※この作品はR-18です。

とある青年呪具屋の性遊戯記録《ドスケベレコード》   作:サマーオイル悟

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第1話:春夏8歳、男になる

 

「────やったぁっ!! 羅喜(らき)おねーちゃんっ、悪い呪霊、倒せたよっ! 見てた!?」

 

『ええ、勿論。よくやったわね、春夏(はるか)。偉い偉い』

 

「えへへ……ふひひっ♪」

 

 呪術の本場・京都で一番大きく、品揃えが豊富な呪具屋、渡辺道具店。

 相伝の術式「霊装呪法(れいそうじゅほう)」を有していることから、その店の跡継ぎ息子として子供が居なかった店主に迎えられた少年、渡辺(わたなべ)春夏(はるか)は。店主の指示により、店主が代々継承している特級叛霊・茨木童子(いばらきどうじ)から、稽古をつけられていた。

 

 近所の幼稚園に通う傍ら、術式の扱い方を義父の渡辺道具店の店主から学び。

 小学校に進学して以降は、それに並行して近所に湧いた弱い呪霊を、特級である茨木童子の監督下で祓う──そんな生活を送っていた。

 

 店主の妻、つまり春夏の義母は身体が弱く、特に術式も持たず、店先に立つのは店主だけであった。しかも春夏は跡継ぎに据えるべく迎えられた子で、渡辺家に迎えられるなり呪具屋として厳しい教育を施されるようになったので、春夏にとって義母とは単なる同居人でしかなかった。

 そんな春夏にとっての母代わりとなったのが──この特級叛霊の、茨木童子であった。

 

 茨木童子は、変装が得意という鬼呪霊特有の呪力性質を備えており、変幻自在に姿形を変えることが可能だった。

 現在の茨木童子は、背が高く、丸く大きな臀部を持ち、それなりに和服が似合う、巨乳のお姉さん。角が生えている事を除けば、極めて人間そっくりと言えるほど、人間に近い姿をしていた。

 

 春夏にとって戦闘訓練の指南役である茨木童子がそんな姿なので、彼が茨木童子に色んな意味で懐くようになるのは、無理からぬことだった。

 彼は茨木童子の「いばらき」から「らき」を抜粋して「羅喜(らき)」と名付け、慕うようになった。

 

 両親はおらず、義理の両親も、春夏個人としては見ずに、家を継ぐ子供としてしか彼を見なかった。それを幼心になんとなく感じ取っていたのだろう、春夏は心から義理の両親に懐く事は無く、心は常に茨木童子に向いていた。

 

「茨木童子。明日から、禪院の本家に会合に行く。しばらく店は閉めるから、春夏のこと頼んだぞ」

 

『嫁さん(あの人)は?』

 

「いつも通り検査入院だ。病院に送りながら本家に向かう」

 

『あらそ、分かったわ』

 

 渡辺家は、春夏の代から数えて4代前の当主が、御三家の1つ・禪院家の関係者を嫁に迎えていた。それが由来で、その4代前の当主以降は、渡辺家も禪院家の分家の1つという扱いになっており、時折禪院の本家に会合の為として呼び出されていた。

 今回、身体が弱い店主の妻は病院に検査入院──店主は禪院家に何日か出張という事になったので、渡辺道具店は春夏と茨木童子の2人きりとなった。

 

 ◆

 

 茨木童子の作る料理は、絶品だ。味のメリハリはしっかりしていて、何より、ガッツリと真心という名の呪いが込められている。そんな料理は実質的に呪物なのだが、当時の彼はそれを知らずに、喜んで食べていた。

 子供が大好きな濃い味付け、大好きなメニューを腹いっぱいに食べさせられ、春夏は食後すぐに目を擦る。

 それを見た茨木童子は、ペロリと舌なめずり。

 

『春夏、歯磨きしてらっしゃい。もう寝ましょう』

 

「今日は特訓しなくていーの……?」

 

『ええ。今日は、ゆっくり休みましょう。何日かは分からないけれど、店主(あの人)も居ないことだしね』

 

「で、でも……休んだら弱くなるって父さんが……」

 

『たかが1日休んだところで弱くならないわよぉ。いや、そんなんで弱くなるなら「強さ」じゃないと言えるわ。春夏、3級呪霊ならギリギリ祓えるし、特に問題ないわ。大丈夫よ』

 

「じゃあ……分かった。歯磨きしてくる……」

 

『それでいいわ。良い子ね。しっかり磨くのよ』

 

「はーい」

 

『しっかり(・・・・)……ね♪』

 

 春夏が自室の布団に戻ると、そこには既に彼女が待ち構えていて、目を擦りつつ、うっすらミントの香りを含む欠伸をする彼を、布団に誘導してきた。

 

『今日は添い寝してあげましょうね。2人だもの、寂しいでしょう?』

 

「ん……ちょっとね。なんか、ヘンに静かだし」

 

『人が居ないと、生活音もしなくなるものだから。それが無くなると、どこか物足りなくなるものよ』

 

 彼女は、少なくとも平安時代から生きる呪霊だ。渡辺家の始祖・渡辺綱との契約によって、こうして渡辺の本家に飼われている。

 そんな長生きな彼女が言うと、人が居ないと──という話も説得力があると、何となく思わされる。そういう場面を、何度も経験しているのだろう。

 

「……大丈夫だよ、おねーちゃん。僕が居るから」

 

『……えっ?』

 

「僕が居るから……もう、寂しくないでしょ?」

 

『ッッッ』

 

 眠気によるものだろうか。トロンと蕩けた目で、にへらと子供らしい柔らかな笑みを浮かべ、彼女にそう告げる春夏。

 その瞬間、彼が眠りに落ちるまではもう少し我慢しようとしていた、彼女の呪いと愛に満ちた性なる割れ目からは、先走った欲が形を成したかのように唾液が溢れ、太ももを濡らし始めていた。

 

『もう、我慢しなくて……イイわよね……』

 

「?」

 

『春夏、可愛い春夏、私の春夏。ギュ〜ッてシて? 抱き締めてくれる? ねぇ? ほら、同じように、ギュ〜ッと抱き締めて♡』

 

「ら、羅喜おねーちゃ……んむっ!?」

 

 掛けられたハズの布団を引き剥がされ、代わりと言わんばかりに覆い被さり、その丸く膨らんだ胸を彼の顔に押し付けながら、春夏を強く抱き締める。

 自然と彼の顔は茨木童子の谷間の中に顔を埋めるような体勢になり……。

 

『ほーら、おねーちゃんのおっぱいよ♡ いつも、私の胸を見ていたでしょう♡』

 

「ッ!? なんっ……見て、ないもんっ……!」

 

『あらあら、鬼は嘘が嫌いだって教えたわよねぇ。知ってる? 女のコって、男の視線に敏感なのよ? 春夏の可愛い視線が、私の目じゃなくって──唇、首、胸からお尻をなぞるように見てたの、とっくにバレバレなんだから♡』

 

「!?」

 

『春夏は、おねーちゃんのどこが好き? 教えて? まぁるいおっぱい? それとも、まぁるいお尻?』

 

「ッ……ど、どっち、も……好きっ……」

 

『あぁんもう、欲張りさんなんだからっ♡ でも、正直で良いわね。そういうとこ、本当に好きよ♡』

 

「っ!」

 

『おねーちゃんと……秘密のエッチ、シましょ♡』

 

「ひみつの、えっち……?」

 

『本当はダメよ? 人間と呪霊だもの。でも春夏は私が好きで、私も春夏が好き。だったらもうエッチしちゃうしかないんじゃない?』

 

「で、でも、えっちとか、わかんない……」

 

『大丈夫、お姉ちゃんが手とり足とり腰とり教えてあげる。ショタ食いの茨木童子とは私のことよ♡』

 

「しょたぐい……??」

 

『春夏みたいな男の子が大好きってコト♡ ほら、春夏、エッチするんだから、裸んぼになりなさい? 春夏の可愛いおちんちん、お姉ちゃんに見せて♡』

 

「お、お風呂でも、着替えでもないのに……??」

 

『エッチは基本的に裸でスるの。着衣はちょっぴりマニアック寄りかもね?』

 

「? ……ぬ、脱げばいいんだね……?」

 

『ええ、春夏の可愛いおちんちん見せて♡』

 

「でも、なんか、チンコ痛いからヤダ……」

 

『知ってる♡ ギュ〜ッとしてた時から、しっかり勃起してたものね♡ 私のお腹に、グリグリ〜って押し付けてたのわかるわよ♡』

 

「……??」

 

『えーっとね、勃起っていうのはね、おちんちんが硬く、大きくなるコトよ。ほら、春夏のソレ♡』

 

「うん……またボッキしてる…………」

 

『どんな時に勃起するのか……教えてくれる?』

 

「えと、そのね。おっぱい、チラッてした時とか。頭、ナデナデしてくれた時とか? ギュッてして、羅喜おねーちゃんとくっついた時……とか……」

 

『〜〜〜〜〜〜〜っっっ♡♡♡』

 

 照れながら「どんな時に勃起するのか」を本人に教える春夏。無垢なる少年に、いつ興奮するのかを喋らせているという現実に、茨木童子はニマニマと頬を緩め、更に股を濡らしていた。

 溢れる愛液は太ももを垂れ落ち、やがては春夏の布団すらネットリと濡らしてしまう。

 我慢の限界を迎えた茨木童子は、目にも止まらぬ早さでズボンをパンツごと下ろし、ピコン、と勃起している幼きペニスを夜の冷たい空気に触れさせ、春夏を布団に押し倒した。

 

「あうっ!? ら、羅喜おねーちゃ……」

 

『もう我慢できないわ。だから、春夏のハジメテ、お姉ちゃんが貰っちゃうわね……♡』

 

「え、初めてって何……ひぁっ!? 熱い……!?」

 

『あん♡ ふふ、イイわ、イイ感じにカタいわぁ♡ こう、入口を擦るのも、乙なものね……♡』

 

 溢れる愛液は、ローションの代わりとして、彼と茨木童子の間の摩擦を無くしていく。今の春夏は、硬くなったペニスが押し潰されるような圧力と──たぷんッ、たぽんッ、とぶつかり合いながら揺れる茨木童子の豊満な胸だけに意識を二分されていた。

 しかしそれも、長くは続かない────。

 

「ッ!? あ、な、なんか出るっ! おねーちゃ、は、離れてっ、トイレ行きたい! トイレ!」

 

『! 初モノはしっかり膣内で受け止めなきゃね♡ 大丈夫よ春夏、おしっこじゃないわっ♡ そのまま思いっきり射精(だ)しなさいっ♡』

 

「お゙ふっ!? お゙ぁ、あ゙っ、あぁ〜ッ……」

 

『んっ♡ イッたわね……ふふふっ♡』

 

 素股で初めての射精をさせるなどとんでもない。そう言わんばかりにビクビク震える彼のイチモツを掴み、人間の形状に加工済みの膣内へと誘う。

 愛液のお陰で、抵抗無く挿入が完了した瞬間──春夏は人生で初めての絶頂を迎えた。

 

「はひっ……はひ……はぁ、はぁっ……はぅぅ……」

 

『んッ♡ はぁ〜ぁ、やっぱりこの瞬間って、何度味わっても格別………………あら?』

 

 しかし、チュプ、と愛液まみれのペニスを抜いて茨木童子はある違和感に気付く。

 ──精液の匂いが、しない。

 まだまだ小さいので中出しされた感覚が無いのは理解できる、けれども抜いても溢れる様子が無い。尿道、いやペニス本体からも精液の匂いはしない。

 それは、つまり。

 

『……春夏、もしかして、精通前だった?』

 

「はぁ……はぁ……えっ、と……せーつー……?」

 

『ザー……精液……えっと、こういうのなんて言えばいいかしらね……白いおしっこ、見たことある?』

 

「何それ怖……知らない……」

 

『う〜〜〜ん……そうだったのねぇ……』

 

「???」

 

 ペにょ、と下を向く愛液まみれのペニスを見て、茨木童子は少し反省する。手を出すには早かった、まだ時期尚早だったのかも、と。……しかし。

 

「羅喜おねーちゃん! さっきの、おねーちゃんがグリグリ〜って動いたの、すごいきもちよかった! おっぱいもブルンブルンって揺れて! えへへっ、アレ、またやりたいっ!」

 

『……!』

 

 無垢に笑う春夏を見て、茨木童子は思い直した。

 

『……ねぇ春夏。あなた、何歳だったっけ……?』

 

「? 8歳だよ?」

 

(8歳──私の覚えてる限り最年少記録更新だわ! なんてことなの! この私が、たかが8歳児で我慢できなくなったなんて! それ程までに、この子が私好みに、エロく育っていただなんて……!)

 

 カッと目を見開いたまま顔に手を当て、鬼気迫る様子で何やら思考を巡らせている茨木童子。自分の思っていた以上に渡辺春夏というショタが好みで、我慢できなくなっていたようだった。

 茨木童子はその事実に気付き愕然としていたが、春夏はそれを察知できるほど大人ではなく、なんの意図も無いような顔で、茨木童子の顔を覗き込む。

 

「羅喜おねーちゃん……?」

 

『ッッッ!!!』

 

「大丈……ん゙っ!?」

 

『春夏──春夏ぁっ♡ 可愛い春夏、私の春夏ぁ♡ いつか絶対にあなたを手に入れてみせるからねっ♡ 覚悟なさい。誓いのキスよ、舌を出しなさい♡』

 

「?? こ、こぉ……?」

 

『んもぅ、もっと大胆に出しなさいなっ♡♡』

 

「!?」

 

 次の瞬間。ちろっ、と舌をチラ見せさせた春夏を押し倒すと同時に、茨木童子はその肉厚な唇を強く春夏の唇へと押し付ける。

 そのまま春夏の舌に吸い付き、じゅるるるっ──ずるるっ、ジュルッ──と汚らしい、蕎麦屋ですら嫌がられる蕎麦の啜り方のような音を立てながら、初めてのキスを強引に済ませる。

 

『んふふ♡ うっすら、ミントの味ね♡ しっかり歯磨きできたみたいで、よろしい♡』

 

「はぁ……はぁッ……羅喜、おねーちゃん……♡」

 

『あぁんもう、春夏ってば♡ そんな物欲しそうな蕩けた目──私のこと誘ってるのかしら♡ 今のはキスって言うのよ。チュー、とも言うのかしらね。とりあえず、どちらも覚えておきなさいね♡』

 

「羅喜おねーちゃん、キスしたい……今の、今のね、すごくきもちよくて……チンコ、またボッキした」

 

『んもう……欲しがりさん♡』

 

「ほしがり……えへへ、そだね。そうかも。もっと、ちゅー、いっぱい、したいって……思うから……♡」

 

 真っ赤に汗をかいた顔で照れながらストレートにキスがしたいとせがむ春夏。初めてのキスの味は、薄いミントの味──しかしそれ以上に、ずっと薄ら求めていた茨木童子に抱かれる感触や、ヌルヌルの舌を触れ合わせる感触が忘れられなかった。

 それに気付いた茨木童子は枕に頭を置いたままの春夏を抱き起こし、快感に溺れてポヤポヤしている彼の頬に軽くキス──そのまま、交代するように、今度は自分が寝転がり、愛液溢れる陰部をまだ幼い春夏に見せ付けるように、足を開く。

 

『じゃあ、お姉ちゃんのココに、ピンピンに勃ったおちんちん、挿れてみて♡ そうしたら、ご褒美にまたキスしてあげる♡』

 

「ここ、って……」

 

『んっ♡ ほら、ここ……穴があるの、分かるわね? その下はお尻だから、挿れちゃダメよ? まぁ呪霊だから排泄とかしないんだけど、気分的にね?』

 

「えっと……ここに、チンコ……っ!」

 

『ん♡ そう、そのまま奥に挿れる感じで……♡』

 

 くちゅ、と亀頭を宛てがい、震えながらも、腰を前に押し出す。数センチも動かす前に、彼の股間と彼女の濡れた秘部は密着を果たし、春夏は感じ入るように背筋を震わせながら天井を見上げる。

 

「んぅぅっ……入っ、たぁ……♡」

 

『んっ♡ よくできました♡ はい春夏、ご褒美にキスしましょ♡』

 

「うんっ♡」

 

 セックスの際、ペニスを挿入したなら腰を動かすというのは教えられなくとも本能で理解しているのだろう。

 蜘蛛が、親蜘蛛に教わるまでもなく巣の張り方を知っているように。カンガルーの赤ん坊が、親からジャンプを教わらずして跳ね回るように。

 正常位にて挿入を果たした春夏は、茨木童子から何か言われるでもなく、挿入の余韻を感じたのち、自分から腰を前後に動かし始めていた。

 繁殖に必要な精液すら発射できないというのに。本能で、セックスを理解していた。

 

 ご褒美のキスと言われると、小刻みに腰を動かしながらも茨木童子の舌を求めるように、身体を前に倒して、懸命に舌を伸ばす。

 その子供らしいいじらしさに心を打たれ、彼女は更に愛液を分泌し、春夏の頭を抱き寄せて、唾液が布団に身体に零れるのも厭わず舌を熱烈に絡める。

 

『どぉ? お姉ちゃんのおまんこ♡ あったかくてキュウキュウして……キモチイイでしょ♡』

 

「おまんこ……うんっ♡ キモチイイ♡ ちゅーも、おまんこも、キモチイイっ♡」

 

(このまま春夏が成長したら、呪具を作るノリで、とんでもないオモチャ作っちゃいそうね……♡)

 

 ────こうして、呪具屋の少年・春夏の童貞は鬼呪霊・茨木童子に強奪される事となり、それ以降事ある毎に店主に隠れながら互いを求め合う爛れた日々が始まった。




次回、2月2日に更新。あまあま。
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