※この作品はR-18です。

オバロ チート   作:AA

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パートナーNPC作れるWIがあると聞いてひらめいた




クレマンティーヌ

 

 

「おっ、ユグドラシル終わんのか」

ネットサーフィンしてると見つけたニュース記事に見覚えのある名前を見つけ懐かしむ

 

 

ユグドラシル――初のVRMMOとして一時代を築いた一大ソシャゲ

練り上げられた設定に自由度の高いクラスやアバターで注目を集め一時はPL人口が100万を超えたとかなんとか

俺も一時ユグドラシルに入り浸っていて当時は一躍時の人になっていたしユグドラシルについてそれなりに語れたりする

 

「まっ、グリッチ多用しすぎてBAN食らったんだけどなw」

 

俺が使っていたのは所持数カンストバグ

アイテムをカンストまで増やすバグでやり方はこうだ

 

まず持っているアイテムを一つだけにしてあるクエストで出てくる特定の商人へ売却する。

このクエスト自分のアイテムBOXとクエスト用のアイテムBOXがあるせいで購入や売却したアイテムが二重になるラグが発生する。

でアイテムを1つしか持ってない時にラグを発生させてワールドを跨ぐ転移を行うとアイテムの表示数がマイナスになりマイナスという単位はユグドラには存在しないので所持数が繰り上がる

そうすると売ったはずのそのアイテムが何故か999個になってるってわけさ

 

…このバグ、クエストを確定失敗する上に希少な世界間転移アイテムを使うせいでポーションやスクロールなんて並みのアイテムをカンストしたところで大赤字になるんだが

トップギルドでもそう幾つも手に入れられない希少アイテムなら一気に話は変わる。

そりゃまぁトップギルドでもなかなか手に入らない七色鉱や最上級データクリスタルが入手し放題になったらね…

 

たまたま課金アイテムの世界間転移アイテムをいろんな場所で使って遊んでいたときにこのバグを見つけた

えっそれからどうしたかって?

もちろん七色鉱やレイドボス素材なんかの超希少なアイテムを仕入れてカンストまで増やしまくったよ?

 

そっからは楽しかったなぁ~

トップギルドの奴らや野良の廃人どもにゴッズ級なんかに必要な貴重な素材を安くしとくまぁ買わないなら他のところに持っていこうかな~なんて煽りに煽って購入させ

次に商人ギルドと組んでその素材を大量に供給するそしたら当然そのアイテムの価値は暴落する訳で、安く買えたぜってこそこそとゴッズ武器なんか作ってた奴らを阿鼻叫喚の渦に巻き込む

あとは特定のギルドに格安で素材を提供してギルドランクを操作して言うこと聞かせたり、色んなとこにレアアイテム売りつけていく途中でWI持ってたやつがいたから莫大なレアアイテムと引き換えにしてそれをトレードに出させたこともあったっけ?

まぁすぐに渡したアイテムの価値が暴落したんだけどな(笑)

 

まぁそんなやりたい放題出来てたのも2~3か月くらいだ。

廃人どもから出回るアイテムの量を怪しまれ草の根をかき分けるような調査されて全部バレた。そうしてユグドラシル市場を席捲し牛耳っていた俺と愉快な仲間たちはブチ切れた廃人プレイヤーたちによる通報と報復によって垢BANを食らったってわけ

まぁ裏で商人ギルドの奴らともつるんでたから報復されたとて対して痛くもかゆくもなかったんだけどな

 

転売も市場操作もスゲー楽しかったから悔いはない。

でも間接的に組んでた奴らは俺がBANされたと聞いてゲラゲラ笑いながらチャットで煽ってきやがった。で、その後そいつらも資産没収されたりしてたから今度は俺がプギャーしたりとBANされてからも暫くはユグドラの奴らとも交流があったんだが流石にもう連絡が途絶えて久しい

 

「でもあれだな、終わるってんなら最後にちょっとくらい遊んでみたいな―――」

あのゲームは俺もそれなりに楽しんだ。バグ乱用しといてなんだがどうせ最後なんだし多少チート使っても問題あるまい。

 

「えっと確かアイツ…凄腕のハッカーと知り合いがいるとか言ってたよな」

俺は富裕層のラウンジで顔見知りとなった悪友へと連絡を取った。

 

 

 

「ほい、凍結解除してきたぞ。それにしても終わるゲームで垢復旧させろとか初めて依頼されたわ」

「またやりたくなってな」

「仕事だから別にいい…ログも誤魔化しといたからサービス終了まで使える。依頼料は例の口座に」

「おぅ振り込んどいたから確認してくれ」

 

本当に凄腕だったらしい

それともサービス終了するゲームだからセキュリティもゆるゆるだったのか

 

…まぁどっちでもいいか

大事なのは凍結されていた俺のアバターが使えるようになったってことだけだ

 

最新のVRゲーム機でもユグドラシルできるのか確認して懐かしの地へと旅立った。

 

 

 

「うっひょー!懐かし~‼」

 

久々のユグドラシルは何も変わってなかった。

10年以上経った今グラフィックが良いゲームなんて幾らでも出てきたが当時はこの画質で遊べるのは画期的だった。

それに俺が熱中したのはこのポリゴンで解像度のユグドラシルなんだから懐かしさも相まって泣きそうだ

 

「おーっ!アイテムそのまま残ってるじゃん、運営仕事しろよなー♪」

それもそうだ俺のイベントリは金にものを言わせて造ったゴッズ級装備にカンストさせまくった希少アイテム、トップギルドの資産を優に凌ぐほどのユグドラシル金貨が当時のままだった

まさか凍結した垢がそのまま復帰してくるとは思ってもなかったんだろうけど…不用心すぎる増やしたアイテム全没収くらいしとけば良かったのにね

 

んで降り立ったのは最後にログインしていた町、サ終目前のオンラインゲーらしくポツポツしかプレイヤーを見かけない。

ここも昔は大勢の商人PLが市を開いて賑わい、成り立ての生産職が癖のあるプレイヤーメイド品を売りつけてきたというのに‥‥今は寂れ切った町で偶にNPCが話しかけてくるだけっているのは寂しいな

よし!少ししんみりとした気持ちになったが安全地帯の町から出てそこらのモンスターを倒してこよう門を通り抜け荒野へと向かった

 

「おっ、雑魚アンデット君じゃ~ん!」

襲い掛かってくるエネミーをあしらう。

そこら辺にいる雑魚敵でさえ懐かしくてテンションが上がった俺、商人のクラスで戦闘はからっきしだが装備だけは超一級品

ゴッズ装備の暴力に街の近くにいるレベル40程度の雑魚が耐えられるわけがなく、煌めく槍でぶん殴ると妙にリアリティのあるアンデットはポリゴンになって消えていった。

 

「いや~懐いな。えっと愛用してたアイツ呼び出すスクロールは――」

傭兵モンスターを召喚し護衛させながら昔いった場所を巡る。

AIは相変わらず残念だったが当時より傭兵モンスターが強化されているせいでここいらじゃ全く苦戦することはなかった

 

 

「ふぅ~。てかプレイヤーレベルの制限が緩められてるのか…俺たちの時はLV100にするのも苦労したのに今じゃ初心者でも3日も籠ってれば100になれるって?――もう逆に面白いわw」

 

辞めてからどんなふうにユグドラシルが変わっていったのかまとめを見ながらぼやく。

新しいページになるつれて露骨に閲覧数が減っていってるのがユグドラシルがオワコンになったのだと感じさせられた。何の気なしに見ていると俺の知っているギルドの動向が出てきてかつてのトップギルドの隆盛が歴史のようになってる

 

他にもブログでまとめられてた年表を漁った。

ワールドチャンピオンの顔ぶれが全く知らないやつらになっていたり、ギルド戦争で猛威を振るっていた魔導傭兵ギルドが解散していたり、サービス終了するというのにユグドラシルは7割程度しか解明されていなかったりと驚くことは沢山あったが他人事で眺めていた。

 

「まぁこんなもんだろ」

拠点NPCも創れない小規模なギルド拠点を見つけた。

なんとなく強化した傭兵NPCたちと最深部にいたボスを倒してからログアウトした。

 

 

 

 

「やる事なくなってきたな」

昔縁のあった奴らの所を訪ねたり、新しく実装されてたエリアを巡ったりしているうちにもうサ終の3日前

 

当時いたヤツから俺がそのままのアバターで居ることに死ぬほど驚かれてはどうせ最後だからとボイチャで駄弁りながら冒険したり

インベントリに余ってるアイテムを使って残っていた職人に頼んでゴッズ級やネタ装備を作りみんなで遊んで――

着せ替えが終われば作ったものは欲しいやつに渡して別れた、貰っていった奴は拠点NPCに着せたかったらしい。

全盛期ならトップギルドが目の色変えて奪い合うだろう装備やアイテムをほいほい渡していく、持っていても意味ないし作ったものが有効活用出来たなら良いだろうからな

 

 

「さて、じゃあやっていきますかー!」

今俺の眼の前には見覚えのあるクエストで出会えるある商人NPCがいる

そう、アイテムカンストバグでいつも会っていたNPC

――俺は懐かしみながらニコニコと揉み手をしている彼に持っていたWIを差し出した

 

 

やることも無くなった俺はまだ会ってないやつがいたのを思い出した。ついでにインベントリに眠っていたアイテムを見つけてバカみたいな考えが浮かんできた。

まだあのバグが残っているのか?それに世界に一つと言われるWIは2つ以上存在出来るのか?

いや普通に考えればバグは残っているはずがないし、一つしか存在できないWIは999個になんて増えない…

その、はずなんだ‥そのはずなんだけど…

 

 

俺がバグを乱用したあと『あのクエスト』は封鎖されて別のイベントが設置された。その際にそのクエストを受けるためのイベントアイテムが全PLから回収されて詫び石が配られた‥がしかし

 

「俺のは残ってるんだよな~」

そう俺のイベントリにはあるのだ。閉鎖されたクエストを受けるためのアイテムが当たり前のように入っていた。

 

となればやることは一つ、だろ?

 

 

「はい、アヴァントヘイムに転移っと……おっ、おおぉ!」

イベントリを覗いてみると

 

「うぇーい!あのWIがカンストっとと!真面目に攻略してるギルドに謝っとけよクソ運営!!(笑)」

 

賭けに勝った――というにはただの興味本位でしかなかったが実験は成功した。

つまり、そうこのパートナーNPCを造れるWIが999個手に入ってしまった。

 

「うーん!ユグドラシル運営はバランス調整まともにしないし、バグを放置しっぱなのクソ運営ww」

あー、ほんと最後までクソ運営はクソ運営だったよ

 

カンストしたWIを見ていると笑いが止まらない。

いや、お前WIなんて上位ギルドが必死こいて半年掛けて手に入れるようなアイテムだぞ。

それをお手軽に数分で量産できるっておまっw

そもそもWiって世界に200個しかないんじゃねーの!その4倍は俺のイベントリに入ってるんですけどww

 

 

WI×999という表記がおかしくておかしくて笑いがこみあげてくる。

てか、笑いすぎて強制ログアウト食らった

 

一瞬バグ使ったからBANされたのか?とも思ったが理由は酸欠だった……これは酷いw

てか絶対こんな間抜けな理由でログアウトしたことあるの俺だけだろ!

草はえるw

 

 

っていう日々を過ごしていたらもう最終日

そう!最終日までログイン出来てしまったのだ!

俺がバグでWIを999個増やしたことは分かっているだろうに運営は無反応のまま

…もうユグドラシル自体が終わるし別に今更チートしたからなんだって感じで放置されてるんだろうな

 

ほんとクソ運営…最後まで仕事しねぇな……

もう見れなくなるユグドラシルの風景と表示されているWI×999の文字列を眺めていく

 

まぁいい

最終日だけあって戻ってきたプレイヤーも多いのか町にもフィールドにも騒ぐやつもバカをやっているヤツも多い

経験値を捧げないと使えない超位魔法を乱発してるやつやフィニッシュに向けて花火を買いだめしているヤツ、もう捨て値で売られている装備や希少アイテムを買い込むヤツ、いつも通りTRPG卓として集まってボドゲしてるヤツらと―――まぁ思い思いに過ごしている

 

ここは大きな都市だし眺めているだけでそれなりに面白いんだが俺も何かやりたくなってきたな…

結局パートナーNPCを創るWIは使ってない…そんなに持ってるなら何個か使えばいいだろって?

それはそうなんだけどさ~

 

「だけどな~。これ自由度高すぎて逆に使いづらいのよ」

 

パートナーNPCを作成できるWI

文字通りパートナーNPCを造れるんだけど…ご存じユグドラシルは自由度が高いMMOとして有名だ

 

特に拠点NPCは設定に外見、クラスやその挙動に至るまで設定できる。正に俺・私の理想の嫁・推しを造れた訳だが…

パートナーNPCに施せる設定や改造はそんな拠点NPCすら遥かに超えている。

 

まず拠点NPCでは選べない職や種族を選べる。

それだけで組み合わせパターンの桁が違ってくるんだがWIを使えばユグドラシル産のお粗末なAIを外して自分で用意したAIまで設定でき、挙動やモーションなどの数も無限に設定できるんだよなぁ

そうつまりだ。ちゃんとしたものを作ろうとしたら三日じゃ足りないのだ。

間に合わせのモノなら何体か造れるだろうけどそこまでして作りたいモノかと言われると、ねぇ‥?

 

という訳で俺の懐で倉庫番を食らっている。

最盛期なんてWI一つを巡って上位ギルドが争い合い、手に入れる為に破産したやつがいるというのに今ではこの扱い…泣けてきちゃうね

 

でもどうせならこれ使ってみたいんだよね。

何とかならないかな~と思っていると教会に所属しているNPCが目に入った。

 

大きな町にはPLの復活拠点となる神殿が必ず設置されている。

そこでは大司祭から見習いシスターまで色んなNPCがいて対価に合った魔法を施してくれる。

で、そのシスターの中でもPLからの人気が高くて専用イベントまで貰ったこの子

 

名前なんだっけ?

汎用モブのなかでもけっこう人気でこの子に蘇生されるために死んでくるPLが何人も出てた

話しかけると最近『大ヒール』が使えるようになったんです!っていつもはにかんで話してくれる子で…

純朴なピンク髪の聖女見習いの――あぁイリスちゃんだ

 

イリスちゃんが教会の中で静かに立っている。最終日だしアイテムは使い放題、だから協会に態々死に戻ってくるやつはいなくて暇なんだろう。

ふと手で弄んでたWIを見る――これ普通のNPCにも使えるのか?――やってみるか

 

「ちょっといいかな」

「はい!治療ですかそれとも蘇生ですか?」

いつも通りの定型文、だけど話しかけられて心なし嬉しそうに話しかけてくれる彼女にWIを押し当てた

 

 

 

「こんなにたくさんのアイテムを頂けるなんて恐縮ですご主人様」

「まぁ感謝してあげる。それに今まで使ってた銃より性能いいから試し撃ちしに行かなきゃと思ってたし」

「あたしもいかなきゃだめ…?そうじゃあ行ってくるねマスター」

「おぅ、80レベルくらいでいいから安全第一にな」

 

俺のパートナーとなった三人と傭兵モンスターを見送った。

 

「いやすげぇなこれ。まさかNPCに使えばそのままパクれるとは思わなかった。レベルも成長するし…」

 

実験は成功、イリスは俺のことをご主人様と呼びしかも簡単な言葉なら話すようになった。

いや凄いよこれ設定されている声や仕草は全部使えるし戦闘AIも指示を出せばちゃんとある程度自動で動いてくれる。

面白くなって他に二人パートナーNPCにしてみたけど良いなこれ!

 

元のクラスやレベルは固定されていたが、余剰分は新しくクラスを設定することが出来てレベルが上がると自動的にそのクラスに就くようになる。装備やアクセサリーも俺の手持ちでアレンジ出来たので地味なシスター服からそれぞれに似合うよう装備に変えて

設定も追加出来るので俺を慕っている、聖女なのに淫らなことに興味があって恥ずかしがりながらも夜な夜な…とか書き込んでたら倫理コードで弾かれてしまった――ぐぬぬ‥‥

まぁエッチなワードをその声でしゃべらせたらまずいからそうなるか

 

いや~それにしてもPLたちから愛されていた彼女たちが俺だけの物になったという事に俺の中の黒い欲求が満たされる

あとで知り合いのところに見せつけに行こ…約束の時間まではまだあるから俺がいなくても動けるのかどうか試すついでにレベル上げに向かわせた。

 

レベルはイリスが61、ドルチェが64、クロエが66とプレイヤーで初心者卒業って言ったところだ。

ハンゾウとアークウィンドエレメンタルも付けてるから3時間もあれば80レベルくらいにはなってるだろう、別にできないならできなくても良いしな

三人を連れていると目立つから別行動させたというのが正しい。

 

 

 

「おいなんでお前がいるんだよ!」

「あー誰?」

「俺だよって分かるわけないか。2CH連合の…」

 

なんか似非お嬢様みたいなやつから声を掛けられた。

いや誰だよお前?ネカマなのはわかるけどそれくらいしか分かんねぇよ

 

「あー!ミカ!ミカじゃないか団長元気?」

「あぁ別のゲームでも鉄華団やってるよ。そうだお前これから復帰組でダンジョン攻略しようと思ってるんだけど」

「いくいく!」

 

2CH連合当時俺との付き合いが深かったギルド

といっても人数多すぎて付き合いがあるのは少しだったがその知り合いがネタ装備でレイドボス攻略しようとしてたから参加することになった。

 

 

 

そして

 

「なんで女キャラしか居ねぇんだよ!お前ら全員男だろ!!」

「最後なのにそんなむさっ苦しい絵面とかごめんだろ」

 

なんか知り合いがみんなTSしていた。

どいつもこいつも前世は変な外観してたくせに無駄に気合の入ったお嬢様キャラになってるのが腹立つな…ユグドラシルのキャラクリエイト優秀過ぎないか?

 

まぁ俺以外にも昔見かけた姿のもいれば見たことないけど誰か分かるヤツによく分からん装備つけたやつもいるし闇鍋だ

 

「リサさん言葉使いがなってないですわよ。そうですこれから全員お嬢様言葉で過ごすのですわ~♪」

「えっ、それ俺らもするん、ですの?」

「くっそwそのひげ面で高音だしてんじゃねぇよww」

「はい、そこ減点ですわ~♪」

「…減点ってなんd…ですの?罰ゲームがあるのですか?」

「当然ですわよ。そんな淑女からほど遠い野蛮人には安価寿司の刑でしてよ!」

 

一人のバカがそう言うと周りの空気が変わった

 

「望むところですわ」

「それだけじゃ面白くないですわNGワードを決めてインディアンポーカーに致しませんこと?」

「乗りましたわ〜!」

「私とても良いお寿司屋を知っていますの」

「私もでしてよ」

 

俺たちは頷き合ってNGワードを書き始め‥‥そして

 

「「「「「のりこめー^^」」」」」ダンジョンへと突撃していった。

 

 

 

商人してた時のお得意様(悪友)たちとやるダンジョン攻略は最高だった。

最後に俺もお嬢様に変身させられて集合写真を撮られたけど、こういう思いでもありだろう。

因みに負けたのはですわをNGワードにされたヤツ

 

「いや、おまえこれはズルい…ズルいですわよ!」

お題見たときに崩れ落ちてた

勿論こんなことで罰ゲームはなくならないし寧ろその様をみた周りのやつらが散々煽り散らかしている

 

…残当、代わりに俺からも良い寿司屋を紹介してやった。

いや~、いい事すると気分がいいな♪

 

 

空に打ち上げられる花火に超位魔法、お調子者のPLを見ながらヤジを入れ負けじと叫ぶ

 

「あー楽しかったぜユグドラシル!」

あの時ハッカーに頼んで良かったわ、金は掛かったがこの2週間遊びつくせた。

それに俺いつBANされてもおかしくなかったし、そう考えると運営のいい加減さに感謝だな

 

 

って、このまま終わる気だったんだけど

 

……何か忘れてるような

あー、イリスたちレベリング行かせたままじゃん。

微妙に時間余ってるし回収だけしとくか

 

 

「って来たものの、どこにいるか分からねぇ」

 

薄暗い森の中でぼやく

ここは瘴気の森アンデット系とビースト系が出てくるエリアでレベルが低かったイリスに合わせた狩場だ

送り出した後どうやらレベリングするエリアに行くことはできたようだがどこにいるのか分からん。

メッセージは送れるけど返信がない。当然かそんなものNPCが習得しているわけないからな

 

「って、もうすぐサ終じゃん!こんなだったらあいつらのとこでいたほうが良かったか?」

ぼんやりと見える星を見上げる。

リアルで空が澄んでるときがこんな感じだったな

 

「よし、次回作出たらまたプレイしてやるよ!悪くなかったよユグドラシル」

終わる直前、持っていた花火をありったけ星空にぶちまけた。

 

 

 

 

「ん、終わらない?」

花火が空に大輪を咲かせたのを見届けてしばらく経つがゲームが終わらない。

バグか?それとも違法にログインしてるからログアウトが遅れてるとか?

 

「てか空が綺麗だな。周りも鬱屈とした森っていうより木が多くて湿度高い森みたいな感じだし」

肌をなでる風が湿度を含んでいて少し寒い…寒い?

 

「肌寒いなんてことがあるはず…」

おかしいな?腕をさすりながら周りを見渡していると後ろから声がした

 

「こぉんな森の中でファイアーボール打ち上げてるお間抜けさんはこちらですかぁ~!」

こんな森に似つかない若い女の声がよく響いた

 

 

「まったくこっちは追っ手と人生掛けた追いかけっこしてるっーのに。呑気にファイアーボール打ち上げてるバカ?こんな森の中でぇ…頭おかしいんじゃないのお前?」

「…えっと?」

「はぁ、何も言わなくていいよ〜。私の憂さ晴らしに付き合って貰うだけだからぁ!」

「はっ?」

 

突然目の前に現れた細身の女はそのまま剣を抜き

 

「あ~久しぶり。あんまり時間ないけど愉快なオブジェにしてあげる」

「待っ…」

「待つわけないじゃん、せいぜいいい声で鳴いてねぇ~」

 

静止の言葉も紡げないまま

凶刃が煌めいた

 

 

「くぅっ、流水加速ぅ!」

「いきなり攻撃してきたから焦ったけど……コイツ全然強くない」

 

いきなり切りかかられた時には死を覚悟したがこいつの攻撃全然痛くない

あれだけ鋭そうな刃物も子供の作った折り紙の剣で攻撃されてるのと変わらないダメージだ

つまりさっきまで焦っていたのがバカバカしくなるほど目の前の女は弱いってこと

 

「なんで…効かないっ!このっ、クレマンティーヌ様の攻撃がぁぁ!」

「まぁとりあえず…装備変えるか」

 

余裕が出来たので着替えながら目の前で時折光りながら必死に剣を突き刺してくる女を観察する。

 

俺への攻撃に集中しすぎてフードで隠されていた顔が露わになり金髪で端正な顔立ちが月明かりに映えている。

細い体つきには不釣り合いの胸が抑えられた装備の上からでも跳ね…必死に武器を振り回す様はいっそ可愛らしくもあった。

キャラのビジュアル凝ってんな~。

‥‥もしかして新しいゲームの案内役だったりする?

 

「ありえない、これは幻覚…法国の隠し玉?――って姿が変わって…」

「こんな装備、法国でもありえないッ!―――まさかッぷ、ぷれいやー!?」

「ん?…まぁ試してみるか」

ぷれいやー?俺は目を見開いて呆然とする彼女に手に持ったWIを押し当てた

 

 

「ぎぁ‥ぐぅあッ……!」

さっきまでの楽し気な声とは全然違う声がする

 

女にWIを押し当てるとしばらく戸惑っていたがすぐに意識が落ちた

そして半透明なウィンドウにこの女の情報が並べられていく。その量は膨大で最後にお邪魔したギルドの拠点NPCよりずっと詳細な設定がなされていた

 

つまりこの女もNPCのようだがイリスたちと比べると変更できる設定とできない部分があるのが興味深い。

「あが…っ…。いぎ、がぁぁ~~!」

「へぇ、法国ってところに所属してて逃げ出してきたって設定なのか……ありがちな設定だが悪くない。ほむほむレベル39って雑魚じゃん!家との確執とか快楽殺人に嵌った理由とか考えたヤツ設定厨かよってレベルで書き込みがされている

 

…ってハァ?…ナニコレ?

まぁいいかこのキャラの設定を読みながら弄れるところは俺好みに書き換えていると、押し付けていたWIが消えてなくなる。

 

「ぁ‥ぁ……ッ♡」

そして糸が切れたように崩れ落ちた

 

 

 

「うう…」

「あっ起きた?」

アイテムボックスからアイテムをだして眺めていたところにクレマンティーヌが起きた

やっぱり文字で読むのと本人から聞くのじゃ違うし色々とユグドラシル2?について教えてほしいんだけど

 

「あぁ!あぁぁぁ~~!」

しばらくして起き上がったクレマンティーヌは突然頭を地に擦り付け泣き出した。

「えぇ…」

 

「うぉぉん!私はあなた様…偉大なる御方に…お仕えする為にっ生まれて……」

「私は…ッ!なんて、ことを…!

まとめると『俺と巡り会えたこと』『生まれ変わらせて力を与えたこと』『そして俺に仕えることを許可してくれたこと』にむせび泣き感謝を述べている、らしい

 

 

…死にますぅ」

「はい?」

そして恐れ多くも俺を襲い傷つけようとしたことを詫びて腹を切った…そう腹を切った

いやいやドン引きだよ。

 

目の前で泣き出してなんか凄い敬われて思ったら自分の腹を掻っ捌きだしたからね!

いきなり目の前で始まったR18Gを見せつけられるこっちの事も考えて欲しいぜ‥‥

 

呆然としているとさらに自分を攻撃し始め、急いで止めに入ったら御方のお目を汚すわけにはと穴だらけの身体で這いずりだした。

説得しようとすれば「こんな矮小な身にあまる多分なお言葉を~!」とか「今までのクソみたいな人生はあなた様とで出会うために為に在ったのですね」とか「おぉぉ…こんな卑近でくだらない人生を御方に仕える栄誉を比べるなど無礼千万!万死…いや死ぬことすら生ぬるいっ!」とかまぁ色々あった訳だが

 

落ち着かせようともすぐ自分を滅多刺しにし始めるスプラッタ女を押さえつけ、どうにかして自傷を辞めさせるように思いついた言い訳

その結果がこれだ

 

 

(ん…ちゅ…ちゅぱ…❤)

 

「ろうですかご主人様❤ 御身を気持ちよく出来ているでひょうか?」

「あぁ、初めてにしては上手いと思うぞ」

「ッ!ありがとうございます(嬉しい…褒めて貰っちゃった!)」

今クレマンティーヌは体を洗ってくれている。

 

あれから血まみれの体を綺麗にすべく川を見つけて水浴びすることにした俺とクレマンティーヌ

サバイバル生活に加え自傷で穴まみれだった彼女を洗い綺麗にしてみると二回りは可愛くなった。

変な金属で出来たブラからこぼれた胸は想像より大きく、逃亡生活の為か放置してぼうぼうになっている金色のアンダーヘアは野生味を感じさせる。

ねっとりと一糸も纏わない身体を見られているというのに俺のために一生懸命に奉仕しようとしている姿はとても――良い

 

その女らしい柔らかな身体を背中に感じながらソーププレイをさせる

うん、これだけでも思わぬ拾い物だったというのが正直なところだ。

「…ぁん❤ ど、どうですか力加減は…これくらいでいいでしょうか?」

アイテムボックスから出したスポンジを大事そうに握って全身を洗われる―その時柔らかな胸がいろんなところに当たって興奮してくる。

「そのまま後ろから洗ってくれるか?」

「はい、喜んで♡」

 

(ポヨン♪ポヨン♪)

背中にむちむちとしたおっぱいが擦られる。

 

「…っ。はぁ…はぁ…これがご主人様のお身体…ぁ❤」

耳元で色っぽくつぶやく声が股間に悪い。背中に感じる胸の先端がピンと尖がってきて…彼女も興奮してることが分かる

 

「それで風花聖典だったか、情報をたくさん持っているのは」

「はぁ♡……は、はい!一番多くの情報を持っているのは神官長たちですが。捕えやすくて今ご主人様が知りたがっている情報を持っているのは彼らだと思います‼」

「お前を追っているなら近くにいるだろうしな。それにプレイヤーにギルド拠点か…」

 

法国で罪を犯したクレマンティーヌを追っている風花聖典、彼らがここら一帯の地理や情勢を知っているらしい。

 

ここはユグドラシル2ではなく現実世界ってぽい…あれだ異世界転移ってやつ。

まさかと思うけど実際この感触はゲームでは不可能、しかもR18の行為までしてる時点で認めざるを得ないだろう

それでよくある転移モノと違うのは転移したのが俺だけじゃなくてほかのギルドも来てるってところだ

 

「左腕、失礼します」

(むに…むちゅ…♡)

豊満な身体を存分に使って汚れを落としてくクレマンティーヌを極上ソープ嬢のように奉仕させながらも思考は回す

 

といっても100年毎の転移や種族差による分断などで過去のプレイヤーは力を失っているのが殆どらしいが

この世界で最強種だった竜王を壊滅させた八欲王はちょっと気になるが、彼らが興した国は滅び、曲がりなりにも守ろうとしていた人類が危機に陥っているというなら影響力は限定的なものなんだろう

ただ間違いなく身を潜めているプレイヤーはいる、つまり俺が隠れて動きたいのならプレイヤーにも通じるレベルの隠蔽工作は必要になるな

幸いスクロールや金貨は余ってるしそこらへんは傭兵NPCを使えばどうにでもなる――

そこで自分のステータスについて考えを伸ばした

 

俺のクラスは商人用のクラスで構成されている。これによって普通のPLよりも多くのアイテムやユグドラシル金貨を持てるし傭兵NPCを扱うときにボーナスがついたりするんだが

単純な強さでいえば60レベの物理遠距離クラスで戦闘用のスキルもほとんど無し

 

うーん中途半端

非戦闘職とはいえレベル100の俺を害せる現地の存在は殆ど居ないことは分かったが…同じPLや真の竜王からは容易く倒される、かといってそれらを対策するとなると掛かるコストがバカにならない…

身の安全のために斥候とタンクを常に貼り付けて置かないと安心できないな…更に竜王やプレイヤーからも隠れられる場所が必要だが、それを実行するにはこの世界の情報が足りていない。

 

「はて…どうするか」

今後の動きを考えるとやっぱり表に出るのはないよな~

 

「そ、その…そちらは如何しましょうか?」

考え事をしている間に体を洗い終わったクレマンティーヌが屹立したそれ見つめていた。

頬を赤く染めタオルも何もない生まれたままの姿でだ

 

「ひゃっ❤」

引き締まった身体には不釣り合いな乳房を揉みしだく

 

「…舐めてくれ」

そのまま岩に腰かけて一物を差し出した

 

「はーい❤」

クレマンティーヌは上機嫌に微笑み、大事そうに抱えた一物と玉袋に何度もキスして‥‥

大きく口を開け咥え込んだ

 

 

股間が温かいものに包まれている

ねっとりとした口全体で頬張られ余った分は喉奥までしっかりと飲み込まれた。

猫みたいにザラザラとした舌がペロペロと舐め回されて鬼頭が更に硬度をましていく

 

「ひょ、ひょうですか?」

口では必死に咥え奉仕しながら上目遣いで聞いてくる。

これまでの反応でわかるクレマンティーヌはその豊満な肢体を隠しもせずに俺の命令には忠実に応えるのだろう

あぁ…こんな美人にイマラチオさせていることへの優越感が滲みあがる

 

「…ぁ、ぐ!」

「どうした?お口がお留守だぞ?」

「ほ、ひぉうしわけありません」

 

(チュパ。チュプ…ジュルル……)

思いっきりイチモツを喉奥へと突き挿れる。一瞬苦しそうにえづくも口全体をすぼめて奉仕を続ける女

 

「おぉ…いいぞクレマンティーヌ」

股間全部が吸い込まれる。高級オナホみたいで気持ちがいい。

我慢できずに彼女の頭を両手で掴み前後に揺らす。

 

「〜〜ッ♥」

モノ扱いされて息ができずに苦しいはず‥‥なのに粗雑に扱われることを喜んでいる女に躊躇することなく喉の一番奥へと精を解き放つ

 

「全部飲んでくれ」

「ひょろこんれ……」

 

 

(ジュプ…ジュル…チュル…ル…♥)

美人が台無しなひょっとこ顔で鬼頭から最後の一滴まで吸いだされる。

人心地着き顔を離そうとすると抜ける所で名残惜しそうにカリを舌で舐め取り…

 

ちゅぽん♪と音を立ててようやくちんこから唇を離した。

 

「ふぅ…良かったよ。ほらお前にも出来ることがあった、だろ…?」

存在価値が無い無いと言うから死ぬんじゃなくてその身体で奉仕してみろと言ってやらせたご奉仕だが

悪くなかった。倫理コードが働いてないことが確認できたし、コイツが話してくれた情報からこれからの方針も立てられた。

 

役立たずどころか寧ろ120点のデキだ。

とりあえず方針としては風花聖典を捕まえて情報を得た後、王国に行ってみようかな。人口断トツの王国には気に入りそうなパートナーNPC候補が多くいるだろうし、王政が続いてるだけあって本物のお姫様やお嬢様もいるだろう。

不細工ならまだしも王女は黄金と呼ばれるほどの美少女だそう、気に入ったらそのまま俺のNPCにしてしまってもいい

 

でもそんな立場の人を引き抜いたら面倒事が山積みになるな…いや高レベルのドッペルゲンガーを半日ごとに召喚し続ければいけるか?

地味に痛い出費となるがやむをえまい。

 

 

「…クレマンティーヌ?」

静かだと思ったらだらしない顔をして身体をピクピク震わせていた。半身を水に沈めているというのに寒がる素振りもない。

 

えっ、さっき俺が褒めたから?

忠誠心高すぎない?

ちょっとエッチな要素は加えたけどこんな風になるよう設定を加えた覚えはないんだけど

 

この辺りも要検証だな。

近くにいるらしい風花聖典で色々と試してみたい…が

蕩けた顔で乳首の先っぽを尖らせた女がいるというのになにもしないのは男じゃないだろう。

 

 

「…お礼にお前の身体を洗ってやるよ」

クレマンティーヌの身体を抱き上げ寝かしつける。

 

「~っ♥️!ひゃ、ひゃにが…」

「お前の身体を綺麗にしてやるから楽にしていいぞ」

「ご、ご主人様自ら!?…ぁあぁぁ~~♥️!」

「おっ柔らかっ!」

 

両手で胸を鷲掴みすると指が沈みこむ。

そのみしっとりと滑らかな乳房の感触を楽しむ。

 

「あっ…そこ、ぉ♥️」

「この辺りがどうかした?」

 

ツンツン…ぐりっ…シコ。シコ

 

「おぉぉぉん♥️だ、ダメです。ご主人様にっ、お聞かせ出来なんっ、声が…ぁ~んっ!♥️♥️」

 

「ほい、寧ろクレマンティーヌの雌声もっと聞きたいから声を抑えないでね」

「ひ、はゃい。わかりましたぁ~!いっぱぃぃっ、聞いてくだしゃい!ご主人様ぁ♥️」

 

 

 

「乳首をローター固定して…えっろ!」

「金髪の人の陰毛って金色なんだなぁ。ちょっと不思議…そうだ下の毛整えてやるよ」

「洗っても洗っても汚れるから綺麗にならないなーここ…俺の洗い方が悪いのかな~♪ーーお前はどう思う?」

「装備はこんな感じにしとくか。一応隠蔽効果もあるし」

「うわ、よくやったなって頭撫でるだけで逝くようになっちゃった…元に戻るかなコレ」

 

 

そのからしばらく森にクレマンティーヌの雌声が止むことはなかった。

 

何度も何度もイかされてぐったりしている彼女の口に再びいきり立ってしまったモノを突っ込んでフェラさせ次の目標を決める。

 

何体か高レベル傭兵NPCを召喚してアイテムを持たせた後『風花聖典』と今いる国『王国の調査』を頼んで送り出す。

 

召喚時間のリミットが来たら報告させ、次の傭兵NPCを召喚して転移し調査を引き継がせるそうしている内に俺が移動できる範囲は拡大し取れる選択肢も増えていく

この方法であればスムーズに調査も終わるだろう

 

(チュパ…チュプ…)

「おー、いいぞ。そのまま先っぽを舐めて」

「………っ♥️」

 

クレマンティーヌからの返答は辿々しい舌遣いだった。

ゆっくりとカリの回りを舐める彼女を愛でながら明日からの予定を立てるのだった。

 

 








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