク君が泣き終わるまで、布団の上で、私達は抱き合っていた。
さっき、想いを伝えあった時とは、逆の立場。
私が泣いていたとき、寄り添ってくれたように。
ぽんぽんと背中をさすりながら、お互いの体温を感じていた。
ようやく落ち着いてきたときに、身体を離す。
デク君のおちんちんは、まだ固いままだった。
「……元気だね」
「うん……全然、収まんなくて」
気恥ずかしそうにしているデク君。
そんな顔がまた好きになる。
「実は、私もまだ全然……疲れてなくって」
疲れは感じない。
感じるのは、膣内の空虚さだけだ。
「だから、してあげるね」
あんなに喜んでくれるなら、何度でもしてあげたい。
右手でおちんちんを支え、先端から小さなキスをしていく。
右に、左に、頭を動かして、いろんなところを、啄むように唇を動かしていく。
ちゅぽ、ちゅぽ、と咥えながら、さっきより、喉の奥に迎え入れる。
その度に、膣内が疼く。
下腹部から、寂しさが湧き上がってくる。
こっちに欲しい。
さっきは、挿入れるのが怖かったのに。
いまは切なくて、挿入れてほしくなっている。
たまらず、自分の左手を膣口にあてがう。
指を突起に擦ると、甘美な刺激を感じた。
でも同時に、膣奥の寂しさが増していく。
「んっ、んっ、んんっ」
たまらなくなって、自分のお股に指を入れる。
おちんちんを咥えながら、左手で自分の指を出し入れして、くちゅくちゅかき回す。
自分で慰めているはずなのに、膣奥から湧き上がる寂しさは全然治まらない。
むしろどんどんと切なさが増していくばかりだ。
「んっ、あっ、ああっ、はあ、ああんっ。あっ、ああっ、ああ、デク君……!」
届かない。
頑張って指を入れてるのに、膣奥にも、気持ちいいところにも、全然指が届かない。
自分の指じゃダメだ。
デク君じゃないとダメなんだ。
「んああっ。デク君、ああんっ、デク君っ」
瞳を開いて、いま舐めまわしている、目の前のおちんちんを見つめる。
ああ、これだ。
これがほしい。
さっきまで、これが私の膣内を満たしてくれていた。
たまらなくなって、おちんちんを口の中に迎え入れる。
一気に深く加えて、喉の奥の奥、限界まで深く咥える。
「うわ、ああっ、麗日さん……!」
喉の奥でおちんちんを扱く。
膣内に届いて、疼きを静めてほしくて。
「んっ! んっ! んんっ!」
でもダメだ、ほしい気持ちが治まらない。
どんなに喉の奥に迎え入れても、下腹部の寂しさが消えてくれない。
膣内が疼いて、空虚で、寂しくて、満たしてほしくて。
切なくてたまらなくなっていく。
顔を上げる。
おちんちんが私の口から解放されて、バチンと彼のお腹を叩いた。
「ああ……デク君……」
挿入れてほしい。
もう一度、私をあなたで満たしてほしい。
「い……挿入れても……いい?」
いやらしいお願い。
こんな恥ずかしいこと言いたくなかった。
でも、もう我慢できなくなっている。
少し驚いたように瞳が開き、すぐに優しい眼差しを向けてくれる。
「……うん。いいよ。僕も挿入れたい」
「あぁ……ありがと……」
膝立ちになり、寝そべったままのデク君にまたがる。
片手でおちんちんを支えて、その先端を膣口に導く。
「あっ!? ああんっ!」
おちんちんが膣口に触れただけで、身体中に甘い快感が走る。
膣奥の疼きが一際激しくなり、はやく、はやく、と待ち望んでいるのが分かる。
さっき、初めてをしたばっかりなのに。
ほしくて、たまらない。
「はっ……あぁ……あっ、あっ、あっ。ああ、はぁぁぁん……」
膣内を満たしていく快感が広がるに連れ、喉から甘い吐息が漏れる。
再び身体が広げられる感覚。デク君で満たされていく感覚。
少しずつ、身体を降ろしていく。
瞳を開く。
寝そべったままのデク君が、優しい瞳で、私を見つめてくれていた。
ああ、見られてる。
自分からおちんちんを迎え入れてる姿を。
こんなに気持ちよくなってるところを。
「ああぁ……はあぁん……あ、ああ……あぁぁ……」
恥ずかしくてたまらない。
でも、イヤとは言えない。
その言葉を口にしてしまったら、デク君はすぐに私を持ち上げて、おちんちんを抜いてしまうだろう。
それはダメ。そんなことされたら切なくておかしくなる。
だからどんなに恥ずかしくても、イヤとは言えない。
彼の胸板に両手を置いて、少しずつ、ゆっくりと身体を降ろす。
ぬぷ、ぬぷ、と、デク君のおちんちんが、だんだん膣内に入ってくる。
膣内が勝手に動いているのが分かる。奥へ奥へと迎え入れていく。
おちんちんが挿入るほど、快感の量が増していく。
快感が次から次へ身体中に広がって、気持ちよくてたまらない。
「んんああぁっ!?」
ぷにっ、と、彼のおちんちんの先端が、膣内にある一際気持ちいいところに、触れた。
さっき潮を吹いたとき、いっぱい触られた場所。
電気が走ったような強い刺激が、全身を駆け巡る。
太ももがガクガクと震える。
脚に力を入れていられない。
でもまだ、おちんちんは全部挿入ってない。
「はっ、はっ、はっ、はあぁっ」
身体中を襲う快感を堪えながら、更に少しだけ、腰を落とした。
そのとき、おちんちんの先端、くびれた部分が、くりんっ、と、転がすように膣内のポイントを擦った。
「はあああああんっ!?」
全身に凄まじい快感が走り、身体を支えていた全ての力が、一瞬で抜けた。
次の瞬間、腰が全て落ちた。
お尻が、ぺたん、と彼の太ももに触れる。
おちんちんが、一気に膣奥に到達する。
それでも収まりきらず、子宮が潰され、お腹を持ち上げるようにして、最奥を深く抉られた。
ずどん、と脳天まで貫く、信じられない快感に襲われる。
「――――あ゛あああああああっ!?」
ゆっくり、そうっと、快感に耐えながら挿入れていたのに、それがいきなり、全部一気に突き入れられた。
「あああっ!? はあっ!? あああああああああっ!?」
膣奥から、突き抜けるような強い快感が、とんでもない量で溢れている。
なにこれ、どこにも逃がせない。
快感が身体中を出鱈目に走り回っているのに、髪を振り乱しても、手足を動かしても、気持ちいいのが収まりきらない。
一気に全身が昂って、自分の身体が耐えられない事を予感する。
真っ白になった頭の片隅に、さっき交わした約束だけが、ぽっと浮かんだ。
(じゃあ……イクとき、言った方がいい?)
(うん、教えてくれたら嬉しい)
それだけを頼りに、声をあげた。
「イっっっっクぅぅぅぅうう!! っっぁぁぁあああああああああ!?」
愛する人に跨り、深く繋がったまま、身体が弓なりに反らされる。
足の先から頭の先、両手の爪の先まで、全身の細胞が痺れるような、激しすぎる絶頂。
にもかかわらず、まだ膣奥を基点とした快感は全身を暴れまわって、身体がイッたまま戻ってこない。
悲鳴のような艶声を上げるが、身体の中の快感は消えるどころか膨れ上がるばかりだった。
本能が、逃げなきゃ、と思ったのか。
身体が快感に耐えきれなかったのか。
太ももが、びくんっ、と大きく動き、身体が大きく跳ねた。
その反動でおちんちんが、ずるるっ、と、勢いよく引き抜かれていく。
全ての膣壁が一気に擦り上げられ、それすらも新たな快感となって襲い掛かる。
そしておちんちんが膣口から抜き取られた瞬間、逃げ場のなかった快感が、唯一の出口として与えられた膣口から、大量の潮となって噴出した。
「はああああああああああああんっ!?」
支えを失った身体が、重力のままに後ろに倒れ込む。
「ああああああんっ!? ああんっ! あああああああああああああんっ!?」
布団の上に倒れてもなお、体内の快感は残ったままだった。
身体中の快感が、出口を求めて膣口に殺到してくる。
嬌声に合わせて、ぷしゃ、ぷしゃ、と、何度も膣口から勢いよく愛液が噴出した。
「はああぁ……あ、ああ……はああぁぁ……あっ、ああっ……ぁぁぁ……」
長い長い、長すぎた絶頂。
まだ残っている快楽が、お股から、ぴゅっ、ぴゅっ、と漏れ出している。
「麗日さん……」
私の潮で全身びしょ濡れになったデク君が、身体を起こして、私の顔を覗き込んでいた。
「ご……ごめ……また……」
「めっちゃくちゃ……可愛い……」
優しさと、慈しみに満ちた顔で、頬を撫でてくれる。
その手を取りたいけど、腕が動かない。
幸福感が全身を満たしていた。
挿入れてもらえた。
疼いて仕方がなかった膣奥に。
私のことを満たしてくれた。
それでも、あれほど激しい絶頂だったのに、膣内の疼きは収まっていなかった。
そうだ。
いまの物凄い絶頂は、膣内に、ただ一回、すごく深く挿入れただけ。
深すぎて、いきなりイっちゃったけど。
いっぱいしたい。
あなたがほしい。
この疼きを鎮めてほしい。
ちゃんと、イけたのに。
私の身体は、まだ全然満足していなかった。
―――― to be continued